カテゴリ:イタリア広場( 108 )

会話の森の迷子

d0346364_03580372.jpg

さあ、いよいよ12月。
VIA BELLA ITALIAスタッフ一同
クリスマスまで頑張るぞー!



イタリア語は主語をはっきり言わない。
主語を省略し、動詞が人称によって変わるので、動詞から主語を察するんである。

日本にも以心伝心とか、察するとかいう言葉はあるが、言語自体が動詞を聞いて、主語を察せよ!って、外人には辛いお話である。

まだ書いたものなら、なんとかなる。でも会話となるとまさに連想ゲームである。
さらにイタリア人との会話は、まず人の話を聞かないし、それぞれが勝手に自分の話をするので、私はよく会話の森で迷子になる。

「今日はやることが一杯で、大変なんだよ!」

私の仕事は日本のお客様がメインなので、寝ているうちにオンラインから注文が入っている。
サクサクと仕事を進めるためにも、モチベーションをあげるためにも、朝、出勤前に注文状況の報告や軽いブリーフィングを店長と電話ですることが多い。

「2時には子供を検査に連れていかないといけないんだ。」と店長。
午前中働ける時間がいかに短いかを説明したいらしい。

「〇〇して、この注文を卸に入れて。。。。で2時に保健所での検査があるから、1時半には会計をすませて。。。。」

公立の医療機関を使う場合、イタリアはお会計は先である。
ちゃんと払いましたよ!という領収書を持って、診察や検査に並ぶんである。

「なんで、先に銀行に行ってお金を引き下ろして。。。。お昼も先に食べとかないといけないし。ついでに今日は車の修理工場にも寄ろうと思って」

あら、そりゃあ、本当に午前中みっちりだね。車の修理ってどっちの車を持って行くの?

現在、社用車と私用車の2台とも、ほぼお陀仏なんである。
もうすぐクリスマス里帰り時期、長距離運転必須なので、やっと重い腰を起こしたらしい。

「うん。まずは社用車。なにせさー産婦人科だからさ!」

へ?

「まずは見積もりしないとね! あー今日は大変だ」

ここまで店長の会話についていけたのに、いきなり道を見失う。

産婦人科??? と聞いてみる。

「そうだよ! 産婦人科だからさ! もう大変だよ。」

ちょっと待て、産婦人科って?????

「しかもさ、予約取らないといけないし。いっつも一杯で全然仕事してくれないし。」


果たして、ここで、皆さんは理解できただろうか?
私と同じく、会話の森で迷子になってませんか?

なんとか道しるべを探そうと、改めて「産婦人科?」と聞いてみる。

一体、この産婦人科はどこから出てきたのか?
主語はなんだったのか??????

前の会話を思い出してみよう。

今日は子供の検査が保健所であると言っていたが、彼のお子ちゃまは、まだ4歳で産婦人科の検査なわけがない。

車の修理工場から、いきなり産婦人科と出たので、まさか・・・・車体工場に働くおっちゃんが実は、産婦人科? ありえん・・・・・・。

そう言えば、先週、奥様がマンモ検査するとか話してた。
奥様が産婦人科に行くのか?
でも、今日は、子供の検査って言ってなかったっけ??????

「ねえ、誰が産婦人科を受けるの? 産婦人科はどっから出て来たの? 今日は保健所に行くんだよね? お子ちゃまの検査なんだよね?」

「たああああああああ、ミカはこういう言い回しわからんちんだな! もう18年もイタリアにいるのに。」と言われても、全然わかんないよ。

「だーかーらー! 車体工場が!(主語)まるで産婦人科みたいに、結構な金額がかかる上に、わざわざ前もって予約を取らなきゃいけないって言ってるんだよ!」

確かにね。。。。。産婦人科こそ、公立医療機関を使っちゃうとマンモグラフィー検査が来年予約なんかになっちゃうから、予約は前倒しでしないと、いつまでたっても順番がこない。
大抵待てずにさっさと私立、プライベートクリニックに行くんですが、プライベートの場合はお会計が、公立とは違い、日本のように後払いです。
で、これが請求金額が、うおっ!となる金額がくるんで、前もってお見積もりというか、だいたいかかる費用を聞いておくんです。

あー、もー!!!!! 主語言ってくれよ!
18年イタリアに居たって、車体工場が産婦人科のようだなんて、誰がわかるか!

