カテゴリ:イタリア広場( 66 )

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犬のカルロでさえ、自分のものに手をだされたら嫌ですと意思表示するし、

彼は私のものを勝手には触らないし、かじらないんだけどな。




私のものは私のもの。他人のものも私のもの。


いや、違うっしょ? と思うのは私が日本人で、イタリア人とは違う常識を持っているからである。


常識は一般常識とも呼ばれるが、実は一般的なものではない。


イタリアに長く暮らしていると、いや、ここまで違う? これを文化の違いって言っちゃうの? これは「常識がない。」ってことじゃないの?と頭をがつんとやられることが多々ある。


「いや、文化の違い。」とひとくくりにされると、なんだか立ち位置、足元をすくわれた思いになる。


「ミカだって、こんなに長くイタリアに暮らしているんだから、学びなよ。ここはイタリアで、サムライしてたってダメだよ。」


なんて言われたら、ここで生きてゆく気持ちも萎える。

一体、私はどこに行き着いてしまったのだろう・・・・・・・・。


私は常識なしの人間にはなりたくない。なれないだけに常識がない人に自分の領域を荒らされるのには腹が立つ。


例えば、この「他人のものも自分のもの。」

間借りをしていた頃、家に帰ったら同居人が私のベットで、私が買ってまだ読んでいなかった雑誌を勝手に包装を外して読んでいた。この図はキレる。


自分の食材や洗剤を同居人が勝手に食べたり、使っちゃっていて、いざ調理をしようとしたらないとか、洗濯しようとしたら洗剤が空箱になっていたとか、怒る。


ローマで働いていたときだ。通勤途中で買った新聞を仕事中に広げて読むわけにもいかないのでと、自分の机の上に置いておいたら、昼休みから帰ってきたら、見当たらない。あれ?と思っていたところに同じく昼休みから帰ってきたイタリア人の同僚が私の新聞をぽんと私の机になにも言わずに置いてゆくのは、怒る。

読んでもいい?とか、借りてたとか一言言えんのか? 


さらにイタリア人のカップルの私のものは私のものだけど、あなたのものは私のもの。というのも嫌いである。

彼の家も、彼の車も彼の職場さえも自動的に自分のものと見なす、この感覚が私にはないし、できない。

でも、そんな距離感がイタリア人には冷たいとか、水臭いとかに映るらしい。

特に職場、仕事に関してはきっぱり私は公私を分けたいので、仕事中にたらたら電話してくるとかチャット送って来る男性もだめである。


でもだ。

ここはイタリアなので私の職場には、同僚たちの彼女や奥さんや子供がよくやって来る。実際肉体が来ないときは電話がかかってきて、その存在アピールしてくる。

別に、訪問してくることは問題ではないが、まるで自分の家の延長で使われるのは、ちょっとご遠慮いただきたいのだが、ここがイタリア人から言わせると「文化の違い」なんだそうだ。


家が暑過ぎてエアコンないからと事務所に通われるのは困る。

近所で工事してて、集中して勉強できないとか通われるのも困る。勉強したいのなら図書館通え!と言いたいが、いかんせん田舎町でそういった施設がない。

インターネットが不調なので、ちょっとネットにつながせてとかコピーさせてとか勘弁してくれ。


あーたーしーは! あんたにインターネット使わせる、エアコン当たらせるために、必死に働いているんじゃないの! ここはあんたの彼/だんなの職場であるが、あたしの職場でもあるのよ!と言いたいが、この違いをイタリア人に理解させるのは難しい。

事務所の経費捻出のために必死で働く私の努力は、こうやって同僚たちの身内に使われ、消費されていくんである。


勝手に事務所のコーヒを飲まれるのも嫌だし、飲んだ後のコップもキッチンに置いて行かれるのも嫌だ。君は一体、何様? 私は君の従業員ではないぞ。

それだったら、せめて事務所の掃除をしてくれ。せめて汚したコップは洗ってくれと思うが、そんなことさせたら「あたしもここで働いているのよ。」とますますつけあがるので、辞めた方がいいとみなさん、おっしゃるのでそれは避けたい。


「イタリアはこうなんだよ。これが親密さなんだよ。」と南イタリアよりは多少頭がある中央イタリアはトスカーナ人に吠えてみたが、こう言われちゃね、開いた口が塞がらない。

「なんか聞いてたらさ、ミカ、ヤキモチ焼いてない?」とかいうトスカーナ人の頭をかち割りたくなったので話を辞めた。



これって愛とか親密だとかじゃないよ! 侵略じゃん!と同僚にどれだけ、私が不快な思いをしているかを話してみた。

ここは彼女たちの家ではなく、私の職場である。ここのところわかってくれよ。



「う・・・・ん、 イタリア人は基本的にInvadente(押し付けがましい)だからね。」


いや、これって押し付けがましいの領域じゃなくって、常識がないだと思うんですけど。


で、ここでまた始まりに戻るのであった。脱力。









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by viabellaitalia | 2017-05-19 19:38 | イタリア広場 | Comments(0)

地球の裏側にいても

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イタリアネタではないのですが、先日大学の恩師が退職を迎え、その記念に元教え子たちも一緒に出品をした「表現をする遺伝子展」という展覧会が開催されました。ここ数日はその展覧会に集まった元同級生たちと恩師の先生たちが仲良く収まった写真がどんどんフェイスブックにアップして来ます。


