2019年 10月 18日
おかわりください
カルロがまたピキーンと関節痛たたたたたをやってから、2週間。
幸い、少し調子が良くなったようで、飼い主ほっとしました。
もともとその前から、嫌な予感がして、お薬を再開していたので、栄養補助、軟骨をプルンプルンにするお薬も利いて来たのだろう。
それでも先週は、朝方は辛そうに、うーん、うーんと唸ることがあったので、なんとかして上げれないものかと、飼い主、勉強して見ました。
カルロの場合は、年を取ったためではなく、若年性のヘルニアの原因となった、軟骨がカルシウム化しちゃう病気を持っているためである。
普通にしてて軟骨から水分が消え、カルシウム化しちゃうのだから、全身どこでも、潜在的に関節炎になる可能性が高いということだよね?
犬なだけに、予防のための治療というところに行くまでが大変そうである。
イタリアってつくづく医療は西洋医学。
痛いところ、悪いところがある。= 切る、あるいはお薬で治療。
この図式じゃ、カルロはダメってことだと思う。
サプリを飲んでいれば、再発はないのかもしれない。
でも、うーんうーんと痛みに唸る愛犬をみては放っておけないと自分なりに色々情報を漁ってみた。
そんなところに犬の関節炎には、手羽先が非常に良いという記事に当たった。
しかも生のまま。特に軟骨のところが栄養補助になるので骨のまま、あげると良いという。
犬って、鳥の骨、ダメなんじゃないの?????と思うが、説明によると、手羽先のところの骨は小さいし、火を通さない生のままだと、骨自体に水分があり、柔らかいので、危険と言われる裂けた先が胃や腸に刺さるような、割れかたをしないらしい。
ほんとか????
6月に痛みと鎮痛剤で胃をやられたカルロはすっかり食欲をなくし、アイスクリームも、チーズも半生タイプのご飯も、全く匂いさえ嗅ごうとしなくなった。かと言ってサプリは与えないといけないので、何か食べさせないといけない。
「胃がやられている時の 病人(犬)食には白ごはんと鶏肉がいいらしいよ」と聞き、もともとカルロの好きな食事だしと、期待しながら鳥肉を茹でている下で、すでにカルロがかぶりつきで「ちょーだい!」
さっきまで、血を吐いていた人は誰? と言いたいくらいの食いっぷりで完食した上に勢いお代わりまで要求。
これ幸いとお薬を混ぜてあげているうちに、関節炎も調子が良くなったようだったので、思い起こしてみると、鳥肉って本当に効くのかもと、鳥肉の量を増やし、さらに生の手羽先のお肉の方をあげてみたが、外した骨の部分の匂いがしていたのか、おかわりにくれとせがまれ、最初は私が潰して細かくしてみたのを与えてみた。
これがカルロくん、かなり気に入ったようで、現在は手羽先の骨が彼の前菜である。
これがカルロくん、かなり気に入ったようで、現在は手羽先の骨が彼の前菜である。
この生の手羽先➕火を通さない骨を与え始めて約1週間、たまたまだとは思うけど、カルロが朝、痛みで唸ることが少なくなって来た。
最近では早朝の寒い時間に庭に出ても、痛たたたた!という悲鳴をあげない。
何が、どう効いているのかはわからないけど、愛犬が痛みに涙を貯めないのなら、なんでもいい。
もともと大好物の鶏肉だし、与える量を多くした分、手羽先はもともと安いので、飼い主の懐事情にも優しい。
私が見つけた情報は日本語のものだったので、日本には、犬用に手羽先を骨のまま細かく切ったサプリまであるそうだが、イタリアには、そんな気が利いたものはない。普通の手羽先なら最近、イタリアでも割に簡単に手に入るし。
この食事療法、しばらく続けてみようと思います。
来年には長いお散歩ができるようになるかな?
by viabellaitalia
| 2019-10-18 00:54
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