こんな毎日で、おでこに迷子札をつけておきたくなります。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



[PR]
by viabellaitalia | 2018-12-01 04:01 | イタリア広場 | Comments(0)

d0346364_01414222.jpg



社内会話
私 「メディチ家3、来年秋放映なんだって!」

店長 「えええええ、そんなにしょっちゅうじゃ、みんな飽きちゃうよ。」

私 「今度のはね、ロレンツォ イル マニーフィコ続編でサヴォナローラもいるんだって! やだなー」

店長 「あっ、じゃあ、見る。」

私 「なんで? サヴォナローラ好き?」

店長 「子供の頃さ、父さんが、お前の鼻、サヴォナローラそっくりさんってバカにしたのよ。」


汗。。。。。
些細な日常会話のはずが、いきなり歴史のかほりが。。。。いたしました。

サヴォナローラの鼻って?とウィキで調べたら、あら。

店長が子供だった頃、すってころんしちゃって鼻の付け根を強打したそうで、幸い鼻は折れなかったけど、そこだけ骨が盛り上がっちゃったそうで、確かにメガネが乗りやすい鼻してます。

イタリア人の鼻って高くていいなー。
彫りが深い顔っていいなー。
と顔が平たい民族のあたくしは思います。
正面から見てる限りは、このワシ鼻さん、そんなに目立たないし。

で、ふとダンテ アリギエーリの鼻を思い出しました。
全く個人的なんですが、フィレンツェ人の鼻というイメージがついちゃってて、この鼻はやだよ。
なんとなく勝手にトスカーナ人に多いような気がしてましたが、最近トスカーナに通い出したら、ピサあたりで、ダンテ鼻をあまり見かけないし。。。。。



d0346364_01414850.jpg

ダンテさんの横顔



さて、サヴォナローラが忌み嫌っていたメディチ家のロレンツォ イルマニーフィコの鼻は????
あれ? サヴォナローラ鼻でもダンテ鼻でもない。
正面から見たら、結構かっこいい鼻かもしれないけど、なんか男性的なお鼻で、この肖像画見る限りでは、個人的には21世紀のテレビドラマ メディチ家のロレンツォを演じた役者さんの小さめ、すきっとしたお鼻が可愛いかも。



d0346364_01413035.jpg

ロレンツォ デ メディチさん



d0346364_01415533.jpg

21世紀のロレンツォ デ メディチさん




以前、イタリア人の同僚に鼻が高くていいねと言ったら、イタリアでは鼻は高いとは言わないらしく、大きな鼻と表現するそうです。

じゃあ、「へえええええ、大きな鼻いいなー!!!」と言うと、にんまり。
でもこのにんまりがなぜか、みんなエロジジイなにんまり笑顔になるんですね。

イタリアでは特に男性の鼻は、股間にあります、あちらの大きさを象徴するそうで、あまり大きな声で「大きな鼻だね!」とは褒めない方がいいです。

顔が濃いイタリア人の鼻のお話ということで略して濃鼻(こいばな)ということで。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!




[PR]
by viabellaitalia | 2018-11-30 01:45 | イタリア広場 | Comments(0)

サヴォナローラの椅子

d0346364_21021025.jpg




カルロとの朝のお散歩で時々、面白いものに遭遇いたします。

朝靄の道端にちょこんと、多分サヴォナローラ チェアの。。。。下部分。

1年以上前に分別ゴミになってから、ちょっと大きめのゴミは、自分でゴミ処理場に持って行かないといけないので、多分、どなたか道端に捨てたと思われる。
ちゃんと背もたの部分があったら、アンティーク家具として、お値段もつくような椅子なのに勿体無いな。
しかもローマ県のこんなど田舎にサヴォナローラって、妙にシュール。

粗大ゴミであろう、こんな道端にちょこんと置かれちゃってる椅子、ちょっと持って行っちゃおうか!とも思ったけど、外人、やっぱり大人しく素通りしよう。

実は、私、このサヴォナローラ チェア好きです。
店長が1脚持っていて、大昔、借りていたことがあります。(借りてたというのが、おかしい状況だけど)
借りてた私の部屋には、大した家具もなく、がらーんとスペースだけはあり、店長の部屋には反対に彼の家具で埋まり、椅子を置くスペースもなかったので、誘拐いたしました。

形がとっても変わっていて、イタリアに来たばかりの私には、なんだかイタリアや歴史のかほりがする椅子で、いらないなら欲しい!とまでお願いしたこともあります。笑

「この椅子、サヴォナローラと言うんだよ。父から送られたアンティーク家具だから、あげれないよ」

店長のお家は実は500年以上続いたお貴族様。なにがしか歴史があったら、そりゃあ、もらっちゃダメよね。

その後、仕事でフィレンツェに行ったら、あら、ローマでは見かけたことがない椅子なのに、あっちこっちに。なんで????