大学生活から実に30年以上の年月が経っているのですが、こんな風に集合できちゃったみんなが凄いのと、今でも変わらないみんなの笑顔を見てたら地球の裏側で心が熱くなっちゃいました。


同級生からも実はデータでも出品してくれたら、搬入やるよーとは声かけてもらっていたんですが、いかんせん、イタリア生活って本当に日々がサバイバルというか戦場で作品作りに集中できないだろうとパスしちゃったんですけど、こうやってみんなの顔を見たら、うーんもうちょっと頑張って挑戦すべきだったなと。



上の写真は卒業制作で作った自分史という本の1ページです。

大学の研究室の恩師たちの似顔絵。結構失礼な構図もありますが、許してね。


大学2年目に選択した編集デザインの卒業席作は自分の最初の20年史を1冊の本にする。

取材も資料集めも撮影も、編集デザインもレイアウトも製版作業も印刷も自分。


退職前に研究室を整理してたら、こんなのが出て来たよ!と恩師梅田先生が私の卒業制作を撮影してメッセンジャーで送ってくれたときはびっくりしました。当時3部作り、確か2部は大学に置いてきたけど「物持ちいいでしょ? 何回か研究室の引っ越しもあったけどずっと持ってたのよ。」という先生の言葉、とても嬉しかったです。


地元では絵が上手な方で、北海道などの展覧会などでは賞をもらうこともあったけど、図に乗って美大なんて、みんなそういう人が集まるところに行ったら、自分は全然だめじゃん!というのも思い知らされた大学生活。


まあ、特別私の作品がすごくて残っていたのではなく、納品がね・・・・遅れたの。てへ。

卒業展ぎりっぎりで 笑。多分それで先生たちも返却しそびれたってことだと思います。爆


今でこそ編集も印刷も全部コンピューターですが、当時はまだMacさえ、なんにも出来ない時代で 笑 

文字も写植機という機械で一文字一文字打って、現像して、脱字誤字があったら、カッターで一文字づつ切って貼って。レイアウトしてみたら、でかかったとか小さ過ぎと、また最初からやり直し。

印刷もシルクスクリーン。

各自に与えられた版は1枚なので、一版刷ったら色合わせにまた版を全部シンナーで洗い落として、もう一度版作りから。

「今思えば凄い課題よね。今の学生だったらできないかも。」とは当時を振り返った先生自らの感想。

確かに校舎中にシルクの版を洗うためのシンナー臭が充満しちゃって、作業していた学生が妙にハイだったり 笑

あの当時は指がシンナーで乾燥しちゃってひび割れてたわ。 笑

バスの中で立ったまま寝れたのも、あの卒業制作の時期。


作業が大詰めになったときは、安全管理のおじさんに追い出されるまでみんな大学に残り、そんな私たちのために、研究室の先生たちも夜遅くまで残ってくれて、挙げ句に炊出しまでしてくれたのも覚えてる。


母校は新しいことをやりたいという有志の先生たちが集まった若い大学で教授たちも講師の先生たちもみんな若かったのもあるのかな? 先生や教授たちに随分タメ口で梅ちゃん、きむっちとかのむっちとかあだ名で呼びかけてたっけ。


午後の専門講義の後、課題の絵を描いていると、なんか揺れるんですけど、地震?と思いきや、教授たちが校舎の屋上でテニスしてて校舎全体が揺れてたなんてことも。爆

最近は校舎も老朽化で改修工事が入ったようですが、みんな若かった。笑


一杯、いろんな思い出と本当にたくさん、いろんなことを学んだ2年間。一から築いた友情は30年経った今も色褪せない。

「君たちは、商業デザイナーになりたくてここに来たんで芸術家になろうとしてきたんじゃないんだから、この違いをしっかり肝に命じとくように。クライアントがあってのデザイナーなんだからね」という奈良先生の言葉はこの30年間忘れたことはない。

「クリエイティブな仕事をするにはね、自分の中に一杯宝物を溜め込むんだ。じゃないとなにも生み出せないぞ。」正確な言葉はちょっとあやふやだけど、これも教授たちが教えてくれた秘訣である。


入試試験の面接の際に、どんな質問をされるんだろう?とどきどきしていた私に「おおお、北海道ですか? もう雪降りましたン?」とたったこの一つの質問で、もう絶対落ちたと思っていた大学。


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このページは2月の末生まれの私、卒業制作の本当の佳境のときにやっと20歳になったので、
自分史最初の20年をやっとこの日にくくることが出来た、その当日に版を起こしたページです。


ここ数日、フェイスブックに上がって来るみんなの写真を見ては、こんなに素晴らしい2年間という時間を刻めた自分の人生を誇らしく思うのでありました。

地球の裏側から、梅田先生、お疲れさまでした。そしてこれからのご活躍楽しみにしています。







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by viabellaitalia | 2017-05-16 23:41 | イタリア広場 | Comments(0)

