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聖マルティーノの日は新作ワインを開ける日。
日本だったらボジョレーヌーヴォの解禁日と言ったところでしょうか?

イタリアワインですので、ボジョーレーでも、
ヌーボでもないですよー。

そう言えば、特別、新作ワインのボトルを開ける日とは言わない。
ヴィーノ ヌオーヴォとか、全然言わずに、ただ、サン マルティーノ(聖マルティーノの日)だよ!の一言で皆さん、すぐわかっちゃいます。

サン マルティーノは1年を葡萄たちと向き合い、大切に育てて来た生産者さんたちにとっては、その成果を知る、実りのお祝い日。
ただの商戦のフレーズではないんです。

私は今年もラツィオ州の唯一赤ワインでDOGを獲得しているチェザネーゼ デル ピーリオの生産者さんの一人、ベルッチ家の試飲会へお邪魔しました。

VIA BELLA ITALIAの前身、イタリア食材のオンラインショップ プロテオフードの特に、たまたま見た地元テレビ局の番組で、この家族の農園と代々受け継いで来た古いお家を使ったレストラン、B&B経営のことを知り、思い切って電話をしてからのお付き合い。

当時まだ学業を終えたばかりで、マーケティング、広告を担当し始めたばっかりだった、娘のマリア エルネスタも今では二児の母。
ここ数年、本格的にワイン作りにも参加しているようで、彼女のインスタグラムにはよく、彼女の畑の写真が上がって来ます。葡萄を見る彼女の眼差しがなんとも暖かく、ワイン作りへの愛や情熱が伝わって来ます。

さらに今年の春、彼女は自慢の葡萄の畑で結婚披露宴をし、緑あふれる畑の中に設えられた披露宴の写真は、まるでおとぎ話のワンシーンのように素敵でした。


イタリア市場でも無名に近いチェザネーゼワインをなんとか、引き立てようとチェザネーゼワイン生産者組合を率いるお兄さんのマッシモは農園のレストランでシェフも担当。
ラツィオ州は他州のように農業の広告や農業従事者の育成に全くお金を使わないので、とことん世に知られる機会に恵まれないのですが、選りすぐりの地元の食材を使った彼のお料理に舌鼓を打つ度に、実はこんなにも美味しい食材がある州であるということを再発見し、思わず頑張れラツィオ!と応援したくなります。



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ベルッチ家のサン マルティーノはチェザネーゼワイン組合の生産者さんにも声をかけ、毎年、ラベルを隠した20本ほどのワインをお客さんたちが飲み比べ、これが美味しいとか、色がどうだとか、みんなひとときソムリエ気分を楽しんじゃう余興もあります。
昔からこの日はチキンスープを作って、1年の仕事を農民たちと共に労い、祝ったそうで、試飲会にワインとともに供される軽食メニューに、必ずこの伝統のチキンスープが出されます。
最初、病人食のイメージが強いチキンスープをこんなお祝いに供するのって????って思いましたが、この家の伝統なのだと聞いてから納得です。
伝統のチキンスープはドルチェの前の食事の締めとして出されますが、確かにね、かなりの数のワインの試飲をした胃に優しい。笑
ちょっと酔いも覚めて、頭もスッキリします。

サン マルティーノの夏日と呼ばれるように、不思議と良いお天気に恵まれ、11月に小春日和になるこの日は、今年は中庭にもテーブルに整え、気持ちの良いお天気の中、ゆっくりと試飲会ランチを楽しませていただきました。

普段はこの田舎のお家は予約制レストランとB&Bをしています。
ローマから車で小一時間。こんなローマの田舎も見て見たい!という方はinfo@viabellaitalia.comまでお問い合わせくださいませ!



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食事の〆の本当の〆は、この朝、拾って来た栗を使った焼き栗。
ホカホカの熱々を割って、赤ワインに浸して食べる!


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マッジョーレ通りという名前がつくということは、
かなり重要、メイン通りのはずですが、
この狭さ 笑










最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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# by viabellaitalia | 2018-11-13 02:05 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

今年もこの季節です!

