2018年 10月 16日
Cosa?
Cosa(コーザ)(具体的な)事、 (抽象的な)事象、出来事、事柄、行動・・・・・
Che cosa? (疑問代名詞として)何が、何を
口語だとCheを省略して、しばしばCosa だけで なあに?と疑問代名詞として使う。
夏休みのある日、トスカーナの島にあるネロ皇帝の邸宅を見に行こうと、朝早くピサを出発したのに、島に渡るフェリーが出る港の手前の10kmですごい渋滞にハマり、みごとに船に乗り遅れた朝。
そう、港についたのが、船が出港時間 Just on timeである。
「ついてない!!!!!」とピサーノ氏のクサる気持ちはわからなくもない。
この船に乗りたくて、2時間半も車を飛ばしてきたのだもの。
ってか、島まで日帰りしようとするのも、すでにすごい。
が、あたくし、実はこの時トイレに行きたかった。
船に乗ったら、トイレにダッシュしようと思っていたのに、あてが外れてしまい、大至急どこかバールにでも立ち寄りたいいいいいいいい!!!!と申し出るも、ピサーノ氏、「だってここ車止めれないだろう!」プンプン!と郊外へ向かってハンドルを切る。
ぎゃああああ、漏れちゃう漏れちゃう!と大騒ぎで、目にしたガソリンスタンドに突っ込んでもらい、事なきを得る。
さて、ほっと一息ついて、さあ、どーしましょうか。
せっかくここまで来たしね。
「どっか見たいところある?」と聞かれても、まず自分がどこにいるのかわかってない。汗 地理弱いんですぅ。
こういう時のために普段から行って見たいところをGoogleマップに保存してあることを思い出す。
近くに見たいと思ってたネクロポリス、ありまっせ?
「うーん。。。。。あ! そうだ!」
「Antica città romana di Cosa! Cerchi su Google di Cosa!」
さて、皆さんは、これを一発でわかった方はすごいです。
「なんだったっけ! ほら! 古代ローマ都市 なんちゃらってあったよね! グーグルで探して見て?」とあたくしの脳みそ自動翻訳機がしちゃったために、車の中で大喧嘩勃発でございます。
Antica città romana di…cosa? 古代ローマ都市…..なあに?と返すと
ピサーノ氏が「Si! Di Cosa! そう、ほら、コーザ(なんちゃら)!」と言うので、
だーかーらー!!!!! なに!!!(Cosa!)
ピサーノ氏も「だーかーらー!!!! 言ってるだろ! Cosa(コーザ)だよ!」
だーからああああああ!!! Cosa( 何ちゃら)じゃ、わかんないって!!!!!!
「たあああああああ!!! 携帯かせ! 俺が探す!」
じゃあ、最初っから自分で探せよっ!!!と言いたいところをぐっと飲み込む。
「Antica città di Cosa 古代ローマ都市 なんちゃら(コーザ)」と入力するピサーノ氏を、そんなアバウトな検索があるんかい!と鼻息荒く手元を覗くと、
あれ?
なんと・・・・・・古代ローマ都市のお名前がCosa コーザだそうです。。。。。
と言うことで、今回のCosaコーザは 何?ではなく、地名、固有名詞でございました。
こんなんあり?
イタリア語の意地悪。
by viabellaitalia
| 2018-10-16 01:05
| Buon viaggio通り