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うおおおおおおおおお!とのけぞる毎日です。




個別戸ゴミ回収システムになり2週間が過ぎましたが、すでに事件勃発です。


やっぱりね。って感じ。嫌な予感はあった。


今朝、仕事に出かけようと家を出たら、私が住むマンションの前でゴミ回収のおじさんと口論になり。汗


「あのさ! この前も言ったけど、なんでゴミ箱、ここのスロープに置いてくれないかな? 何度も行ったりきたりで大変なんだよ!」



ゴミを個別戸に回収と言ってもマンションのような集合住宅は保安のため、勝手に中に入れません。イタリアのマンションのドアはオートロック。外からは鍵なしでは開けれません。

集合住宅の場合は、マンションの玄関ドア前、あるいは門の外に指定のゴミ箱を各家庭が出しておくということで始まったこの新システムですが、私が住むマンションは、特に別管理会社からゴミ箱を置く場所の指示もなかったし門もないので、住民同士でマンション玄関前のオープンスペース、F氏のお庭の横と決めたのですが、回収後のゴミ箱を定位置ではない、公道に降りるためのスロープにゴミ回収の人が乱雑に放っておいちゃうように早々になってしまった。

ゴミ箱を元に戻すのがめんどくさい。とこの状況からは読めたけど。


1週間ほど前のとある朝、ゴミ回収のおじさんとばったり。

おじさん曰く「雨の日なんかさ、お宅らのドアまで何度も行ったりきたりするの大変なんだよ。ここのスロープになんでゴミ箱置いてくれないかな? ちょっとみんなに言っておいてよ。俺はひとまず、いつもここ(スロープ)にゴミ箱は置いて行くから」と。

このときも「ゴミ箱、ごーみーばこっ! わかる?」ってちょっと私はむっとは来ていた。


でも、日本人のわたくし、さっそくマンションの皆さんにゴミ回収のおっさんのご要望告知を作りお知らせしましたが、住民全員からダメ出し。


スロープにゴミ箱置いたらさ、あいつらちゃんと決まった時間に回収しに来ないから、俺たちも出勤前に回収できないだろ? で結局一日中ゴミ箱はスロープに放置だよね? そうすると車椅子を使うご近所さんがここ通れないだろう? だめだよ!」


ごもっとも。

本当はゴミ箱も決められた時間以外の日中は外に放置してはいけないことになっているのですが、決められた時間内(朝5時まで)にごみが回収されないので、結局夜まで数家庭分、放置さているのが現状だし。


かといって、私がわざわざゴミ回収のおっさんにもの申す係でもないし、その後会わなかったので、この1週間はゴミ回収のおっさんと住民との間でゴミ箱の置き場所で静かな戦いが繰り広げられていた。

一昨日当たりからゴミ回収のおっさんの怒りバロメーターはかなり振り切らんばかりとなったらしく、回収後のゴミ箱はマンション玄関から随分離れた障碍者用の専用駐車場の脇に置かれた。

これ、車が駐車しちゃったらゴミ箱が見えません。きっとこの夜に帰宅した住民の中にはまじ、探したと思います。街灯もない駐車スペースの雑草が生い茂ってる影なんて、そこを選ぶおっさんの意地悪さが見える。


これ、苦情出した方がいいんじゃないかな?と思っていた昨日は、ゴミ回収時に袋でも破けちゃったのか、玄関からスロープにかけてゴミが散乱していた。


ここね、袋が破れちゃったと思った私はまだまだ人が良い。


さすがにこれは頭に来た住民が早速苦情の電話を入れたらしい。


で、今朝は生ゴミとプラスチックゴミ回収の日。

早朝に犬の散歩で外に出た私ですが、生ゴミ用のゴミ箱がこの時間にすでに回収されていて、さらに昨日私が置いた場所にちゃんと戻っているではありませんか!!!!!!


やれば出来るんじゃん!とちょっと気持ちも上昇して、ルンルンお仕事頑張るぞーと家を出たときにプラスチックゴミを回収しにきたおっさんと出だしの口論となったわけで。


なんと、昨日のゴミばらまき事件は、このおっさんが住民に思い知らせるためにわざとやったと。 唖然


しかも苦情の電話、ちくられたのに怒り心頭なおっさん。


おいおいおいおいおい!!! 違うだろ!


スロープは車椅子の住民のために開けておくべきと言っても、私、外人ですから聞く耳もっとらんおっさんは「車椅子の人がゴミ出しに来るかよ! 誰かが出すんだろ? スロープに置けよ! 関係ないだろ!」と主張するので、車椅子を使う息子さんがいるF氏にご登場いただきました。


3人で喧々諤々。さすがにイタリア人の住民に正当な彼の権利を主張されちゃね、ゴミ回収のおっさんも最後は黙りました。

でも、イタリアってすごいわ。いい大人がこんな子供じみたリベンジしちゃうってどうよ?