「この椅子、サヴォナローラですね!」と打ち合わせ先のホテルの担当の方に、当時はまだまだイタリア語がパンパン出てこない時期だったので、会話のつなぎとして、ちょっとふってみた。

「この椅子ご存知ですか? そうですか。ええ、フィレンツェですからね。」との答えに、当時はさっぱりよくわからなかったんです。

「ええ、フィレンツェですからね。」って????? 
確かにローマでじゃまず見かけない。

サヴォナローラで調べてみたら、フィレンツェのメディチ家と対立してた修道士が出て来る。
なぜ彼の名前なんだろう?ルネッサンスの花開くフィレンツェで、贅沢を遮断し虚栄の償却なんかしちゃった、21世紀に生きるあたくしも一応絵描きなんで、どうもこう言う人嫌いです。

サヴォナローラの愛用椅子だったら、すっごい嫌。。。。。
とちょっと戦々恐々いたしましたが、幸いにも彼の名前が使われただけで、愛用というわけではないらしい。ほっ・・・・。

折りたたみ式のX型椅子の起源は、大昔のローマ時代にも遡るらしく、ローマ軍の移動の際に折りたたんで持ち運ぶのに便利で、多分高位、高官の椅子として使われていたそうです。
数枚の木を組み合わせた、シンプルな構造の折りたたみ椅子ですから、その後、時代が変わってからも修道院などでもよく使われていたようで、修道院長にも上り詰めたサヴォナローラの部屋にもあっただけで。



d0346364_21025597.jpg
2001年の頃の私のお部屋に誘拐されてた
サヴォナローラ



たまたま、その時期、イタリアに侵攻して来たフランス王シャルル8世が、この椅子を気に入りフランスに持って帰った時に、その頃、時の人でもあったのかしら????? サヴォナローラと名付けたらしいです。

本当にフィレンツェだと、ホテルなんかでもあっちこっちでこの椅子を見かけます。
そういえば、ローマでこの椅子を見たのって・・・・・トスカーナ大公大使館だったお屋敷とバチカン図書館の普段は人が入らない部屋。
そして店長の部屋。
もちろん、この朝の粗大ゴミとして出された椅子のように、思いがけないお宅で使われているかもしれない。

ちなみに店長のサヴォナローラは現在、会社の倉庫に仕舞われています。
角が痛まないようにと10年以上前に私が各かどを新聞紙で補強して、包んだまんま。

あれから数回のお引越しをしましたが、未だ店長のお家にはこの椅子を置くスペースがない。
やっぱり、また誘拐しようかな・・・・・。









最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



[PR]
by viabellaitalia | 2018-11-23 21:04 | イタリア広場 | Comments(0)

離婚騒動の末に

d0346364_00192328.jpg



土曜日の夜、久々にお芝居を観に行ってきました。
歴史や文化のかほりが全くしない鉄の丘ですが、市営の小さなテアトロがあります。

お芝居は、私にとってはテレビや映画とまた違ったイタリア語の勉強になります。
って、普段、全然勉強していないんですけどね。汗
役者さんたちの言い回しって、テレビや映画などより、普通の会話の息継ぎなので、もんの凄く早口だったり、強弱が付いててちゃんと聞き取るのに神経を集中させないとストーリーについていけない。

今回のお芝居はコメディだよーとお誘いを受けた友人達から聞いていましたが演目のCome il gatto col topo ネズミと一緒の猫のように。

って、全然意味がわからない・・・・・・・・・・。 ま、いっか。

ストーリーは離婚騒動のドタバタ劇。
いいとこのお嬢様、ジョイアはものすごくヤキモチ焼きのヒステリー女。
夫の周りの女を全て浮気相手と思い込み、夫に喧嘩をふっかけます。
4人の使用人たちが、そんな若奥様のヤキモチをちょっと突いちゃったら、マジ切れで旦那に金切り声で離婚をいいだす始末。

