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何が何でも早く欲しいので、そのためにまず早い配送方法ありませんか?
追加料金いくらですか?
が、最初のお問い合わせだったアメリカからのお客様。
お客様の国籍が変わると最初のアプローチも変わります。




イタリア人って、イタリアってなんだか怪しいというイメージを持たれる日本の方は多いと思う。

さらにオンラインでお買い物をされるとなると顔は見えないし、こいつ騙してるんじゃないのか?と疑いのお目目でご注文をされる方もいると思う。

確かにイタリアは、私たちがどう頑張っても物事がうまく運ばない不定因子、罠とも言えるようなものがパックリ開いてることもあるし、全てが日本のシステムとは違う動き方をするので、多分説明しても、余計に混乱させるだけだけど、イタリアって、最後にはなんとかしちゃう。
日本語で言うところの「火事場のバカ力」とはまた違うんですが、最後には、なんとかなる。
ただ、そこに行き着くまでが、非常に想像力豊かな解決策を駆使してくるので、一見には、何やっとんじゃ!なんでございますが、最後には、なんとかなる。

日本の方は、便利なサービスに慣れているので、オンラインでのお買い物も、○○営業日には発送なんて書いてあると、きちっとその日数を数えます。
昨今、イタリア人もオンラインショッピングを利用する人が多いですけど、最後に商品が届けばいい。配送に何日と言うのは、あまり気にしない。しかも至急で欲しい時は、ちゃんと至急便を選ぶ。
意外にも日本の方はお急ぎでも至急便を選ばないことが多い。
多分、普段日本国内の配送が非常に早く、確実でもたもたと言うこともあまりないのだろう。
普通の郵送指定しているけど、「至急お願いします。」と後からメールが来る。これ、国が違うと無理です。
多分、イタリア人たちは普段がカオスな環境に揉まれているので、危険回避の措置を取ることが、普通に標準装備なのだろう。こういう部分をイタリア人はインテリジェンスと呼ぶ。狡猾に生きることは頭が良くないとできないことらしい。
いかんせん、日本は安全な国なので、狡猾に生きることは良くないことである。オンラインショップに書かれている通りの配送日数で送って来るのが当たり前。それが正義である。
悪くいうと平和ボケかもしれない。危険回避は標準装備ではない。

日本のお客様がオンラインショップだしーと安心しきってお茶の間でポチっとやった先が、私たちのような日本じゃない国のオンラインショップだったら、そのバックは、もうめっちゃアナログである。
ご注文の品が無事、日本のお客様に届くには、一重に人情と義理と涙と汗の賜物なんでございます。爆笑

問屋さんも、果ては製造工場さんにも「ダメー。無理、そんなに日本のお客さま待てない!早く送って!」
「梱包もね、ここのところlきちんとね、きちんと。ここ凹んだらアウトよ!」
と、すごい、細かーいところまでお願いして、よくMa VaaaaaaXXXXXと言われますが、まじ怒ってるわけじゃないからお取引が続いています。笑
数社の配送ドライバーたちとも、今ではイタリア式コネ お友達は優先システムを駆使し、イタリアってお届けの時間指定や午前午後指定なんかもないんですが、かなり無理をお願いしています。

会社を超えた、お友達システムがなかったら、こんなチームワークがなかったら、日本のお客様が思うようなスピードではご注文は用意ができない。笑

マーケットプレイスのシステム管理の会社からすると、こんな義理人情、汗と涙のオンラインショップなんかいらないかもしれない。
でも、ふと思うんですが、ポチッとやって数週間後に遠いイタリアから手元に届いた商品が、届くまでには、実はこんなドタバタ劇ありました!という部分を楽しめたら、届いた商品にもっと愛着がわかないだろうか?