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ハロウィーンが終わったら途端、スーパーの品揃えも一気にクリスマス気分を盛り上げるものになって来ました。

イタリアのクリスマスケーキのパンドーロやパネットーネが飾られ始め、今週にはさらにイタリアのお歳暮ギフトセット(笑 の詰め合わせボックス商品も出始めてきました。
気分的にはまだ夏の余韻に浸ってましたが、そうだった、もう来月はクリスマス!
今年も後二ヶ月を切りましたね。

当店もスーパーに負けずと(笑 パネットーネ、パンドーロの出荷時期となりました。

船便でアメリカや南アメリカに卸す友人からは、「遅いよ! うち、もう復活祭商品だから!」と言われましたが。汗

日本の皆さんもそろそろ年賀状の季節が到来ですね。
いよいよ平成最後のクリスマス!

パンドーロ、パネットーネ、単品お買い上げのお客様、まだ、ご用意できます!

お問い合わせは info@viabellaitalia.comまで







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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# by viabellaitalia | 2018-11-09 20:49 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

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先日、憧れのボルゲリに行ってきましたー!!!!!!!

ボルゲリと言えば、スーパートスカンの生産地。
有名なサッシカイアを一度飲んでみたいいいいいいいい!!!!

赤海老さんのイタリアワインガイドブックのお仕事は、今年はティチーノ地方も含め全22州の1000ページ。(目次も含む)
なんですがトスカーナだけで160ページを超えます。
編集してると、もう果てしなく続いちゃうトスカーナ、しかもぜーんぶワイン。(当たり前ですが 汗)

ああああ、ここの飲んでみたい。
ああああああああ、この種の飲んでみたい。
あっ! これ飲んだことある。
おおお、ここ、友達のところだ!とか。

憧れのサッシカイアは店長が学生の頃は、まあ、ちょっとお高いけど、何かの記念に開けるワインとして、手が届くものであったそうですが、私がイタリアに来たあたりから、お値段がどんどん、跳ね上がり、イタリア波乱万丈な生活では到底手が届かない。

ああああ、いつか飲んでみたい。とひたすら恋い焦がれる1本。

ボルゲリのレストランではグラスでも飲めますよーな情報をいただいたので、よっしゃ!と色々チェックしてたんですが、いざボルゲリに行きましたら、その前にちょっとまたもや軽登山なんかして、もうすっごい喉が渇いてる状態で到着しちゃって、酒飲みなあたくしでも「ワイン飲む?」に、

いや、水。。。。水をくれー!!!!

しかも、夕食にもまだ早い時間で、バールでしこたま水を飲み、ジェラートまで食べちゃったら、全然アペリティフする気にもならず、ボルゲリの村のあちこちのお土産やさん、エノテカの前のサッシカイアの空ビンを見ても、スルーしちゃいました。

ここまで来たのに!!!!!!!と頭では思えど、体が全然欲しない。

「せっかくだから、何かお土産買ってこうよ」と食材店に入ったら、この時期に出回るオーリオ ノーヴォと呼ばれるオリーブオイルの初物が!!!!!!

もう即、迷うことなくお買い上げ💓。
ボルゲリまで行って、オーリオ ノーヴォ。
ちょっと違うぞ!とは思ったけど、サッシカイアはまた今度。
初物オイルは生産者さんのところに行かないとなかなか買えませんので、車が運転できないあたくし、時期を逃すのが毎年のこと。

香り立ちが高いオーリオ ノーヴォはパンにさっとかけて。
もう、倒れそうなくらい、うまうま。
香りと味のバランスが絶妙で、上品だけどフレッシュ。
勝手に、スーパートスカン オイルと命名させていただきました。

今なら、あたくしのお家に来ていただいたら、漏れなくオーリオ ノーヴォ、お味見どうぞ! 早く来ないと私が全部使い切っちゃうよー。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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# by viabellaitalia | 2018-11-08 01:20 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

