カルロの災難

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この週末、またもやカルロくん大災難に出くわしました。
土曜日の夕方、いつものトイレタイムお散歩中に、突然近くの広場で打ち上げ花火大会が始まり、大パニックに陥ったカルロくん、華麗なハーネス抜けをやらかし大逃走。。。。。

カルロは花火が大の苦手。
私も年の暮れの12月は爆竹がいきなりパーンと鳴り響くことがある月だということすっかり忘れてましたが、今回は12月4日の鉄の丘の守護聖人 聖バルバラ祭の開催お知らせ花火大会が、なぜか前倒しで1日の夕方に行われるなんてこと・・・・・知らなかったんですね。

数年前のやっぱりこの時期にお散歩中に花火が打ち上がり、ハーネス抜けをしたことがあったけど、その時は、彼自身、急に自由になって、あれ?と思ったのか、私のところに戻ってきたんですが、今回は花火が鳴り終わって、「さあ、もう大丈夫だよ!」と彼をなだめているときに、また花火が始まり、なんてことが数回繰り返され、大パニックで自由になった途端、後を振り返ることもなく、一目散に花火の音がする広場の反対方向へ走って行ってしまい。

時は夕方。人出もあり交通量もかなりある時間。
カルロは、気にくわない犬と出くわすと大喧嘩になるので、普段自由には絶対歩かせないようにしているので、道を安全に渡ることや車がどれだけ危険なものかが、わかっていない。
大慌てでカルロの後を追うも、スピードが違いすぎて、あっという間に見失った。

「カルロー!!!」と名前を叫び、まるで気狂い女のごとく、髪を振り乱し、町のメイン通りを必死に走るも愛犬の姿はもう見えない。

途中で犬連れの人がいたので、犬を見かけなかったか?と聞くと白い犬が走り去ったと指差すのは、まさに夕方の交通ラッシュで大混乱のロータリー。
「もしあそこを渡っていたら、大変だよシニョーラ!」

ええ、わかってますよ! それこそ私がここだけは渡ってくれるなと願うところですもの。
もし無事にこのロータリーを渡っても、道はまっすぐ町外れの大きなローマ街道に繋がってしまうので、それこそ、まちの外に行ってしまったら、もうカルロを見つけることはできなくなる。

ああ、どうしよう! 愛犬との別れはこんなにも突然訪れてしまうのか!
と頭の中でいろんなことが駆け巡る。そんな間にも恨めしくも打ち上げ花火の炸裂音が続く。

交通ラッシュのロータリーは見た目、犬が入り込んで車の事故などが起こっていないようだ。
しかもここは去年まで住んでいた家のすぐ近所で、カルロはきっとこの辺りの道を覚えているはず。
もしかしたら、以前住んでいた家に戻っているのではないだろうか?と思い、そっちへ向かうべきか?それとも、だれかに応援を要請するべきか?思ったときに、携帯が鳴る。

番号表示は知らない人。でもコールセンターではない。
まさか! 「Pronto? もしもし?」
「あなたの犬を保護しています! 私たちFallaci通りにいます。」

あああああああああああああああああああああ!!!! 神様!!!!!

「Fallaci通りで車のランプを点滅していますので、すぐわかると思います。」

この電話を受け取った時、私は鉄の丘の人たちがコロッセオと呼ぶ大きなロータリーの横にいた。
Fallaci通りはここから大きな小高い丘を登って下る通りである。

「大丈夫ですよ。怯えてますけど怪我してません。ここで待ってますから。」と電話をくれた女性の声を信じて、必死に走り上がる。

カルロが保護された場所は、私のオフィスがあるマンションのの2件隣り。
マンション前に一台車がランプを点滅させながら停まっていた。

「上の方から、すごい勢いで走ってきたんです。可哀想にすごい怯えてて。」
「きっとこれですよね?」と打ち上げ花火の音の方を指差す若いカップル。

多分、カルロは彼にとっても安全な場所へ逃げようとオフィスへ向かっていたのではないだろうか?
実に彼が逃げた場所から軽く1,5kmの距離をこの短時間で走ったようである。
それとも逃げたはいいけど、どうしよー!!! ぼく迷子だ! マンマどこ?とでも思ったのか?




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この顔からダメージは予想するべきだったんですけどね。
ごめんね。




まだ花火が止まなかったので、ひとまずカルロとオフィスに避難し、落ち着かせてから家に戻った。
カルロが落ち着いて、いつものお気に入りポジションでうとうとし始めてから、私もほっとして、保護してくれたカップルに改めてお礼のメッセージを入れる。
それに、鉄の丘のジュエリー職人のファビオに作ってもらったネームプレートのおかげでもある。

「犬の名前と私の電話番号を印字して欲しいの」

「でもさ、カルロの名前大層すぎて、これじゃあ、ミカに電話がかかってきたら、カルロ8世さんですか? って謝礼金ふっかけられるぞ!」と友人でもあるファビオが気をきかせて私の名前も入れてくれたネームプレート。
この時の会話はよく覚えている。

いつもよりぺったり私にくっついて丸くなるカルロに「良かったね、カルロ。もう大丈夫だよ」って言ったんですけどね、実は次の日、カルロくん、この時のストレスで体調を壊し一日中、大変なことになりました。汗

日曜日の一日中、ご飯どころかいつもなら食らいつく大好きなおやつも、受け付けず。
お腹にガスが発生し、キュルキュルと腸が動くたびに痛みがあるらしく、体を痙攣させ、日曜日の夜はずっとお腹のマッサージ。

ああ、またもや獣医さん行きか?と思い始めた月曜日のお昼、やっと調子が良くなりました。

お祭りの花火はうきうきと楽しいものだけど、4本足の親友くんには悪夢でしかない。
こんなことで、いきなりカルロを失うところでした。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



by viabellaitalia | 2018-12-04 03:55 | Bau Bau Park | Comments(0)