ポチッとやって機械的だけど、早く届きました。安かろう良かろうだったけど、まあ、満足。という部分はアマゾンさんに任せれば良い。

当店で扱っている商品はオーダーをいただいてからお届けまで、汗と涙の人情劇がこもっている。
職人さんが手がけた商品は、制作時からすでに職人たちが魂を込めたものなので、箱を開けるとき、きっとお客さまだってはっ!とさせられた方だっているはずだ。

そう、これがうちのオンラインショッピング。
オンラインショッピングの商品を届けるだけではなく、その商品に込められたストーリーも職人さんたちの魂もお伝えするのが当社だからこそ、できること。

きっとお客様だって、日本で簡単に手に入れるよりも、彼の地、ブランドの本国のイタリアからお買い物をしたという部分、味わうのだって、ある意味、いまの時代だからできるオンラインショッピングの妙でもあるはずと思う。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2019-01-24 01:50 | Comments(0)

せっかくですので、ミイラ取りサンタクロースのプレゼント袋の中身をご紹介。


昨日ご紹介した店長とおそろに輝いたのは 笑 
お父さんへのプレゼントのこちら


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そして、お兄ちゃんがHistoryではない方をゲットした
同じくロックマンイタリーのSTEALTH クロノグラフ
こちらはケースがカーボン、ベルトもラバーで軽量、スポーティ。


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姪っ子ちゃんには、パステルカラーが可愛いこちら。
さりげにダイヤルがマザーオブパールで、本気な腕時計。


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なにせ、昨年、甥っ子くんの洗礼式のお祝いにロックマンイタリーのトスカーノという腕時計をプレゼントした店長。

2歳のぼんずに高級腕時計って?????と日本人のあたくしは度肝を抜かれましたが、洗礼式やその後のカトリック信者のお祝い儀式には大人になってから使えるものを贈るそうで、勢いこういう品物が選ばれるらしく。
この時は姪っ子ちゃんにも何かプレゼントしないとかわいそうかな・・・・とおじちゃんはちょっと心を痛めていたわけで。



こちらが甥っ子くんの洗礼式のお祝いのトスカーノ


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そして、お母さんにはエレガントなトラサルディの腕時計。
この水色、上手いぞ店長。
確か、お母さん、この色が入ったチェックの冬コートをお持ちだったはず。
しかもベゼルがクリスタルじゃなくって、
希少なホワイトトパーズ!!!!!
さりげにすごいです。


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ホワイトのベルトにダイヤルにマザーオブホワイトを使ったシンプルだけど、
実はかなり作り込まれているトラサルディの腕時計は義理姉さんへのクリスマスプレゼント。


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なかなかセレクトがうまい店長です。

この時は、「ミカのも考えてあるんだけど、問屋が年末でしまっちゃったんで、年明けたらね」とは言っていたけど、今日は、もう11日。

クリスマスも過ぎたしね、忘れたな。






最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2019-01-12 03:47 | Comments(0)

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毎年のことではございますが、この季節、世界各国、クリスマスの祝日、そして日本は年末年始のお休みと被さりあっちゃって、社会がうまく機能しませんね。

そのあおりを今年も見事に被り、本日クリスマス休暇返上で、ローマ鉄の丘本社とピサ仮オフィス営業中でございます。

商品が届かない! イタリアからまだ出国していないんじゃないのか? 早急に調査せよ。殊によてはキャンセルしたいとご心配のお客様には、商品は間違いなく日本に到着していますが、日本の税関での遅延が原因です。と説明し、お客様にお渡してある追跡番号でもう一度、配送状況を確認すると、あーら不思議、11日間も放って置かれたお箱が、突如日本の税関で入国登録され、通関手続きも終わり、現在は最寄り局へ配送中。

商品がすでに日本にあるものをキャンセルされてしまったら、商品をどう回収すればいいの?
買い付けをしたお金はどう回収したらいいの?
と、とってもじゃないが、気持ちがざわざわしてお休みなんかしていられない。

税関だけではない。お届けに上がってもこの時期、お客様も不在が多く、いつまでたってもお届けできていないケースも発生してきている。しかも配送業者まで不在票を置いていかないポカミスも増えている。

当店への評価も
「彼女へのプレゼントのために買ったので、彼女が喜んでくれたら、評価できますが。。。」というコメントを頂いた時も、えっと・・・・商品をお選び頂いたのはお客様でしたよね? とほほほほほほほ。。。。

