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チョコがない人生なんて!

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日本の甥っ子、姪っ子は大のキンデルチョコレート、そしてチョコレートクリームのヌテッラファン。

毎回、キンデル送ってちょ!要請がかかる度に、イタリア人の友人たちは「日本にキンデルないの?」と不思議そうに聞いて来る。


はい、ないんですよ。


「Nooooooooo!!!!  キンデルがない子供時代なんてありえない!」


「Nooooooo ヌテッラのない人生って、どんなんなっちゃうわけ!!!!!!!」


それくらいキンデルチョコとヌテッラはイタリア人たちの食習慣にがっつりと根を下ろしている。


確かにイタリアのチョコはお味が濃厚で、これに慣れてしまうと日本のチョコが脂質が多く、薄味に感じる。


北から南まで、イタリアは各州で美味しいお菓子があるし、チョコレートと言えば、チョコレート祭りも行われるペルージャが有名ですが、北のピエモンテも負けていない。


私が住むローマは、やはり夏の間に気温が上がるとチョコレートが溶けやすいという地理条件からか、チョコレートへの熱い情熱をあまり感じない。スーパ-などからも夏の間はこつ然とチョコが消えたりするし。


あるときに、フィレンツェは美味しいチョコレート屋さんが多いとテレビ番組で話していたのを聞き、

トスカーナとチョコレートって、なんとなく不思議な組み合わせだなと思っていた。


去年の暮れにピサでお会いした日本人のお友達から、

「地元のチョコレート屋さんなんですけど」とお土産にチョコレートをいただいた。

日本のお菓子屋さんみたいなおしゃれなトッピングがしてある生チョコタイプって、イタリアでは結構珍しい。


チョコ中毒のあたくし、ものすごーく大切におうちまで持って帰ってきて、一粒一粒堪能(独り占めとも言う)させていだきました。


今度、ピサに行ったら、絶対このチョコレート屋さんに行こうと心に決めて3ヶ月。

復活祭のランチの〆のお菓子調達要員を自ら請け負ったあたくし、迷わずこのチョコレート屋さんに直行いたしました。しかも復活祭なんで、前もってお店が開いてるかどうかも電話確認までしちゃったし。


イメージしていたよりずっとこじんまりとした店内は、壁のデザインが板チョコを彷彿とさせ、一角にはテーブルもあり、この朝は地元の人たちかな? チョコレートを頬張りつつ友達たちとおしゃべりに花を咲かせてました。


Lavorazione Artigianale、機械で大量生産ものではなく、選りすぐりの材料を使いチョコレート職人さんのの手で作られたチョコが並ぶショーケース。

「リキュール入りとなしと、どうします?」

イタリアの普通のお菓子屋さんで買うときのように、まずは箱の大きさを決め、そしてそこに詰めるチョコをひとつづつ選び並べていってもらいます。


通常、復活祭はチョコレートでできたイースターエッグを贈りあいますが、今年はちょっと大人に生チョコを詰め合わせて。

この日のランチ後のお菓子タイムは、普段は復活祭のお菓子は食べないなんていうメンバーまでどんどん手がのびて、あっという間に完食となりました。


またぜひ、行きたいチョコレート屋さんです。きっとホットチョコなんかの飲み物も美味しいに違いない!!!!と思えども、ホットチョコの季節は過ぎ去りつつなるけど。








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!




by viabellaitalia | 2018-04-09 23:26 | 食いしん坊万歳通り