難破船から逃れたネズミ

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ネズミは難破する船から先に逃げ出すと言う話をどこかで聞いたことがある。


若い頃は、何度か会社を変えたことがあるが、私が辞めた会社は、その後ことごとく消滅した。残っているのは1件のみである。

イタリアに来てからも、随分職場を変えたと言うか滞在許可書のせいで変えざる得ないと言うか、いきなりクビになったが、残っているのは・・・・・・・・・・・・・
あれ? ないかも。
あっ、いえいえ、某H旅行代理店は残っている。

30代の時、いつも二股をかけられ終わる恋に疲れ果ててた頃、見てもらった占い師さんが「あなた、女性にしては運が強いのよ。強運の男じゃないとあなたとは一緒にいれないのよ。わかる? 運が弱い、悪い男はあなたと一緒にいれないから去るの。そんな男に一緒にいられても困るでしょ?」と言われたことがある。
慰めの言葉なんだろうな・・・・と当時思って聞いていたが、私を捨てた男たちのその後は、確かに、ついていない奴が多い。
だから元彼には、「私を捨てるとね、運なくすから、よーく考えておきなさい。」といっておいたが、運が弱い男は私を選べなかった。仕方がない。


2週間ほど前の日曜日。
愛犬カルロくんと午後のお散歩中、ふと1年前まで住んでいたお家に通じる道を行こうとしたとき、カルロが「そっちはいや!」と足を踏ん張ったので、じゃあ、別の道へと方向転換した。
家に帰って来てからフェイスブックを見ていてびっくり。
1年前まで住んでいたマンション前の駐車場の下が地滑りで、付近住民に避難勧告が出たと町のフェイスブックページに上がって来た。

確かに1年前まで住んでいたマンションは丘の頂上付近に建っており駐車場の下が、がっつり崖ではあった。。。。。汗

数日後、近所のスーパーでばったり1年前まで住んでいたマンションのご近所さんに出会った。
「やあ、久しぶりだね! 元気かい? ニュース聞いてるだろ? いやあ、強運だねミカって!」と言われて思い出しました、私のネズミ人生。

ニュースで出ていた地滑りで崖がえぐられ駐車場の柵が空に浮いてる写真は、確かに冷や汗ものである。
あのマンションには9年暮らしたので、マンション前の駐車場は色々思い出もある。

占い師さんの言葉はあながち慰めではなく、本当だったりして。。。。。
いや、こんな荒波なイタリアでなんとか生き延びてること自体が強運だもんね。
Go go ネズミ人生かも。







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# by viabellaitalia | 2019-02-14 02:47 | イタリア広場 | Comments(0)

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久々にバーチチョコいただきましたが、
今って中国語もあるんですねー!!!! びっくり。


この週末は久々に女友達二人と会った。
8年ほど前、ローマの病院に手術入院した時に出会った私たちは、みんな年齢も近く、同じく子宮筋腫を患い、手術日も一緒で、術後すぐの癒着を防ぐ歩行訓練は、コーヒーの自販機まで!とみんな一列にペンギン歩きをした仲である。

イタリアでも一応ね、病院食にはコーヒー出ません。
習慣ってすごいよ。痛い傷口を押さえながらもコーヒー飲みたさに歩いちゃう。

ちょうど40代だった私たちは、お年頃的にプチ更年期に近づき、婦人科系の問題を抱えていたのも手伝ってか、ホルモンが見事にアンバランスで、みんなパートナーとの問題を抱えていた。
8年経ち、一番あの時、結婚生活がやばそうだった友人Bは、その後、旦那様との寄りが戻り満足そうで、「みんなに言われるのよ。こんないい人いない。って」

いつだって、彼女の気持ちを尊重してくれる旦那様で、ただ、若くして結婚した彼女たちは、旦那様の方が世間知らずなところが多く、彼女が教えてあげる立場と言うのが、なんとなく物足りなさを感じらしい。

「私たち、付き合ってすぐ結婚したから、正直、相手をよく知らなかった。」結婚して30年以上。よくぞ途中でどちらかが、もうやーめた!と言わずに、少しづつ少しづつお互いを「勉強」してきたと言う。

もう一人の友人Lは、この8年の間にいよいよ長年にわかる結婚生活に終止符を打った。
長年住んでいたアパートも売りに出し、売れたお金を綺麗さっぱりと元旦那と半分こで、昨年、念願の自分の小さなお家を買った。
息子さんも今では自立し、遠くに住んでいる。
時々やっぱり寂しくなるらしく、この1、2年はいつも彼女が「チャオー! ねえ、久々にみんなで会いましょうよ!」と音頭をとる。

「今でもね、彼は寄りを戻したいみたいだけど、ごめんよ!」

今回、欠席だった友人Cは当時、旦那との問題はさほど深刻ではなかった。旦那様の仕事はイタリアらしいもので、ヨットのクルー。
夏の観光シーズン、一年の半分は海に出たっきりで帰ってこないので、問題も起こりようがなかったのだが、どうやら最近、旦那様が仕事を変え、陸に上がったため、家にいる時間が増え、さて、どうしよう・・・・と言うところらしい。

私も当時は人生一代の愛!とまで思っていた愛は、ある日突然もろくも終わりを告げた。

「相手とも長くなるとね、もう今更ってところあるじゃない? もう若くないから、パッションなんてもう全然、はっはっは!」

そうよねー

「やっぱりね、愛情を継続することって、パッションなんか変わることだし、年取って持ち続けれないわよ! 一番大切なのは相手へのリスペクトとスティーマよ。」

と、ここで、え?

