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ヴェネト州のプーリア王

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Photo by https://www.panorama.it




ドロミテからトスカーナに帰る日「レディプーリアに行きたいんだけど・・・・いい?」とピサーノ氏。

Re di Puglia?

「Re di Pugliaじゃなくって、Redipugliaだよ。」

というのもRe di Pugliaと書くと プーリア王という意味になる。
南イタリアのプーリアに王さまなんていたっけ?????

「そういう地名で南イタリアのプーリアとは関係ないんだよ。第一次世界大戦の戦没者が祀られている記念墓地があるんだ。」

せっかく近くだし、行ったことないからと。
私もこんなに北のイタリアに来たのは初めてですから、どうぞどうぞ。お供いたします。

それにしても涼しい、いや寒いとも言えたドロミテの温度に身体が慣れちゃって、下界のヴェネト州が、もうめちゃくちゃ蒸し暑い。どうやらこの日は40度近くまで気温が上がっていたらい。

レディプーリアの戦没者記念墓地までGoogleナビでたどり着いたら、すっかりお昼ご飯時間。
じゃあ、まず腹ごしらえと入った食堂で、たらふく、しかも白ワインもいっぱい飲んじゃったのが、この後の敗因となってしまうなんて、この時は思いもしなかった。

お腹ぱんぱんだったので、広い敷地内、しかも小高い丘の斜面を使った記念墓地を歩き回るとほどよくお腹がこなれるね。なんて思っていたのが仇になりました。

なんと正門から入ろうとしたら工事中なのか、ぐるっと網がめぐらされちゃって入れない。

「せっかくここまで来たのに、嘘だろおおおおおお!!!!」となんとピサーノ氏、正門横の茂みに入り込み突破口を探そうとする。

こんな暑い日にまじかよ。

しかも横の茂みの下は線路が通っていて、いきなりがっつり崖でございます。
おいおい、無理だって。

無理だよ。帰ろうよという私に背を向け、すたすた歩き始めるピサーノ氏。
こらこらどこ行くんじゃ!

なんとそこから数百メートル離れた駅に入り込み、ホームを超え、駅裏の土地から記念墓地の方向に戻り、森の中に入って突破口を探す・・・・・・。

お願い、こんなところでサバイバルトレッキングしないでええええええええ!!!
森の中の丘を越えて行こうする彼に、「私、ここで待ってるから、行って来て」と匙を投げる。

ええええええ、そんなこと言うなよ。行けるよ、大丈夫!

って行けません。行きたくない。怒

と住宅街の外れの森の中で押し問答。諦めた彼が「グーグルマップでどこか、中に入れる道探してくれない?」と言うので、探してみると墓地の頂上付近に記念堂の教会があるようで、これが裏門になっているようである。

よし!とピサーノ氏、今度はまた数百メートル戻って正門前に止めた車まで戻り、裏門にまで車で登る。

が・・・・・教会からの裏門も工事用のネットが張られていて、記念墓地には全く入れない。
かといって、中で工事しているようには見えないところが、The イタリア。
多分、維持するのに、または管理の人員を割けないので閉鎖している感じである。

「今日はついてない!」と言うピサーノ氏に、仕方がないよ。またいつか来ようよと言ってみるも、聞く耳持たん。
なんとか入れないか裏門の周りも歩いてみるも突破口なし。
そうこうしているうちにである。。。。いきなりピサーノ氏、工事用の簡易バリケードを動かしちゃって、するっと隙間から入り込んじゃったわけで。汗

ちょ!!! そんなことして、入っちゃったらダメでしょー!!!!!
「おいでよ。君に見せたいイタリアの歴史の1ページなんだよ。」と言われて、小心者の日本人はびくびくもので入り込む。

記念墓地なので、きっと管轄は軍だもの、不法侵入しちゃったら捕まっちゃうでしょー!!!!とドキドキもんであるが、ピサーノ氏はまるで、彼の友人、彼の先祖のお墓にお参りに来たみたいに感動しちゃってる。
ねえ・・・・・ドロミテの山のどっかで、何か拾って来てないよね? 滝汗