私共、人の恋路を応援しようと最善を尽くしたんでございます。
時には、どうしても20日まで届けてください!と配送方法に国際EMS便をお選び頂いているお客様には自腹を切って、早い国際宅配便でお届けしました。プレゼントとおっしゃっていたので、ギフト包装も無料で追加いたしました!
でも・・・・商品がお気に召さなかったようで、不良品と申請されちゃって、ものすごく悲しい。
私共、イタリアの会社ですが、本当に真面目にちゃんとした正規品をお届けしているのに、時には突然、偽物と疑われいきなり鑑定に出されちゃうこともあります。
あれは、本当に悲しかった。
決済保留で鑑定に回った時は、日本語がわからないけど、突然何か赤い文字で警告しているのは何?と聞いてくるイタリア人スタッフたちに説明するときの情けなさ。

「日本の人は、礼儀正しく、ちゃんとしてて、親切って。。。。思ってたんだけど。えっと・・・・」と絶句する彼らにどう説明していいのか、私だって言葉に詰まる。

サンタクロースでもキューピットでもない、私達ですが、本当にこの12月は頑張ったっんです。いや、12月だけじゃないです。ずっと日々サービス向上に向け、頑張ってきています。

それなのに、こんな事態に巻き込まれちゃうのは非常に悔しく悲しい。
行き場のない怒りが本日の原動力 笑
故に本日、休暇返上、営業中です。




by viabellaitalia | 2018-12-28 01:56 | Comments(0)

ボガードを決める

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あまりにもフォトジェニックなボルサリーノハット。
その名もThe Bogart

ハンフリー ボガードに捧げられたスペシャルコレクションのお帽子です。
形は、まさにハンフリー ボガードが愛用した形のまま再現し、帽子の内側には彼の名言 「Do everything. One thing may turn out right」が刻印されています。

化粧ボックスも特別にあつらえられたもの。
店員さんが、さっとブラシをかけフェルトのキメを整え、化粧ボックスの帽子用のくぼみに、そうっと商品を置く。
蓋を閉め、編みひものリボンで封をする。

ボルサリーノハットのご注文を受け、商品をご用意する際、毎回、私もこんな素敵なメイドインイタリーの逸品を日本のお客様に紹介できたことを誇りに思う。

ボルサリーノの商品は、いつもそんな気持にさえしてくれる。

「ボルサリーノってさ、本当に、毎回、箱を開けるとあまりの美しさにハッとするよね。手にとって眺めるとき、うっとりしちゃうもんね。」
とは店長。

「一度として、これはな。。。。ちょっとね。。。。なんて失望する商品はないよね」

本当に。

今でこそ大量生産の商品が溢れ、破格なお値段でまがい品は見つかる。
ボルサリーノの創業当時、160年前は洋服やこういったアクセサリーは、一つ一つ職人の手により作られ、お客さまがお店で購入する際は店員さんたちが、こんな風に恭しく商品を箱にしまい、リボンをかけ。
お客さまも、おうちでゆっくり箱を開けるとき、きっと改めて自分のお買い物の商品を眺め、満足げに手にしたんだろうな。

買ったものを手に取り、試着し、満足感に浸る。
ものを購入するということは、なんとも素敵なゴージャスな時間を手に入れる、満足感を手に入れることだったんだろう。

今はマウスでワンクリック。ポチッとすればいいだけで便利だけど、このなんとも言えない至福の時間、儀式が味気ないことになってしまったのかもしれない。

ボルサリーノは、160年経った今でも、お店の中は当時の時間が流れている。
商品のお箱を開けるとき、まるで160年前の時代のように人の心をゆったりと至福な気持ちにさせてくれる魔法が詰め込まれているのかもしれない。

こんなにも素敵な商品、もっともっと日本のお客様に紹介していきたいなと思います。







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by viabellaitalia | 2018-12-17 21:02 | Comments(0)

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現在VIA BELLA ITALIA全スタッフ、12月の繁忙期を乗り切るべく頑張っております。
例年にない多くのご注文、本当にありがとうございます。

しかし、こんな繁忙期に、ここってヨーロッパ。日本じゃないのよねーと痛感する日々でございます。
大人気の某ブランドの腕時計を扱う取引先、突如、現在棚卸し中!!!! って、なんでこんな時期にやるの????? と在庫確認さえできなくなるし。

「クリスマスに届きますか?」
「24日までに着で」
「20日には必着で。彼女,、彼氏へのプレゼントなので」
「ギフト包装お願いします。」この時期なのでやりますが、通常は有料サービスです。
「配送時間帯指定できますか?」 国際便はできませーん。

