ただいま ポプローニア

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1年前のクリスマス休暇に行ったParco archeologico di Baratti e Populonia バラッティ&ポプローニア考古学公園(長いっ!)に、再訪して来ました。


広大な公園の中に点在するネクロポリスやアクロポリスなどの跡を回るトレッキングコースが数本あるのですが、山の上にあるエトルリア時代の町の史跡へたどり着くコースは冬場は足場が悪いので閉鎖。


「復活祭頃には再開ですよー」という観光案内所のお姉さんの言葉に釣られて再訪決定!と夏休みに行ってきました。(ってネタがちょっと古い?)


昨年、ブログに書いた通りここの考古学公園、一言で言っちゃうとエトルリア人たちのお墓拝見ツアーです。汗

去年の記事はこちらからどうぞ。

http://viaitalia.exblog.jp/23798592/



実はあたくし、昔ポンペイに行った際に変なもの拾っちゃったらしく、一晩、すっごい怖い経験してるので、お墓系は避けたい。

東京の高名な占い師さんに見ていただいたときにも、「あなた、ちょっとカンあるから、こういうくらいが一番危ないんで、お墓参りは塩もっていってね。変なの拾っちゃわないように。」って言われてたんですが、ポンペイに行ったときは、すっかりその歴史を忘れてたんですよね・・・・・・。


なので、最初ここの考古学公園に行ったときも、正直、怖々だったんですが、海岸沿いの原っぱに点在する墳墓を回っていたときに、私の前を歩くピサーノ氏の後ろ姿を見てたら、ふと「あっ、そう言えば、昔もこうやって私たちここ歩いていたよね。」という感覚、記憶なのかな?がふっと頭の中に鮮明に登ってきた不思議なところなんです。


今回はネクロポリス巡りではなく、冬場に閉鎖されていたエトルリア時代にとても繁栄していた古代都市の史跡めぐりコース。




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 エトルリア時代のポプローーニア目抜き通り 笑


改めて来て、やっぱりここの町は肌に合うというか、外から来ましたーな感じがない。

ポプローニアが繁栄したのは紀元前9から7世紀頃だそうで、エルバ島の鉄を求めてギリシャ人もやってきたんじゃないか? その際に現地人、多分エトルリア人と混ざっているのではないかとかも言われていますが、私がここの史跡、ネクロポリスも好きなのは、ここはエトルリアの町ですが、後に入って来るローマ人と平和的に共存していた痕跡が多い場所なんです。

森の中に点在するネクロポリスの中には当時のエトルリア人たちにはなかったローマ式の装飾が施されているものがあったり、観光案内所のお姉さん曰く、「エトルリア人たちのお墓の中にぽつねんと、不思議なんですよねー。多分近隣に住んでいたローマ人のものだと思うんですけど。」アクロポリスもエトルリア人たちの町並みや神殿を壊すことなく、ローマ式に改修されてたり。

エトルリア人の神殿の前をまっすぐ通るメインストリートには古代ローマ時代の道路がものすごく良い保存状態で残っています。

戦って破壊されたとか滅亡された町という形跡がなく、同時代でエトルリアあり、ローマもあり。

とっても平和な感じ。


ここの発掘、研究はごくごく最近1990年代から始まったそうで、当時はとても良い狩猟の森だったため、考古学の研究で人が入ると獣が逃げ、狩りができないと地元の狩人たちが森の中に残っていた史跡を壊したりする妨害もあったそうで、さらに現在のイタリアが抱える問題、こういう研究になかなか予算がつけれないという資金不足で、研究は遅々と進まなく、謎を多く残したままです。



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鬱蒼と生えている木を少し切ってみたら、

エトルリア時代の城壁らしき石が摘まれた壁の外側に

こんな道路がつけられていたことを最近発見したそうです。




毎年、初夏にこの公園では特別公開をかねてエトルリア時代を偲ぶお祭りがあるそうで、この日のガイドさんもお祭りのときは、エトゥルスカ(エトルリア人女性)に扮するそうです。



「エトルリアでは女性も男性と同じにワインを飲めたんですよ。ローマは女性はワインは飲んじゃいけなかったんですよね。ふふふふふ、私、ワイン好きなんで毎年、エトゥルスカ(エトルリア人女性)になります。」という言葉を聞いた途端、ピサーノ氏が私の方を振り返り「ミカさ、過去にエトゥルスカ(エトルリア人女性)だったんじゃない? ロマーナじゃないよ、君の飲みっぷり!」とにんまり。


「想像してごらんよ! ボクたち、何世紀も前にここにいたかもよ。」


あれ? 去年、私があの原っぱでそんなことを考えていたことは言っていないんだけどな?

まあ、君はDNAの中にエトルリア人のなにがしかの破片はあるでしょ 笑


「いやいや、ボクはローマ兵だったと思う。」とのたまうピサーノ氏。


いや、それはないって。君のそのイタリア人にはめずらしいアーモンドアイはエトルリア人ですって。




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夏で、こんなに間近にエルバ島が見えることはないそうです。

冬ならありえるんだけど、冬はこのコースは閉鎖しているんで、ガイドの私も初めて」と大興奮だったガイドさん。

ラッキーだったかも!








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!




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by viabellaitalia | 2018-01-24 01:40 | Buon viaggio通り | Comments(0)