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内緒の一枚 汗




記念墓地はひらけた小高い山の斜面一面を使って作られたもので、ローマのエウル地区のファシズム建築様式に似ている。
実際、完成式にはムッソリーニも出席したとある。
山の斜面の全面にまるで、大階段のように並ぶ白い大理石の墓標は100,000基。
裏門の教会には、さらに40,000人の無名の戦没者たちが祀られている。
合計で140,000名。 イタリア北部にはここのような第一次世界大戦の戦没者を祀る記念墓地が各地にあると言う。
ピサーノ氏、実はその昔、士官学校に通っていた経歴があり、この記念墓地は特別な思いがあったようで、どうしても、どうしても、ここまで来たからには見たかったらしく、帰り際に墓地に向かって敬礼しとった・・・・・・。汗

それにしても・・・・・暑い。日陰がどこにもない上に白い大理石の照り返しで、気分はフライパンの上である。
8月の太陽がさんさんと照りつけ、無性に喉が乾いて来た。

そろそろ帰ろうかと車に戻るが、さて、帰り道がわからない。
来た道を戻るのもと、わざと反対方向にハンドルを取ると、なんと記念墓地の丘の裏側は、当時の戦場跡だそうで、ポツンと標識は立っていたけど、きっとほとんどの人が知らないのではないだろうか?
実際、見た目も保護柵も何もない、ただのだだっ広い原っぱである。

嬉々と車を降り、原っぱに入り込むピサーノ氏の後を追う。
大戦時の塹壕跡を見つけ、その中を歩く。
100年前、この狭いくぼみの中を兵士たちが行き来していたんだろう。

日本も第一次世界大戦には参戦しているが、遠い地の戦いで、日本の国内には戦場跡などはない。
生まれて初めて見る塹壕や戦場跡の、ざわざわした感じにジトーっと汗が出てくる。
喉が乾きすぎて、飲み込むツバさえない。

実はお昼にワインを飲みすぎた状態で、暑い中を動き回ったため、この時、熱中症になりかけておりました。
この後、ダッシュでバールに駆け込み、スポーツドリンクを爆飲みして、生き返りました。



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暑さでやられた、連れてこられた宇宙人。







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by viabellaitalia | 2018-10-12 00:59 | Comments(0)


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ドロミテ街道の始点 コルティーナ ダンペッツォ。
「ドロミテの女王」と呼ばれる山あいの街です。

「ドロミテの女王」と呼ばれるようになったのは、今は風化で消えてしまったそうなんですが、ドロミテ街道のトンネルの中に「やあ、コルティーナ 、君はドロミテの女王だ。」と第一次世界大戦中の無名イタリア兵士によって書かれた文字があったそうです。

きっと、「Ciao Cortina, sei la regina di Dolomite」って書かれてたのかな?
というのも、この町の観光インフォメーションには、なんと日本語が堪能なイタリア人スタッフ、日本語アシスタントさんが常駐しているそうで、日本語のガイドブックをいただいたんです。その中にこのお話が書いてありました。
こんなところまで、日本人観光客が来るのかな?とも思ったけど、最近ではリピータさんが、日本ではまだそれほど宣伝にされていない小さいけど、素晴らしい街をどんどん発見して訪れていますよね。
イタリアに住んでいる私たちより日本にお住まいの方の方が、すっごい情報通ということも多い昨今です。
この日もラガツォイからコルティーナ に行く途中のバス停に、先日、チベッタ岳の山小屋でお会いした「ゆっくり時間をかけてドロミテを回っている」と言っていた日本人男性がいました。

この辺りは、ドロミテスーパースキー場のエリアでもあるので、冬には日本のみならず、世界中からセレブさんたちもバカンスにくるそうで、町のメインストリートは、ローマのスペイン広場界隈よりエレガントな高級ブティックが並びます。



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薬局が入っている建物も横がこんな感じ。





教会も外観がローマのとは全然違う様式で、ヨーロッパを感じさせます。
イタリアもヨーロッパですが、ローマあたりになると、いや、ここ、ヨーロッパじゃないでしょ?という雰囲気なんです。
イタリアの政党、北イタリア同盟さんが「ローマから南は切り離したい!」と昔、よく言っていましたが、気持ちはわかる。笑

この辺りはイタリア国内なのに、オーストリア、ドイツな雰囲気が味わえるます。
家々の窓辺にはゼラニウムが飾られてるし、スイスに行かずしてハイジの世界です。

ローマでは、ゼラニウムはこんな元気に大きくならないんです。
10年ほど前にアフリカから入ってきた害虫、蝶なんですが、幼虫が根を枯らせてしまうので、こんなに見事に育たないんです。
アフリカ産の蝶ですから、さすがに北イタリアのこの辺りまでは、まだたどり着いていないんだろうな。
ってか、寒いか。(納得)

