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先週の話になりますが、ミケくんのプリマ コムニオーネでいただいたお菓子、コンフェッテイ。


旧ローマ教皇領のローマ県鉄の丘よりは旧ナポリ王国の方がお菓子は格段に美味しいので、ナポリ近郊の出身のミケくんのご両親、わざわざコンフェッティも故郷の美味しいお菓子屋さんで調達してきました。


なにせコンフェッティはイタリアではお祝い事には欠かせないお菓子。

ミケくんのためにいろんなフレーバーのコンフェッティがお祝いのテーブルにしつらえてありました。


コンフェッティはアーモンドをお砂糖でコーティングしたお菓子ですが、アーモンドが嫌いな私には苦手なお菓子でもあり、我が家には結婚式や卒業式、金婚式、洗礼式などなどなにかのお祝い事でイタリア人たちからいただいたコンフェッティたちが、封をきらないまま棚の中で熟成しちゃってます。


「わざわざ、ナポリから持って来たから、どんどん食べてね!」と言われても、えーん、アーモンド嫌いなのよーと恐る恐るひとつを口に放り込むと・・・・


あら、やだ! おいちい・・・・。


ミケくんのコンフェッティはアーモンドだけじゃなくチョコや、ピスタッキオクリームがお砂糖でコーティングしてあって、美味しいいいいいいいいいいいい!


日本の引き出物の位置にあるコンフェッティですから、帰りにはそれぞれ可愛い小物に入ったコンフェッティをいただきましたが、さらに大量にお裾分けしてもらっちゃって、先週から当社スタッフの各家庭、おやつがコンフェッティになっています。


コンフェッティ自体はとても歴史が古く、古代ローマの時代にも子供が生まれたり、結婚式などのお祝いの席でコンフェッティは配られていたそうです。

当時はまだお砂糖が発見されていなかたtので、アーモンドをはちみつや小麦粉などでコーティングしたものであっただろうということですが、コーティングしてあるからつまんで食べやすいし、古代のフィンガーフードって言えるかも。


また13世紀にはベネツィア貴族たちからも結婚式のお菓子として愛されたそうです。


うーん、やんごとなきお菓子だったのね。





そんな歴史を考えながら食べるのも乙です。







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# by viabellaitalia | 2017-06-13 00:23 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

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イタリアってまったくもって想像し得ないことが起こります。


もう14年ほどメインで使っていた個人用のメールアドレスのサイトが・・・・いきなり消えまして、もう3日ほどメールが受信できません。


無料メールアドレスだけど、大手のネットサービス会社の傘下の会社だったので、割と安定していたし、メーリングソフトでメールを取り込めないときも、また日本に里帰りしているときもサイト自体に行き着けば、そこからログインすればいいしと非常に使い勝手が良かったのと、アカウントを取ったのも、なにせ14年も前で、しかもイタリアのサービスなので、同名の人もいなかったようで簡単に自分の名前で登録ができちゃったという非常に愛着あるメルアドだったのに、どーしよー!!!!


メーリングソフトでメールが引き込めないというようなことは、

イタリアですからよくあります。

なので、最初はいつものことねと余裕をかましてサイトに行こうとしたら、サイト自体がダウンしていて、まったくページが開きません。


グーグルも一応読み込もうとするので、ドメインは・・・・・存在するのかもしれないけど、ログインページどころか、お問い合わせやヘルプなど、あるいはサービス内容などの別ページの情報どころかサイト自体がこつ然といなくなりまして、問い合わせもしようがない。


なにかサイトの故障か?とニュースをさぐるもまったくなし。

仕方がないので、親会社のサイトから問い合わせをしていますが、案の定、ヘルプデスクのメルアドはこちらでーすと返事が来たけど、もしサイト(サービス)自体が終了とか閉めたなら、いくらヘルプデスクにメールしたって、誰も応答はしてくれないだろうし。


サービス終了とかの知らせもなかったけど、こんなにこつ然と消えちゃうのってただのサイトの故障とは思えない。


という訳で、昨日からこの14年間にあっちこっちで登録したメルアド変更作業に明け暮れています。


仕事用は会社のメルアドを使っていたけど、銀行とかカードとか、友達や家族と連絡を取り合うSNSも今って全部メルアド登録ですよね。結構半端ない量です。

昨日も半日ほど作業したけど、まだ半分ほど残ってて仕事にならーん!!!!