ありがとう

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すっかり時間が経ってしまったネタですが、このまま風化してしまわないうちに、もう一度ここでもありがとうと言う気持ちを伝えておこうと思います。

グラフィックデザインの仕事やオンラインショップの運営はコンピューター、インターネット環境がないと、何もできない時代です。
我がMac、実はかなり年季が入ってきまして、パソコンとしては老体ながら快適に動くんですが、載せてるシステムが古すぎて、ここ数年、ネット環境の更新ができなくってしまいまして。
しかしながら世の中は、どんどんネット上のセキュリティー保護のためにブラウザが更新していくので、ブラウザが古すぎると、カード決済ができないとか、ネットバンキングが表示されないとか、仕事に色々支障が出てきたので、どうにかしないと。

ポータブルのMacProはデスクトップのiMacよりもさらに古く、実は去年、ちょっと聞いて見たのですが、「申し訳ないけど。。。。もう粗大ゴミにしかならないよ」と。号泣

仕事にならないと生きてけないし。
うーん、困った。。。。。。

しかし、神様は必要なものはいつも、実はちゃんと与えてくださっているんですよね。

我がパートナーくんは、実はイタリア アップルの回し者、じゃなかった、アップルストアの修理担当企業を経営しています。
彼の担当はピエモンテからナポリまでの北から中央、ちょっと南イタリア。
彼のオフィスに行くと、もうそこら中に修理を待っているMacたちが置いてあり、一応、Macユーザー歴25年の私、気持ちが上がります!なところでございます。

この夏、バカンス前に数ヶ月抱えていた大きな仕事をギリギリで終え、私がバカンスに旅立つ前日に愛機iMacくんだけ一足先にピサに送りつけちゃいまして。
=せっかくのバカンスだけど、すまん、私のためにちょっと働いてくれ。な。

ところが、そんなバカンス時期に配送しちゃったので、配送会社がどうせ届けに行っても、お休みだろうと勝手に判断し、配送会社の倉庫で3日も熟成されちゃいまして。
もう大至急と、ちゃんとその料金を払ったというのに、熟成便。

いつもうちの会社に荷物を集荷、そして届けてくれる同じ配送会社のローマ県担当くんとは、えっらい違う働きっぷりで、てっきりローマより北のトスカーナはもっとちゃんとしているだろうと思っていたので、これはすごい誤算でした。

このまま愛機iMacくんを受け取らずに、バカンス先のドロミティには行けない!!!!と大騒ぎをしまして、イタリアでも祝日の8月15日明けの16日、朝イチでピサの配送会社に駆け込み、1週間ぶりに愛機iMacくんを受け取った時の、この例えようのない安堵感ったら。笑

そのまま彼の事務所に連れて行って、その場でちゃっちゃとiMacくんを開けて、メモリーをがっつり増やし、ハードディスクも追加。

「今時、MacでCD DVD、使わないだろ?」という彼に「外付け持ってるし。」と答えたら、だろ?と一言いう間に、テキパキとDVDドライブを外して、そこにハードディスクをすっぽり。

我が協同経営者の店長くんとピサーノ氏は年齢が違うので、当時はすれ違ってはいないと思いますが、実は大昔、同じ大学の多分、同じ学部に通っていたのであります。

その後、店長は機械工学に専門を移し、ウィンドウズ使いになり、Macは・・・・・ごめんね。俺、どうやって開けるのかわかんない。と。笑

私も所詮、機械音痴のMacユーザーですので、18年前までは、ぱかっと開けて、中を掃除してましたが、昨今のは開けれません。

そんな、訳わからーんなiMacくんをたった数秒でぱかっとモニターを開けるピサーノ氏。
正直、惚れ直しました。笑

ドロミティ出発する当日の午前中に、ヨセミテというシステムまでバージョンアップしていただき、バカンス明けに今度は、店長こと我が協同経営者がコツコツとさらにシステムをバージョンアップさせ、なんと最新のHigh Sierra搭載となりました。

このiMacくん、実は2011年製です。
現在ではアップル自体が4年以上のMacの修理部品などの製作も打ち切るなど、要は4年毎に買い替えを即す販売にしているそうで、そんな逆境の中(古すぎて、無理やと思っていた)
2018年に不死鳥のごとく、ものすごい若返りを果たしました。

今日も元気にお仕事ができるのは、私を支えてくれる人たちのおかげでございます。

ありがとう!