チロル風と呼ばれるように家の壁も色彩豊かに描いた描かれてるし、落書きもない。

でも、そんなすんばらしい風景の中、私の心をゲッチューしたのは、聖フィリッポと聖ヤコボ大聖堂 (Basilica dei Santi Filippo e Giacomo)の横にあるこの像でございました。。。。。。。



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by viabellaitalia | 2018-09-21 00:17 | Comments(0)

1年が経ちました。

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現在。。。。

そして、1年前。
カルロの顔も不安げ。


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気がつけば、新しいお家の鍵をもらったあの日から1年が経っていました。
大困難、大騒動の末のお引越しはその間にも新たな問題が浮上したり、噴き上がったりで、消化しきれていないうちに、1年が経っていたということの方がびっくり。
苦しい思いも、悲しかったことも、脳卒中起こしそうなくらい怒ったことも、もう1年経ったんですか? というのが正直な気持ち。

選択を間違えたか?という思いに苛まされ、まあ、じゃあ修正すればいいやと思い、修正案、解決策を探しているうちに1年。




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1年前、現状打破のための、一歩前進のための引越しだったんだけど、達成感もなければ何か前進したとか、得たという手応えがない。
多分、自分が期待していた成果がまだ出てない、自分が期待していたレベルまで、到達していないから、達成感がないのかも。

これは、これでいかん。とも思う。
1年、365日。色々、いっぱい頑張ったし、何かは得ている。。。。はず。
とポジティブな視点で、1年暮らしたお家を眺める。

えっと・・・・・
まず、今のお家はカルロが時々走り回るお庭がある。

DVDを見ながらストレッチをするときも、今度のお家は充分なスペースがあるので、前のように家具を蹴ってしまうなんてこともない。



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大家さんが持って行ったエアコン痕は新聞紙を詰めただけだったので、
漆喰を塗り埋めて、色も塗っちゃったもんね。


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ボールの取り合いっこで、カルロでさえ、息切れを起こすほど、ぐるぐる走り回るスペースもある。
組み立てに2ヶ月以上かかり、本当に泣かされたキッチンは、出来上がると、広く使い勝手が良く、お料理するのがとっても楽だし。組み立てに苦労しただけに愛着もある。
私は日曜大工は嫌いであるけど、やらなきゃいけないときは、まあ、少しはできるという自信もついた。

器が変わると暮らしも変わるというが、確かに、最近では将来のお家、引越しを考える時、今のお家を基準に考えている自分に気がつく。
そして自分には何が本当に必要なのかも、ちょっと見えてきた。

1年前の自分にはなかった基準、物差しを持ち、そして確かに、物事の見方が変わったのは、大きな前進であったと思う。
この経験だって、決してマイナスではないはずである。
いや、何かに役立てていかなきゃ。

フェイスブックで上がってきた1年前の出来事、鍵をもらって希望と不安を抱えながら、引越し前の大掃除をした日の写真を見て、ふともう一度立ち止まって、自分の立ち位置を確認したくなった。








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by viabellaitalia | 2018-09-12 01:44 | Comments(0)

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ローマ以南のイタリアしか知らない私、今回の始めて、ベネト地方の上に行って来ました。
ここまで来たから、せっかくだから州に越えて、トレンティーノ、アルト アディジェ行くよ!とつれて行ってもらった町はカナゼイ。 Canazeiと書きますが、日本ではカナツェーイの方が知られているのかな?

トレンティーノ アルト・アデイジェと言えば! 大好きなカンティーナがあるところ162.pngとしか、前情報がなかったあたくし。行って見てびっくり。

ここは・・・・・・どこ?




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「ほら! 見てごらん、まさに南チロル地方の伝統的な建築様式だろ?」と言われて、そうかー!!! ここが噂の南チロルなんだ!

