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うちのロメオ、いや、カサノバ男 カルロがまたもやお隣のお庭へ珍入いたしました。

お隣さんのたまに里帰りしてくる息子さんはフレンチブルドックのかわい子ちゃんを飼っている。かわい子ちゃんの名前はスーリーちゃん。
カルロのタイプのお転婆さんで、この二匹、ひと目、いやひと嗅ぎで恋に落ちてしまいまして。
小心者のカルロは、普段から狭いところにまず、入り込まない犬なのに、愛の力はすごかった。

引っ越しから半年、今までそんなところに頭を突っ込んだこともなかった隣の庭との境界線の垣根の中をかき分けて侵入しちゃって、仲良く二匹でお庭を駆け回っていたところを発見。

ベットインする前だったのにホッとした日本人のマンマでございますが、その週末、急遽境界線に網を張りました。
スーリーちゃんのご家族も、すわっ!!!嫁入り前の娘に!!!と大慌てで、アブルッツォのお家に帰っちゃったので、スーリーちゃんの匂いが雨で消されて、だんだん薄くなっていき、カルロも、そんな淡い恋を忘れたようでございました。

あれから半年。
10日ほど前にお隣さんとばったり会った時、「カルロ、スーリーが数日中に来るよ」と。
「気をつけなきゃねー。」と言うお隣の奥様に「大丈夫よ。この前の後に網を張ったので大丈夫」とかるーく余裕をかましたあたくし。

スーリーがやってきた日、庭で遊んでいたカルロがお隣の方向を見て、鼻を鳴らして泣く。
何やってるの?と外を覗くと、壁向こうのお隣さんから、フレブル特有の「ブヒ ブヒ!」が。

なんとこの二匹、壁越しに愛を語っていたらしく、網があるから大丈夫と思って、放っておいたら、あっという間に、怖がりのカルロが網が足りてなかった垣根の木の幹のほっそーい穴を見つけて、潜ってお隣に珍入。

お隣さんたちの「あれ!!! カルロ!」と言う声で事態を知り、大急ぎで引き取りに走る。

幸い、スーリちゃんが庭に入れないようにしていたため、この毛深い恋人たちは逢瀬を楽しむことはできなかった。ほっ・・・・・・。

血統書付きのスーリーちゃん、飼い主さんたちが望む恋人は、ちゃんとした血統のフレブル王子。
カルロは名前こそカルロ8世ではあるが、どこの馬の骨かわからん、雑種王子はダメなのよ、カルロくん。

毛深い恋人たちを引き剥がすと、二匹ともお互いを呼び合い泣きまくる。
主人公は二匹の犬であるが、シーンはマジ、ソープオペラのノリである。

「待って! 行かないで!!! アモーレ!!!」

「すまない。。。。ピッコラ ミア。リードを噛み切り、君の元に駆けて行きたいけど、僕たちの間には鉄門が!!!!」

しばらくはお隣のジーノから、スーリーが妊娠したので、責任をとって子犬をもらってくれ、なんて言われないかドキドキもんであった。
もおおお、突然 おばあちゃんになっちゃうところだったよ。
呑気な上の階の店長は「カルロ、大丈夫だよ。子犬が生まれたら、ボクが一匹もらうからね」て違うって!

今回も、幸いスーリーはすぐアブルッツォのお家に帰った模様で、日に日にスーリーの匂いが薄くなるのとカルロが、隣の庭の方を見つめることもなくなった。

カルロが今回使った通り抜け穴も、新しい網を買ってくる前にひとまず、いろんな鉢をおいて塞いだし。


なんとか日常が戻りつつあるね・・・・なんて思っていた今日、お昼休みにカルロはまたちゃっかりお隣の庭に珍入。

すぐ気がついたお隣さんのジーノに連れ戻されたカルロくん。
「すみませーん!!!! もおおおおお! カルロ! ダメでしょう!」

「スーリーもいないし、大丈夫だけど、僕がいない時だったら、カルロ、家に帰れないし。ちゃっかりうちの庭でおしっこしてたよ、わっはっは」

ジーノに平謝りしている時、ふと足元のカルロを見やると、カルロが私の方を見て、ニヤッと笑った。

こいつ・・・・・知能犯か?