はい、お届けしたいのはやまやまなんです。
今年は9月の台風、北海道地震の後から日本税関の動きがおかしく、無駄に遅い。
ホームページを見ても、特別遅延の情報などはないので、そのうち治るだろうと思ったのは甘かった。
そのまま、年末の混乱期へ突入いたしました。汗
11月の中頃に送ったものから、順々にお届けまでの期間がのびのびー。。。。。。

あああ、なのに!
日本のお客さまは日本税関の裏側がすっごいことになっているだろうなんてことは知らないので、
「クリスマスに届きますか?」

無理っぽいです。。。。。

しかも、ほぼ100%、お急ぎというお客様は国際EMS便をお選びいただいているようなんですが、郵送ですので、税関の作業次第です。

スピード便としてオプション設定しています国際宅配便ですと、自社内に通関部があるようですので、この日本税関の遅延を避けることはできると思います。

ですので、お急ぎの場合、どうか、どうかスピード便をご指定くださいませ。
4,500円追加でかかりますが、その価値ありです。
発送から48時間、72時間ほどでお手元に届きます。箱の扱いも郵送に比べると丁寧です。

ちなみに現在EMSは発送から、お届けまで2週間ほどかかっています。
さらに、しっかりクッション材を入れて厳重に梱包したダンボール箱でさえ、これって誰かエルボードロップかけた?ってなことになります。

無理ですとさりげにお伝えすると「できるだけ頑張って早く届けてください!」ととってもポジティブなお返事をいただきましたので、頑張れるものなら頑張りたいと思います!!!!! が、私が頑張っても早くはならないんです。
無力でごめんなさい。

税関も正直に、9月の台風でこれこれの被害を受け、現在通関作業に大変な遅延が発生していますとかなんとか言ってくれればいいのにな・・・・・・。







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by viabellaitalia | 2018-12-12 03:18 | Comments(0)


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イタリア語で何?と言う意味のCosaと言う名前を持つ古代ローマ都市。
Antica città romana 古代ローマ都市とここでは呼びますが、紀元前273年に作られた多分、エトルリアの人もローマ人も混在して住んでいたであろう、ラテン法でローマ市民と外国人の間、どちらとも言えないグレーゾーンの町だそうでございます。
名前のCosaと言うのも、今でこそイタリア語の何?ですが、多分エトルリア語起源ではないかと。
多分、多分・・・・・・って、この町に発掘もまだまだ、これか。調査も・・・・・いつになるんでしょう?なくらい謎がいっぱいなんです。

この町は共和制、帝政ローマ、さらに中世まで続いたのに、最後には人口減少により捨てられ、、すっかり忘れ去られたまま、ずっと森の奥にひっそりと存在していたそうです。第二次世界大戦の時に、この町を発見したのはドイツ軍。高台の神殿が立っていた場所が、海に向かって開けているために、偵察に非常に適していたため、戦略起点として使われたそうです。
戦後すぐに始まった発掘調査はローマのアメリカンアカデミーが担当をしたようで、なにせイタリアは他にもいっぱい発掘調査を待つ場所もあるし、有名どころのポンペイなどにどうしても優先順位が行ってしまって、地方の遺跡は後回しのまま、これまた忘れ去られるんですよね。汗

さて、入場チケットを買い、管理事務所を出てすぐに古代ローマ時代の屋敷跡がある。
「ここはスケルトンの家と、私たちは呼んでいます。なぜスケルトン(骸骨)かと言いますと。。。。」とガイドさんが、説明を続ける合間に、なぜか私の顔をまじまじと見る。

「すみませんね。遺跡の発掘調査もあまり進まない中、人が勝手に入っちゃわないように、とりあえずで柵付けちゃって、見にくいかもしれませんが、中央にローマ時代の家の典型でもある中庭だったスペースがあります。」





指し示す場所に視線を向ける。

「中庭には井戸がありまして、調査の時に、そこから人骨が出たんです。


「なぜ、そんなところから人骨が出たのかの調査も、まだなんですけど、現時点でわかっているのはこの骨は・・・・・東洋人らしいんです。



古代ローマ都市の遺跡に東洋人の骨?????????