ゴミ回収の人が切れてゴミばらまきって・・・・・・唖然。


今後はこんな戦いも再発しないと思います。外人の私も自分の仕事ちゃんとやれよ!と一言吠えさせていただきましたが、おかげで、あたしは自分の仕事に遅刻しました。怒







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by viabellaitalia | 2017-05-10 20:53 | イタリア広場 | Comments(0)

結婚滞在許可書を考える

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知り合いのイタリア人男性の奥様はアメリカ人である。であった。

先月、彼女は滞在許可書の更新を希望せず、滞在許可の期限が切れる日に2歳になったばかりの娘をイタリアに置いて、一人母国アメリカに旅立った。


結婚は多分5年続かなかったと思う。


2年前、赤ちゃんが生まれて2ヶ月がたった朝、知り合いのイタリア人男性はいつものように仕事に出かけ、夜、家に帰ってきたら、奥さんも赤ちゃんも家にいなかった。

昼間の間に奥さんは赤ちゃんを連れて母国アメリカにいきなり帰ってしまい、彼女はそのまま離婚を切り出した。


イタリア人同士のカップルだって、こういうことは起こるだろうが、問題は奥さんがだんなさんの同意なく、未成年(赤ちゃん)を国外に連れ出してしまった事である。

この場合、例え親であっても未成年の誘拐になる。


知り合いのイタリア人男性はこの2年、奥さんとの離婚調停、さらに子供に会う権利を得る裁判をする羽目になった。

なにせ、奥さんと赤ちゃんはアメリカにいるので、裁判といっても簡単にはいかない。イタリアの法律とアメリカの法律、国際間の取り決めなどなど。

アメリカは離婚は簡単だろうけど、イタリアはそうはいかない。離婚自体も非常に時間がかかるしめんどうである。


この2年、彼が何度かアメリカに渡り、裁判や弁護士と随分お金を使ったということは聞いている。なんとか子供と再会する、子供と一緒にいる時間を得ることが出来たようで、もうすぐ2歳になる娘はまたまた海を渡り、イタリアに戻ってきたが、なにせ2歳にも満たない子供である。

当然母親である奥さんがイタリアまで付き添ってきたわけで。


昨年のクリスマスは、こうやって彼は初めて娘と一緒に過ごす事ができたが、母親がまた子供を誘拐してしまわないように彼の両親を呼び寄せ、監視付きのクリスマスであった。


こんな話を聞いて、最初は奥さん早まった行動を取っちゃったよねとは思ったけど、イタリア人の親がどれほど重いかを知っているだけに、アメリカ人の奥さん、針のむしろだろうな・・・・・とちょっぴり彼女のことを思うと心が痛くなった。


あれから4ヶ月。

2歳のお誕生日をイタリアで父親とイタリア人のおじいちゃん、おばあちゃんと、そしてイタリア人の親戚たちと迎えたおちびちゃん。

彼女のマンマは親権を得る事もできず、彼女をイタリアに置いて一人アメリカに帰った。


滞在許可書の更新さえ拒んだ奥さんの気持ちを同じ外国人である私はついつい考えてしまう。

周りのイタリア人たちは「だって、彼女のイタリア滞在許可は結婚のためで、離婚したいんだし、イタリアにいる理由はないだろう?」と言うけど。



ふと、もう10年近く前なるけど、労働のための滞在許可書の更新で地元の移民事務所に行っていたときの警官たちの会話を思い出した。


「このケースはどうしようか?」隣の机で別の人の滞在許可書の更新申請の書類を見ていた警官が、私を担当していた警官に話しかけた。


もうかなり年配の外国人女性で、最近どうやら長年連れ添ったイタリア人の夫が亡くなり、今回彼女は未亡人として結婚の滞在許可書の更新を申請していたのだ。


二人の間に子供はいなかったそうで、女性はここイタリアで天涯孤独である。しかも高齢なので今更労働の滞在許可書に切り替えるための定職もない。

彼女の収入はイタリア人の夫が残した年金だけである。


実は、このケースかなり微妙だったようで、「もう夫がいないんじゃねぇ・・・本来は国に帰ってもらいましょう。なんだけど、高齢だし、だんなの年金でなんとかここで生きて行けるだろうし。」とこの二人の警官の温情で「更新」に回った。


イタリアの滞在許可書の更新っって本当に心理的にも経済的にも大変で、毎更新時に、ああああ、こんなことなら早く結婚したい!早く、こんな問題を終わらせてしまいたいと思っていた。

イタリア人と結婚した友達たちの結婚報告や、滞在許可書が結婚に変わってホットしたと聞いては正直うらやましかった。実際、私はイタリアに好きな人がいて「君の夫になりたい」という彼の言葉を私はプロポーズだと信じていたので、学生、また労働と滞在許可書の種類が変わっても、毎更新時に発生するいろんな問題に、いつも「こんな苦労をするためにイタリアに来たんじゃない!」とは思っていた。



でも結婚は全然、安全パイでもゴールでもない。特に滞在許可書に関しては。








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by viabellaitalia | 2017-05-09 00:35 | イタリア広場 | Comments(0)

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ベランダがゴミ箱で一杯。
優雅に朝ご飯 in ベランダがヤバいかも。



新分別システムはイタリアとは思えない細かな規定があり、市から配布されたマニュアルだけじゃ、わからない事が多く、説明書をダウンロードして見ましたが、ちょっと笑えます。ってこんなことしてるの私だけだろうな。


日本は燃えるゴミと燃えないゴミという分け方をしますが、ローマ片田舎の鉄の丘は、オーガニックゴミ(生ゴミ) リサイクルできないゴミという分け方をしますが、これが一瞬 ???? どこに捨てるべき?と困るものが。


イタリアの生ゴミで多分、各家庭から、かならず出るもの、コーヒーの出がら。

どう考えたってオーガニックじゃろ?と思いますが、ちゃんと筆頭でこれはオーガニックゴミに捨てろと指示が書いてあります。


でがらし→生ゴミ

エスプレッソコーヒーの袋→プラスチックゴミ

マッキナと呼ばれるエスプレッソマシーン 持ち手と蓋のつまみがないもの(焼けちゃったりね)→ プラスチック・金属ゴミ

マッキナ 持ち手と蓋のつまみがついたままのもの→リサイクルできないゴミ


細かっ!