というわけで、ご愛顧いただいていましたmika☆mclink.netを(☆のところはアットマークです)からは連絡が取れなくなりましたので、強制的にメルアドのお引っ越し中です。

急なご連絡はこちらのブログかまたは info@viabellaitalia.comまでお願いいたします。









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# by viabellaitalia | 2017-06-08 19:49 | イタリア広場 | Comments(2)

プリマ コムニオーネ

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昨日会社に出勤してきたら、青い風船が階段を飾っています。

あれ? どこかのお宅で男の子が生まれたのかな? 


普段は、青い風船は男の子の誕生のお知らせですが、昨日は会社の上の階のお宅のミケくんのプリモ コムニオーネのお知らせ。


しかも、昨日は同じマンションのご近所さんたちが招待されたお披露目会が夕方からありまして、うちも店長と私と参加してきました。



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イタリアのようにカトリックの国の子供たちには、生後だいたい1年以内に受ける洗礼式、そして小学生になってからカテキズモというカトリック教義のお勉強を1、2年ほど毎週教会で受けてからのプリマ コムニオーネ、その後、良きカトリック信者として生きる宣誓式とも言えるクレージマと3つの大切な儀式があります。


私たちが会社設立のために今の場所を借りたのは2007年の秋。その頃はまだお腹の中にいたミケくん。

彼がよちよち歩きを初めてはあっちこっちで転んで泣く声や、床になにかを巻き散らす音に悩まされては「来年はきっと保育園が始まるはず!」と密かに彼の登園を待ち望んだ時期もありました。笑

そう、気がつけば今年の秋でうちの会社も10年! ちょっと感慨深いです。


プリマ コムニオーネは、イエス キリストの体(聖体)を表す白くて薄いウエハースみたいな物とキリストの血を表す葡萄酒を初めて拝領する儀式だそうで、儀式自体は前の日の日曜日のミサで行われたそうですが、この儀式には子供たちはみんな白い衣装をまといます。

カテキズモを終え、信者として神の道を歩み始めるという意味合いなのかしら? プリマ コムニオーネは神様、イエス キリストとの結婚する儀式なんだそうで、女の子などは、まるで小さな花嫁さんのようなドレスやベールをまといます。

このお祝いには贈り物をするのも習慣なんですが、なにせ一種の結婚式ですから、贈り物も時計とか金の装身具とかだそうで、カトリック信者ではない私にはちょっと度肝を抜かれた習慣でございます。

「ええええええ!!! 9歳の子に????」としぶるあたくし、「一生残るものを贈らないと」と、語るイタリア人たちとのせめぎ合いの上、なんとかプレゼントも用意いたしました。



プリマ コムニオーネが終わったミケくんも、お披露目会の昨日はお父さんにきっちりと髪を整えてもらって、ちょっと大人な雰因気を漂わせていました。

彼はこの次のクレージマも、すぐに受ける事に決めたそうで、さすがにクレージマには早すぎるのではないかな?とミケくんのご両親はちょっと心配顔。


プリマ コムニオーネまではイタリアで、カトリック信者の両親の元で生まれたらなんとなく、そういう流れの習慣ですが、クレージマだけはまさに本人の意志次第。

ただクレージマをしていないと教会で結婚式を挙げる事ができないので、まだ早いと心配するご両親も「でも、しとかないと教会で結婚できないし・・・・・」と。

ミケくん、まだ9歳だったと思うけど・・・・すでに結婚を想定して人生足固めというのが、カトリック信者じゃない私には、ちょっと笑えちゃいました。

実際、イタリア人で、しかも何世紀か前に枢機卿まで出した家系の当社店長でさえ、クレージマしてませんでしたので、結婚が決まった後、急遽やったそうです。

しかも、今の時代、教会で結婚式を挙げちゃったら離婚が大変だし、離婚しちゃった日には二度と教会では再婚できないし、お友達の結婚式の証人にもなれないので、やっぱりクレージマはもっと大人になってからでいいんじゃないかな? ← ただの外人の意見です。


それにしても昨日は自宅にご近所さん招いてのお披露目会、なんとなく年に1回あるマンション住人集会の様子を呈してました。笑

最後には後日ピザ屋でもう一度大集合とみなさん、約束したようです。


会社も仲が良いご近所さんたちです。



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# by viabellaitalia | 2017-06-06 20:04 | イタリア広場 | Comments(0)

