人気ブログランキング |

カテゴリ:食いしん坊万歳通り( 74 )

誘惑に負けました

d0346364_00182886.jpg




「もともと甘いものが好きな方じゃないしね。」

「あの人はね、バールで遊んできたときとか、罪滅ぼしなのか、チョコレートとか買ってくるのよ。そういう時は、バッサリ、私、チョコレート好きじゃないから!って言ったものよ。チョコレートごときで釣れる女だなんて思われたくなかったからね」

とは、御年80は軽く過ぎてる彼のお母さんからのアドバイスである。
どうやら、お父さんったら、バールで友達とたむろって遅く帰ってきたときとか、手土産を用意したらしい。笑

「男ってね、こんなもんで女の機嫌でも取れるって思ってるのよ」

「いい? こういう時はバッサリいらないと言っておかないとつけあがるから。男って本当、馬鹿よ。」


彼のお母さんは、いつも、サリげにそしてなかなか面白いアドバイスをくれる。
しかし、甘いもの好き、特にチョコレート中毒な私には、かなり難しいテクだ。

そんな女同士の秘密な会話があった復活祭のランチ後

「腹ごなしにピサでもお散歩しようか? あっと!その前に、新しいオフィス、そう言えばまだ見てないよね? まずはオフィスでコーヒー飲もうか!」

今年のクリスマス、お正月休暇は彼のオフィスの引越しが控えていて、その準備もあり元旦明けの2日で急遽終わりを告げたのであった。

彼のオフィスはテクノロジー関連企業のためにピサ大学の外部機関が貸し出すオフィスエリアにあり、去年まで借りていた場所が、今年からは大学側で使用するために、お家賃据え置き、引越し費用は大学持ちで、別のスペースを貸してもらえることになった。
以前の場所と比べると随分スペースが広くなり、さらに彼のオフィス用に壁を塗り替えたり、配線なども新しくしてくれたようで、新築の家のような匂いがする。

もともと、かなり几帳面な性格の彼は、自分仕様に作業スペースや打ち合わせスペースなど、レイアウトもこざっぱりと素敵に出来上がったようだ。

「コーヒー入れるね」

イタリアのエスプレッソコーヒーは、食べ過ぎの時の消化を助ける効果もあり、復活祭の家族ランチのように、食べ過ぎの日は食後の1杯では足りない。ありがたやー!

「あっと、忘れないうちに! ちょっと待ってて」と奥に消える彼。
戻ってきた彼が「はい。プレゼント」と差し出したのは。。。。。。

チョコレート。汗


えっと・・・・なにかやらかした?とか深読みしたいところですが、何も裏がないことを祈りつつ、チョコレート中毒のあたくし、あっさりと釣られました。

お母さん、ご忠告いただいていたんですけど・・・・・
あなたの息子もチョコ持ってきましたけど、これ、どーします?







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2019-05-14 00:20 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

d0346364_00173217.jpg



ここは・・・・もうトスカーナの我が家!としてしまいたいレストラン見つけちゃいました!
ルッカ コミックスですっかり有名なルッカ県のアルトパシオという小さな町の旧歴史地区にある小さなレストラン La Magione del Tau
席数もそんなになく、こじんまりとしたお店です。

「クロスティーニと! パッパ アル ポモドーロがすごい美味しいんだ!」と最近、ピサーノ氏が入り浸っています。

メニューはまさにトスカーナの家庭料理というメニューで、それほどの数はないけど、一品一品がとても丁寧に作られていて、本当にびっくりするくらい美味しい。ここのメインシェフは・・・お母さん。
歳をとったお父さんとお母さん、そして息子夫婦が切り盛りするこれぞ  The 家族経営なレストラン。笑

