2018年 07月 17日
我が家の夏ご飯 生ハムメロン
イタリア式灼熱サマーを乗り越える技として、簡単なところでこまめに水分補給と消化しやすい食事をとるというものがある。
昼間はアルコールなんかも控えるべし。
スーパーアルコールと呼ばれるウィスキーとか、ブランデーとかウォッカとかもってのほかである。
日本も同じく夏は暑い。
しかも湿気で蒸し蒸しなのに、日本って食事に関しては、結構冒険野郎だったなと思うくらい、真夏に食べたくなるメニューって、イタリア人じゃありえないものが多いような気がする。
例えば、カレー。辛いカレーをハフハフ食べて汗をどばーっとかくとか、スタミナをつけるために、私なんかは夏こそ、こってりラーメンが食べたい。
その感じで、みんみんゼミが鳴く中、カルボナーラなんか食べたくなっちゃうねーなんて言うと、イタリア人引きまくりである。
ミートソースのパスタとかも食べたいけど、周りには、そんなこと言えない雰因気が漂う。
確かに、日本人のままな食べ方をしていると、過去に何度か食後に熱中症みたいになったこともあるので、先日いよいよ40度いきそうな日のお昼は、大人しくイタリア式にしてみました。
夏に必要な栄養素もしっかり取れる簡単だけど、優れものメニューは「生ハムメロン」
切って盛りつけるだけの簡単メニューなだけに、素材の美味しさが重要なポイントでございます。
メロンは、いつもの野菜屋さんのお兄ちゃんに「今日のお昼に食べちゃうから、熟したのくださーい!」
そしてサラミ専門店で美味しい生ハムをその場で切っていただきます。
「甘いのとちょっと塩気があるのと、どっちがいい?」
今日は生ハムメロンにしたいので、お味がしっかりした方がいいかな? ちょっと塩気がある方を100gほど、くださいな。
これね、実は、前回、お友達も呼ぶしと生ハムとかサラミをがっつり200gづつ買っちゃって、ピサーノ氏からダメだしを食らいました。
「多過ぎだよー! 表面が酸化しちゃうから、こういうものは100gづつ、ちょこちょこ買う方がいいんだよ!」
と学んだ、あたくし、今回は可愛く100g
「味見する?」と一枚、切ってくれたのでその場で、お味見。おおおおお、メロンと合いそうないい感じ!
冷蔵庫には白ワインも冷えてるし!(って昼間はアルコール避けるんだろ?)
今回は、なんとおまけで焼きリコッタチーズをいただいちゃいました。 なんかすっごいラッキー。
だって、生ハム100gで2ユーロほどのお買い物なのに、こんなんもらっちゃっていいのか?
と思ったけど、土曜日の閉店間際だったので、きっと処分したかったんだろうと 笑
そう、日曜日はこういった食材専門店はお休みなんでございますbyローマ片田舎
いただいた焼きリコッタチーズにははちみつをかけて。
悶絶美味しい簡単夏メニューとなりました。