2018年 01月 09日
左か右か?
週末の土曜日に祝日がぶつかったイタリア。
どうりでいつもなら土曜日に始まる冬のセールが異例の金曜日開始になったはずです。
2018年は、今日からいよいよ本気に始動です。
「ミカ それって左でしょ?」
「イタリアでは左手だよ。」
年明け、初出勤の同僚たちからのチェック。
え? いや右手でしょ?
「いやいや、イタリアは左手。」
そう言われたら・・・・・・・
昔 ローマの広告代理店で働いていた頃、1ヶ月遅れのバレンタインということで恋人がシークレット旅行を計画してくれたと嬉しそうに3月のとある週末に旅立った同僚の週末旅行の報告は、「じゃじゃーん。これ。」とかざした手は・・・・・左だったな。
取り巻くカメラマンに向かってダイヤモンドが輝く婚約指輪をかざす、あのシーン。結構見慣れた光景ですよね。
見慣れているシーンなだけに、あれ? 左手の薬指? 間違ってない? と同僚の左手をまじまじ見たのを思い出した。
だって、左は結婚指輪でしょ? 婚約指輪は右手の薬指だと思うけど?
「イタリアは結婚指輪も、婚約指輪も左手の薬指だよ。確かにイタリア以外の国、ドイツとかは右手だけど。日本も右手なの?」
左手の薬指は心臓(ハート)とつながるという意味合いから結婚指輪をはめるというのはうろ覚えで覚えている。
そう、結婚指輪のために左手の薬指は大切に取っておかないとと思っていたんですが、笑
よくよく調べたら、正式には婚約指輪も左の薬指なんですね。
いや、クリスマスプレゼントでいただいた指輪で、婚約指輪ってわけじゃないし。という私に同僚たちが吹き出す。
「ダイヤがついてるでしょー。ただのプレゼントじゃないよ。ちゃんとそういう意味の指輪だよ。」
いつものメンバーでのクリスマスの夜、プレゼントの袋を開けるとお誕生日にもらったペンダントのお店の見慣れた化粧箱を見つけた。
あれ? きっとペンダントと合わせて使えるアクセサリーかな? と箱を開けて、一瞬リアクションに困って固まった。
実は春先に16年愛用していたブレスレットを失くして、まじ一瞬に「たのむ! ブレスレットであってくれ!」とお願いしちゃって。 笑
箱の中を覗き込んだ友人たちが、一斉に「おおおおおお!!! ひざをついてお願いせんと!」と冷やかす。
照れて、向こうも固まっているんで ありがとう!と言って自分でさっさと右手の薬指に指輪を通してしまった。汗
そう、しかも右手。
きっと、向こうも、え????右手かよ!と思ったに違いない。やばい・・・・・・・・。
ずっと、このシーン、テレビや映画見ては夢見てたのにー!!!! 映画の「月に輝く夜」みたいにやりたかったのにいいいいいいいい!
ずっと夢見ているのに、心のどこかでは自分には絶対起こらないと諦めちゃっていることが多い私は、実際、事が起こると静かにパニックになり、まったく夢見ていない、あっさりと、するーっと流してしまう。
このくせ、今年は治そうよ。