「ここに連れて来たからには! チーズを味わってもらわなきゃ!」と友人がチーズの盛り合わせを頼んでくれた。
え???? これペコリーノ?
盛り合わせの中のペコリーノを食べてびっくり。今まで食べて来たペコリーノチーズはなんだったの????と思わせるほど、まろやかでクリーミー。
見た目が削り節みたいなチーズは、普通に一口サイズで食べる大きさに切るとあまり美味しいものではないのだけど、こうやってうすーく削って、蜂蜜やジャムを合わせると倒れそうなくらい美味しいという不思議なチーズ。



d0346364_00175344.jpg


d0346364_00180122.jpg



「最初に生産者がこれを持って来たとき、普通のチーズとはどれも違って、なんじゃこれ?と思ったんですけどね」

「ここには普通のチーズを生産する人間は一杯いるから、俺はチーズ一品一品の味を洗練させたいんです!という彼の心意気に惚れ込んで、それからずっとうちに卸してもらってるんです。」

このレストランで出されるチーズ、ワインもオリーブオイルも近郊のものばかり。
全てオーナーのセレクトです。

美味しいお料理にバックに流れる選び抜かれた音楽たち。(音楽セレクトは息子さんの奥さん担当)


そして、何と言ってもここのお店の特徴と言えば!
ルッカコミックスでも活躍するイタリアではかなり有名なイラストレーターや漫画家が常連客で、お店のカウンターバーの後ろには、彼らから寄贈されたイラストが所狭しと飾られています。

時々週末の夜などは、ゆっくりご飯を食べながら、常連客のイラストレーターたちに即興で絵を描いてもらう。なんてイベントもやっているそうで、すっかり常連客になりつつある我がピサーノ氏のオフィスにも数枚、イラストが飾られています。


テーブルに並べられた紙のクロスは、食事の後、余興で落書きしてくださいねなもの。一応、私もイラストレーターの端くれですので、なんだか「友達の家に遊びに来た」感覚。
美味しいものに舌鼓を打ち、楽しくワインを飲んで、ちょっとほろ酔いで、絵描いちゃう?なことが可能なの。
絵描きにはたまらーんなレストラン、見つけちゃいました!


La Magione del Tau
piazza Ricasoli 7 (300,34 km)
55011 Altopascio







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2019-05-08 00:21 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

d0346364_01103249.jpg





昨年末のクリスマスのプレゼント交換の時、疲れと酔いで記憶を失ったあたくしでございますが、友人達たちから、色々美味しそうなものを頂いてたようです。(記憶がないので・・・・)

大好きなスイスチョコの詰め合わせと、コンフェッティかな? 果物のジャムっぽいビンの詰め合わせ。
確か、その前の年もこれをくれた友達からは美味しいチーズの詰め合わせと、そのチーズに合わせるコンフェッティ、フルーツのジャムを頂いていた。

友達を呼んでのアペリティーボとか食事の前菜としてチーズの盛り合わせなどをよく出すが、実はチーズはあまり得意ではないので、一人ではまず食べない。

1月にインフルエンザにやられた時、一気に食欲減退の最中、唯一食べたかったのがフルーツ。
家にあった果物を食べ尽くし、さて・・・・熱がある身では買い物に出るのもしんどい。
でも、何か食べないと・・・とキッチンを漁ったときに、ふとクリスマスにいただいた、あの美味しそうなコンフェッティを思い出す。

よっしゃ!とギフト包装を取り、ラベルを見る。



・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・



ぎょえええええええええ!!! 

モスタルダああああああああ!!!


食べる前にラベル確認して良かったよ。

南イタリアに生息の私にはトスカーナ通いをするまでは、とんと縁がなかったモスタルダ。

北イタリアの一部の地域とトスカーナ特有のものらしい。
チーズや、トスカーナの定番料理、お肉の臓物水炊き?料理、ボッリートなどに一味添えるものだそうで、私も2年ほど前のクリスマスの夜、トスカーナの男子達によるクリスマスディナーで出されたボッリートに合わせるものとしてテーブルに置かれたのを食したのが、人生お初モスタルダ。

