ラガツォイでオーストリア兵に会っちゃった!

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ラガツォイでオーストリア兵に会っちゃった!




というのは嘘です。

こちらの方は、ドロミテ地方の第一次世界大戦跡の数々の発掘調査に参加した歴史学者さんですが、毎年、8月の15日後の1週間、こうやって山の頂上に立ち、当時の語り部をしていらっしゃるそうです。
「彼女、イタリアの歴史を勉強しているんです。」なーんてピサーノ氏が、言っちゃって「日本にもぜひ、ここの話、伝えてくださいね」なんて言われちゃいました。汗


「ドロミテに来たからにはラガツォイ、見ないと!」と、トレッキングじゃなくって、ケーブルカーで頂上付近までいけるというので、ホッといたしましたが、本当にもう、言葉を失う雄大な景色です。
世界遺産のすごさを見せつけらた感じです。

この山々も第一次世界大戦でオーストリア軍とイタリア軍が壮絶な戦いを繰り広げた場所です。
特にこの辺りは山の中腹にトンネルを掘り、中に火薬を詰め、頂上付近に陣を取る敵軍を山ごと吹き飛ばすという坑道戦が行われた場所です。そのために山の形が変わったところもあるそうです。

この山はオーストリア軍が優勢だったのかな?
崖の手前や岩壁を掘って基地を作っていた跡が多く残っています。
岩壁の中のトンネル、見たかったけど、照明がない上にめっちゃ低くて狭い。その上、足元が泥で濡れてて、転んだらアウト。
ということで、入って見たけど、入口付近以上中に入れませんでした。
先日のチベッタ岳の登山で、全身筋肉痛でね、滑ったりしたら踏ん張る筋肉も残ってなかったの。



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よくぞこんなところにトンネルなんか掘ったよ!という、その向こうは断崖絶壁の岩を見てたら、いきなり向こう側からトレッキング客が現れて、岩を降りて行ったけど、私にはできません。。。。。



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こう言った窪みも全て当時、人の手で掘られ、
木造の小屋を建て、見張り台や基地ととして使っていたそうです。


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こちらはTre Sassiの第一次世界大戦博物館で展示されていた当時の写真




高所恐怖症ではないはずだけど、もう安全のための柵とかネットとか張ってないから、あっちこっちにいきなり断崖絶壁の口が開いてて怖いったら、ありゃしない。
中にはまさに、きわきわに座って、写真を撮ってる心臓が強そうな方もいましたが。

思い切ってきわまで行って下の方の岩壁を写真に収めると・・・・・ひええええええ、あんなところに階段が。
階段の向こうもいきなり断崖絶壁だけど、こうやって両軍にらみ合いをしていたのでしょう。


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峡谷の中の所々に、何かの発掘跡なのか、番号が振られて場所を限定している場所がありましたが、その前日に行ったマルモラーダの戦争博物館のガイドさんが、当時使われた地雷や爆弾がまだまだ、あっちこっちにあるんですよー、なんて言っていた言葉を思い出し、まさかとは思うけど、近寄らないようにいたしました。汗








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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by viabellaitalia | 2018-09-12 19:27 | Buon viaggio通り | Comments(0)