ジョイアのご両親は結婚25年以上で、相変わらずラブラブ。若夫婦の喧嘩を知り、慌てて夫婦喧嘩とは、こんなにも醜いものであると教えようと、わざと喧嘩を始めます。
さらにジョイアの祖父母夫婦までも、物忘れの果ての痴話喧嘩。
うーん、なんかこういう夫婦喧嘩、よく聞こえてきます、ご近所からもで、笑えない。汗

そんな3カップルの騒動の火花を放ってしまった使用人たちは、今度はこの家の仕事を失くしてしまう、失業しちゃうんじゃないかと心配し始め、なんとかそれぞれの夫婦を元の鞘に戻そうと大奮闘。

使用人たちが、これまたいい味出してて、超ローマ弁。
途中、ちょっとした言葉遊びもあり、外人には難易度高いいいいいいいい!!!!

2時間半の長丁場のお芝居が無事終わり、俳優さんたちの紹介で、使用人の一人、お腹が大きなメイドさんがいたのですが、お腹は作り物ではなく、本当に出産間近な女優さんで、俳優仲間からも労いの拍手。
演出監督さんは、芝居の中でジョイアの夫役を演じた俳優さん。
市営の小さなテアトロの俳優育成の仕事をもらったときの苦労話を交え、芝居への思いを熱く語り感極まって言葉につまる。

「この8年間、芝居があるからこそ、僕はここまでやってこれました。芝居は、演技ではなく、芝居の中で様々な人生に触れ合い、学ぶ場でもあり。すみません。ちょっと上がっちゃって、うまく言葉にならなくって。」

「8年前、このプロジェクトの話をいただいたとき、まず、演劇には衣装が必要なんで、腕の良い仕立て屋を紹介して欲しいと、お願いしましたところ、すっごい美人の仕立て屋の娘がいるから紹介するよって言われて。正直、美人とか関係ないっすから。腕だよ、腕!と思いつつ紹介してもらったんです。今日、彼女に改めて感謝の気持ちを伝えたくって」と呼ばれた美人の仕立て屋さんは、先ほどのお腹の大きなメイドさん。

「彼女との出会いが、この8年、大きく支えてくれました。。。。やっと今日を迎えられ(このお芝居はこの夜が初演だったらしい)、この場で皆さんの前で、彼女に結婚を申し込みます!


ええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!! 会場騒然


「Mi vuoi sposare? 僕と結婚してしてくれますか?」


演出監督兼ジョイアの夫役さんは大きなお腹のメイドさんの前で片膝をつき、指輪を差し出す。

きゃあああああああ、演出じゃなくってマジです、マジ。

メイドさんは、こっくりうなずき指輪を受け取り、会場からは一斉に「Bacio(キス) Bacio(キス)!!!!!」の大合唱。

離婚騒動のコメディーの後に、結婚申し込みって、いや・・・・すごい夜に居合わしちゃった。
なんともロマンチックなハプニングで、観客女性たちも、みんな涙ぐんじゃうほど大感動でした。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



[PR]
by viabellaitalia | 2018-11-20 00:22 | イタリア広場 | Comments(0)

d0346364_00080164.jpg



2年待ったイタリアのテレビドラマ I Medici メディチ家の2クール目が始まったあああああ!!!と思ったら、もう終わってしまいました。

前回メディチ家1の時の主人公コジモ デル ヴェッキオの孫のロレンツォ デ メディチが今回は主人公。

全8話とはいえ、偉大なロレンツォ、豪華王と呼ばれた彼の人生を語るのは、短すぎだよねーとは思っていましたが、毎週2話づつ放映されちゃって、結局たった4週間で終わり。

えええええ? もう終わりなの??と今日はちょっと燃え尽き症候群。笑

ローマに住んで2年目だった16年前に、初めて花の都フィレンツェに行ったのですが、仕事ということで特別観光する時間はなかったけど、メディチ家のことを知らないと何を見ていいやらで、自分の無知さを棚上げして、実はちょっとつまらないというイメージ持ちました。