モスタルダのメインとなる素材はフルーツ。そのコロンとした形、ジューシーな感じが、水炊きでちょっともそっとしたお肉にフレッシュな味を加えるかな?なーんて口に入れた。


人生お初モスタルダ。
この時そのまま人生で最後のモスタルダとして、封印しようと思いました。


もうね、辛い。しかもその辛さが半端ないの。
ワサビを食べて、頭がツーンと痛くなる、あれです。
見た目はこんなにも可愛いのに、悪魔のように辛い。

モスタルダのこのワサビのような辛さってなに?と材料を調べてみましたが、

フルーツ
お砂糖(嘘だあああああああああ)
マスタードエッセンス

だけだそうです。

チーズや、サラミ、ボッリートなどの肉料理の特に脂ギッシュな部位を使ったものや、なんとドルチェ、甘いお菓子にもピリッと合わせるそうですが、どう考えても拷問しか思えん。。。。。

さて、我が家にやってきたモスタルダ、どないしよう。。。。。。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2019-02-20 01:15 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

人生は瞬発力

d0346364_01002404.jpg





先日、みりんが切れたので、わざわざローマまで行ってきました。
最近ではお醤油はイタリアのスーパーでも簡単に手に入りますが、みりんは流石にね。
確かに、あると和食を作ったときの味がしっかりするので、欠かせない食材です。

この日はローマでの用事もいろいろあり、いつもならお安く手に入る中華系食材店に行くんですが、時間的なことを考え、
お用事があった地区のローマ の老舗イタリア食材店さんへ。
取り扱う食材はイタリアものだけではなく、世界各国の珍しい食材も揃っているお店で、ここで扱う日本食材は、本物の日本食材。
って変な表現ですが、なんちゃって日本食材ではなく、日本でよく買っていた懐かしい調味料なんかも、ここだと手に入ります。

さて、お目当のみりんは・・・・・・
みりん風と本みりんと・・・・これってみりん???? 英語表記でわかんないよー。でもラベルはみりんっぽいと言う3タイプ。
お値段的には、英語表記の多分、みりんだよね? ミツカンから出てるし?な1本ですが、もしも違ってたら、ものすごーくがっかりなことになるので、ここはね、せっかくローマまで来たんだし、本みりんにしよう。
みりん風は6、50ユーロ、本みりんは6、70ユーロってほぼ同じなら本みりんの方がいい。
でも勢い1リットルはちと・・・・多い。そんなに和食を作らないので、これは使い切るのに賞味期限から思いっきり出ちゃうね。本みりんと同じボトルだけど、口のところにワインのようなラベルが付いているものを、なんとなく手に取り、そのままお買い物カゴへ。


以前は日本食材に関しては日本人に特別割引なんてサービスもありましたが、もうやっていないようで、店内に貼られてたビラもない。

この日のお買い物は
パーティ用に稲荷寿しを作ろうと揚げを2袋 1袋6、50ユーロで、かなり大奮発だけど、でもOK!
みりん
お豆腐 1丁

合計・・・・まあ、こんなもんでしょーとお会計へ。

お会計にはおばちゃん2人のキャッシャーさんがおしゃべりに夢中。一体いつになったらレジ打ってくれるの?と思っていたら、いきなり本みりんを持ち上げ、
おお、レジ打ち開始?と思いきや

「ちょっと! これいくら?」と棚整理をしている店員さんへ業務連絡

「17ユーロ!」

「これ新しいからまだ値段貼ってないのよね。。。。。はい合計 33ユーロです。」

はあ??????