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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# by viabellaitalia | 2018-10-18 02:09 | Bau Bau Park | Comments(0)

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うちのロメオ、いや、カサノバ男 カルロがまたもやお隣のお庭へ珍入いたしました。

お隣さんのたまに里帰りしてくる息子さんはフレンチブルドックのかわい子ちゃんを飼っている。かわい子ちゃんの名前はスーリーちゃん。
カルロのタイプのお転婆さんで、この二匹、ひと目、いやひと嗅ぎで恋に落ちてしまいまして。
小心者のカルロは、普段から狭いところにまず、入り込まない犬なのに、愛の力はすごかった。

引っ越しから半年、今までそんなところに頭を突っ込んだこともなかった隣の庭との境界線の垣根の中をかき分けて侵入しちゃって、仲良く二匹でお庭を駆け回っていたところを発見。

ベットインする前だったのにホッとした日本人のマンマでございますが、その週末、急遽境界線に網を張りました。
スーリーちゃんのご家族も、すわっ!!!嫁入り前の娘に!!!と大慌てで、アブルッツォのお家に帰っちゃったので、スーリーちゃんの匂いが雨で消されて、だんだん薄くなっていき、カルロも、そんな淡い恋を忘れたようでございました。

あれから半年。
10日ほど前にお隣さんとばったり会った時、「カルロ、スーリーが数日中に来るよ」と。
「気をつけなきゃねー。」と言うお隣の奥様に「大丈夫よ。この前の後に網を張ったので大丈夫」とかるーく余裕をかましたあたくし。

スーリーがやってきた日、庭で遊んでいたカルロがお隣の方向を見て、鼻を鳴らして泣く。
何やってるの?と外を覗くと、壁向こうのお隣さんから、フレブル特有の「ブヒ ブヒ!」が。

なんとこの二匹、壁越しに愛を語っていたらしく、網があるから大丈夫と思って、放っておいたら、あっという間に、怖がりのカルロが網が足りてなかった垣根の木の幹のほっそーい穴を見つけて、潜ってお隣に珍入。

お隣さんたちの「あれ!!! カルロ!」と言う声で事態を知り、大急ぎで引き取りに走る。

幸い、スーリちゃんが庭に入れないようにしていたため、この毛深い恋人たちは逢瀬を楽しむことはできなかった。ほっ・・・・・・。

血統書付きのスーリーちゃん、飼い主さんたちが望む恋人は、ちゃんとした血統のフレブル王子。
カルロは名前こそカルロ8世ではあるが、どこの馬の骨かわからん、雑種王子はダメなのよ、カルロくん。

毛深い恋人たちを引き剥がすと、二匹ともお互いを呼び合い泣きまくる。
主人公は二匹の犬であるが、シーンはマジ、ソープオペラのノリである。

「待って! 行かないで!!! アモーレ!!!」

「すまない。。。。ピッコラ ミア。リードを噛み切り、君の元に駆けて行きたいけど、僕たちの間には鉄門が!!!!」

しばらくはお隣のジーノから、スーリーが妊娠したので、責任をとって子犬をもらってくれ、なんて言われないかドキドキもんであった。
もおおお、突然 おばあちゃんになっちゃうところだったよ。
呑気な上の階の店長は「カルロ、大丈夫だよ。子犬が生まれたら、ボクが一匹もらうからね」て違うって!

今回も、幸いスーリーはすぐアブルッツォのお家に帰った模様で、日に日にスーリーの匂いが薄くなるのとカルロが、隣の庭の方を見つめることもなくなった。

カルロが今回使った通り抜け穴も、新しい網を買ってくる前にひとまず、いろんな鉢をおいて塞いだし。


なんとか日常が戻りつつあるね・・・・なんて思っていた今日、お昼休みにカルロはまたちゃっかりお隣の庭に珍入。

すぐ気がついたお隣さんのジーノに連れ戻されたカルロくん。
「すみませーん!!!! もおおおおお! カルロ! ダメでしょう!」

「スーリーもいないし、大丈夫だけど、僕がいない時だったら、カルロ、家に帰れないし。ちゃっかりうちの庭でおしっこしてたよ、わっはっは」

ジーノに平謝りしている時、ふと足元のカルロを見やると、カルロが私の方を見て、ニヤッと笑った。

こいつ・・・・・知能犯か?







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# by viabellaitalia | 2018-10-18 02:09 | Bau Bau Park | Comments(0)

Cosa?


