人気ブログランキング |

d0346364_20300195.jpg


3年前、ピサからシエナに向かう道、トスカーナの丘の中腹に王冠みたいな街を見つける。

「王冠みたいに見えるのは、モンテリッジョーニだよ。中世祭りが有名でね、夕方、一度町への門を閉め、日暮れとともに扉が空くとね、そこは中世なんだよ。街に入るにはユーロを中世の通貨に両替してから入るんだよ。」

と聞いてから、ずっと行ってみたかったお祭りです。

駐車場から城壁に囲まれた町に入る道の両脇にはラベンダーが植えられ、爽やかな香りに包まれながら入城する、トスカーナの中世の面影が濃い小さな町です。

いまではすっかり有名になっちゃって、ユーロを中世の通貨にいちいち両替するには無理なくらい、多くの観光客が訪れます。

私が住むローマ郊外もあっちこっち中世のまんまなんですけど、本気に中世祭りをやるところはないので、一度雰囲気に浸ってみたかったんです 笑



d0346364_20315620.jpg


d0346364_20314513.jpg


町の中はアトラクションの人も、出店の人たちもみんな中世の衣装を身につけ、出店で売られている食べ物たちも、昨今のものではなく、昔ながらの手作りジャム入りトルタだったり、ワインもお願いするとカメから、いや、イタリアっぽくアンフォラって呼んだ方がいいかしら? お玉で素焼きのコップに注いでくれる。

ワインの中にはワイン漬けの桃がゴロゴロ入っていて、素朴で美味しい。

出店を見てて、つい・・・・・一目ぼれしちゃってリボンを結んで編んだ髪飾りをお買い上げ。
中世の剣士の衣装を着てたお店の人(武具店だったので)に、頭に結んでもらうと、アジアンな私もちょっと中世祭りに溶け込んじゃったり。
大人気ないかなとも思ったけど、子供の頃に行ったお祭りの入り口でお面を買った、あの感覚でなんともウキウキしてくる。

今年のお祭りのテーマの一つにダンテの時代が上げられてましたが、街角でばったりダンテさんと出会いました。 笑



d0346364_20313525.jpg


ダンテの肖像画を見ては、鼻に特徴あるなと思ってたけど、現代のダンテさん、マジに似てます!
しかも、ちゃんと神曲を踏まえて、町の人に話をぶつ!
おまけにめっちゃ、トスカーナ弁なのが臨場感たっぷり。
神曲をラテン語ではなく、当時の口語で書いたことで、イタリア語の父と呼ばれるダンテさん。
当然ね、ダンテさん、トスカーナ人ですから、・・・・・きっとホハホーラ(コカコーラ)なトスカーナ弁だったのだと思うし。

って、中世にはコカコーラなかったけどね。

それにしても、イタリアのこういう小さな町って、中世祭りの時に、その本領を大発揮いたします。






最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



# by viabellaitalia | 2019-07-23 20:36 | Buon viaggio通り | Comments(0)

サグラに美味あり!

d0346364_19053718.jpg




Sagra サグラとは、お祭りでございます。
Festa フェスタもお祭りですが、お祝い事、饗宴という意味合いが濃くなります。

サグラは必ずね、Sagra di 〇〇、〇〇祭りとメインが何かを明記され、大体は地元で採れる食材や、典型的な伝統料理など、そそられる美味しいものです。笑

私が住むローマ郊外の町々も季節、旬の食材、お料理のサグラをよく開催してます。
この辺りだと、例えばローマ風ニョッキのサグラとか、カルチョーフィのサグラ、隣町のセーニの栗サグラ、 豚の香草焼き、しかもIGPまで認定されちゃっているアリッチャのポルケッタのサグラも外せません。

そう! サグラに美味あり!

とは、知ってますけどね、たまにピサに登ったら、一応、ロマンチックなレストランで、海なんだもん、お魚食べたいよ!なお食事なんて、夢想しちゃう私ですが、スッコーンと軽く交わし、今回のスペシャルセレクトby ピサーノ氏だったのは、ピサの隣、ブーティで開催されてたポルケッタと地ビール祭り。

しかも連日40度が続いて、肉なんか食べたくないよな夜。
ブーティは山の中なので、間違いなく涼しいとは思う。
美味しいレストランもある。
でもサグラかいいいいいい!!!!!!な乙女心。

しかも、本家本元のポルケッタの里 アリッチャのお膝元からやって来た私にポルケッタのサグラとは、君たち、私を舐めとんのか?