いや、最初に「17ユーロ!」と聞いて、いま聞いた値段、自分の耳を疑ったその一瞬に全てレジ打ち終了、合計で33ユーロ。



えええええええええええええええええ!!!!と思うも、みりんのためにわざわざローマ まで出てきたのに手ぶらでは帰れない。
そう、一瞬に待った!とかけれなかった私の負けである。

イタリアではお買い物をして、いざレジに持って行ったら値段が表示価格と違うと言うことは、よくある。
なので、常に目をギラギラとさせ、ぼったくられないように構えているのだが、所詮人間、そんな24時間、365日常に戦闘態勢はひけない。

そう、この日は、先にあった用事と仕事のことなどで頭が一杯で、ちょっとぼーっとしていた。
過去に何度も、この一瞬に待った!をかけ、表示価格で買ったり、またお釣りも騙されずにすんだことは何度もあるのに、この日は本当にぼやっとしていた。

なんか、こんなことに老いを感じちゃった一瞬でございました 笑
人生、瞬発力ね。

ちなみに、帰ってきてからもどうにもこうにも悔しく、調べてみたら、本みりんは結構高いと言うことを探り当て、ひとまず、自分を納得させました。
まあね、美味しいめんつゆや、煮物、親子丼が作れるから良しとしよう。






最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2019-02-19 01:06 | 食いしん坊万歳通り | Comments(2)

百聞は一味見に如かず。

d0346364_01412665.jpg

画像は鉄の丘のお寿司屋さんのFBよりお借りしました。
SUSHI DUEPUNTOZERO




百聞は一見に如かず

いや、百聞は一味見に如かず。

数年前にローマ郊外の片田舎に寿司バーが開店した。
ここ数年日本食ブームとは言え、ローマ郊外内陸部はそんな今時ブームはどこ吹く風で、中華と日本食の区別がつかない人がほとんどな土地柄。需要ないでしょ?な開店であった。

お店の外観には日本語も書いてあるけど、田舎すぎて、日本人は住んでいるのは私を含めたった二人。どちらも寿司職人でもない。それぞれの仕事で忙しくって、そんなところで寿司屋は開店できない。
よって、このお店のお寿司を握るのは? さあ、誰でしょ?

地元唯一の映画館に映画を見にくと上映前に、ものすごーいジモティーな広告が入るが、その中にこの寿司バーの広告もいつからか、必ず入るようになった。
「イタリアで初めての お寿司のパスティッチェリア! 寿司 アッラ イタリアーナ!」

お寿司の??? パスティッチェリアああああ?????? イタリア風寿司???????

パスティッチェリア pasticceriaとはお菓子屋さんである。

これは。。。。怪しすぎる。。。。。

そんな中、2件隣に日本食レストランも開店した田舎町。
日本食チェーンレストランらしいが、お店の名前からして、すでに日本語とは思えないお名前で、このレストランを試した地元の冒険野郎たちに、何を食べたのか聞いたら、「美味しかったよ! 安かったし! 食べたのはねー餃子でしょー、それと。。。」と出てくるメニューは中華。

風の便りに厨房は鉄の丘の上の町セーニの中国人たちと聞いている。

いくら田舎とは言え、日本人の私が日本食を食べたい時は、本当の日本食が食べたい時であって、なんちゃって中華が食べたいわけじゃない。
中華が食べたい時は、そのまま直、中華行きますって。

と、田舎町鉄の丘で、まず足を踏み入れることがないであろう2大店だった寿司バーと日本食レストラン。

先日、ひょんなことから、この寿司バーのお寿司を食べることになりまして。
これが、意外にも美味しく、頭をズギューンと撃ち抜かれました。
最近はローマ市内だと、大きなスーパーなどでもお寿司の詰め合わせなんかも売っているし、アクセスがいい場所にも気軽にお寿司が食べられるお店もあるが、お味は、期待してはいけない。
ネタも大体はツナとかカニカマとかイタリアで手に入りやすいスモークサーモンか、茹でたエビさんであるが、こんな田舎の謎のお寿司屋さんなのに、サーモンがスモークサーモンじゃなくって、本物のサーモンで、脂っこくない。しかもお味見したものには赤貝も!!! 
いやー久々に赤貝の握り見ちゃいました。
しかも一番の肝心のシャリが美味しい!!!!!!! これはイタリアではすごい出会いです!