世界史の中に身を置く、歴史上人物の息吹を肌で感じれるのが、イタリアに暮らす醍醐味でもあると思いますが、ローマはまさにそういう町だし、幸いにも古代ローマのことは学生時代に結構やったし、イタリアに来る前に塩野七生先生の本も結構読んでたので、するっと入って行けたのに、フィレンツェに行ったときは、そういう下地がなかったので何も感じることができず、ちょっとつまんないなーと。
打ち合わせで訪れた20件ほどのホテルの中に、メディチの名前がついたところがあり、このホテルの横が、その昔、ミケランジェロがスケッチに通った教会のお庭に面しているんですよーなんて説明を聞き、ここだけは鳥肌が立ったことを覚えています。
一応、絵描きなので、ルネッサンス時代の天才芸術家たちは、子供の頃から私にとっては絵の大先生たち。
そうか、フィレンツェを歩くということは、大先輩たちの息吹を感じることなんだ!と歴史を勉強するぞーと勇んでローマに帰ってきて、すぐ歴史コースに通いだしましたが、学校最初の日の授業にガリレオ ガリレイさんがいらっしゃいましたが、メディチ家はすでにちょっと衰退期だったようで、教授の口から、全然メディチという言葉が出てこなかった。汗

そう、この歴史コースはとても濃い授業をしてくれまして、1年じゃ100年も進まない。
どうやら私が通い始めた頃、やっと16世紀にたどり着いた。という年だったそうです。
その後6年このコースに通いましたが、6年で400年分で1900年のところで、教授が忙しくなりコース終了。
2年かけて勉強したイタリア統一のところに興味が行っちゃって、すっかりメディチのこと忘れてました。

それが2年前、イタリアの国営放送局 Raiが大河ドラマにメディチ家を起用し、縁あってそのドラマが始まる2ヶ月前に舞台となるトスカーナに13年ぶりの旅行をし、土地勘があるとストーリーも理解しやすく、一気にハマってしまったわけで。

昨日の最終回はロレンツォ デ メディチを語るにはここは端折れないパッツィ家の陰謀。かああああああ、ここで終わっちゃうかー!

でもここで終わるということは、また数年後にメディチ家 続編は間違いなくあるなと匂わしながら、次の日の今日はすでにキオスクでDVD発売。

思いっきり販売作戦に引っかかって、今朝、朝一でキオスクに走った私でございます。

しかも、2年前の痛い思い出。
ピサではフィレンツェのメディチは今だに目の敵で、5件もキオスク回ったのに、どこもDVDを置いていないどころか、「Raiフィクションで、メディチ家? 聞いたことない」まで言われ、あわや買いそびれそうになっちゃった経験を踏まえ、先にキオスクのおっちゃんに、クリスマス時期ピサ行っている間のDVD取り置きもお願いしちゃいました。爆

「またメディチかよー」とみんなにも言われますが、歴史をさらっとおさらいするのに、すっごいいい脚本なんですもん。
しかも、メディチと言えばルネッサンス期の芸術家のパトロンだったので、ドラマでも色々絡んで来るんですの。私には堪らないお楽しみでございます。
今回のメディチ家2ではサンドロ ボッティチェリくんが!

ちょうど去年のクリスマスに念願のだったウフィッツ美術館で彼の作品を間近に見たばかり。

もう萌え萌えです。



d0346364_00081123.jpg

Twitterでこんな写真も見つけちゃった。
撮影の合間でしょうか?
ロレンツィオと弟 ジュリアーノ
お姉さんのビアンカ デ メディチと
ボッテイチェリ。。。いじられてますね、wwwwww







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



[PR]
by viabellaitalia | 2018-11-16 00:10 | イタリア広場 | Comments(0)

ありがとう

d0346364_02495525.jpg




すっかり時間が経ってしまったネタですが、このまま風化してしまわないうちに、もう一度ここでもありがとうと言う気持ちを伝えておこうと思います。

グラフィックデザインの仕事やオンラインショップの運営はコンピューター、インターネット環境がないと、何もできない時代です。
我がMac、実はかなり年季が入ってきまして、パソコンとしては老体ながら快適に動くんですが、載せてるシステムが古すぎて、ここ数年、ネット環境の更新ができなくってしまいまして。
しかしながら世の中は、どんどんネット上のセキュリティー保護のためにブラウザが更新していくので、ブラウザが古すぎると、カード決済ができないとか、ネットバンキングが表示されないとか、仕事に色々支障が出てきたので、どうにかしないと。

ポータブルのMacProはデスクトップのiMacよりもさらに古く、実は去年、ちょっと聞いて見たのですが、「申し訳ないけど。。。。もう粗大ゴミにしかならないよ」と。号泣

仕事にならないと生きてけないし。
うーん、困った。。。。。。

しかし、神様は必要なものはいつも、実はちゃんと与えてくださっているんですよね。

我がパートナーくんは、実はイタリア アップルの回し者、じゃなかった、アップルストアの修理担当企業を経営しています。
彼の担当はピエモンテからナポリまでの北から中央、ちょっと南イタリア。
彼のオフィスに行くと、もうそこら中に修理を待っているMacたちが置いてあり、一応、Macユーザー歴25年の私、気持ちが上がります!なところでございます。

