ピサのルミナーラ 

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先週の週末、ずっと見てみたかったピサのルミナーラ、本当は聖ラニエリのルミナーラと呼ぶそうですが、行ってきました。

Giugno Pisano ピサの6月を飾る一大イベント。昨今、日本でもクリスマス時期にルミナリエなど素敵なイルミネーションのイベントが開催されますよね。

ピサの守護聖人 聖ラニエリの日の前日、毎年6月16日の夜にアルノ河沿いの建物の壁や窓にキャンドルが灯され、河の水面にも灯りが映り込み、何とも言えない雰因気を醸し出します。


そう、21世紀の今でも電飾ではなく、キャンドルなんです。だから灯りがなんとも仄か。


ルミナーラの一番古い記録は1337年にも遡るそうで、ちょっとしたお祭りやあるいは、ピサがフィレンツェのメディチ家の統治になった頃は、メディチ家の結婚お祝いにもこうやってキャンドルが灯されたそうですが、イタリア統一時代に、一度このお祭りは絶えてしまいます。
聖ラニエリの日の前日にルミナーラが設定されたのは割と最近の20世紀になってからだそうです。


アルノ河沿いの建物はそれぞれ年代が違ったり、建築様式が違いますが、それぞれの特徴が出ている窓枠や、壁の飾りなどにそって10万個以上のキャンドルを灯されます。

しかも、キャンドルが掛けられる白い木枠(ビアンケリアと呼ばれるそうです)はきっと、前準備しているんだろうと思うけど、なにせキャンドルですから、朝からボランティアさんたちがひとつひとつ火を灯し、風で吹き消されないように、多分ガラス瓶かな?に入れ、それを今度はクレーン車で、これまた一つひとつビアンケリアのそれぞれの場所に掛けられて行きます。



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見てみて! ね? 一個一個キャンドルなの!




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ビアンケリアにひっかけて行くのも、ひとつひとつ手作業




午後5時過ぎにはピサの中心地区に着いたのですが、もうあっちこっちでクレーン車が一杯。この日のために近隣都市からも借りたに違いない。


7時になっても、まだまだボランティアさんたち、キャンドル灯しをしていましたが、これらのキャンドルは閉幕の深夜のアルノ河大花火大会の後、これまたひとつひとつ外され、アルノ河に流されるそうです。


深夜の花火大会まで、アペリティフで数杯、さらに夕食でもワインの杯を重ねちゃって、その頃には私も、かーなーり酔っぱらっちゃって、せっかくの写真は手ぶれぶれぶれ。

実はこの後、どうやって家に帰ったのか覚えてない。

いえ、帰宅はピサーノ氏の車だったので、要は車に乗った途端、寝込んだってことですね。

お祭りの喧噪を避けて、城壁の外の駐車場に車を止めてあったので、そこまでは・・・・・・記憶あります。


毎年、このルミナーラの次の日にはアルノ河でイタリアの4大海洋共和国、ピサ、ジェノバ、ヴィネツィア、アマルフィーのカヌーの試合があるらしいです。

来年は、もうちょっとゆっくり行って、これも見たいな。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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Commented by とすかーな at 2018-06-22 14:08 x
MIKAさん、お越しになってたんですね☆
光も花火も今年は「。。。」でしたので、ぜひ来年もおこしくださいませ♪新聞にはこの30年で一番ひどかったと書かれていました。ろうそくが木枠につけられてなかったり、光がついてなかったりしてましたし。
ピサの市長が決まれば、またルミナーラにも力を入れることでしょう、たぶん(笑)
Commented by viabellaitalia at 2018-06-26 23:56
> とすかーなさん

そうなんだ! それはリベンジしないと! 絶対行く! でもあの木枠に一個一個ろうそくつけるの大変ね。朝からやっても間に合わないでしょうーよ。
実際7時に城壁の方からメッゾ橋の方へ歩いたけど、まだ、全然作業してたし。 汗
終わるのかな?????と思ってみてました。
花火の頃は、もうめっちゃ酔ってて、きれいでした。(てへ)
夏にまたお邪魔しにいきまーす!
by viabellaitalia | 2018-06-21 18:53 | Buon viaggio通り | Comments(2)