と、ここで改めてガイドさんと私の視線が重なっちゃったり。笑

「なにせ予算がなくって、発掘も調査も全然進まないので、はっきりとしたことは、まだわからないんんですが、事故で落ちたとか言う感じでもなく、この家は紀元前90年くらいに建てられ、紀元前70年ごろに、火事か何かで消失しているようなんですが、この人骨も同時期に井戸に埋葬されたようなんです。」

最初は、多分マフィア絡みの殺人事件かと思ったけど、なにせ何世紀も忘れ去られた町の中の一つの家の井戸の中。2000年分の土が重なり、その上に森に浸食されてた訳だし、さすがに現代の殺人事件というものでもなさそうです。

それにしても、共和政ローマ時代の町に東洋人????????

えーーーーーーーーーーーーーー!!!!!と思うけど、当時すでにローマの上流階級の人たちはアジア産のシルクを着ちゃったりしてたので、交易の中でアジアからこんなに遠くの国まで来ちゃったのかしら?

ちょっと時代は違うけど、カトリックの聖人、アッシジの聖フランチェスコも、確か、お父さんが絹織物の商人で買い付け先のフランスで妻を迎え、イタリアに連れて帰って来た。という例もある。
だから生まれた息子はフランス人という意味でフランチェスコということをどこかで読んだ記憶がある。
聖フランチェスコさん、実はハーフなんですね。


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水道設備



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まあ、それはさておき、スケルトンの家の人骨は男性だそうです。
時代は、もっともっと便利になってからではあるけど、私の母方の祖父も若い頃はブイブイ・・・・じゃなかった、世界を回ったそうで、ベネツィアのコーヒーは美味い!というのが口癖だったらしい。

この人骨も2000年以上も前の逆マルコ・ポーロ、冒険家だったかもしれませんね。
早くちゃんと調査が進んで、こう行ったミステリー明らかになってほしいですね。


本当にこうした小さな地方に分散する遺跡は発掘調査の予算がなく、管理も難しいのが現状です。
ここの公園管理の園長さんが一人で発掘調査の資金繰りに奔走し、毎年1、2ヶ月ほどフィレンツェ大学の学生さんたちが発掘作業をしているそうで、公園のあちこちに「この夏、掘ったところ。でも調査はこれから、来年また再開です。」な場所ばかり。汗
公園内を案内してくれた方は、本当はガイドではなく、警備の方だそうで、8月のバカンス最盛期、当然ガイドさんたちも交代でお休みを取る時期、予算節約で警備の人も即席ガイドさん。
「すみませんね。学がないもんで、ちゃんとお伝えできるか・・・・」なんて恐縮してたけど、毎日働いている場所ですから、ガイドさん並みによく知っていらっしゃる。
またガイドさんとは違う、公園運営の観点も交えて案内してくれて、興味深い話も聞けたと思います。

「ここみたいに小さく、ポンペイのような華々しさもない遺跡は予算がつかないので、調査どころか、荒らされないように守るのでさえ大変なんです。園長が時々予算を取ってくる以外は、入場チケットが主な収入なんです。でも、これがね、時々グループだから負けてくれって値切られちゃうんですよ。たった2ユーロのチケットを値切られちゃうと、本当に経営苦しんです。」

そりゃ、そうだろうよ。汗

「どうか、コーザのこと広めてください。コーザのこと忘れないでください」警備兼ガイドさんの最後の言葉が忘れられない。








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by viabellaitalia | 2018-10-25 00:54 | Comments(0)

ヴェネト州のプーリア王

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Photo by https://www.panorama.it




ドロミテからトスカーナに帰る日「レディプーリアに行きたいんだけど・・・・いい?」とピサーノ氏。

Re di Puglia?

「Re di Pugliaじゃなくって、Redipugliaだよ。」

というのもRe di Pugliaと書くと プーリア王という意味になる。
南イタリアのプーリアに王さまなんていたっけ?????