この夏、バカンス前に数ヶ月抱えていた大きな仕事をギリギリで終え、私がバカンスに旅立つ前日に愛機iMacくんだけ一足先にピサに送りつけちゃいまして。
=せっかくのバカンスだけど、すまん、私のためにちょっと働いてくれ。な。

ところが、そんなバカンス時期に配送しちゃったので、配送会社がどうせ届けに行っても、お休みだろうと勝手に判断し、配送会社の倉庫で3日も熟成されちゃいまして。
もう大至急と、ちゃんとその料金を払ったというのに、熟成便。

いつもうちの会社に荷物を集荷、そして届けてくれる同じ配送会社のローマ県担当くんとは、えっらい違う働きっぷりで、てっきりローマより北のトスカーナはもっとちゃんとしているだろうと思っていたので、これはすごい誤算でした。

このまま愛機iMacくんを受け取らずに、バカンス先のドロミティには行けない!!!!と大騒ぎをしまして、イタリアでも祝日の8月15日明けの16日、朝イチでピサの配送会社に駆け込み、1週間ぶりに愛機iMacくんを受け取った時の、この例えようのない安堵感ったら。笑

そのまま彼の事務所に連れて行って、その場でちゃっちゃとiMacくんを開けて、メモリーをがっつり増やし、ハードディスクも追加。

「今時、MacでCD DVD、使わないだろ?」という彼に「外付け持ってるし。」と答えたら、だろ?と一言いう間に、テキパキとDVDドライブを外して、そこにハードディスクをすっぽり。

我が協同経営者の店長くんとピサーノ氏は年齢が違うので、当時はすれ違ってはいないと思いますが、実は大昔、同じ大学の多分、同じ学部に通っていたのであります。

その後、店長は機械工学に専門を移し、ウィンドウズ使いになり、Macは・・・・・ごめんね。俺、どうやって開けるのかわかんない。と。笑

私も所詮、機械音痴のMacユーザーですので、18年前までは、ぱかっと開けて、中を掃除してましたが、昨今のは開けれません。

そんな、訳わからーんなiMacくんをたった数秒でぱかっとモニターを開けるピサーノ氏。
正直、惚れ直しました。笑

ドロミティ出発する当日の午前中に、ヨセミテというシステムまでバージョンアップしていただき、バカンス明けに今度は、店長こと我が協同経営者がコツコツとさらにシステムをバージョンアップさせ、なんと最新のHigh Sierra搭載となりました。

このiMacくん、実は2011年製です。
現在ではアップル自体が4年以上のMacの修理部品などの製作も打ち切るなど、要は4年毎に買い替えを即す販売にしているそうで、そんな逆境の中(古すぎて、無理やと思っていた)
2018年に不死鳥のごとく、ものすごい若返りを果たしました。

今日も元気にお仕事ができるのは、私を支えてくれる人たちのおかげでございます。

ありがとう!








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



[PR]
by viabellaitalia | 2018-11-06 02:50 | イタリア広場 | Comments(0)

d0346364_02254817.jpg




「あら! 当たりですううううう!!! 出るもんですね! 景品はっと。。。ああ、これこれ。はい!」

と差し出されたのは、食洗機専用洗剤。


うち、食洗機、ないっす。。。。。。。。。。。。。。。


いつも行く、イタリアのドラッグストア、医薬品は販売していない、いわゆる洗剤、家庭日用品の専門店で当てちゃいました。汗

くじ運がないあたくし、くじはまず当たらない。
ほんとに当たらない。
今回のくじも実はこれで3回目である。

前回くじに当たったのは・・・・・・・・・・・・・20数年前。笑

まだ、札幌にいた頃のお話。
なんか、めっちゃ運、使っちゃった感がして、ちょっと心配。爆

うちには食洗機がないし、さてどーしよー。
そうだ、上の階の店長のおうちには食洗機がある!
朝出勤してきた店長に「プレゼントがあるよー」

「わあーい!!! プレゼントは何でも嬉しいからね」と喜ぶ彼にはいと差し出す。

「・・・・・・・・・」

やっぱりの反応。笑

「当てちゃったの。うち、食洗機ないから。」

「いやいや、有難や、有難や。 もっと酷いものが当たることだってあったんだし。まだ、これなら、俺のとこで使えるし」

って、もっと酷いものって? どんなものがくじで当たるよ?