オーストリアのチロル地方とアルプスを挟んで南側の地方を南チロル地方と呼ぶんだそうで、ここは第一次世界大戦まではオーストリア領でございました。
ベネトのベルーノ地方に入った途端、道路標識もドイツ語表記との二重表記で、南イタリアしか知らない私には、もう外国でございます。




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大好きなワイン名もドイツ語っぽくって発音出来ません。

ドロミテ地方のこの辺りの木造のお家の飾りがすごい。
この地方の木工職人さん達、すごいだろうな・・・・・・・・と変なところで感心しちゃいました。

南イタリアの石造りの家、大理石の飾りしか知らなかった私には、この木のお家というのは、ものすごく異質で外国、ヨーロッパに来たぞーと気持ちが上がりました。









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by viabellaitalia | 2018-09-10 20:29 | Comments(0)

ドロミテ時間

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トスカーナからドロミテへの出発がすっかり遅れてしまい、ホテルに到着したのは夜8時前。

チェックインをする間に、夕食をサーブするレストランホールから美味しそうな香りがする。

朝食時間と場所を説明してくれるフロントのおばさまにピサーノ氏がすかさず、「夕食はここで取れますか?」と尋ねる。




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木の使い方が北海道っぽい



うん、確かにその日は朝早くから色々用事を片付けたり、長旅もあり、できればホテル内でゆっくりご飯食べれたら、楽かもね。

「厨房に聞いて見ますが・・・・今日は結構予約が一杯なので」と結局空席なしで、近所の美味しいレストランを紹介してもらった。

「徒歩で10分ほどです。ホテル〇〇からの予約だと言えば、わかりますから。ただ、もう8時過ぎてますので、お急ぎください。」

へええええええ、今日はこの町のレストランは大繁盛なんだ。8時過ぎでもうどこも満席なんだ。と、道産子ロマーナは単純に思った。



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ワンプレートメニューで色々試せて美味しい
ポレンタはお約束。焼きチーズ(わーい、ハイジの世界)
きのこの炒め物。
子ヤギのミニステーキ
うさぎさんの角煮などなど。


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そして、デザートといえば、ストゥデル! うまうま!



ホテルから予約してもらったレストランは、本当に何を食べても美味しく、確かに席も満席。
でも、まだ8時なんだし、2回転、3回転目のお客さんだって入ってくるだろうに。
そんなにお腹も空いていなかったので、正直、2回転目の9時半とか、10時ごろでも私的には全然問題はなかった。
どだい、うちは普段ならガッツリ南イタリア時間で、お昼は2時から。夕食は大体夜10時である。

実の日、さあ、今日はチベッタ岳に行くよ!と張り切るピサーノ氏。
フロントに鍵を預ける時に、「今日は遅くに戻ってくるので、夕食の予約を先に入れたいんですが」

「かしこまりました。2名さまですね? 夕食時間は7時半から8時半です。メニューをお知らせしますので、ご希望のものをチェックしていただけますか?」

って・・・・・夕食時間早くない???????? と思うのは、えせロマーナの私である。


この日の「チベッタ岳に行くよ」の行くよはトレッキングではなく、マジな登山で、しーかーも、後で聞いたら、初心者用のコースではなく、ちょっとエキスパート用だった下山ルート。もう本当に泣けた。

しかも、途中で我がジモティー兼ガイドのピサーノ氏まで足を痛め、行きは良い良い帰りはマジ怖い のそのまま、下山に6時間かかり、やっと民家があるあたりまで山を降りたのが夜9時近く。あたりは真っ暗。

「・・・・夕食逃しちゃったね。」

が私たちの下山第一声である。とほほほ。
ひとまず、携帯の電波が届くところにたどり着いてから、ホテルには夕食には間に合わないことを伝えた。

下山した場所は町外れで車を止めてあるところまでは、まだ5kmほどある。ピサーノ氏が開いてるバールに入って、タクシーを呼べないか聞いている間に、外人の私がホテルに、今、下山したので夕食はキャンセルしたいと電話を入れたので、最初ホテルの方はどうやら、外人のあたくし、山の中で遭難したと思ったらしく、すわっ!!!とばかりに「シニョーラ! 大丈夫ですか???」と折り返し電話までいただいた。

残念ながら5kmほどの道のりではタクシーは来てくれないそうで、10時間以上の登山でヘトヘトの足を引きづり、車を止めてあるところまで歩く。

車を止めた場所の真ん前に、程よく「ビールとドイツ風ウィナー」と大きく書かれたビアホールがあったので、此れ幸いと食いっぱぐれた夕食はここだ!とレストランに入る。

「2名ですけど、席ありますか?」

「すみませんねー、もう営業、終わりなんです。キッチンもうオーダー終わってて。」


え? キッチン終わりって?と時計を見たので、時間をよく覚えている。 9時26分である。

9時半前にオーダーストップってビアホールで?????????????????????????????