「そういう地名で南イタリアのプーリアとは関係ないんだよ。第一次世界大戦の戦没者が祀られている記念墓地があるんだ。」

せっかく近くだし、行ったことないからと。
私もこんなに北のイタリアに来たのは初めてですから、どうぞどうぞ。お供いたします。

それにしても涼しい、いや寒いとも言えたドロミテの温度に身体が慣れちゃって、下界のヴェネト州が、もうめちゃくちゃ蒸し暑い。どうやらこの日は40度近くまで気温が上がっていたらい。

レディプーリアの戦没者記念墓地までGoogleナビでたどり着いたら、すっかりお昼ご飯時間。
じゃあ、まず腹ごしらえと入った食堂で、たらふく、しかも白ワインもいっぱい飲んじゃったのが、この後の敗因となってしまうなんて、この時は思いもしなかった。

お腹ぱんぱんだったので、広い敷地内、しかも小高い丘の斜面を使った記念墓地を歩き回るとほどよくお腹がこなれるね。なんて思っていたのが仇になりました。

なんと正門から入ろうとしたら工事中なのか、ぐるっと網がめぐらされちゃって入れない。

「せっかくここまで来たのに、嘘だろおおおおおお!!!!」となんとピサーノ氏、正門横の茂みに入り込み突破口を探そうとする。

こんな暑い日にまじかよ。

しかも横の茂みの下は線路が通っていて、いきなりがっつり崖でございます。
おいおい、無理だって。

無理だよ。帰ろうよという私に背を向け、すたすた歩き始めるピサーノ氏。
こらこらどこ行くんじゃ!

なんとそこから数百メートル離れた駅に入り込み、ホームを超え、駅裏の土地から記念墓地の方向に戻り、森の中に入って突破口を探す・・・・・・。

お願い、こんなところでサバイバルトレッキングしないでええええええええ!!!
森の中の丘を越えて行こうする彼に、「私、ここで待ってるから、行って来て」と匙を投げる。

ええええええ、そんなこと言うなよ。行けるよ、大丈夫!

って行けません。行きたくない。怒

と住宅街の外れの森の中で押し問答。諦めた彼が「グーグルマップでどこか、中に入れる道探してくれない?」と言うので、探してみると墓地の頂上付近に記念堂の教会があるようで、これが裏門になっているようである。

よし!とピサーノ氏、今度はまた数百メートル戻って正門前に止めた車まで戻り、裏門にまで車で登る。

が・・・・・教会からの裏門も工事用のネットが張られていて、記念墓地には全く入れない。
かといって、中で工事しているようには見えないところが、The イタリア。
多分、維持するのに、または管理の人員を割けないので閉鎖している感じである。

「今日はついてない!」と言うピサーノ氏に、仕方がないよ。またいつか来ようよと言ってみるも、聞く耳持たん。
なんとか入れないか裏門の周りも歩いてみるも突破口なし。
そうこうしているうちにである。。。。いきなりピサーノ氏、工事用の簡易バリケードを動かしちゃって、するっと隙間から入り込んじゃったわけで。汗

ちょ!!! そんなことして、入っちゃったらダメでしょー!!!!!
「おいでよ。君に見せたいイタリアの歴史の1ページなんだよ。」と言われて、小心者の日本人はびくびくもので入り込む。

記念墓地なので、きっと管轄は軍だもの、不法侵入しちゃったら捕まっちゃうでしょー!!!!とドキドキもんであるが、ピサーノ氏はまるで、彼の友人、彼の先祖のお墓にお参りに来たみたいに感動しちゃってる。
ねえ・・・・・ドロミテの山のどっかで、何か拾って来てないよね? 滝汗



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内緒の一枚 汗




記念墓地はひらけた小高い山の斜面一面を使って作られたもので、ローマのエウル地区のファシズム建築様式に似ている。
実際、完成式にはムッソリーニも出席したとある。
山の斜面の全面にまるで、大階段のように並ぶ白い大理石の墓標は100,000基。
裏門の教会には、さらに40,000人の無名の戦没者たちが祀られている。
合計で140,000名。 イタリア北部にはここのような第一次世界大戦の戦没者を祀る記念墓地が各地にあると言う。
ピサーノ氏、実はその昔、士官学校に通っていた経歴があり、この記念墓地は特別な思いがあったようで、どうしても、どうしても、ここまで来たからには見たかったらしく、帰り際に墓地に向かって敬礼しとった・・・・・・。汗