「例えば・・・・・猫缶とか」

確かに、 猫缶だったら、カルロも食べれないしね。








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



[PR]
by viabellaitalia | 2018-11-01 02:26 | イタリア広場 | Comments(0)

d0346364_20231419.jpg





朝、テレビをつけると、どこぞの山が火事で住民が避難しています。と言うニュースが目に飛び込んで来た。

イタリアのテレビの朝のニュースでも今月は、日本の台風に北海道の地震が取り上げられたので、一瞬、避難している人たちの映像が日本の体育館の避難所みたいに見え、え? また日本?と慌てた。

「ピサのモンテ セッラの山火事で、現在カルチ市の市長から避難勧告が出され・・・・」

え? ピサ? モンテ セッラ????????

燃え盛る山火事の映像はまるで火山の爆発のように見えたので、てっきりシチリアのエトナ山かと思ったのと、南イタリアの夏によく発生する山火事なら、カラブリアかプーリアかシチリアなのに、もう10月になろうとする今になって、しかも、ピサ?????

モンテ セッラはピサに通い出してから、時々行く山で、この夏もドロミテから「下山」したら、あまりにも下界(トスカーナ)が暑くて、モンテ セッラに涼みに行って来たばかり。



d0346364_20241862.jpg


ピサーノ氏の習慣なのか、はたまたトスカーナ人がそうなのかはわからないが、山に行く=山小屋で食事をする。である。
食いしん坊の私にとってはとってもありがたい、トレッキングになっても、食いっぱぐれない習慣で、行く度にモンテ セッラの山腹に点在する山小屋(レストラン)で食事をしているので、数件お気に入りの場所がある。



d0346364_20233815.jpg

こことか



d0346364_20240346.jpg


こことか!


d0346364_20252973.jpg


この夏の、こことか!




この夏も涼しい風に吹かれてランチを楽しみ、その後は林の中でお昼寝までしちゃった場所が山火事なんて!!!!!

風が強いために火の勢いが激しく、消火活動が難航しているそうだ。
モンテ セッラの斜面を使った農園も多く、山小屋でだけではなく、アグリツリーズモも点在する。

カルチ市側の山腹には1年前に訪れた修道院もある。幸い修道院の方は大丈夫らしいが、ブーティの方にちょっと方向を変えると、100年ほど前に日本から贈られた椿の木を使った椿の小径なんかもある場所である。

知っている場所なだけに心配です!!!!!!!!!!








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



[PR]
by viabellaitalia | 2018-09-25 20:27 | イタリア広場 | Comments(0)

早いですけど

d0346364_20142076.jpg

夏季休暇のお知らせ
11日(土)-26日(日)まで

この間のご注文分は27日(月)以降の発送となります。
ご了承くださいませ。


[PR]
by viabellaitalia | 2018-08-09 20:07 | イタリア広場 | Comments(0)

d0346364_19394547.jpg

イタリアの給水車

思いがけない災害はある・・・・
意外にもこういう用意だけはあるイタリア。





金曜日のお昼休み。いつものごとくおうちに戻ると・・・・・・・・・・・・・・・



床が水浸し。。。。。。。。。。


ドアを開けて、おっかえりーと飛びついてきたカルロさんのあんよがすでにびしょぬれで、え? とは思った。


食材を買い込んで来たので、キッチンに置こうと数歩歩いたときに、後ろにいた店長が、「足元気をつけて! 水が!」


え?????


足元に視線をやってびっくりこーん・・・・・・・・。


お家の中が水浸し。床上浸水4センチほど。



どこから、こんな水が?????? 

うちにはバスタブがない。洗濯機は外だし、キッチンもバスルームの蛇口は閉まったまま。


私が呆然と水源を探している間に上の階に走った店長から電話が鳴る。


「2階のキッチンのシンクの下の水道の配管がぱっくり割れてる!!!!!!!」


ふと天井を見上げると、あら・・・・・・・天井から水が降って来てるよ・・・・・・・・号泣


2階と1階をつなぐ階段からも、開かずの扉越しにも上の階から水が流れて来る。

モップで水を汲み取ろうと思ったけど、上の階をなんとかしないと無駄だわね。


その朝は2階の店長のおうちのキッチンでコーヒーを飲んでから、出勤したのだが、そのとき特別蛇口は使わなかったのに、なぜ????