ローマでは、8時前にピザ屋に行ったら、怒られます。
まだ釜に火いれてないとか、火入れたばっかりで焼けないとか、怒られます。
確かにレストランで夜11時過ぎに行くと、嫌がれるけど9時半で閉めたって・・・・・・・・・

アンビリバボー・・・・・・・・・

こういう時、イタリアにはコンビニがないので困ったことになる。

あああああああ、ドロミテ時間。宵っ張りには厳しい。。。。。。

ホテルの夕食は3日目にしっかりリベンジいたしましたが、8時前にはレストランに降りた良い子のあたくしたち。



ちなみに、ドロミテからトスカーナに帰った日も、交通渋滞を避けていたら、すっかり、とっぷり日が暮れて、
「夕食、どこかで食べて行こうよ。」と近郊のサン ミニアートという町へ寄ることにした。

夜も10時近くの町の道は、夕涼みの散歩をする人で溢れている。
これはドロミテでは見かけなかった光景である。

サンミニアートのレストランのドアを叩いたのは夜10時。

「2名ですけど、席ありますか?」

「こちらの席か・・・・・あちらか、どちらがいいですか? 今すぐテーブル整えますね」と前のお客さんの後をさっと片付けるウェイトレスさんであった。








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by viabellaitalia | 2018-08-31 01:17 | Comments(0)

今日から再稼働です

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無事バカンスからみんな戻って来て今日から再稼働のVIA BELLA ITALIAです。

この夏はすごい大冒険しちゃいました。
ドロミテにトレッキングしに行こう!と大張り切りでございましたが。。。。

登りはね、鉄の丘に住んでるだけあって、5時間ほどかけてで写真の山の中央の白い部分、標高2700メートルほどの雪渓が溶けたゴロゴロ岩なところを横断し、 すぐ下の森の天辺から、死にそうになりながら下山したら、夜9時ちょい前でございました。

途中雨は降ってくるわ、足元滑るわ、足場がない崖っぷちをロープを握り締めて降りるとか。。。。体育会系じゃない私はもう10年ほど命が縮む思いでございました。滝汗

すっごい景色は良かったけど、下見たら落ちると、下山の写真は1枚もない。笑
頭の中で「ドロミテで日本人滑落」と新聞沙汰にだけはなりたくないと、ひたすらその一念で生還いたしました。(大袈裟だけど、真面目に危なかった)

今回 Macもバージョンアップさせるべく、バカンスに出していましたが、新しいOS を載せて戻って来たら。。。。OS Yosemiteだそうでモニターの写真が。。。。。まさに山。汗

なんかトラウマになりそうです。


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by viabellaitalia | 2018-08-28 02:49 | Comments(0)

ありがとうのランチ

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やっと、この週末昨年の引越の時に本当にいろいろ手伝っていただいたお友達をおうちランチにお招きできました。

100以上あったIKEAキッチンの部品の段ボール箱や袋を持て途方にくれてたときに、すぐローマから駆けつけてくれたお二人。


各引き出しは自分でも組み立てれたけど、全体を組み上げていくのは、もう全然不可能。私のキャパを超えた作業で泣けました。IKEAの組み立てサービスをやっぱり頼もうと思ったら、


「お客様、もう箱を開けて多少は組み立ています? それで私どものサービスはいたしかねます。」とか

もう無理! 木工職人に組み立てお願いしようと思ったら、どこも仕事が一杯で、1ヶ月ほど待ってくれたら・・・・なんて待てない。


台所が組み上がらないから、ガスもない。水も出ない。食器洗いはトイレの洗面所 号泣

3度の食事はまじ外食。


そんな状況で、失意のずんどこだったところに、何度もローマからやってきてキッチン組み立てを手伝っていただいたお二人に、キッチン、おかげさまで使えてます!とお披露目しないとね。


今年はお天気がどうも今イチな中、ほどよくいい天気な日曜日。

リビング前の庭も緑いっぱい。(雑草もぼうぼうだけど)


