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イタリア式灼熱サマーを乗り越える技として、簡単なところでこまめに水分補給と消化しやすい食事をとるというものがある。


昼間はアルコールなんかも控えるべし。

スーパーアルコールと呼ばれるウィスキーとか、ブランデーとかウォッカとかもってのほかである。


日本も同じく夏は暑い。

しかも湿気で蒸し蒸しなのに、日本って食事に関しては、結構冒険野郎だったなと思うくらい、真夏に食べたくなるメニューって、イタリア人じゃありえないものが多いような気がする。

例えば、カレー。辛いカレーをハフハフ食べて汗をどばーっとかくとか、スタミナをつけるために、私なんかは夏こそ、こってりラーメンが食べたい。


その感じで、みんみんゼミが鳴く中、カルボナーラなんか食べたくなっちゃうねーなんて言うと、イタリア人引きまくりである。

ミートソースのパスタとかも食べたいけど、周りには、そんなこと言えない雰因気が漂う。


確かに、日本人のままな食べ方をしていると、過去に何度か食後に熱中症みたいになったこともあるので、先日いよいよ40度いきそうな日のお昼は、大人しくイタリア式にしてみました。


夏に必要な栄養素もしっかり取れる簡単だけど、優れものメニューは「生ハムメロン」

切って盛りつけるだけの簡単メニューなだけに、素材の美味しさが重要なポイントでございます。


メロンは、いつもの野菜屋さんのお兄ちゃんに「今日のお昼に食べちゃうから、熟したのくださーい!」


そしてサラミ専門店で美味しい生ハムをその場で切っていただきます。

「甘いのとちょっと塩気があるのと、どっちがいい?」


今日は生ハムメロンにしたいので、お味がしっかりした方がいいかな? ちょっと塩気がある方を100gほど、くださいな。


これね、実は、前回、お友達も呼ぶしと生ハムとかサラミをがっつり200gづつ買っちゃって、ピサーノ氏からダメだしを食らいました。


「多過ぎだよー! 表面が酸化しちゃうから、こういうものは100gづつ、ちょこちょこ買う方がいいんだよ!」


と学んだ、あたくし、今回は可愛く100g


「味見する?」と一枚、切ってくれたのでその場で、お味見。おおおおお、メロンと合いそうないい感じ! 


冷蔵庫には白ワインも冷えてるし!(って昼間はアルコール避けるんだろ?)


今回は、なんとおまけで焼きリコッタチーズをいただいちゃいました。 なんかすっごいラッキー。

だって、生ハム100gで2ユーロほどのお買い物なのに、こんなんもらっちゃっていいのか?


と思ったけど、土曜日の閉店間際だったので、きっと処分したかったんだろうと 笑 

そう、日曜日はこういった食材専門店はお休みなんでございますbyローマ片田舎


いただいた焼きリコッタチーズにははちみつをかけて。

悶絶美味しい簡単夏メニューとなりました。








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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# by viabellaitalia | 2018-07-17 19:08 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

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カルロくんはすでに夏バテですが、それにしても気温はそれほど上がってはいなかったのですが、先週末からいきなり気温が上がり、いつもの灼熱サマーが始まりました。

朝10時前にはもう温度計も30度をかるーく超えちゃうし。


日中は熱風が吹く中、太陽光が入らないようにした室内で、ひたすらじっとして太陽が沈んでから、がさごそと動き始めるドラキュラ生活の始まり始まりです。


7月はもう学校もお休みですし、周りを見回しても8月のバカンスを前後にずらして取ったらしい人たちで、なんとなく半分夏休み的な雰因気。


買付先のお店なんかも、卸し問屋さんなどは日曜日と月曜日もお休みなんてところもあったり、まだまだバカンスじゃないぞおおおおおおとエンジン全開なわたくしたちだけ、空回りでございます。


イタリアはなにせ8月が何事も動かないので、7月に大きな仕事は収めたい!とここのところ、ぼやーんと半分夏休みなイタリアでうちだけ、連日どっぷり残業。

真っ暗な夜道を歩いて帰ると夕食後の夕涼みに広場に出て来てる人がいっぱいで、結構な数のわんちゃんたちも飼い主さんたちと夕涼みしているので、カルロくんがなかなか家に帰りたがらないので困りものです。


飼い主さん、もう夜の10時にはぐったりでお腹空き空きだから、早く帰りたいのよ。








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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# by viabellaitalia | 2018-07-16 20:33 | イタリア広場 | Comments(0)