噂や前評判や勝手な自分の思い込みって、ダメですね。
百間は一お味見に如かず。

これは何もお寿司だけに限ったことではない。
現代は情報も溢れている。そんな中で自分のアンテナ、感性に引っかかるものを自分の五感で試す。
自分でちゃんと采配を決めることって大事ですね。

今度、お店にも行ってみようと心に決めました。
こんな田舎町で意外にも美味しいお寿司が食べれそうです。








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2019-01-29 01:47 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

飲み過ぎ注意報発令

d0346364_23564126.jpg




確か、クリスマス休暇。。。。だったはずなんですが、結局カレンダー通り、いや、土曜の今日も仮オフィスにお邪魔してマース。汗

今年はお仕事の都合、交代でお休みを取るようにし、私はクリスマスから元旦まで。。。だったんですが、そのまんま、働いてるやん!

それでもイタリアのクリスマス祝日の25日と26日は一応お休みさせていただきました。

いや、24日のイブディナーで、あたくし飲みすぎて、プレゼントを開けてる途中で、飲みつぶれ、いや寝たそうです。

そう、こっから記憶がない。

人生半世紀以上。2回目の記憶ぶっ飛び事件発生いたしまして、25日のクリスマス当日のランチは胃が焼けて、なーんにも食べれなく水を飲みつつ青色吐息。

イタリア人、普段からテンション高い民族ですから、具合が悪い時って、どうやっても彼らのテンションまで這い上がれない。

しかも一年で一番お食べ地獄が発生するクリスマス当日ランチに、一口も食べ物が喉を通らないという状況が、いかに厳しいかという状況はご想像いただけるかと思います。

今年は12月に入ってから仕事量も一気に増え、毎晩残業で、ピサに登る電車の中でも仕事チェック、電話連絡で気が落ち着かなかったところに、友人たちとのイブディナーで緊張がプッツンしたんだろうな。

今年は慌てないようにと、早めに用意したプレゼントをみんなが開けて、どんな顔をしたかも記憶がない。
しかも、自分が何をいただいたのかも・・・・・・記憶がなく。滝汗

途中で目を開けた時に、ピサーノ氏のために用意したマフリャーを友人が首に巻いてるシーンを目にしたのは覚えており、次の日、頭がしっかりし始めて、一番最初に心配したのは、まさか・・・・・プレゼント、間違って渡ってないよね?

後で聞いたら、すっごく素敵じゃーん、ちょっと俺もしてみていい? という場面だったらしい。ほっ・・・・。

で、このままだと、プレゼントをいただいた友人に、お礼も言わずに失礼このうえないことになっちゃうので、思い切って、25日の夜に、「昨日、記憶がないんで、私のプレゼント、開けていい?」とまだクリスマスツリーの下に飾られていたお歳暮と自分のプレゼントの区別もついていないのが、バレバレの中、やっとこさ、プレゼントを開けました。いや、確認いたしました。汗



こんな大人になってから気がつきましたが、いや、老いたからなのか?

飲みすぎると途中で意識を失う体質なんだわ、私って。滝汗

プレゼントを開けるところから記憶がないので、当然、どうやって家に帰ったのかも、どうやってベットに行ったのかも・・・・後日談で知りました。


by viabellaitalia | 2018-12-29 23:57 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

d0346364_01585512.jpg



聖マルティーノの日は新作ワインを開ける日。
日本だったらボジョレーヌーヴォの解禁日と言ったところでしょうか?