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Cosa(コーザ)(具体的な)事、 (抽象的な)事象、出来事、事柄、行動・・・・・
Che cosa? (疑問代名詞として)何が、何を 
口語だとCheを省略して、しばしばCosa だけで なあに?と疑問代名詞として使う。


夏休みのある日、トスカーナの島にあるネロ皇帝の邸宅を見に行こうと、朝早くピサを出発したのに、島に渡るフェリーが出る港の手前の10kmですごい渋滞にハマり、みごとに船に乗り遅れた朝。

そう、港についたのが、船が出港時間 Just on timeである。

「ついてない!!!!!」とピサーノ氏のクサる気持ちはわからなくもない。
この船に乗りたくて、2時間半も車を飛ばしてきたのだもの。
ってか、島まで日帰りしようとするのも、すでにすごい。

が、あたくし、実はこの時トイレに行きたかった。
船に乗ったら、トイレにダッシュしようと思っていたのに、あてが外れてしまい、大至急どこかバールにでも立ち寄りたいいいいいいいい!!!!と申し出るも、ピサーノ氏、「だってここ車止めれないだろう!」プンプン!と郊外へ向かってハンドルを切る。

ぎゃああああ、漏れちゃう漏れちゃう!と大騒ぎで、目にしたガソリンスタンドに突っ込んでもらい、事なきを得る。

さて、ほっと一息ついて、さあ、どーしましょうか。

せっかくここまで来たしね。

「どっか見たいところある?」と聞かれても、まず自分がどこにいるのかわかってない。汗 地理弱いんですぅ。
こういう時のために普段から行って見たいところをGoogleマップに保存してあることを思い出す。

近くに見たいと思ってたネクロポリス、ありまっせ?

「うーん。。。。。あ! そうだ!」

「Antica città romana di Cosa! Cerchi su Google di Cosa!


さて、皆さんは、これを一発でわかった方はすごいです。

なんだったっけ! ほら! 古代ローマ都市 なんちゃらってあったよね! グーグルで探して見て?」とあたくしの脳みそ自動翻訳機がしちゃったために、車の中で大喧嘩勃発でございます。

Antica città romana di…cosa? 古代ローマ都市…..なあに?と返すと

ピサーノ氏が「Si! Di Cosa! そう、ほら、コーザ(なんちゃら)!」と言うので、

だーかーらー!!!!! なに!!!(Cosa!)

ピサーノ氏も「だーかーらー!!!! 言ってるだろ! Cosa(コーザ)だよ!」

だーからああああああ!!! Cosa( 何ちゃら)じゃ、わかんないって!!!!!!

「たあああああああ!!! 携帯かせ! 俺が探す!」

じゃあ、最初っから自分で探せよっ!!!と言いたいところをぐっと飲み込む。

「Antica città di Cosa 古代ローマ都市 なんちゃら(コーザ)」と入力するピサーノ氏を、そんなアバウトな検索があるんかい!と鼻息荒く手元を覗くと、

あれ? 




なんと・・・・・・古代ローマ都市のお名前がCosa コーザだそうです。。。。。

と言うことで、今回のCosaコーザは 何?ではなく、地名、固有名詞でございました。
こんなんあり?

イタリア語の意地悪。






最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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# by viabellaitalia | 2018-10-16 01:05 | Buon viaggio通り | Comments(0)

ヴェネト州のプーリア王

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Photo by https://www.panorama.it




ドロミテからトスカーナに帰る日「レディプーリアに行きたいんだけど・・・・いい?」とピサーノ氏。

Re di Puglia?

「Re di Pugliaじゃなくって、Redipugliaだよ。」

というのもRe di Pugliaと書くと プーリア王という意味になる。
南イタリアのプーリアに王さまなんていたっけ?????

「そういう地名で南イタリアのプーリアとは関係ないんだよ。第一次世界大戦の戦没者が祀られている記念墓地があるんだ。」

せっかく近くだし、行ったことないからと。
私もこんなに北のイタリアに来たのは初めてですから、どうぞどうぞ。お供いたします。

それにしても涼しい、いや寒いとも言えたドロミテの温度に身体が慣れちゃって、下界のヴェネト州が、もうめちゃくちゃ蒸し暑い。どうやらこの日は40度近くまで気温が上がっていたらい。

レディプーリアの戦没者記念墓地までGoogleナビでたどり着いたら、すっかりお昼ご飯時間。
じゃあ、まず腹ごしらえと入った食堂で、たらふく、しかも白ワインもいっぱい飲んじゃったのが、この後の敗因となってしまうなんて、この時は思いもしなかった。

お腹ぱんぱんだったので、広い敷地内、しかも小高い丘の斜面を使った記念墓地を歩き回るとほどよくお腹がこなれるね。なんて思っていたのが仇になりました。

なんと正門から入ろうとしたら工事中なのか、ぐるっと網がめぐらされちゃって入れない。

「せっかくここまで来たのに、嘘だろおおおおおお!!!!」となんとピサーノ氏、正門横の茂みに入り込み突破口を探そうとする。

こんな暑い日にまじかよ。

しかも横の茂みの下は線路が通っていて、いきなりがっつり崖でございます。
おいおい、無理だって。

無理だよ。帰ろうよという私に背を向け、すたすた歩き始めるピサーノ氏。
こらこらどこ行くんじゃ!