昭和なイタリア

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うちのわんこはこの顔で毎朝、ご近所さんに愛想ふりまきます。



今日は1946年に国民投票によりイタリアが王制から共和制になった記念日ですので、普段はいろいろぶーぶー文句も言っている国ですが、好きなところもあります。

最後の最後には憎めないこいつというのがイタリアの魅力。いつも、もうだめだ、やっぱり帰るしかないか?と思う度に、でも・・・・となにかあるのよね。


先日のお昼ご飯にカルボナーラを作って、最後の最後にペコリーノチーズの袋を開けたら・・・・・・見事にカビってて緑色だったんですね。


どーしよー!!!! パスタもゆであがった! フライパンには先にニンニクとパンチェッタも炒めてある。卵もほぐして黒コショウもがしがし。後はそこにペコリーノチーズをどわっと投入するだけ・・・・だった時に発覚したわけで。


今更、他のものを一から作るのも面倒だし、ここまで調理したものを捨てるわけにも行かないけど、ペコリーノチーズなしでどうすべー!!!


ちなみに、うち、あまりチーズ食べません。リコッタやモッツァレッラなどのフレッシュチーズはたまに食べるけど、ハードチーズは買っても結局食べきる前にカビっちゃっうので、外食時に食べることにしているため、家にはせいぜい好物のカルボナーラを作るためのペコリーノチーズを常備しとくくらい。


仕方がないので、ひとまずなんとか食べれるものにしようと、タマネギと隠し味にお醤油なんかも入れて、なんとか胃に収めましたが、一袋まるごと緑色のペコリーノチーズを見て、頭が空白になったとき、自嘲の意味で、FBにおばかなあたくしと書き込んであったんです。


なんちゃって、いや、本当はカルボナーラになるはずだったという得体の知れないパスタを胃袋に収めてはみたものの、重い。消化の間にちょいとFBなんか覗いて遊んでいたら、下の階のおっちゃんが、仕事先から「うちに下りろ、妻からチーズ分けてもらえ。」と書き込みが入りました。


自分が子供だった頃、そう言えばご近所さんが「お醤油切らしちゃって! ソースかしてー!」とか自分も近所の親戚の家になにか借りに行った覚えがありますが、大学出て札幌で一人暮らしをイタリアに来るまで結構長くやったけど、ご近所付き合いって全然なかったな。

近くの道ばたでお隣にお住まいだった方にばったり会っても、なぜかわざと違う方向にそそくさと行かれちゃったりとか、マンションの廊下で会っても、挨拶してもまず返事は返ってこなかったし。

近所付き合いどころか、なぜか近所の人を避ける方が多かったので 笑


イタリアにはまだこの近所付き合いが存在します。ここは昭和か?というくらい。

夕方になるとご近所さんたち、裸で(パンツは履いてるよ)夕涼みしながら井戸端会議とか、夏に暑くなるとエアコンがあるお宅で涼んでいたり、道をはさんで向かい合わせに建っているマンションそれぞれのベランダでおばちゃんたちが大声でおしゃべりに花を咲かせてたり。

さらに、ものを貸す、借りるということを日本ほど躊躇しない国民性なのかもしれません。

ご近所で芝刈り機を貸すのもよく目にするし、お裾分けも今だによくある。

以前具合が悪くなったときも、救急車を呼ぶほどではないけど、もうだめだーというときもご近所さんたちが私を救急病院に運んでくれ、退院後のお迎えも別のご近所さん。さらに次の朝にはまたまた別のご近所さんが、様子を見に来てくれて「注射必要だったら言ってね。私できるから。」と名乗りをあげてくれ。


ご両親の別居で初めてお父さんがいないクリスマスを過ごす子供たちのために、まだサンタさんを信じているちびくんのために、ご近所さんが即席サンタクロースになったり。


私みたいな外国人でもぽんとやってきて暮らし始めても「チャオ!」と声がかかり、いつのまにかご近所さんネットワークに入っているし。

気がつけば、ちゃっかり我が愛犬、カルロもご近所ネットワークに登録されています。

イタリアでも移民の問題は深刻だけど、イタリア人たちにはまだ「移民」たちをも個で見ることができる強さがあります。こういうイタリア人たちの懐の広さが私は大好きです。








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# by viabellaitalia | 2017-06-03 02:31 | イタリア広場 | Comments(0)