イタリアワインですので、ボジョーレーでも、
ヌーボでもないですよー。

そう言えば、特別、新作ワインのボトルを開ける日とは言わない。
ヴィーノ ヌオーヴォとか、全然言わずに、ただ、サン マルティーノ(聖マルティーノの日)だよ!の一言で皆さん、すぐわかっちゃいます。

サン マルティーノは1年を葡萄たちと向き合い、大切に育てて来た生産者さんたちにとっては、その成果を知る、実りのお祝い日。
ただの商戦のフレーズではないんです。

私は今年もラツィオ州の唯一赤ワインでDOGを獲得しているチェザネーゼ デル ピーリオの生産者さんの一人、ベルッチ家の試飲会へお邪魔しました。

VIA BELLA ITALIAの前身、イタリア食材のオンラインショップ プロテオフードの特に、たまたま見た地元テレビ局の番組で、この家族の農園と代々受け継いで来た古いお家を使ったレストラン、B&B経営のことを知り、思い切って電話をしてからのお付き合い。

当時まだ学業を終えたばかりで、マーケティング、広告を担当し始めたばっかりだった、娘のマリア エルネスタも今では二児の母。
ここ数年、本格的にワイン作りにも参加しているようで、彼女のインスタグラムにはよく、彼女の畑の写真が上がって来ます。葡萄を見る彼女の眼差しがなんとも暖かく、ワイン作りへの愛や情熱が伝わって来ます。

さらに今年の春、彼女は自慢の葡萄の畑で結婚披露宴をし、緑あふれる畑の中に設えられた披露宴の写真は、まるでおとぎ話のワンシーンのように素敵でした。


イタリア市場でも無名に近いチェザネーゼワインをなんとか、引き立てようとチェザネーゼワイン生産者組合を率いるお兄さんのマッシモは農園のレストランでシェフも担当。
ラツィオ州は他州のように農業の広告や農業従事者の育成に全くお金を使わないので、とことん世に知られる機会に恵まれないのですが、選りすぐりの地元の食材を使った彼のお料理に舌鼓を打つ度に、実はこんなにも美味しい食材がある州であるということを再発見し、思わず頑張れラツィオ!と応援したくなります。



d0346364_01592253.jpg




ベルッチ家のサン マルティーノはチェザネーゼワイン組合の生産者さんにも声をかけ、毎年、ラベルを隠した20本ほどのワインをお客さんたちが飲み比べ、これが美味しいとか、色がどうだとか、みんなひとときソムリエ気分を楽しんじゃう余興もあります。
昔からこの日はチキンスープを作って、1年の仕事を農民たちと共に労い、祝ったそうで、試飲会にワインとともに供される軽食メニューに、必ずこの伝統のチキンスープが出されます。
最初、病人食のイメージが強いチキンスープをこんなお祝いに供するのって????って思いましたが、この家の伝統なのだと聞いてから納得です。
伝統のチキンスープはドルチェの前の食事の締めとして出されますが、確かにね、かなりの数のワインの試飲をした胃に優しい。笑
ちょっと酔いも覚めて、頭もスッキリします。

サン マルティーノの夏日と呼ばれるように、不思議と良いお天気に恵まれ、11月に小春日和になるこの日は、今年は中庭にもテーブルに整え、気持ちの良いお天気の中、ゆっくりと試飲会ランチを楽しませていただきました。

普段はこの田舎のお家は予約制レストランとB&Bをしています。
ローマから車で小一時間。こんなローマの田舎も見て見たい!という方はinfo@viabellaitalia.comまでお問い合わせくださいませ!



d0346364_01592725.jpg

食事の〆の本当の〆は、この朝、拾って来た栗を使った焼き栗。
ホカホカの熱々を割って、赤ワインに浸して食べる!


d0346364_02025182.jpg

マッジョーレ通りという名前がつくということは、
かなり重要、メイン通りのはずですが、
この狭さ 笑










最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2018-11-13 02:05 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

今年もこの季節です!

d0346364_20482552.jpg


ハロウィーンが終わったら途端、スーパーの品揃えも一気にクリスマス気分を盛り上げるものになって来ました。

イタリアのクリスマスケーキのパンドーロやパネットーネが飾られ始め、今週にはさらにイタリアのお歳暮ギフトセット(笑 の詰め合わせボックス商品も出始めてきました。
気分的にはまだ夏の余韻に浸ってましたが、そうだった、もう来月はクリスマス!
今年も後二ヶ月を切りましたね。

当店もスーパーに負けずと(笑 パネットーネ、パンドーロの出荷時期となりました。

船便でアメリカや南アメリカに卸す友人からは、「遅いよ! うち、もう復活祭商品だから!」と言われましたが。汗

日本の皆さんもそろそろ年賀状の季節が到来ですね。
いよいよ平成最後のクリスマス!

