2019年 03月 15日
術後4日目 再びローマへ搬送だよ。。。
お家に帰ってきたカルロくん。
少しづつ後ろ足もしっかりしてきて、勢い気持ちも上がったのか、ソファーに登りたい❤️とかお散歩行こうとかわがまま言い始めた術後3日目の夜。
あれ? なんか右のお腹が大きいような・・・・・・。
体が曲がっちゃっているような・・・・・・。
と気になっていた4日目の朝。
やっぱり、どう見ても右のお腹が大きい。いや腫れているのかな?
まさか内出血とか?
まさか飲んでるお薬の副作用で内臓が腫れたとか?????
どうしよう!!!!!
「元気だし、食欲もあるし、それほど心配することではないと思うけど、一度、獣医さんに診てもらおうか」とローマのクリニックから経過観察をお願いしてある地元の獣医さんへ急遽運ぶことになった術後4日目 金曜日の朝。
なにせ、このまま様子を見て。。。なんてやっていて週末に、また近くの救急まで走るなんて事態は避けたい。
まだ無理ができないカルロであるが、今度は何かを察したのか、何がなんでもケージに入らないと踏ん張るので、仕方がなく、そのまま足元に乗せて車で5分ほどの獣医さん。
先にチャットで連絡を入れてあったが、待合室で小一時間ほど待たされる羽目になったのに、何も診察らしいこともせず、一言「うーん、やっぱり手術の執刀医に見てもらったほうがいいね」
全くもって時間の無駄だったことに腹立たしさが爆発しかけるも、ぐっと我慢。
こういう時は落ち着いて、頭を使わないと。
一度家に帰ろうとする同僚を引き止め、その場でローマのクリニックに電話をしてみる。
「わかりました。今、すぐ来れますか? 外科医が2時には出てしまうので、その前に着けますか?」と返事をいただいたのは12時ちょい過ぎ。
大丈夫、ギリギリ間に合う!と退院から2日目にまたもやカルロを連れてローマへ舞い戻り。
幸いにも病院には執刀医の先生が待っていてくれ、「あらー カルロ! あんよはかなり良い感じに戻ってきてるね!」
なにせね、カルロ8世なんてけったいなお名前なもので、すっかりローマのクリニックの皆さん覚えちゃってるわけで。
早速、触診をしてくれる。
「柔らかいし・・・・太鼓みたいに良い音なっちゃうね。ガスだなこれ。」と言いながら、さっさとエコグラフ検査の先生に声をかける。
「はい、ちょっと冷たいよ。マンマの方見ててごらん。痛くないからね。」って、これ、ほぼ子供に言い聞かせのままです。笑
「ほら、ここ。これストレスだな・・・・ガス溜まっちゃったね、カルロ。意外にナイーブくんか。」
さっとお薬とリラックスできるようにマッサージという処方箋をいただいた。
フレブルのミックスのカルロは見た目がピットブルのミニチェアですが、実はかなり小心者。今回、突然痛いことになり、私と離れて入院、手術なんてことになったんだもの、さぞかし心細かったことだろう。
しかも移動はカルロが興奮しまくる車だったし。
そう、カルロは車に慣れていないので、いつもは乗せると大興奮をして動き回るのですが、今回、退院の時に搬送を手伝ってくれた友人Lちゃんが、「犬って子供と同じでしょ? 大丈夫。私の運転テク、子供を寝落ちさせるから」
「子供ってね、一定のスピードを保って運転すると黙って、寝落ちするのよ。これがね、市内とかに入って、右左に曲がったり渋滞にハマって止まったりすると起き出して、「ママー、もう着いた?」「まだ?」とかうるさく言いだすの」
Lちゃんメソッドがこれまた本当にカルロにも効いて、高速に入った途端、あんなに泣き叫ぶカルロがピタッと静かに。
術後4日目のローマに舞い戻り行もこのLちゃんメソッドを試すと、やっぱりカルロが暴れない。かなり快適そうな顔をして私の足元で空を見上げている。
幸いにも大ごとでなく、ドクターたちとも、にこやかに次の抜糸の検診など話しながら帰路に着く。
カルロもぎゃあああああ、また病院????とこわごわだった行きだったけど、無事そのままお家に帰れるとわかった途端、気持ちが上がったのか、手術後動かなかった尻尾がフルフル!
勢い、すたっと片足まで上がり男の子スタイルでおちっこまでできちゃった!
ヘルニア発症から後ろ足が麻痺し始め、ずっと女の子スタイルで用を足していたカルロくん、見事な復活でございます。
「ブラーボ!!! カルロ!!!!!」 と見事な片足おちっこスタイルに執刀医のドクターたちの賞賛をいただいたカルロくんは、お家についたらもうお疲れちゃんで、ねむねむでございました。
もうマンマの方が劇疲れよ。
by viabellaitalia
| 2019-03-15 00:47
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