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またまたカルロネタです。


今年の夏はますます、変です。


ついこの間まで、気温も上がらず、雨が続いたりと暑さに弱い、愛犬、カルロくんにとってはかなり快適なお天気だったんですが、

気温が上がっても、30度ちょっととそれほどでもないのに、とにかく湿気があって蒸し蒸し蒸し蒸し。


暑さに弱いカルロくん、直撃で、ますますお散歩が困難。

カルロはフレンチブルドックの雑種ですが、フレブルと考えると彼の運動量は度を超える、超はっちゃきくんで、外がどんなに暑くっても、お散歩は欠かしたくないっ!!! お散歩のためなら雨だって雷だってへっちゃらです。


ドアを開けて、外がどんなに暑いかを言って聞かせても、どこ吹く風。

ハーネスつけるよーと柔軟体操を始めちゃいます。


が・・・・散々お散歩をして、外の通りから門をくぐると、ピタっと動かなくなります。

新しいおうちは外の門が近所のマンションやおうちと共同で、門とおうちまでの距離が約250メートルほど。

早朝のお散歩時間だと、門からまっすぐ登って来る太陽方向に我が家があります。


そう・・・・まったく日陰がない250メートル一直線。。。。。


門をくぐった途端、動かなくなるカルロをひきづったり、なだめすかしてなんとか半分進みますが、その後は駐車してある車の影にカルロくん、倒れ込み駐車しちゃって、この250メートルがなんと長く感じることか。



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一台目はご近所 A1番地さんの車



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2台目は A2番地さんの車




2台目と3台目の間




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4台目はB番地さんの車



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5台目はC1番地さん


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6台目もC1番地の車


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最後の最後に家の前の店長の車の影




なにせフレブルもどき。体の中の熱を上手く外に出せない犬種なので、辛いのはわかる。

が、君は車の日陰に逃げれるが、あたしはさんさん降り注ぐ太陽浴びっぱなしの立ちっぱなしで彼が動けるようになるのを待つわけで。


飼い主共々日射病と熱中症の犬ってしゃれにならない。








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# by viabellaitalia | 2018-07-07 01:27 | Bau Bau Park | Comments(0)

毛深いボディガード

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我が愛犬カルロくんは結構マッチョである。まあ、生みの母がフレンチブルドックなので、がっしりとした体型はお母さん譲り。

顔も、鼻ぺちゃなので、一見、危険犬種と言われるピットブルの子犬に見えるらしい。もうすぐ5歳になる成犬ですよーなんだけど。


超人間大好きなので、誰かが近寄って来ると、まず彼が、「わーい! なでなでしてください!」と寄って行くので、犬が怖い人にはちょっとしたインパクトを与えるらしい。

おかげさまで、夜道の一人(+犬)歩きは怖くない。


ローマの田舎の一見、超のほほーんな町も、実はレイプ事件がときどき起こっている。

以前住んでいたおうちのすぐ近くには難民、ボートピープルの一時宿泊施設があり、夏の真夜中なんかは彼らが宿泊施設の外で夕涼みをしている。

真夜中に具合が悪くなり、一人で救急に走ったときは、そんな真夜中の道角でたむろっている彼らに一瞬、ぎょっとしたこともある。

あああ、カルロが居たら、怖くないのに。

でも救急に行くんじゃ、犬は連れていけない。


人種差別は良くないと、彼らの前をひたすら足早に通り過ぎたあの夜道。

が・・・・・ときどき、難民の彼らが起こすレイプ事件をやっぱり小耳にするんである。

店長は高校教師もしているので、レイプ未遂や事件は新聞沙汰にはならないが、学校には報告が行くので、「夜は、あのあたり歩かないように。」と彼から忠告を受ける事もある。