パンドーロ、パネットーネ、単品お買い上げのお客様、まだ、ご用意できます!

お問い合わせは info@viabellaitalia.comまで







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2018-11-09 20:49 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

d0346364_01183501.jpg



先日、憧れのボルゲリに行ってきましたー!!!!!!!

ボルゲリと言えば、スーパートスカンの生産地。
有名なサッシカイアを一度飲んでみたいいいいいいいい!!!!

赤海老さんのイタリアワインガイドブックのお仕事は、今年はティチーノ地方も含め全22州の1000ページ。(目次も含む)
なんですがトスカーナだけで160ページを超えます。
編集してると、もう果てしなく続いちゃうトスカーナ、しかもぜーんぶワイン。(当たり前ですが 汗)

ああああ、ここの飲んでみたい。
ああああああああ、この種の飲んでみたい。
あっ! これ飲んだことある。
おおお、ここ、友達のところだ!とか。

憧れのサッシカイアは店長が学生の頃は、まあ、ちょっとお高いけど、何かの記念に開けるワインとして、手が届くものであったそうですが、私がイタリアに来たあたりから、お値段がどんどん、跳ね上がり、イタリア波乱万丈な生活では到底手が届かない。

ああああ、いつか飲んでみたい。とひたすら恋い焦がれる1本。

ボルゲリのレストランではグラスでも飲めますよーな情報をいただいたので、よっしゃ!と色々チェックしてたんですが、いざボルゲリに行きましたら、その前にちょっとまたもや軽登山なんかして、もうすっごい喉が渇いてる状態で到着しちゃって、酒飲みなあたくしでも「ワイン飲む?」に、

いや、水。。。。水をくれー!!!!

しかも、夕食にもまだ早い時間で、バールでしこたま水を飲み、ジェラートまで食べちゃったら、全然アペリティフする気にもならず、ボルゲリの村のあちこちのお土産やさん、エノテカの前のサッシカイアの空ビンを見ても、スルーしちゃいました。

ここまで来たのに!!!!!!!と頭では思えど、体が全然欲しない。

「せっかくだから、何かお土産買ってこうよ」と食材店に入ったら、この時期に出回るオーリオ ノーヴォと呼ばれるオリーブオイルの初物が!!!!!!

もう即、迷うことなくお買い上げ💓。
ボルゲリまで行って、オーリオ ノーヴォ。
ちょっと違うぞ!とは思ったけど、サッシカイアはまた今度。
初物オイルは生産者さんのところに行かないとなかなか買えませんので、車が運転できないあたくし、時期を逃すのが毎年のこと。

香り立ちが高いオーリオ ノーヴォはパンにさっとかけて。
もう、倒れそうなくらい、うまうま。
香りと味のバランスが絶妙で、上品だけどフレッシュ。
勝手に、スーパートスカン オイルと命名させていただきました。

今なら、あたくしのお家に来ていただいたら、漏れなくオーリオ ノーヴォ、お味見どうぞ! 早く来ないと私が全部使い切っちゃうよー。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2018-11-08 01:20 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

d0346364_00350299.jpg



「まだ夕食には早いか・・・・ちょっとコーヒでも飲もうか?」とピサーノ氏が立ち止まったのは、ジェラテリア。

先日、9時ちょい過ぎに行って、「もうキッチン閉めたので」と断られたアーッレゲのビアホールにこの日はリベンジがしたく、なにせ9時にはオーダーストップですから、遅くならないようにソットグーダの自然公園も途中で帰ってきたけど、やっぱり、まだ夕食にはちょい早く。