それにしても・・・・・暑い。日陰がどこにもない上に白い大理石の照り返しで、気分はフライパンの上である。
8月の太陽がさんさんと照りつけ、無性に喉が乾いて来た。

そろそろ帰ろうかと車に戻るが、さて、帰り道がわからない。
来た道を戻るのもと、わざと反対方向にハンドルを取ると、なんと記念墓地の丘の裏側は、当時の戦場跡だそうで、ポツンと標識は立っていたけど、きっとほとんどの人が知らないのではないだろうか?
実際、見た目も保護柵も何もない、ただのだだっ広い原っぱである。

嬉々と車を降り、原っぱに入り込むピサーノ氏の後を追う。
大戦時の塹壕跡を見つけ、その中を歩く。
100年前、この狭いくぼみの中を兵士たちが行き来していたんだろう。

日本も第一次世界大戦には参戦しているが、遠い地の戦いで、日本の国内には戦場跡などはない。
生まれて初めて見る塹壕や戦場跡の、ざわざわした感じにジトーっと汗が出てくる。
喉が乾きすぎて、飲み込むツバさえない。

実はお昼にワインを飲みすぎた状態で、暑い中を動き回ったため、この時、熱中症になりかけておりました。
この後、ダッシュでバールに駆け込み、スポーツドリンクを爆飲みして、生き返りました。



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暑さでやられた、連れてこられた宇宙人。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2018-10-12 00:59 | Comments(0)


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ドロミテ街道の始点 コルティーナ ダンペッツォ。
「ドロミテの女王」と呼ばれる山あいの街です。

「ドロミテの女王」と呼ばれるようになったのは、今は風化で消えてしまったそうなんですが、ドロミテ街道のトンネルの中に「やあ、コルティーナ 、君はドロミテの女王だ。」と第一次世界大戦中の無名イタリア兵士によって書かれた文字があったそうです。

きっと、「Ciao Cortina, sei la regina di Dolomite」って書かれてたのかな?
というのも、この町の観光インフォメーションには、なんと日本語が堪能なイタリア人スタッフ、日本語アシスタントさんが常駐しているそうで、日本語のガイドブックをいただいたんです。その中にこのお話が書いてありました。
こんなところまで、日本人観光客が来るのかな?とも思ったけど、最近ではリピータさんが、日本ではまだそれほど宣伝にされていない小さいけど、素晴らしい街をどんどん発見して訪れていますよね。
イタリアに住んでいる私たちより日本にお住まいの方の方が、すっごい情報通ということも多い昨今です。
この日もラガツォイからコルティーナ に行く途中のバス停に、先日、チベッタ岳の山小屋でお会いした「ゆっくり時間をかけてドロミテを回っている」と言っていた日本人男性がいました。

この辺りは、ドロミテスーパースキー場のエリアでもあるので、冬には日本のみならず、世界中からセレブさんたちもバカンスにくるそうで、町のメインストリートは、ローマのスペイン広場界隈よりエレガントな高級ブティックが並びます。



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薬局が入っている建物も横がこんな感じ。





教会も外観がローマのとは全然違う様式で、ヨーロッパを感じさせます。
イタリアもヨーロッパですが、ローマあたりになると、いや、ここ、ヨーロッパじゃないでしょ?という雰囲気なんです。
イタリアの政党、北イタリア同盟さんが「ローマから南は切り離したい!」と昔、よく言っていましたが、気持ちはわかる。笑

この辺りはイタリア国内なのに、オーストリア、ドイツな雰囲気が味わえるます。
家々の窓辺にはゼラニウムが飾られてるし、スイスに行かずしてハイジの世界です。

ローマでは、ゼラニウムはこんな元気に大きくならないんです。
10年ほど前にアフリカから入ってきた害虫、蝶なんですが、幼虫が根を枯らせてしまうので、こんなに見事に育たないんです。
アフリカ産の蝶ですから、さすがに北イタリアのこの辺りまでは、まだたどり着いていないんだろうな。
ってか、寒いか。(納得)

チロル風と呼ばれるように家の壁も色彩豊かに描いた描かれてるし、落書きもない。

でも、そんなすんばらしい風景の中、私の心をゲッチューしたのは、聖フィリッポと聖ヤコボ大聖堂 (Basilica dei Santi Filippo e Giacomo)の横にあるこの像でございました。。。。。。。