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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# by viabellaitalia | 2018-11-06 02:50 | イタリア広場 | Comments(0)

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ソットグーダ自然公園の中にある聖アントニオ教会
2018年 8月



世界的な異常気象の激しさは年々ひどくなって来ている。
この夏は、ここローマは例年のような40度を超えるほどに暑くなる日がなかったのに、いつもなら扇風機だっていらないピサのお家が、オーブンのように暑くなって、眠れない日がずっと続いていた。

パートナーが生まれ故郷のドロミティ地方をいつか見せたいと常々言ってはいたけど、夏休みを利用してのドロミティへの旅行は今年の灼熱地獄のピサから逃げ出そうというところも大きかった。

年甲斐もなくタンクトップで短パンで、なんとかしのげるくらい暑かったピサからのドロミティの彼の生まれ故郷、ベッルーノ地方は、本当に涼しくって真夏に羽布団が嬉しいという変な経験をした。
ホテルのプールも室温が寒くって、プールから上がれない8月。

私が知っているイタリアと大きく違う別のイタリアは、すっかり心を魅了し、
登山をした時はとにかく怖かった荒々しい自然も、帰って来たら、また行きたいと何かが心を揺すぶる。

前回、ブログでご紹介したマルモラーダの昔の登山口だったソットグーダの自然公園も冬に両側の渓谷が凍りつく季節に、また行こうねと話していた。

ここ数日の悪天候は私が住むラツィオでも風速160kmの強風で多くの街路樹をなぎ倒され、ヴェネツィアは記録的な高潮に見舞われ、大雨に弱いリグーリアも土砂崩れの被害がひどく、観光地として有名なポルトフィーノへの陸路の道路が土砂崩れで塞がり、復旧は多分、来年の復活祭ごろになるだろうという話だ。

イタリアは災害に弱い。復旧に時間がかかるので、一度何かが起きると被害は大きく、長く続く。

世界的にも有名なベネツィアの高潮のニュースが多く語られる中、あまり報道されていなかったが、この夏に訪れたドロミティ地方の被害が凄まじい。

なんと最大瞬間風速が190kmを超える風がドロミティの渓谷の木々をなぎ倒し、あっちっこっちで土砂崩れが起こり、川ベリの道路は増水した川にえぐられ、まるで大震災の後のような様相だ。

この夏訪れたマルモラーダのケーブルカーの駅の駐車場も土砂が流れ込み、チベッタ岳の11時間登山から下山した後、痛い足を引きずりながら歩いたアルゲの町の湖畔も増水し危険な状態らしい。

マルモラーダのケーブルカーの駅がこんな状況なら、もっと山に近いイタリアの最も美しい村の一つであるソットグーダは? と心配になりニュースを探すと、土砂崩れの被害がすごいようだ。
ほんの2ヶ月前、その美しさに目を奪われたあの可愛らしい村が、土砂に埋もれて無残なことに。
もう一度、この冬にでも訪れたいと思っていたソットグーダの自然公園も、チケット売り場も土砂に埋まり、公園内の細い歩道は土砂に埋まらなかったところは川が増水し、形が全く残っていない、壊滅的な状態だと報道されている。
あっちこっちの川の増水、土砂崩れでドロミティ地方では現在飲料水さえ保証できないという話も聞こえて来てる。

風になぎ倒された木々が、この夏に見たような形、景色に戻るには100年以上、2世紀はかかるだろうという話だ。

今回ドロミティ地方を襲った強風はハリケーン並みで、しかもカテゴリー4ほどだったそうである。
地中海気候の国、イタリアで、である。。。。









最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!



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# by viabellaitalia | 2018-11-03 02:38 | Buon viaggio通り | Comments(0)