先週まではこの金属、缶詰などはガラスと一緒に捨てるものだったのですが、新システムではプラスチックと恋人となり、ガラスゴミさんはシングルに戻りました。

これ、意外なひっかけ問題で、イタリア人の同僚たちに、たああああああ!!!ミカ違うって!とか言われて、あたしゃーちゃんとマニュアル読んだもん! プラゴミの下に缶詰のイラストあったもん!と社内で一悶着ありました。


それにしてもこの分別の仕方がね、マニアックすぎる。

例えば、テイクアウト用ピサの箱: ピサのチーズやオイルで汚れちゃったところは切り取って、生ゴミとして出す。それ以外は紙ゴミ。

切り売りピサのオイルが染み出ない包み紙 → リサイクル不可能ゴミ。

ペーパータオル: 食材で汚れたものは生ゴミ。掃除のために使った洗剤で汚れたものはリサイクル不可能ゴミ。

コットンパフ、綿棒 → リサイクル不可能ゴミ (え? リサイクルできそうじゃん! 燃えるゴミ範囲じゃないの???)

ワインのコルク蓋 → ほんもののコルクは生ゴミ シリコンなどの偽物はリサイクル不可能ゴミ

グラス: 普通のガラスならガラスゴミ。もしクリスタルならリサイクル不可能ゴミ。

ちゃんと税金申告がされてる本物のレシート → リサイクル不可能ゴミ (紙ゴミでも生ゴミでもないの???)

髪の毛 → 生ゴミ

でも掃除機で吸い取った動物の毛や髪の毛はリサイクル不可能ゴミ


果たしてイタリア人にここまでやれというのは、不可能に近いんじゃないのかな・・・・・・。

でも先行開始している他の町ではちゃんと分別していないと罰金が課せられてるとか。しかもかなり高額でえらいこっちゃだそうで。

月曜日は鉄の丘と隣接している町のね、町の境界線を超えてすぐに置かれていたカッソネット(路上に置かれていたゴミ収集箱)が、多分、いや明白に鉄の丘人の仕業です。溢れかえってました。

町中からこつ然とカッソネットがなくなり、その分路上駐車スペースが一杯できたのと、カッソネット周辺はいつもゴミが散らかっていて汚かったし、なぜかお肉の骨なんかもよく道に落ちてて、カルロが拾い食いしちゃって、一度は犬に大敵のトリの骨だったらしく、血便事件も発生したけど、今後はこういうことも少なくなるだろうなと思うと嬉しいんですが、ひとつ、深刻に困ったことが発生しています。


問題のブツはカルロのうん○

お散歩の際に発生しちゃうじゃないですか。もちろんこれもね、以前から放置したら罰金です。

いつも、ちゃんとエチケット袋を持ち歩いていますが、今までは、そんなことが起こったら、一番近場のカッソネットの生ゴミ箱にぽいっと出来たのが! カッソネットがなくなっちゃって、捨てる場所が超レアポイントになっちゃったわけで。

前はなぜか、カルロくん、カッソネットの手前がお気に入りうん○ポイントだったので、いつも処理がとってもスムーズだったんですが、どーしよー!!!!

イタリアの町の都市計画には欠かせない広場にはちゃんとゴミ箱が設置されていますが、犬の散歩は別に広場を渡り歩くわけじゃないわけで。

例えば、家と事務所は歩いて7分。カルロと一緒でも10分強。この道にはゴミ箱が一個もない。

いくらビニール袋に入っているとはいえ、これ同僚たちからも「くれぐれも事務所にこれは持って来てくれるな!」と言われちゃってるし。


事務所は事務所で生ゴミなんてコーヒーのでがらくらいしか出ないし、市から支給されている生ゴミ用の袋に一杯になるのは数ヶ月もかかるだろうし、土台、そんな長くは熟成させたくないぞ。

でもゴミ回収袋、絶対有料だと思うので、節約したくなっちゃうのが人というところでしょうか?







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by viabellaitalia | 2017-04-26 23:41 | イタリア広場 | Comments(0)

ゴミ騒動勃発weekend

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イタリアって、ブログネタが尽きません。

土曜日の朝、カルロとお散歩の時間、いつも通りにゴミ出しをしようとゴミ袋を片手に家を出たら、道ばたに置かれているゴミ回収箱 カッソネットと呼ばれるものがない!

え?????? 右手にカルロのリード、左手にゴミ袋を持ち、必死に近所のカッソネットを探す。

大きめの道に面したカッソネットは全く見当たらないので、ちょっと住宅街に入り込んだ、いや奥まった場所のカッソネットならあるかもと、期待を込める。

週末のしかも早朝。この時間は犬の散歩の人と通勤の人しか見かけないが、みなさん、私と同じくゴミ袋片手に右往左往。

寝ているうちに一体なにが起こった鉄の丘?



