ローマでジャズナイト - エレガンス カフェ

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イタリアのジャズクラブや小さめのディスコって、住宅マンションの地下階に入っている事が多い。

こういったバイナイト系の場所だけではなく、基本、1階や地下階は商業スペースとして使われ、2階以降は普通に住宅マンションである。


以前ローマの中心地区に住んでいたときは、私の家の下にピザ屋さんがあったり、レストランがあったり。

イタリア人がよく、行きつけのバールやお菓子屋さんなど「Sotto casa mia うちの下 」と表現するが、マジに家の下にある事が多い。


これね、やっぱり騒音問題はつねにあります。ピザ屋さんの上に住んでいたときは午後仕込みが始まる頃から、ガンガンラジオがかかるし、夏場は外のテーブル席の人たちの声が真夜中の街に反響するし。

さらにジャズクラブやディスコとなると、自分の家の下に下手をするとぐてんぐてんに酔った人がたむろったり、ドラッグやってラリってる人なんかも・・・・ってなったら環境悪いですし。


最初の晩に出かけたBaallad Caffeも上は19世紀あたりの建物かな? ちょっとこじゃれた小さなマンションである。

演奏の合間にお客さんが外にタバコを吸いに出ては談笑を始めるので、上の階の人たちは一体どうやっているのだろう?とちょっぴりそんなことを心配したり。


その点がね、エレガンス カフェはすごいんだよ!とジャズ好きの友人が一押しのピラミデ地区のジャズクラブ エレガンス カフェ。


こちらもやっぱり上は普通の集合住宅で使われているマンションの1階に入り口がある。

入り口の横に観葉植物がちょこんと飾られているだけの、まるでホテルのいり入り口みたいにひっそりとしている。

映画館のドアのような頑丈で大きなドアを開けると壁にはちょっとジャズクラブっぽいポスターなどが飾られているが、なにも音楽が聞こえない。


えっと・・・・・今日、やってるんだよね? お休みってわけじゃないよね? とちょっと心配にさせる。


短めの廊下の先にもうひとつ映画館のような頑丈のドアを開けると・・・・・・・


いきなり中はシックな、名前の通りエレガンスなジャズクラブ。この夜はスイングの生演奏をしていた。

この晩は先にBallad caffeに行ったのだが満席で、ゆっくり座ることができなかったのもありエレガンス カフェに行ったので、すぐ食事もゆっくり取れる席に案内してもらう。


こちらのクラブは音響とそして音を外に出さない遮音をまず第一に内部の設計をしたそうで、ステージ脇のアンプはかなりすごいものを置いている。

「前に座るとね、音を振動で感じるんだよ!」って、いえいえ、充分食事用のテーブル席でもよく聞こえます。

でも音がきれいなまま店内に響き、とってもクリアに伝わってきて耳も疲れない。


ここで出されたお食事が、久々の感動の一皿になりました。

白身魚のタルタル。ってお刺身細切れにしちゃったの? 勿体ない! と思うは日本人。生のお魚は苦手な人が多いイタリア。タルタルだったらちょっとホッとすること間違いなし。グレープフルーツなどでマリネされてて、上に乗ってるのは! 梨かと思いきや大根! クレソンらしきものは赤紫蘇!!!! ローマのジャズクラブで食べれるとは思わなかった!!!




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しかもここのクラブ、店内を見回すと、かなり高齢な方から、下はなんと!!!4歳くらいかな?という随分お客の年齢層が広かったんです!

お子ちゃまたちは多分、ステージで演奏しているミュージシャンのうちの誰かの子供なんだと思うけど、70歳代の方たちもおしゃれをして食事を楽しみながら演奏を聞ける場所って、素敵だなと思います。


美味しいお食事と素敵な音楽、私も間違いなく一押しです。


Elegance caffe

Via Francesco Carletti, 5, 00154 Roma RM







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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by viabellaitalia | 2018-05-08 18:45 | Buon viaggio通り | Comments(0)