なんとそこから数百メートル離れた駅に入り込み、ホームを超え、駅裏の土地から記念墓地の方向に戻り、森の中に入って突破口を探す・・・・・・。

お願い、こんなところでサバイバルトレッキングしないでええええええええ!!!
森の中の丘を越えて行こうする彼に、「私、ここで待ってるから、行って来て」と匙を投げる。

ええええええ、そんなこと言うなよ。行けるよ、大丈夫!

って行けません。行きたくない。怒

と住宅街の外れの森の中で押し問答。諦めた彼が「グーグルマップでどこか、中に入れる道探してくれない?」と言うので、探してみると墓地の頂上付近に記念堂の教会があるようで、これが裏門になっているようである。

よし!とピサーノ氏、今度はまた数百メートル戻って正門前に止めた車まで戻り、裏門にまで車で登る。

が・・・・・教会からの裏門も工事用のネットが張られていて、記念墓地には全く入れない。
かといって、中で工事しているようには見えないところが、The イタリア。
多分、維持するのに、または管理の人員を割けないので閉鎖している感じである。

「今日はついてない!」と言うピサーノ氏に、仕方がないよ。またいつか来ようよと言ってみるも、聞く耳持たん。
なんとか入れないか裏門の周りも歩いてみるも突破口なし。
そうこうしているうちにである。。。。いきなりピサーノ氏、工事用の簡易バリケードを動かしちゃって、するっと隙間から入り込んじゃったわけで。汗

ちょ!!! そんなことして、入っちゃったらダメでしょー!!!!!
「おいでよ。君に見せたいイタリアの歴史の1ページなんだよ。」と言われて、小心者の日本人はびくびくもので入り込む。

記念墓地なので、きっと管轄は軍だもの、不法侵入しちゃったら捕まっちゃうでしょー!!!!とドキドキもんであるが、ピサーノ氏はまるで、彼の友人、彼の先祖のお墓にお参りに来たみたいに感動しちゃってる。
ねえ・・・・・ドロミテの山のどっかで、何か拾って来てないよね? 滝汗



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内緒の一枚 汗




記念墓地はひらけた小高い山の斜面一面を使って作られたもので、ローマのエウル地区のファシズム建築様式に似ている。
実際、完成式にはムッソリーニも出席したとある。
山の斜面の全面にまるで、大階段のように並ぶ白い大理石の墓標は100,000基。
裏門の教会には、さらに40,000人の無名の戦没者たちが祀られている。
合計で140,000名。 イタリア北部にはここのような第一次世界大戦の戦没者を祀る記念墓地が各地にあると言う。
ピサーノ氏、実はその昔、士官学校に通っていた経歴があり、この記念墓地は特別な思いがあったようで、どうしても、どうしても、ここまで来たからには見たかったらしく、帰り際に墓地に向かって敬礼しとった・・・・・・。汗

それにしても・・・・・暑い。日陰がどこにもない上に白い大理石の照り返しで、気分はフライパンの上である。
8月の太陽がさんさんと照りつけ、無性に喉が乾いて来た。

そろそろ帰ろうかと車に戻るが、さて、帰り道がわからない。
来た道を戻るのもと、わざと反対方向にハンドルを取ると、なんと記念墓地の丘の裏側は、当時の戦場跡だそうで、ポツンと標識は立っていたけど、きっとほとんどの人が知らないのではないだろうか?
実際、見た目も保護柵も何もない、ただのだだっ広い原っぱである。

嬉々と車を降り、原っぱに入り込むピサーノ氏の後を追う。
大戦時の塹壕跡を見つけ、その中を歩く。
100年前、この狭いくぼみの中を兵士たちが行き来していたんだろう。

日本も第一次世界大戦には参戦しているが、遠い地の戦いで、日本の国内には戦場跡などはない。
生まれて初めて見る塹壕や戦場跡の、ざわざわした感じにジトーっと汗が出てくる。
喉が乾きすぎて、飲み込むツバさえない。

実はお昼にワインを飲みすぎた状態で、暑い中を動き回ったため、この時、熱中症になりかけておりました。
この後、ダッシュでバールに駆け込み、スポーツドリンクを爆飲みして、生き返りました。