話はもう2年ほど前、ドックランの仲間たちが分別ゴミの話をしていたのを覚えている。

この時のお題は、「個別回収分別ゴミシステムに切り替えるための予算が市に支払われたはずだけど、誰か横領しているな。」であった。

ちょうど市長が変わった時期だったので、横領したのは元市長か、あるいは新市長か?という話で、イタリアあるあるな話題なだけに外人の私がもの申してもなーんにもならないので、するーっと聞き流していた。

すっかりそんなことも忘れた去年の秋、個別に分別ゴミを回収すると、説明会をしますという告知が出た。

新年が開け、個人宅の分別ゴミ箱を配布しますという御布令がきてたけど、どうやら私が外出中に来たらしく、郵便の不在票みたいな紙が一枚郵便受けに入っていたので、鉄の丘・ゴミ島(多分、夢の島とか名付けかったのだろうけど、そのまんま、ゴミ島と命名したらしい)にゴミ箱を取りに行ったのは、確か・・・・2月。


自宅からほんの数百メートル離れた事務所には、誰も配布にも来なかったし、不在票も入って来ないので、これまたイタリアあるあるで、鉄の丘各戸の途中まで配布したけど、予算が尽きたのでプロジェクトが頓挫でもしたんだろうと思っていたら、いきなり復活祭の前、自宅の電話の留守録に市長からの「まだ分別ゴミ箱を受け取っていない人は早急にゴミ島にきてください。良い復活祭をお迎えくださいのメッセージが入っていた。

そして、復活祭が終わった週の土曜日。正確には金曜日の夜、鉄の丘の町からカッソネットが消えたのである。


カッソネットを突然回収する前に、なんで一言、留守録メッセージに「○月○日から個別回収するよー!」って入れておいてくれなかったかな・・・・・汗。

そう、復活祭が開けてから、ここ数日毎晩8時に、「まだゴミ箱を受け取っていない人はゴミ島に取りに来てください。」という自動音声メッセージが来てたけど、一言もいつからかは入っていなかった。


ちなみに各町内会にはこういったときのお知らせポスターを貼る場所はある。でもこういうポスターって事前じゃなくって事後報告、まるでアリバイ作りのためだけに貼られるのよね。

確かに掲示板には随分長く、分別ゴミの個別回収をポスターは貼ってあったけど、いつからとは書いていなかったんですが! 

カッソネットが町から姿を消した土曜日の朝、ずっと前から貼ってあったポスターの上に「4月24日から始まります!」と一枚貼ってあったり・・・・・・汗


土曜日の朝、ひとまず私はミ旧分別タイプのゴミを、まだ残っていたカッソネットに出せたけど、大多数の市民はどうやらこの週末カッソネット難民になった模様で、キレた市民が旧カッソネット置場にゴミ出しという荒技やらかしたり、今朝は鉄の丘市のフェイスブックページが炎上しかけてます。汗








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by viabellaitalia | 2017-04-25 00:10 | イタリア広場 | Comments(0)

Pasqua con chi vuoi.

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カトリックの国であるイタリアは休暇と言えば、クリスマスや復活祭などなど宗教的なものなので、自然、家族でお祝いする、過ごすものになってしまいます。


Natale con i tuoi Pasqua con chi vuoi.

クリスマスは家族行事として外せないけど、復活祭は好きな人たちと過ごす。


こんな風にイタリアで言いますが、好きな人=家族なので 結局パスクワも家族行事。爆

そうなるとね、イタリアで未婚となりますと、未婚=家族がいない=こういった休暇はひとりぼっち という図式が出来上がります。

幸い心優しい友人たちが“ぼっち”にならないようにご招待してくれますが、心の中にはぽっかり穴が開いちゃうわけで。

Pasqua con chi vuoi. 私が一緒に過ごしたい人は、私とは過ごしてくれないんだ。ってね。


イタリアに来てから17回の復活祭、毎年友達たちが誘ってくれたけど、心にぽっかり開いた穴は深さを増すばかり。

毎年、毎年、来年こそ、心から復活祭を祝えるような自分になっていたいって。


そんな17回分の怨念(笑 の果てにのぞんだ今年の復活祭は、私がこの日、いやたったの24時間のことなんですけど、この日を過ごしたいと思った人たちも、私を待っていてくれたのが、もう幸せ倍増。


「私はこの家でたった一人の女手だから、私になにかあったら、夫はなにもできないし。だからね、息子たちは子供の頃からちゃんと家事ができるように育てたのよ。」と彼女が話す横で「家の男」がさっさとプリモ、セコンドとお料理をテーブルに整えて行きます。

この冬に骨折してしまってまだ床に臥せっているマンマが話す横で「家の男」たちが腕をふるったお料理たちは、ちょっと、そんじょそこらのイタリア女子より上手で美味しかったり。

復活祭には子羊のお肉料理がつきものですが、子羊と言えども、「まちがいなくヒツジです!」となかなか主張が強い味と匂いですが、これも下ごしらえでちゃんと臭みを消す処理がされていて、とても美味しかったです。

この秘訣は忘れないように覚えておかないと。



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ランチの間に、去年までいつも復活祭にご招待いただいていた友人から、いつもの復活祭ランチの席で親戚の人たちが「あれ? 今年はミカはどうしたの?????」と心配してくれてたとメッセージが届いたのも、とっても嬉しかったです。