ローマ片田舎なので、日本の食材を見つけるのはちと大変なので、オールイタリアンな献立となりました。

でもバジリコを買うのを忘れて、庭の鉢植えにぼうぼうなってるシソを使って、ちょびっと和風。笑

今度のおうちのキッチンは苦労したけど、大きい(広い)ので作業も本当ににしやすく、もっとちゃんと使い回さないとな。



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注 シソはイタリアでは自生してませんよー。毎年、鉢からいつのまにか芽が出てきて、放っておいてもどんどん出て来るんでございます。

種をつける前に、作年の引越のために鉢から撤去しちゃってたので、多分今年はもう出て来ないと思っていたけど、恐るべし生命力。いつのまにやら鉢分かれして今年は4鉢、シソに占領されてます。








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by viabellaitalia | 2018-06-12 20:11 | Comments(2)

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買付の仕事でときどき、ブランドや、限定もののショッパー、ショッピングバックなどを探すことがある。

以前、お探ししたのはミラノのスカラ座内ショップでの限定ショッピングバック。

オペラの演目の楽譜が素敵なデザインで印刷されたもので、さすがミラネーゼというおしゃれバックだったっけ。



まちがいなくおしゃれなブランドもの以外にも、イタリアのスーパーのショッパーがお土産や、機内手荷物をまとめるのになかなか優れものだと言う話も聞いた事がある。

ビニールを編んだ素材の物が多いので、水をはじくしかなり頑丈だし、もともとお買い物バックなので、お安い。


私がイタリアに来た頃は、まだこうしたスーパ-の頑丈ショッパーがなく、お会計時に「袋いる?」とか「袋ください。」の会話で確か、当時は50セントだった。

その後、本格的にスーパ-のビニール袋を廃止するという話になり、各スーパ-で広告もかねて様々なショッパーも販売されるようになった。

お値段は素材によって1~2ユーロあたり。


お安いし、すごい頑丈で、作年の秋の引越にはスーパーのショッパーが大活躍したのである。

段ボールより物が入るし、ハンドルがあるので、持ち運びやすいのよん。

ちなみに引越に超重宝したのはIKEAのショッパー 爆 ショルダーストラップもついてますから、えいや!と肩にしょえる。


先日、ピサーノ氏が可愛いショッパーを持っているのを見て、「あれ、それ可愛いね。」と言ったら、「じゃあ、あげる。」ともらっちゃったショッパーには大きく、ピサと書いてある。


多分、ピサの斜塔や、ドウォーモだよね? なポップなイラストもついてて、あら、ご当地ショッパーかしら?


底のマチもちゃんとしてて麻素材。便利だし可愛いかもと鉄の丘のスーパーで使おうと思ってバックから取り出して、気がついた。


ピサショッピングバックは・・・・・・・コープの袋であった。


コープは、コープでも鉄の丘のコープとはグループが違うコープ フィレンツェのショッパー。

コープ フィレンツェだけど、思いっきり「ピサ」なショッパー。


これは、これで、実はかなりすごいことだと思うけど、それにしてもローマの片田舎でピサなショッパーは浮きまくりです。


実は、あたくし、これ以外にもご当地ショッパーを持っています。

同じくローマ片田舎のオレーバノと言う町のもの。当時、その町にお住まいだったお友達からいただいちゃった「I LOVE オレーバノ」バック。


これもね、鉄の丘で、しかも日本人の私が持って歩くと、浮く浮く 笑


でも、これかなり可愛いお土産品になると思います。だってご当地限定だし、まじにMade in Italy 笑


そのうち、フィレンツェのグッチ美術館限定のショッパーと肩を並べる日が来るかも。








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by viabellaitalia | 2018-04-25 00:43 | Comments(2)

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もう1冊、本が書けちゃうくらい、難航+ネタ満載な今回のお引っ越しです。


私はレベル1の引っ越しはローマから助っ人に来てくれたお友達のおかげで1ヶ月ほど前にクリアできて、現在レベル2のキッチンで難航していますが、店長はまだレベル1もクリアできていないし。


先週、もう電話かけまくって職人さんを探し、無事シンク用とコンロ用の穴があいたワークトップ。


「これで後の作業は簡単だよー。」なんて店長は言うが、やるやる詐欺なので、宛てにせずさっさと友達に組み立てをお願いしました。


一応ね、持ち主は店長なので、勝手をやって、後でブーたれられるのは、嫌なので店長も家具組み立ての腕並みに一目置いてるアントニオさんにお願いいたしましたが、アントニオは店長が大好き。