店先にジェラートのハリボテさんが出てたけど、中はバール兼ジェラテリアで、ゆっくり座るスペースもある。

「お! グラッパもある! ちょっと味見しない?」と彼が指し示す先、バールのカウンター向こうのキッチンスペースに何やら瓶詰めが並べられている。

グラッパと訊いてイメージするのは、お店でよく見かける細長いビンに透明の液体。
のはずが、ここは何やらずんぐりとしたビンに入った色とりどりの液体。しかも中に果実が沈んでいる。
多分、日本でいう果実酒。アルコールに果実を漬け込んだ梅酒みたいなものがずらっと20種類ほど。

そう言えば、ホテルのバーカウンターでも毎晩、食後酒にグラッパを頼むと何味にします?と聞かれていたっけ。
山で取れるブルーベリーなどをリキュールと漬け込んで果実酒を作るのも、トスカーナのピサーノ氏のおうちも作るようだけど、北に行けば行くほどこういう習慣があるようで、ローマあたりじゃ・・・家庭で作るとしてもリモンチェッロくらいですね。

20種類もあるグラッパ、何にすると言われても、かなり迷う。
ひとまず、ピサーノ氏は「俺、プラム!」と即決したので、じゃあ、私はラズベリー。

小さなグラスに、ちゃんと果実も入れてくれる。これが、本当にちゃんとそれぞれお味が異なって美味しい。



d0346364_00351166.jpg




この日も朝からずっと歩いていたので、こんな小さなグラスでもお味見で2種類飲むと、ちょっとほろ酔いだったのに、トイレに立った後にちゃっかりもう一杯、今度はイチジク味がテーブルで私を待っていた。汗



d0346364_00354529.jpg


これがね、びっくり! イチジクと思いきや、お味が梅酒。
これからは梅酒飲みたくなったら、これを買えばいいんだ!と思ったけど、ローマのどこでいちじくのグラッパなんて変わり種が買えるんだ!
自分で漬けるっきゃないのかな・・・・・・・。

それにしてもジェラテリアで、20数種のグラッパがずらっと並んでいるって、やっぱり北イタリアです。

昔、ローマで同居していたベルガモ出身の女の子とローマ人男子とカラブリア男子とご飯を食べに行った時、食後のコーヒーのオーダーを取りにきたウィエイターくんに、ベルガモ女子がすかさず、「コーヒーにちょっとグラッパかなんか入れてくれる?」と言って、男性2人、ドン引きしたことを思い出しました。

ローマ人、食事にはワインやビールを一緒に飲みますが、まず基本コーヒーに混ぜない。
たまーに、バールでおっちゃんがコーヒーにサンブーカを入れるように、オーダーすることもあるらしいと、サンブーカー入りコーヒーというものも存在するらしいけど、まず見たことないよ、そんなおっちゃん。
反対に、真夏にはスーツ姿でジェラートぺろぺろしている男子はよく見かけるけど。

ウィスキーやブランデーは、スーパーアルコールと呼び、夏は消化しにくいからあまり飲まないし、男性が飲まないので当然、カマトトロマーナ(ローマ人女性)はさらに飲まない。
ワインだってグラスにほんの少しで十分ですうううううとか言うので、そんな女性たちに慣れているローマ人、南イタリア人男性からすると、女性が、コーヒーにグラッパお願いー!ってのは目が点な行動である。

「北ではこうなのよ!」と奇異な目で見る南イタリア男たちをベルガモ女子は、叱り飛ばしておりましたが、ジェラテリアでグラッパな事実を目の当たりにして、納得した飲兵衛日本人がここに。

数種類のグラッパに大喜びのあたくし、「ミカはドロミテに住めるんじゃない?」

・・・・・・・うーん、住むのは勘弁して。寒そう。
せっかく北国北海道から移住してきたんだから、あったかい地中海性気候のところに留まりたいです。










最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2018-10-09 00:37 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)