イタリアに来て18回めの復活祭は、ずっとずっとこんな風な復活祭を過ごしたいと憧れていた通り、おだやかで幸せなものになりました。






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by viabellaitalia | 2017-04-19 19:35 | イタリア広場 | Comments(0)

意外に美食家です

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カトリックのお坊さん・・・・とは言わないか。修道士って大変なんだろうなと思っていた。

道産子のあたくし、修学旅行で行った函館の修道院のイメージが頭に擦り込まれちゃっているので、修道院では私語が禁止で、世間とは隔離された場所で生き、しかも修道院の外で暮らす普通の司祭さんたちも、妻帯はできないって大変やね・・・・・。

と、ここで、なぜか仏教とかプロテスタントのいろんな宗派も入っちゃって、、ご飯は精進料理でお肉とかだめなんだろうな・・・・。とかアルコールなんかもっての他だよね? と勝手に思っておりました。


もう随分前になりますが、ラティーナ県にあるフォッサノーヴァ修道院に行ったとき。確か日曜日で朝のミサも終わり、もうすぐお昼という時間だった。なにせ修道院の中ですから、静かに見学しなきゃねーと足音さえ気をつけていたら、中庭に面した閉じられた扉の奥から随分にぎやかな話し声が聞こえて来た。

場所柄を考えない、きっと外国人の観光客グループとか入っているんだろうと思って前を通り過ぎたことがあるが、今、思えばあれは観光客なんかではなかったのね。

この冬にピサ郊外の町、カルチカルトジオ会という宗派の修道院でチェルトーザと呼ばれるところに見学に行きました。

今ではもう修道院としては使われていないらしく、ピサ大学付属の博物館が併設されています。


一般に向けて公開されていた薬局の奥の修道院の部分には広大なオリーブ畑があり、野菜や果物も中で作られていたし、大きな水槽には新鮮な魚が泳ぎ、修道士たちの食事はかなりバラエティーに富んだものだったらしい。

って、修道院ですから毎日はそんな飽食はできません。週に1回、日曜日には普段はそれぞれ隔離されたスペースで暮らす修道士たちが食堂に一斉に集まり、みんなでにぎやかにお食事を楽しんだそうです。

普段は質素な食事だったので日曜日だけは無礼講。肉あり、魚あり、ワインも食前、食後酒もあり!

大きな食堂の壁には1年12ヶ月の名前がついた絵が描かれていますが、旬の食材が使われたお食事風景が描かれていました。その中の1枚に男子修道院の食堂に一人の女性が修道士に給仕をしています。

お付きの人が彼女のドレスの裾を持っているし、ただの給仕婦ではなさそう。

「女人禁制の修道院で不思議でしょ?」とガイドさん。


絵の中の女性はカトリーヌ・ド・メディシス。フィレンツェの名家メディチ家からフランスに嫁いだカテリーナ デ メディチ。

カルトジオ会はもともとフランスから発生した宗派で、彼女にとっては生まれ故郷のトスカーナのこの修道院にフランス王がお越しの際に、特別に王大妃も中に入る事が許されたそうです。


高校生のときの世界史で彼女の名前は習ったのは覚えている。教科書に載っていた絵はでっぷりとしたおばさんで、毒を盛る女と呼ばれたイメージが強く、こえええええええ!な感じだったけど、生まれ故郷のイタリアはトスカーナの修道院に描かれた彼女は、なんだかマリーアントワネットばりに可愛かったり。

多分、普段見ない女性をこんな間近に見ちゃって、この絵を描いた修道士さんも嬉しかったに違いない。


何気に訪れるこういった場所で、思いがけなく昔勉強した歴史的人物と再会できちゃうというのがイタリアです。







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by viabellaitalia | 2017-04-10 20:08 | イタリア広場 | Comments(0)

結石にはこれです

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どうやらまたまた結石再発しちゃったようです。ひとまずこれ飲むといいよと結石経験者様よりアドバイスをいただきました。ショウムと読むそうです。

薬用酒で、腎臓や肝臓をデトックスしてくれるそうです。ミント味で養命酒より飲みやすいです。


イタリアはひたすら「忍」をするとき、肝臓を食べるという言い方をしますが、イタリア暮らし、日々肝臓食べ尽すこと多しですので、これはいいかも。

週末はなんだか体調が悪かったんですが、そんなときでさえ、イタリアは放って置いてはくれません。

朝、いつも通りにWhatsAppとかメッセンジャーを使おうとしたらWiFiが不調。モデムでも壊れちゃったかしらといろいろ試しましたが、全然復旧しない。


まさかねと固定電話の受話器をあげると、・・・・・・・・・・・


電話回線なしっ!!!!!!!


なんでこういうこと、週末に起こるの?と嘆きつつ、携帯のネットでカスタマーサービスの電話番号を検索して、クレームを入れる。


そうなの。こういうときのお問い合わせ先って、月々の請求書などにも書いていません。

お金は請求するけど、サポートする気ゼロです。


しかも、はよーなんとかせーという電話ですが、コールセンターのお姉ちゃんは冷たく「はいはい、クレーム入れときますね。はい。終わり。」な姿勢で、いつ修理に来てくれるとか、なにが起こっているとかの情報はくれない。


もうね、こういうときはイタリア人見習って、ひたすら忍。

いつかは修理するはずだから、それまでは問題を直視せず、週末を楽しめというスタンスというか、まじに具合が悪くておうちでゆっくりしていた土曜日。

体調を心配した彼が夜、携帯に電話をしてきて事態は悪化しているということが判明しました。


「今、家に電話したらさ・・・・・・・が出たんだけど。」


ええええええええええええええええええええええええええええええ!!!! 