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最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2018-09-21 00:17 | Comments(0)

1年が経ちました。

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現在。。。。

そして、1年前。
カルロの顔も不安げ。


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気がつけば、新しいお家の鍵をもらったあの日から1年が経っていました。
大困難、大騒動の末のお引越しはその間にも新たな問題が浮上したり、噴き上がったりで、消化しきれていないうちに、1年が経っていたということの方がびっくり。
苦しい思いも、悲しかったことも、脳卒中起こしそうなくらい怒ったことも、もう1年経ったんですか? というのが正直な気持ち。

選択を間違えたか?という思いに苛まされ、まあ、じゃあ修正すればいいやと思い、修正案、解決策を探しているうちに1年。




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1年前、現状打破のための、一歩前進のための引越しだったんだけど、達成感もなければ何か前進したとか、得たという手応えがない。
多分、自分が期待していた成果がまだ出てない、自分が期待していたレベルまで、到達していないから、達成感がないのかも。

これは、これでいかん。とも思う。
1年、365日。色々、いっぱい頑張ったし、何かは得ている。。。。はず。
とポジティブな視点で、1年暮らしたお家を眺める。

えっと・・・・・
まず、今のお家はカルロが時々走り回るお庭がある。

DVDを見ながらストレッチをするときも、今度のお家は充分なスペースがあるので、前のように家具を蹴ってしまうなんてこともない。



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大家さんが持って行ったエアコン痕は新聞紙を詰めただけだったので、
漆喰を塗り埋めて、色も塗っちゃったもんね。


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ボールの取り合いっこで、カルロでさえ、息切れを起こすほど、ぐるぐる走り回るスペースもある。
組み立てに2ヶ月以上かかり、本当に泣かされたキッチンは、出来上がると、広く使い勝手が良く、お料理するのがとっても楽だし。組み立てに苦労しただけに愛着もある。
私は日曜大工は嫌いであるけど、やらなきゃいけないときは、まあ、少しはできるという自信もついた。

器が変わると暮らしも変わるというが、確かに、最近では将来のお家、引越しを考える時、今のお家を基準に考えている自分に気がつく。
そして自分には何が本当に必要なのかも、ちょっと見えてきた。

1年前の自分にはなかった基準、物差しを持ち、そして確かに、物事の見方が変わったのは、大きな前進であったと思う。
この経験だって、決してマイナスではないはずである。
いや、何かに役立てていかなきゃ。

フェイスブックで上がってきた1年前の出来事、鍵をもらって希望と不安を抱えながら、引越し前の大掃除をした日の写真を見て、ふともう一度立ち止まって、自分の立ち位置を確認したくなった。








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2018-09-12 01:44 | Comments(0)

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ローマ以南のイタリアしか知らない私、今回の始めて、ベネト地方の上に行って来ました。
ここまで来たから、せっかくだから州に越えて、トレンティーノ、アルト アディジェ行くよ!とつれて行ってもらった町はカナゼイ。 Canazeiと書きますが、日本ではカナツェーイの方が知られているのかな?

トレンティーノ アルト・アデイジェと言えば! 大好きなカンティーナがあるところ162.pngとしか、前情報がなかったあたくし。行って見てびっくり。

ここは・・・・・・どこ?




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「ほら! 見てごらん、まさに南チロル地方の伝統的な建築様式だろ?」と言われて、そうかー!!! ここが噂の南チロルなんだ!

オーストリアのチロル地方とアルプスを挟んで南側の地方を南チロル地方と呼ぶんだそうで、ここは第一次世界大戦まではオーストリア領でございました。
ベネトのベルーノ地方に入った途端、道路標識もドイツ語表記との二重表記で、南イタリアしか知らない私には、もう外国でございます。




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大好きなワイン名もドイツ語っぽくって発音出来ません。

ドロミテ地方のこの辺りの木造のお家の飾りがすごい。
この地方の木工職人さん達、すごいだろうな・・・・・・・・と変なところで感心しちゃいました。

南イタリアの石造りの家、大理石の飾りしか知らなかった私には、この木のお家というのは、ものすごく異質で外国、ヨーロッパに来たぞーと気持ちが上がりました。









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by viabellaitalia | 2018-09-10 20:29 | Comments(0)