と言うのもイタリア語のリスペクト Rispettoとスティーマ Stimaは日本語に訳をすると意味合いがかなり近く、その差が微妙。

Rispettoは尊敬で Stimaは敬意である。

要はお互い、相手を尊敬し、信頼を持って相手の領域にズカズカ入らない距離を保ち、相手が足りない部分を責めずに敬意し、思いやりを持てと言うことにも聞こえる。

友人Lの旦那様は病院にほぼ毎日お見舞いに来て、退院の日には花束を持ってきてくれた、なかなか心細かな優しい人に見えたけど、カップルの間では、彼女はずっとモラハラを受けていたらしい。
彼女の可能性を、いつも優しさという綿に包み、君は何もできないと言われ続けて、彼女は萎縮し自信を無くし、いろんなことを諦めて生きてきたらしい。

「こんな惨めな自分でお墓に入りたくないわ! だから寄りなんか戻すはずもないわよ。」

これが、20、30代くらいの人なら、愛はパッションである。
一にも二にもパッションである。
イタリア人にとってパッションがないのは愛じゃない。

これは日本人の私には重く無理な話である。
土台、私たち日本人が思う愛は、パッションだけでは無理である。それこそパッションだけじゃ続かない。
しかしイタリア人相手にはそうはいかない。
イタリア人であり、長い結婚生活を経験した彼女たちの話を聞いて、ちょっと肩の荷が降りた感じ。

だが、これはいわゆるイタリア女子トーク。
イタリア男子がどう考えているかは・・・・・不明である。

それでもやっぱり、久しぶりに同じ世代で女子トークを炸裂させるのは、お勉強になります。







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# by viabellaitalia | 2019-02-12 01:39 | イタリア広場 | Comments(0)

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イタリアに長く生息していますが、生息地域がローマ県とその南と非常に限られていましたので、中央イタリア トスカーナに生息テリトリーを伸ばしたら、新たな発見が多い。

言葉も、洋服の好みも、食も習慣も色々違い、各州の違いが楽しい。

トスカーナ人の友人達とクリスマスのイルミネーションが華やかなフィレンツェ By ナイトをしていた時、友人達を後ろから写して、あら! 

足が・・・・・短くない。。。。。

私の周りはローマ地域の人、南イタリアからローマにやって来た1世代目とか2世代目が多い。
標準体型はやっぱり古代ローマ軍兵士。と説明すると想像がしやすいかと。

肩幅があり、上半身ががっちり筋肉をまとっていることも多く、そんな上半身を支える下半身は結構短い。

日本にいた頃は、いわゆる「外人さんの足ってすらっと長いよねー」なんて話をよく耳にしていたけど、南イタリアはいとも簡単に期待を裏切る。

もちろん、昨今の若い世代は身長も伸び、すらっとした人も多くなって来ているけど。私の世代はみなさん古代ローマ軍兵士です。

日本にいる母が「あんたみたいに、小さい(背が低い)のが、外国で暮らしてて、谷間にいる感じしない?」と聞いて来たことがあるが、いや、ここ南イタリアはね、みんな背が低いから、特別チビという負い目を感じないよ。
シチリアから出て来たという知り合いは男性だけど、私の方が背が高い。

ちなみに、私、日本人の平均よりチビです。 153センチ。

別に便座が高いとか、鏡が高くて頭のてっぺんしか映らないとか、イギリスに行ったときに感じた「私ってちび」感をあまり感じない。

彼らの短くもまっすぐな足は、それはそれで愛らしい。

「イタリア人って足も短いから、なんかね、親近感あるっていうかー」と母に答えたような気がする。

ところが、トスカーナ人の友人達の後ろ姿は、あら! 外人さんだ! (いや、あなたが外人でしょ! ですが)

まあ、他の北ヨーロッパ人と比べるときっとまだまだ足短いんだろうけど、腰の位置も高く、うん、足は短くない。

おおおおお、新たな発見!

ちなみに、なぜかいつもピサーノ氏は、突然寄ってくるアフリカからの移民さんに「ナイス シューズ!」と靴を褒められます。

確かに、いつもピカピカに磨いてあるけど、いきなり褒められて、靴が欲しいのか? くれって言ってるのか????と目を白黒させながら、どう対応していいのか困っているのが笑えます。
以前、ローマで散歩中に、そしてこの夜もフィレンツェで。一体、なんなんだろう????

そうそう! ローマの男性はもっとカジュアルなスリッポンとか、スニーカーが多いように思いますが、トスカーナ友は、そう言えば、みんなクラシックな革靴御用達者が多いかも。革製品や靴の職人さんが多いからなのかな?