まあね、普段、そんな夜遊びしないし。

会社からカルロと家に直行で帰るだけだし。


が、怖いのは難民や夜だけではなかった。


うちのオフィスのお昼休みは2時から4時。

2時になると事務所をしめて、帰宅し、ご飯を食べてまた会社に出勤が、私の日常である。

午後は愛犬カルロを連れて出勤し、暗くなってからの帰宅道はカルロがちゃんとボディガードをしてくれるので安心なんである。

それと暑さに弱いカルロを日中の一番暑い時間に外に連れ出すのは避けるめに、カルロくんの出勤時間は午後のみにしてあるわけで。


そう。お昼にお家に帰るときは、ひとりである。いや、一人な事が多い。

普段は店長の車でおうちに送ってもらうのだけど、仕事の都合で、一人で帰ることもある。

そんな一人歩きをしていると、後ろからすーっと車が寄って来て声がかかる。


「チャオ! 元気?」


普通は友達や、近所の人や、知り合いであるが、ときどき訳がわからないのも。。。。。いらっしゃる。


元気と聞かれても、知らない人だと、どう答えていいのか。


「あれ? 犬は? いつも一緒に居る犬は?」


どうやら、彼は、私が犬を飼っていることを知っているようだが、私はこの人を全然知らない。


ひとまず、犬は家にいるだけ答える。


「どこに行くの? 送って行こうか?」


いえいえ、結構です。


「まあ、そう言わず。乗りなよ!」


って、乗りませんって。汗



本当に親切心からだったら、申し訳ないけど、知らない人の車には乗りたくない。


イタリアって、確かに、この「送るよ、乗りなよ!」は割とよくある。

特に田舎に住んでると、バスなどの本数がないので、学校帰りにヒッチハイクしている学生たちもよくいるし、昔、電車の遅れから帰りのバスを逃し、途方に暮れていたときにも、「あなた、アルテーナに住んでるでしょ? どうしたの、こんなところで? 送ろうか?」と車が停まってくれたことがあるけど、やっぱり怖くて、私は乗れない。


ナンパの人なども、立ち止まって話そうとする向こうをぶっちぎって、ごめんなさいねー犬が、ひっぱっちゃて!なんて逃げれるので、毛深いボディガードは有能である。


ただ、犬なだけに制限きかず、有能すぎて友達が挨拶キスするのも間に割り込み、ふざけようとする恋人にさえ、「すわ!!! マンマの一大事!」となっちゃうのだけど。


正直、暑さで道で動けなくなるカルロに途方が暮れるときはね、「送ってこうか?」って知り合いの車が通らないかな・・・・・とは思いますが、大体、友達はカルロのことよおおおおく知っているので、誰も車に乗せたがらない、汗








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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# by viabellaitalia | 2018-07-03 23:25 | Bau Bau Park | Comments(0)

カリギュラ帝の巨大船

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ローマから30キロほど南に行ったところに、ネミ湖がある。 火山の火口が湖になったもので、月が湖面に反射する様が非常に美しく、古来には女神ダイアナの鏡と呼ばれ、湖の蕎麦にはダイアナ神殿跡も残っている。


この湖にはカリギュラ帝が作らせた巨大な豪華船、二隻が湖底に眠ると言われていましたが、15世紀には、この伝説は本当だったと証明しちゃった人がいます。

でもさすがに引き上げるにはまだまだ技術的に無理があり、実際に二隻の船が湖底から引き上げられたのは20世紀、ムッソリーニの時代まで待たなければならなかったようです。


実際、引き上げるのではなく、湖の水をポンプで汲み上げるというすごい事業を展開したんです。ムッソリーニと読むと日本の方は「ファシズム」と同異義語のように感じる方が多いと思いますが、インフラ事業や文化、建設事業などで、ルネッサンス以後の500年の間で一番輝かしい功績を残した時代なんです。


1927年にムッソリーニの命により、湖の近くに眠る古代ローマ時代の水路を使い、ネミ湖の水を汲み上げ、湖底からカリギュラ帝の巨大船二隻を発掘、引き上げ、1936年には湖のほとりに格納するための博物館も建設されました。

それにしても、カリギュラ帝の治世って・・・・37年から41年です。

紀元37年から41年です。そう考えるとよく二千年近く湖底、水の中にあった木造船の木材が残ってましたよね!

なんか、すごいロマンを感じちゃいます。




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発掘時の写真です。人と比較して大きさがわかりますでしょうか?





が.......現在、この博物館に行ってもカリギュラ帝の船は見る事はできません。


1944年5月31日、この地域は通過して北に退却するドイツ軍と南から進軍してきた連合軍との激しい戦火に巻き込まれ、消失してしまったそうで、大理石の象や、鉄製の錨など戦火を免れたものが残っています。


博物館自体ものち、最初の建築デザインのまま立て直されましたが、入り口を入ると左右に大きく広がるスペースが、なんとも悲しい。


左右の大きなスペースは二隻の船をそのまま格納し、その大きさ、存在感を博物館に入った最初の一目で知らしめるという設計になっているんです。


カリギュラ帝の巨大船は全長、70m 横20mともう一隻は73mと24m。一隻には甲板部にはダイアナ神殿が作られていたと言われています。水道設備も完備していたらしく、この水道管は燃えずに現物を博物館で見る事ができます。


2千年もの時間をしかも、水の中でありながら、今日にその時代をこんなにも如実に伝える事ができたカリギュラ帝の巨大船。

発掘するのに、技術的な問題で2千年待たなければならなかったというのに、戦争がたった数時間ですべてを焼尽してしまったなんて、

なんともやるせないですね。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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# by viabellaitalia | 2018-06-30 00:45 | Buon viaggio通り | Comments(0)