なので、お仕事は一緒に♥なので、結局ね、店長がいるときにアントニオも「行くよー♥」で、あんまりはかどらない。汗


簡単と言ったってね、イタリアですから、普段のなにげないことでさえ、難解なことになっちゃう国だもの、そんな「簡単」な訳がない。


案の上、


まず月曜日のお題は コンロとシンクをつける!だったんですが、いざやってみたら、ちゃんとカットしてもらったのに穴にコンロが入らない。


ガス管の含み分、上に上がっちゃったり、電気のコードが出ている場所が、微妙に出てたり、変な含みがあったりで、職人さんに切ってもらった穴をさらに5cmほど自分たちで切ることに。


コンロつけるーいうてるのに、誰もガス管用意してないしで、その場で買いに走ったり。


さあ、いよいよシンクですぜい!というとき。

IKEAってどんだけいけずなのか、シンクにも蛇口を通す穴が開いていなく、半月ほど前にシンクに穴をあける部品をツカ注文いたしましたが、取説を読むと「この部品を差し込む前に、まず電気ドリルで穴を開ける。」って書いてるけど、相手はステンレス。そうそう簡単に穴が開かない。


で、ここで月曜日は時間切れ。


ついで火曜日。職業訓練校にお勤めの店長、ちゃっかり実習室から電気ドリルの先っちょをお借りして来ちゃったり。

さすがに今回はステンレスのシンクにも穴が開き、まずは配管をつけ・・・・・ようとしたら、なんと!配水管が、ちゃんとハマってなくって、店長が、なにこれ?ってひいたら、するーっと配管が抜けちゃって、本管につなぐのに四苦八苦。

配水管もなんとかつないだ! いよいよ蛇口の取り水管を水道管につなごうとしたら・・・・・・・・。


IKEAよ、どーしてこんなに管が短いのよ。後ちょっとなのに、水道管まで長さが足りない。

ここでね、火曜日も時間切れ。


今日、水曜日は、店長が取り水管を買い足して、取り付けてくれることにはなっているんですけど、完成まではまだまだ遠いです。涙


昨日は、いよいよ夕食は、簡単なスープなんかは暖められると思って、オフィスに置いてあったMy鍋を自宅に持ち帰っていたのに、結局シンクが完成しなかったので、洗い物ができないので、記念すべき新居での初お料理は、カップヌードルのお湯を湧かすでした。汗

それでも、月曜日にコンロの火がついたときは、泣けました。







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by viabellaitalia | 2017-11-23 00:55 | Comments(0)

たかがビデ されどビデ

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写真はIKEAさんから。
このセットを、先日組み立てました!
私のバスルームの壁は、明るい色に塗る予定でーす。


「ビデがないって、普通じゃないよ! 女の子なんだからさ、Dignitoso(尊厳ある)なバスルームを持つべきでしょ?」


とは、新しいおうちの初見後に離れて暮らしているピサーノくんに、自分がどんな家に引っ越そうとしているのかを見てもらおうと撮影してきた写真を送ったときに勃発した名付けて「ビデ獲得戦」の開幕の一言である。


だいたいおうちの初見のときって、興奮と緊張で結構、いろいろ見逃すことも多い。

見る前に絶対、これだけは外せないという条件であったプライベートバスルームがあるか? 寝室は? 暖房はどうなのか?の方が最優先になっちゃってて、その存在を確認しただけで、ほっとしちゃっていたというのはある。


「今住んでいるおうちより、ずっと広いの。お庭もあるんだよ! 小さいけどプライベートのバスルームもあるの。」と送ったバスルームの写真にビデがないこと、壁のタイルに大きな傷があることを彼はすぐ気がついた。


私が日本を出た17年前までは、一般家庭にウォッシュレットがある事自体珍しかったし、ビデの存在は大学生のときにイギリス留学したときに初めて知ったくらいで、それほど身近な生活アイテムではないというのはある。

イタリアのおうちには確かにビデは、今までは必ずついていたけど、正直、毎日使うものでもなかったので、完璧にスルーしてました。


あれば、あったで使うけど、なければないで大した困るものでもないでしょ?