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本当はこっちの写真を上に掲載したかったんですが、
若干一名、写真嫌いが居まして。
内緒だよ。






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# by viabellaitalia | 2019-02-08 21:12 | イタリア広場 | Comments(0)

飛脚からいきなり光速

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当社、ちょい悪親父と
ちょい悪マセラティウォッチ



先週の金曜日に日本へ向けて発送したお箱が水曜日の朝に、お客さまから「届きました」のお知らせ。

思わず目を疑い、何かの間違いだろう・・・・・と思う自分が悲しい。
たった5日間? しかもイタリア出国は週末だったのに??????????

やればできるのよね。うん。どうして持続できないんだろう。

マセラティの新作Tredente。華やかでちょい悪度アップなデザインです。秒針はマセラティのシンボルであるネプチューンの持つ三叉の銛。おしゃれです。









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# by viabellaitalia | 2019-02-08 02:47 | I love shopping通り | Comments(0)

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こちらはパンドーロで
本件のパネットーネではありません。



1月、インフルにやられる前の11日、延ばし延ばしになっていたイタリアのクリスマスケーキ パネットーネを日本の家族へ送った。

クリスマスケーキを1月に送るのも大変、申し訳ないお話なんですが、11月、12月は年内お届けの配送手配で、青色吐息で自分のことなんか、全然余裕がなく。
幸いにもこの類いの焼き菓子、日持ちするんですの。
賞味期限は3月。
復活祭のケーキ、コロンバが出回るまでは食べれるという代物です。笑

しかも12月初旬から毎年恒例の配送、通関作業に遅れが始まり、こんな時期に発送しちゃって、失くされたり、雨に濡れてグショグショなんてことには避けたいと、身内便だし、混乱を避けて1月に送ろうと思っていた。
クリスマスに同じパネットーネをピサに持参したら、食べ慣れているイタリア人たちをも、すっかり魅了した秀作パネットーネ。お味も確か!

考えたら、送った11日は父の10回忌。って仏教では10年目って何もやらないんですね。実は、それさえも忘れるくらい仕事に追われていた。
なにせ12日までに、何がなんでも送ってこいやー!!!!なお客さまがいまして、発送を延長するのも却下され、しかも土曜日はイタリアは配送業がお休みです。
集荷に来ません。
もう買い付けはしてますから、買い付け金を回収できないと赤になりますので、何がなんでも11日に送り出さないとあかん!!!!と動いてたので、ほんと、申し訳ない。父の命日まで忘れていました。

でその週末明けにインフルになり、高熱の体に鞭打ち、外せない買い付けや発送に追われて数週間。

月末になった29日に妹から「そういえば・・・・送ってくれたパネットーネって?」とメッセージが来て、慌てました。

1月もありがたいことに、ほぼ毎日発送があり、買い付け金回収のためにも、お客様のお箱の配送状況はお届けまで、しっかり追跡をしていたんですが・・・・・・汗
お客様のお箱たちは、遅延もなく全部ほぼ1週間ほどで届いていたので、身内便も一緒に発送したんだしと安心しきっていたら、やられました。

イタ郵便のサイトで追跡をすると。。。。。
11日 引き取り
11日 荷受け場到着、登録 ローマ ポメッツィア市
29日 倉庫より発送 エミリア ロマーニャ州 ピアチェンツァ市
29日 ミラノ マルペンサ国際郵便局(税関)到着 通関作業中
29日 ミラノ マルペンサ国際郵便局より発送

え?
なに、この空白の18日間は!
徒歩で持って行ったわけじゃないよね?
しかも、なんでエミリア ロマーニャの倉庫に行ってたわけ?

まるで、こっちが気がついたことを察知したかのような、同日29日の動きが。。。。笑うしかない。滝汗

ひとまず、イタリア出国はしたようなので、今更目くじら立てるのもね。
もうはよー届けてくれと祈るばかり。

しかも、国際EMS便は一度発送元の国から出国すると、届け先の税関で入関(登録)されるまで、配送状況の更新はない。
これがね、年末など混む時期は、一度保税倉庫に保管してちまちまと登録作業に当たるので、数日、全く配送状況が更新されず、あたかもイタリアと日本の間の空に散ったがごとくなんですの。
これ、よくお客様からイラっとしたお問い合わせメールが来ますので、よく説明するんです。
無くなってませんよー、税関の倉庫にあるはずですよー。

しかも一度日本の税関に入っちゃうと海外からは問い合わせが、非常に困難。
電話での問い合わせしかできないので、時差と国際電話では無理です。
国際電話代ほど、利益入れてません。
掟破りのメールで、何度か問い合わせをしたことがありますが、やんわりと今後は日本にいるお受取人の方から問い合わせをしてくださいと言われました。

幸い、この配送はイタリアを出た後は順調に進み、思いがけず、2月の甥っ子のお誕生日に届きました。爆


イタリア的に終わりよければ、全て良し。ということで。
ほっ・・・・・・・。








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# by viabellaitalia | 2019-02-04 19:52 | イタリア広場 | Comments(0)