去年の秋に引っ越してきたおうちは新築ではないので、多少不都合はいろいろある。もしかしたらこの配管も老朽化してたのかもねと、

がっかりする前に、もうひたすら水かきである。


店長のおうちのキッチンは床上5センチほど水がたまっている。早くこの水をなんとかしないとどんどん私のおうちに落ちる訳で。

居間にある超高級ペルシャ絨毯2枚もびしょ濡れ。

そのうちの1枚は、今回のお引越のお祝いにと伯父さんからいただいたプレゼントだそうだ。


いつもなら、おうちにはMrsゴジラさんが在宅だけど、数日前に夏の里帰りにお出かけして、3階建てのおうちにはカルロしかいなかった。


カルロもさぞかしびっくりしただろう。天井から水が降って来るのを見てぎょええええええ!!とは思っただろうけど、犬なだけに「マンマ!!! おうちが大変!」とか電話をかけてくることもできないし。

彼のクッションもびしょ濡れ。水がまだ行かなかったソファーの上にいたようで、帰宅した私に駆け寄る際に水の上を歩いた模様。


店長と二人で2階と1階の水をかきだすこと6時間。

途中、ぱっくり亀裂が入った配管を変えるために店長にお店に走ってもらった。


配管を交換しないと水道の元栓を開ける事も出来ないし、大惨事が発生したのは金曜日のお昼。

土曜日は配管工や部品を売る小売店などはお休みというリスクもある。

金曜日のうちに修理できるものなら、なんとかしないと、こんな真夏に水なし週末はきつい。


新しい配管を買ってきた店長が、家に着くなり「すごいことやらかしてくれたよ。。。。。」って誰が?


私たちのおうちは丘の中腹にある。

丘の登り口のどこかのおうちから、水がこんこんと道路に流れ出ていたのは、その朝、カルロとお散歩をしたときに見かけていた。

この水道工事を日中していたらしいが、工事の終わりに丘の頂上までちゃんと水が届くか、水道管に強烈な空気圧をかけたらしく、これがね・・・・・・見事にこの地区のあっちこっちのおうちのキッチンの水道配管を破裂させたわけで・・・・・・・汗。


「あ....やっぱりブルネレスキ通りですか? 今日はね、その辺りのお客さんが何人も、この配管を買いに来ましたよ。」


とはお店の人からの情報である。


ひとしきり家の中の水を掃き出し、配管も取り替え、水道の元栓を開けるも・・・・やっぱり水が出ない。


学校も夏休みで世の中半分バカンスのイタリアの7月の末。惨事が起こったときに在宅だった人も多かったとは思うが、ローマなどで働き夜まで帰宅しない家庭もあるだろうし、バカンスに行っちゃってるところもあるだろう。


一通りの人が帰宅し大惨事の状況を把握できるまで、鉄の丘市は水道の供給を止めちゃったのでございましたが、こういうニュースも情報もまったく市民には発信されないので、近所に配置された給水車まで、ひとまず水を汲みに行きました。

6時間に及ぶ水かき作業の後の水汲みは、普段肉体労働を全然しない身の上にはかなり応えました。


どうか、明日には水道が戻りますように・・・・・・

戻らなかったら事務所は地区が違うので水が出るので、明日は事務所にシャワーしに行こう。

なんて思いながらファイスブックを見てたら11時頃、同じ町の友人たちが市がやっと水道供給を始めたけど、まだ来ないいいいいいいいいという記事が上がって来て、やっと状況を知る。

ってのが、とってもイタリアあるあるですが、幸いうちは早い時期に水が来たので、汗まみれになった顔は洗って眠りにつけ・・・・ない。


その時間になっても、まだベットの上から水がまだぽたぽたと落ちていたので、その夜はソファーで寝ました。


濡れちゃった壁や天井やカーペットやベットが乾くのには、まだ数日かかる・・・・・と思います。


ちなみに、今回の惨事を話したイタリア友、数人、すべてから「イタリアあるある! うちもあったよー!」


お隣のおうちのご主人も次の日に「昨日は大変だったね。うちは大丈夫だったけど、数年前にさ、やっぱり家が水浸しになったことあるよ! たまにあるんだよねー、こういうこと!」


って、それも怖いよ。。。。。。









最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



[PR]
by viabellaitalia | 2018-07-30 19:41 | イタリア広場 | Comments(0)