なんて言っちゃったもんだから、ビデ獲得戦勃発です。


「それでなくとも、君、最近さ、更年期障害で婦人科にかかる事も多いし! ビデでちゃんと洗わない女なんて、そんな不衛生な女とは一緒にいれないじゃないか!」


「ビデが必要ない。なんて、もう別れるよ!」


ええええええええええ??????? !!!!!!!!!!!


ビデごときで別れ話って、笑えないって。


ビデ本体は日曜大工のホームセンターなどで5000円くらいで売っているらしいが、取り付けるには給水管と配水管をつける必要がある。

賃貸のおうちなので壁に穴を開けての配管工事というのは大事である。


「私のお父さん、配管工だから、大丈夫よ!」とは新しいおうちの大家さん。見ていただいたが、バスルームの壁の向こうは寝室で壁に穴を開けて配管するのは・・・・・無理っしょ。


じゃあ、簡易ビデのシャワーをつけましょう!というご提案をいただいたが、ピサーノくんが言いたい、「女の子らしい、Dignitoso(尊厳ある)なバスルーム」とはちょっと趣きが違う。


じゃあ、簡易、なんちゃってウォッシュレットの便座をつけようと店長の提案。


「ウォッシュレットの国から来たミカのバスルームだもん!」


お値段的にも大家さんからもOKが出た。(将来お引っ越しする際に持っていくわけにも行かない家の備品なので、大家さん負担)


早速、なんちゃってウォッシュレットを作っているドイツの会社から取り寄せをし、大家さん父に取り付けを頼む。


が・・・・・ドイツの会社が想定したのとは違うイタリアンなクリエィティブなトイレ周りの配管では給水チューブの長さが足りない上に、もう1本お湯用のチューブが必要らしい。


早速大家さんが「代わりに使えるチューブ」を買いに行くも・・・・・太さが違うし。


ここで店長、またもやドイツの会社にコンタクトをし、来週頭にはオンラインで必要部品を購入できるようにしますというお返事をいただいた。(さすがドイツ)


で、週明けすぐ、部品がオンラインショップにアップした途端に購入。途中、イタリア税関が通関に時間をかけちゃったけど、それでも、オーダーして4日で商品が届き、配管工さんを呼んで取り付けてもらう手はずを整える。


「・・・・・・・・このチューブ、長さ、めっちゃ短いんっすけど。」


この日は朝からガス点検、オーブン修理、暖房機もチェックとさあ、ビデもやりまっせーと意欲満々だった配管工さんが2本のめっちゃ長さが違うチューブを前に途方にくれた。


最初のキット箱に入っていたのは長さ3mほど。新しくオーダーしたチューブはその半分ほどの長さである。


「・・・・・・・これオーダーするのに、俺、またドイツからの配送料払ったんだけど、使えないじゃん。」


どうやら部品のお値段よりドイツ-イタリア間の配送料の方が高かったらしい。


というわけで、ビデ獲得戦が勃発してから1ヶ月半、いや、もうすぐ2ヶ月になる私のバスルームのなんちゃってウォッシュレットはただの飾り物である。


ピサーノくんが言う「Dignitoso(尊厳ある)なバスルーム」を実現すべく、スペースは賃貸だからどうしようもないので、実は、傷んだタイルを全面新しくペンキを塗ろうと考えている。配管工でもなく、建築家でもないグラフィックデザイナーの私ができることはこれくらいである。

せめて見た目ね、清潔にしたい訳で。


なんちゃってウォッシュレットを取り付けてから、タイル全面をしっかり洗浄し、穴もふさいでペンキを塗る予定なんであるが、もともとタイルってあまりペンキが乗りにくい素材である。

タイル用のペンキにも、まず1回目に塗る作業を終えてから6時間後に2回目の作業を行い、完璧に乾くにはそれから72時間待つ事。

さらに水、洗剤などを使用するのには15日ほど完璧に下までペンキが乾くのを待つべし。と書いてあるのだ。


ということは・・・・・・・・・私の「Dignitoso(尊厳ある)なバスルーム」は、軽く見積もっても11月下旬にならないと実現しないということであるが、なにせ、チューブ問題もまだ見通しが経たない今。

サンタさんにクリスマスプレゼントとしてお願いするしかなさそうである。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

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by viabellaitalia | 2017-10-26 03:41 | Comments(0)