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暑さでやられた、連れてこられた宇宙人。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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# by viabellaitalia | 2018-10-12 00:59 | Comments(0)

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「まだ夕食には早いか・・・・ちょっとコーヒでも飲もうか?」とピサーノ氏が立ち止まったのは、ジェラテリア。

先日、9時ちょい過ぎに行って、「もうキッチン閉めたので」と断られたアーッレゲのビアホールにこの日はリベンジがしたく、なにせ9時にはオーダーストップですから、遅くならないようにソットグーダの自然公園も途中で帰ってきたけど、やっぱり、まだ夕食にはちょい早く。

店先にジェラートのハリボテさんが出てたけど、中はバール兼ジェラテリアで、ゆっくり座るスペースもある。

「お! グラッパもある! ちょっと味見しない?」と彼が指し示す先、バールのカウンター向こうのキッチンスペースに何やら瓶詰めが並べられている。

グラッパと訊いてイメージするのは、お店でよく見かける細長いビンに透明の液体。
のはずが、ここは何やらずんぐりとしたビンに入った色とりどりの液体。しかも中に果実が沈んでいる。
多分、日本でいう果実酒。アルコールに果実を漬け込んだ梅酒みたいなものがずらっと20種類ほど。

そう言えば、ホテルのバーカウンターでも毎晩、食後酒にグラッパを頼むと何味にします?と聞かれていたっけ。
山で取れるブルーベリーなどをリキュールと漬け込んで果実酒を作るのも、トスカーナのピサーノ氏のおうちも作るようだけど、北に行けば行くほどこういう習慣があるようで、ローマあたりじゃ・・・家庭で作るとしてもリモンチェッロくらいですね。

20種類もあるグラッパ、何にすると言われても、かなり迷う。
ひとまず、ピサーノ氏は「俺、プラム!」と即決したので、じゃあ、私はラズベリー。

小さなグラスに、ちゃんと果実も入れてくれる。これが、本当にちゃんとそれぞれお味が異なって美味しい。



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この日も朝からずっと歩いていたので、こんな小さなグラスでもお味見で2種類飲むと、ちょっとほろ酔いだったのに、トイレに立った後にちゃっかりもう一杯、今度はイチジク味がテーブルで私を待っていた。汗



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これがね、びっくり! イチジクと思いきや、お味が梅酒。
これからは梅酒飲みたくなったら、これを買えばいいんだ!と思ったけど、ローマのどこでいちじくのグラッパなんて変わり種が買えるんだ!
自分で漬けるっきゃないのかな・・・・・・・。

それにしてもジェラテリアで、20数種のグラッパがずらっと並んでいるって、やっぱり北イタリアです。

昔、ローマで同居していたベルガモ出身の女の子とローマ人男子とカラブリア男子とご飯を食べに行った時、食後のコーヒーのオーダーを取りにきたウィエイターくんに、ベルガモ女子がすかさず、「コーヒーにちょっとグラッパかなんか入れてくれる?」と言って、男性2人、ドン引きしたことを思い出しました。

ローマ人、食事にはワインやビールを一緒に飲みますが、まず基本コーヒーに混ぜない。
たまーに、バールでおっちゃんがコーヒーにサンブーカを入れるように、オーダーすることもあるらしいと、サンブーカー入りコーヒーというものも存在するらしいけど、まず見たことないよ、そんなおっちゃん。
反対に、真夏にはスーツ姿でジェラートぺろぺろしている男子はよく見かけるけど。

ウィスキーやブランデーは、スーパーアルコールと呼び、夏は消化しにくいからあまり飲まないし、男性が飲まないので当然、カマトトロマーナ(ローマ人女性)はさらに飲まない。
ワインだってグラスにほんの少しで十分ですうううううとか言うので、そんな女性たちに慣れているローマ人、南イタリア人男性からすると、女性が、コーヒーにグラッパお願いー!ってのは目が点な行動である。

「北ではこうなのよ!」と奇異な目で見る南イタリア男たちをベルガモ女子は、叱り飛ばしておりましたが、ジェラテリアでグラッパな事実を目の当たりにして、納得した飲兵衛日本人がここに。

数種類のグラッパに大喜びのあたくし、「ミカはドロミテに住めるんじゃない?」

・・・・・・・うーん、住むのは勘弁して。寒そう。
せっかく北国北海道から移住してきたんだから、あったかい地中海性気候のところに留まりたいです。










最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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# by viabellaitalia | 2018-10-09 00:37 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)