とちょっと足掻いてみたけどね。

ところが、お肉を扱わせたら、トスカーナ人天才かも。
ポルケッタの本家本元ローマ郊外で色々食べたポルケッタよりも、美味しすぎるうううううううう!
香辛料や香草もしっかりいい仕事してて、しょっぱくないし、脂ギッシュでもないのに、美味。
脂身のところなんか、コロンナータのラードのごとく、口の中で溶けちゃう。

「なにコレー!!!! 美味しすぎる!」

さっさとローマ本家本元の旗を下ろし敗北を認めて食べ尽くす、変わり身が早いあたくし。 汗

ピサ郊外の地ビールも、美味しいんですのよ。
この夜は、シングルモルツの軽めと、味わいがあるダブルモルツと黒ビールの3種類が出てました。
イタリアでは、女性は軽めのビールしか飲まないのか、サッポロビールの町からやって来た私は、いつもダブルモルツをオーダーをしちゃうんですが、必ずお店のお兄ちゃんが引くんですけど。汗





最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



# by viabellaitalia | 2019-07-18 19:10 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

古代の船を間近に見る

d0346364_00090467.jpg



ローマ-ジェノバ線の鉄道拡張の工事の最中に掘ったら、一杯出てきちゃった。
というのはイタリアあるある。

今回って、もう二十年ほど前ですが、出てきたのは、なんと古代の船がぞろぞろ。
特有の地質が功を奏し、保存状態が非常に良い木造船たち。

ローマ郊外のネミ湖の湖底に眠っていたカリギュラ帝の船を展示していた博物館もあるが、残念ながら本物は第二次世界大戦の戦火で消失してしまい、現在はその復元展示のみで、期待して行っちゃうとかなり悲しい展示です。
こちらピサの古代船博物館は約20年の発掘調査研究の末、つい2ヶ月ほど前に開館したばかり。




d0346364_00091216.jpg




復活祭の時に、「もうすぐ開館するはずだから、開館したら観に行こうねー」なんて、あまり期待せずに話していたんですが、本当に開館しました。笑

元々ピサの海は今の海岸線よりずっと内陸部だったので、昔は海や川だったところに土が堆積し普通に陸になっている範囲も広いし、街中を掘るとこういうものが出てくる可能性は確かにあっただろうな。

地面からほんの数メートルで出てきたのは、なんと紀元前の青銅器時代、エトルリア時代、古代ローマ、共和政ローマなどの生活が垣間見れる数々の品々に、大きな古代の木造船は一番古いところで、紀元元年あたり。
船の名前まで解明できた古代ローマの戦艦などなど、30隻ほどにも及ぶそうだ。

2千年ほど前の木造船が、しかも本物をどどーんと展示してあるのは、かなりの迫力です。
そんな昔に、よくもこんな大きな船作れたものよね・・・・・
どうやって、こんなに綺麗な曲線にしたんだろう?
そんな昔の船ですから、当たり前だけど動力は人力。
オールが。。。。。でかいよ。
よく映画のシーンで見るように、これは何人もの人が一緒に漕がないと無理よねーって、こんな大きな木材がすでに重いですって。



d0346364_23511525.jpg



そんな展示品の中、ひとしお心に残ったのは、展示されている船の中でも一番古い時代のものの下敷きになっていた、人間、多分その船に乗っていた船乗りだったであろう人間の骸骨と彼が腕に抱きかかえていた犬の骨。

二千年もの時間を超えここに展示されている船たちは、元々は当時の川や海だった場所で、難破、沈没している船たち。
その最後の時に愛犬だろうな、腕に抱きかかえようとした人間と犬の物語はそのままで、あまりにも雄弁だ。

今でこそ海洋共和国だったピサの栄光は、かなり遠い昔のことだけど、この博物館は、紀元前3千年も前からすで地中海の重要な港だったピサ、いかに大きな海洋共和国へ成長して行ったか、その確かな足跡の証人とも言えるものです。

ここに展示されている大きな古代船を見て、「ああ、だからなんだ。聖ピエトロもピサ港からイタリア入りしてるもんね・・・・・」と妙に納得いたしました。


d0346364_00092512.jpg






最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



# by viabellaitalia | 2019-07-17 00:12 | イタリア広場 | Comments(0)

プチバカンス

d0346364_01012681.jpg
今回のお買い物代行は
ジャガーのスペシャル エディションの腕時計!