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つい先日。履歴書を久々に更新しようとして、イタリアでの職歴の方が長くなっていることに気がつきました。



大学を卒業して、故郷北海道に帰ると決めたはいいものの、就職先が卒業前には決まらず、今、思うとあのときは若かったな。

電話帳の広告業のところのア行から順に電話をかけて売り込み、なんとかデザイン事務所に転がり込んだ4月。

といってもデザイナーの仕事なんか、まったくさせてもらえなかったもんね。当時はまだインターネットなんてございませんでしたので、データー入稿なんかない時代です。

校正だ原稿だとメッセンジャーボーイのごとく、ただの「ぱしり」。

デザイナーさんたちも紙の上でのお仕事です。「ちょっと、この定規洗って来て。」って今の時代だったらわからないだろうな。

ノリや、鉛筆の芯で定規が汚れるんです。そのまま使っちゃうと版下を汚しちゃうので、弟子が定規を洗うわけ。

そんな時代からやがて広告の世界もコンピューター化され、デザイナーたちも必死に新しい仕事道具のマッキントッシュを覚え、イラストだって絵筆を置いて、マウスで。(私はこれが得意です)


そしてイタリアに渡ったときは、まあ、手に職あるから、なんとかなるかな?とは思ってはいたけど、世間はそんな甘くはなかった。

日本ではずっとグラフィックのお仕事をして来たけど、イタリア語が母国語じゃないというならね・・・・と断られたことも一杯。

労働契約はできないから、君、自営の税務番号持ってる? 持ってない? あーじゃあ、ダメだね。ってのも一杯。

日系の企業で働いてみたけど、ガセネタの「学生の滞在許可書の更新中のものは就労してはいけない。」ということをうのみにしていた雇用者にいきなり首にされたり、「うちには必要な人材だから、なんとか労働の滞在許可書に切り替えたいわね。」という言葉を信じて頑張ってみたけど、実は、私が誰かイタリア人と結婚する=婚姻滞在許可書になる。のを待っているだけだったとか、本当にいろいろありました。

イタリアではグラフィックだけじゃなく、できる仕事があったら、やる!で、店員もやったし、旅行代理店の企画、調査の仕事もしたし、翻訳まがい、通訳まがいも。

なんとか仕事をふたつ掛け持ちして生活をつないでいた矢先に2つとも、滞在許可書のガセネタ情報のせいでいきなり首になり、日本に一度帰って体勢立て直しの際は、コールセンターも経験。


苦節8年目にしてやっと労働ビザを取り、やっと自営の税務番号も取った後は、あり地獄より質が悪い税金地獄にハマったけど、まだここでなんとか生きてる。いろんなことがあったけど、イタリアに来てからの17年間、まったく無職ってのは、最初の6ヶ月のみ。


こうやって考えてみたら、すごいぞ! 自分!!!!!!


なにせイタリアは働いても、支払いやお給料の延滞とか無給も多いので、イタリアって働かない方が損しないという国なだけに、よくぞここまで生き延びた!って自分を誉めたい。


先日のメーデーに友人が「仕事がないと多くの人が嘆くけど、俺はウェイターもやったし、ガソリンスタンドでも働いたし、戸別訪問のセールスマンもしたけど、今は自分が大学で勉強した、やりたかった仕事をしている。今の自分の仕事を誇りに思うし、今までのすべての経歴があってこその今の自分だと満足している。」とフェイスブックに書いてあるのを読み、私もまさにそうだと思った。


ここ数年はグラフィックという枠でくくれる仕事事態は少なくなったけど、日々やっている仕事は、結局は今までのすべての経歴があってこそできる仕事になっている。

生き残るためにというところが大きいけど、そうやって変わってこれた、多分、成長できた自分が嬉しい。


写真は昨年、イタリアのデザイン事務所とコラボレーションをして、イタリアサルーミ普及促進協会のカタログの製作に携わったときのものです。

写真撮影の現場はにローマの休日の撮影で使われた場所。とても楽しい経験のひとつです。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

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# by viabellaitalia | 2017-05-27 01:55 | イタリア広場 | Comments(2)