私も試したら、やっぱり本当に赤の他人が出ました。予想外の展開に「だれだよ!」という問いに、どう状況を説明したらいいのか、あうあうしてたらイタリア語でおんどりゃー!!!!を噛まされちゃった。


大慌てでカスタマーサービスにもう一度電話をして状況を説明しようとしたら、なんとルーマニアのコールセンターにつながっちゃって。汗

イタリア語をしゃべってくれるも、めっちゃアクセントがルーマニア。って当たり前ですが。

後で友人たちに話したら、人件費削減で週末などは外国の安いコールセンターを使っているらしいです。

マニュアル棒読みだけど、一生懸命に状況を調べてくれまして、なんと隣町の電話回線集中ボックスで、イタリアの電話会社がなにやらやらかしたらしく、事態は深刻だと。

最後にはブオナ チェナータ!ってご挨拶いただいたんですけど、チェナータって????????

イタリアだったら・・・・イタリアのコールセンターだったら愛想悪くブチ切りとか、精一杯なところでArrivederci アリベデルチ またのご利用を! なんですけど、ブオナ チェナータって?????

Buona serata ブォーナ セラータ 良い夕暮れ時を。だったのか?????

はたまたBuona cenata ブォーナ チェナータ 良い夕食とは・・・・・イタリア言いません。。。。。


なんでも最後にはコメディになっちゃうのがね、イタリアです。

はぁー、ショウム飲んどこ。







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by viabellaitalia | 2017-04-05 01:18 | イタリア広場 | Comments(0)

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大昔ですが、友達の結婚式でプリンセス プリンセスのダイヤモンドをカラオケで歌いました。笑


ここ数日、この歌が頭の中でぐるぐるぐるぐる。


恋人から「はい、プレゼント。」と渡される小さな箱を開けると、ダイヤモンドがきらーん。なんちゅうのは映画とかCM中だけやろ? と思っていたので、自分に起こると対応スペックがない。


日本ならスィートテンダイヤモンドとかよくコマーシャルしてるし、婚約指輪はダイヤ。と、これが標準設定になっているので、よくあることだろうし、そういうシーンの友達や同僚たちを見る事もありましたが、ここイタリアはもう何世紀もずっと不景気なので、ダイヤモンドは月までの距離くらい遠い。


この17年のイタリア暮らしで、ダイヤモンドを目にしたのは、かなり裕福な家庭の同僚がこれまた裕福なボーイフレンドから、婚約指輪でもらったダイヤの指輪くらい。


お誕生日プレゼントと渡された小さな箱の下にカードが挟んであったので、てっきりバースデーカードだと思って、大喜びで開けようとしたら、「それはギャランティだからね。失くさないようにね。」と言われて、最初はわけがわからず、えー!!! カードはないの?とちょっぴりがっかりしながら開けた箱の中にきらりーん。

ここね、とってもロマンチックでしょ? 感動シーンでしょ?

でも、実はこの瞬間に私の頭をよぎった思いは、「やっべー!!!! あたし、おなじようなペンダント持ってるよ!」でした。汗


そう、あたしは消費大国、日本から来ましたので、実はダイヤモンドがついたアクセサリーは何個か持っている。

小さなダイヤモンドのトップがついたネックレスは、叔母が昔、なにかの懸賞で当てたものをうちに来たときに失くし、見つけたらあげると言ってあったらしく、掃除のときに見つけた母がもらったもので、

「デザインが若いし、こんな簡単に人にくれるのも、きっと偽ものだと思うから。」とこれまた母が私にくれたもの。笑


立て爪のダイヤモンドの指輪は、ダイヤモンドが誕生石の母がその昔に買ったもので、いまどき、こんなデザインは誰もつけないよねと数年前にもらったもの。

「ダイヤはそれほど大きくないけど、あんたの手小さいから。」と。笑

確かにイタリアってあまり貴金属の流行廃れがないので、ありがたくもらってきたけど、立て爪のダイヤの指輪はイタリアでも婚約指輪らしく、当時つきあっていた彼がめざとく指輪をみつけ、ちょっと青ざめて「誰にもらったの?」と聞いてきたことがあったっけ。


イタリアの場合、宝飾店って鍵がかかっていてドアベルを鳴らしてから、お店に入るので、ちょっと見せてくださーいとは入店できない雰因気。自然と疎遠になっちゃいます。


イタリア人からアクセサリーをいただくこともありますが、天然石やガラスを使ったものが多く、どう表現したらいいんでしょう。もう、びっくり。うん。これです。感覚はびっくり。

こんな素敵なサプライズをしてくれた彼自身が私にとってはダイヤモンド。


自分がこんな素敵なロマンチックなシーンに出くわすなんてこともまったく想像していなかったので、自分で自分に「きゃああああああああ!!! ちょっと素敵ー!!!!」って第三者になっちゃってます。

どうリアクションしていいのかわかんない。嬉し過ぎな気持ちの消化ができません。






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by viabellaitalia | 2017-03-02 01:02 | イタリア広場 | Comments(0)