今週末は、8月の夏休み前にちょっとプチバカンスいたします。

6月の第1週に学校が長い夏休みが始まってから、何と無く社会も半分夏休み気分。
昨今は8月の夏休みを7月や6月、あるいは9月に分けて取る人も多い。

学校がお休みに入ってしまったので子供がいる家庭は、奥さんと子供達が先に実家に帰省などのバカンス準備期間に入り、街には働くお父さんたちが取り残される季節である。

私は、これらの例にハマりませんが 笑
ここ数年、真夏に入るごっついお仕事が入ってきたのもあり、8月のお休みまでラストスパートかけて頑張れるように、ちょっと一息いれるために週末旅行。

時を同じく上の階のゴジラさんも、いよいよ子供と里帰りバカンスへ旅立ちます。

なんだ、それだったらカルロのペットホテル予約しなかったのに。

「今週末は広い家に一人で寂しいでしょ? なんだったら相棒1匹、置いて行こうか?」と店長に声をかけると、ニヤッと「いや、今週末はね、デートがあるんだ❤️」

「もう随分会っていないんだよ。久しぶりにゆっくり会おうと思って」

え? それってやばくない?
誰と?と聞くのもちょっと躊躇するんですけど。
奥さんと子供がバカンスに出発したその週末にって、ちょっと早すぎませんか、そのデート?

「今週末はね、僕の愛するソファーとずっとイチャイチャするの❤️」

彼のソファーは、15年ほど前、まだ独身だった頃に買ったもので、最近汚れが目立つも張替えをするには高くつくらしく、つい先月、新しいソファーを買ったばかりである。
彼のお古のソファーは、居間の隅に追いやられたそうであるが、かといって普段はお子さんや奥さんの手前、お古のソファーでゆっくりくつろぐことができなかったらしい。

こんなお茶目なデートは、奥さんも目をつぶってくれるだろう。
ゆっくりしてくださいな。






最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



# by viabellaitalia | 2019-07-11 01:03 | イタリア広場 | Comments(0)

d0346364_20564229.jpg

先日のお買い物はグッチのピアス
ピサの宝石店よりお取り寄せ。
涼しげなデザインが可愛いですよね。

が、買い付け代行の裏方は全然涼しくない環境です。




あああああああああ、、、、、またこの季節が始まってしまった。

事務所のお隣さん、家の工事を入れたようで、朝からずっと壁をガリガリ削る騒音が。。。。。。

この類の騒音に夏を感じるイタリア。
イタリアの夏、7月限定の風物詩といってもいいと思う。

バカンスが始まって、人がすくなる、
またはバカンスが始まって時間ができたとばかりに始まるこの騒音。
イタリア人って器用に自分で家を大改造しちゃうので、時間ができるこの時期に、必ずといっていいほど、どこもかしこもマンションで起こる騒音である。
業者を入れた場合は、業者も8月はお休みなので、7月に集中するのである。

あああああああああああ。。。。。
うちは、まだバカンス行ってないのよ。
ガンガン全開に集中して仕事しないといけない時期に勘弁して。
それでなくても、自宅はすでに騒音大魔王ゴジラさんがいる。
彼女ももうすぐバカンスに繰り出すこの時期、いつもよりさらに人のことを考えない行動が増える。
今朝も、私の寝室の壁向こうの洗濯機を朝6時に回してくれたし。

すでに神経衰弱ギリギリな私の唯一の逃げ場の事務所が一日中このドリルでガリガリ音はかなり辛い。






最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



# by viabellaitalia | 2019-07-08 20:59 | イタリア広場 | Comments(0)