ドロミテ時間

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トスカーナからドロミテへの出発がすっかり遅れてしまい、ホテルに到着したのは夜8時前。

チェックインをする間に、夕食をサーブするレストランホールから美味しそうな香りがする。

朝食時間と場所を説明してくれるフロントのおばさまにピサーノ氏がすかさず、「夕食はここで取れますか?」と尋ねる。




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木の使い方が北海道っぽい



うん、確かにその日は朝早くから色々用事を片付けたり、長旅もあり、できればホテル内でゆっくりご飯食べれたら、楽かもね。

「厨房に聞いて見ますが・・・・今日は結構予約が一杯なので」と結局空席なしで、近所の美味しいレストランを紹介してもらった。

「徒歩で10分ほどです。ホテル〇〇からの予約だと言えば、わかりますから。ただ、もう8時過ぎてますので、お急ぎください。」

へええええええ、今日はこの町のレストランは大繁盛なんだ。8時過ぎでもうどこも満席なんだ。と、道産子ロマーナは単純に思った。



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ワンプレートメニューで色々試せて美味しい
ポレンタはお約束。焼きチーズ(わーい、ハイジの世界)
きのこの炒め物。
子ヤギのミニステーキ
うさぎさんの角煮などなど。


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そして、デザートといえば、ストゥデル! うまうま!



ホテルから予約してもらったレストランは、本当に何を食べても美味しく、確かに席も満席。
でも、まだ8時なんだし、2回転、3回転目のお客さんだって入ってくるだろうに。
そんなにお腹も空いていなかったので、正直、2回転目の9時半とか、10時ごろでも私的には全然問題はなかった。
どだい、うちは普段ならガッツリ南イタリア時間で、お昼は2時から。夕食は大体夜10時である。

実の日、さあ、今日はチベッタ岳に行くよ!と張り切るピサーノ氏。
フロントに鍵を預ける時に、「今日は遅くに戻ってくるので、夕食の予約を先に入れたいんですが」

「かしこまりました。2名さまですね? 夕食時間は7時半から8時半です。メニューをお知らせしますので、ご希望のものをチェックしていただけますか?」

って・・・・・夕食時間早くない???????? と思うのは、えせロマーナの私である。


この日の「チベッタ岳に行くよ」の行くよはトレッキングではなく、マジな登山で、しーかーも、後で聞いたら、初心者用のコースではなく、ちょっとエキスパート用だった下山ルート。もう本当に泣けた。

しかも、途中で我がジモティー兼ガイドのピサーノ氏まで足を痛め、行きは良い良い帰りはマジ怖い のそのまま、下山に6時間かかり、やっと民家があるあたりまで山を降りたのが夜9時近く。あたりは真っ暗。

「・・・・夕食逃しちゃったね。」

が私たちの下山第一声である。とほほほ。
ひとまず、携帯の電波が届くところにたどり着いてから、ホテルには夕食には間に合わないことを伝えた。

下山した場所は町外れで車を止めてあるところまでは、まだ5kmほどある。ピサーノ氏が開いてるバールに入って、タクシーを呼べないか聞いている間に、外人の私がホテルに、今、下山したので夕食はキャンセルしたいと電話を入れたので、最初ホテルの方はどうやら、外人のあたくし、山の中で遭難したと思ったらしく、すわっ!!!とばかりに「シニョーラ! 大丈夫ですか???」と折り返し電話までいただいた。

残念ながら5kmほどの道のりではタクシーは来てくれないそうで、10時間以上の登山でヘトヘトの足を引きづり、車を止めてあるところまで歩く。

車を止めた場所の真ん前に、程よく「ビールとドイツ風ウィナー」と大きく書かれたビアホールがあったので、此れ幸いと食いっぱぐれた夕食はここだ!とレストランに入る。

「2名ですけど、席ありますか?」

「すみませんねー、もう営業、終わりなんです。キッチンもうオーダー終わってて。」


え? キッチン終わりって?と時計を見たので、時間をよく覚えている。 9時26分である。

9時半前にオーダーストップってビアホールで?????????????????????????????



ローマでは、8時前にピザ屋に行ったら、怒られます。
まだ釜に火いれてないとか、火入れたばっかりで焼けないとか、怒られます。
確かにレストランで夜11時過ぎに行くと、嫌がれるけど9時半で閉めたって・・・・・・・・・

アンビリバボー・・・・・・・・・

こういう時、イタリアにはコンビニがないので困ったことになる。

あああああああ、ドロミテ時間。宵っ張りには厳しい。。。。。。

ホテルの夕食は3日目にしっかりリベンジいたしましたが、8時前にはレストランに降りた良い子のあたくしたち。



ちなみに、ドロミテからトスカーナに帰った日も、交通渋滞を避けていたら、すっかり、とっぷり日が暮れて、
「夕食、どこかで食べて行こうよ。」と近郊のサン ミニアートという町へ寄ることにした。

夜も10時近くの町の道は、夕涼みの散歩をする人で溢れている。
これはドロミテでは見かけなかった光景である。

サンミニアートのレストランのドアを叩いたのは夜10時。

「2名ですけど、席ありますか?」

「こちらの席か・・・・・あちらか、どちらがいいですか? 今すぐテーブル整えますね」と前のお客さんの後をさっと片付けるウェイトレスさんであった。








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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by viabellaitalia | 2018-08-31 01:17 | Comments(0)