カテゴリ:食いしん坊万歳通り( 47 )



毎年、この時期になるとスーパーの一画には復活祭コーナーがどでーんと置かれる。

ハトの形をしたコロンバと呼ばれるパンケーキや、子羊くんの形の砂糖菓子にチョコレートで作られたイースターエッグ。イタリアのイースターエッグは中が空洞でちょっとしたサプライズが隠されている。

復活祭の前に、お友達や家族などにこのイースターエッグを贈る習慣があります。これをね、復活祭のランチの〆に、エイヤ!と割ってみんなでぼりぼり食べるのが楽しい。

チョコレート好きな私にとっては大手をふって、巨大イースターエッグに食らいつける季節。

中に入っているサプライズのおまけでチョコレートのお値段もかなり幅がありますが、大きいだけにもともと結構します。

ってか、私、チョコレート中毒なので量を消費するので、高いチョコが買えない質ですが、


イタリアではないけど、スイスチョコのLindtは私のお気に入り。イースターエッグの中身は毎年変わり、コレクションをしている人も多いんです。

愛犬カルロのおやつ入れも、実は昔イースターエッグのおまけでゲットしたLidtの小さなポーチ 笑

金肉ムキムキわんこだけど、おやつ入れポーチはLidtの可愛いウサギちゃん柄よ。


ここ数年、いつも買い物に行くコープで復活祭の前にLidtのイースターエッグが結構な割引価格で出るので、毎年、いやっほーいとカートに数個放り込み、お会計で「コープ会員ですか? 会員じゃない? あっじゃあ、普通のお値段です。」でショボーンなことを数回繰り返したあたくし。昨年秋に一大決心してコープ会員となりました。

これで、来年の春はっ!!! Lindtのイースターエッグ、一杯買っちゃうよー!!!!!!と息巻いていたんですけど、



昨年から度重なる腎臓結石のため、食事療法その1、チョコレートは控えましょう。



なんのために、コープ会員になったんじゃー!!!!!!!!!!!!








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

[PR]
by viabellaitalia | 2017-04-11 20:36 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

d0346364_23202743.jpg




ローマ県の片田舎にあるアルテーナという小さな町は、私も数年前まで住んでいた町でございます。

一見、ただのしなびた田舎町ですが、意外にも日本のテレビ番組の撮影で使われたり、ローマの、かの有名なヴィッラ ボルゲーゼ美術館の所有者であるボルゲーゼ家のお屋敷があったり、山の斜面を利用して作られた町なので、車が入れる道が歴史的中心地区にはなく、21世紀の今の時代に山の頂上にある雑貨食料店には、今だにロバを使って荷物を上げてたりと隠れた話題が豊富な町です。

そんな話題の一つに、アルテーナには他の州じゃ絶対ありえない特殊なレストラン、いや、名物レストランがございます。

その名もIl Federale. イル フェデラーレ。連邦政府とでも訳しましょうか。

ずばりファシズムのレストランでございます。ファシズムってなーにな今の世の中に、お店の中は今尚、1900年の初期、世界中が戦争していた時代、ドイツにヒットラーがいて、ナチズムがあり、イタリアにはムッソリーニが率いた国家ファシスト党が提唱していたファシズム、結束主義が蔓延していたあの時代の雰因気ぷんぷんなレストランなんでございます。


外観はごく普通のレストランですが、入るとすごいよ。

壁にはファシスト党員の会員証とか、ムッソリーニの言葉を掘った大理石とか、イタリアの国旗とか飾られてて、店内のBGMは・・・・・・ファシズム ミュージック。

すみません。あたし、2000年にイタリアに来たので、1920年代のそんな音楽知りませんって。

ひとまず席に付き、オーダーもし終えて、ふと耳に入ったBGM。あれ? これは知ってるよ?


ちゃんちゃらっちゃっちゃ、ちゃ、ちゃ、ちゃ!と軽快なイントロは・・・・・イタリア国歌じゃー!!!!!!!


ひーと腰が引けそうになっているとレストランオーナー女史が「外国の方、こちらの曲はおわかりになりますか?」

「大丈夫ですよ。彼女、日本人ですが、もう長くイタリアに住んでますから」のフォロー。ありがとうございます。

あああああ、日本とイタリア、当時は同盟国で良かったよ。肩身はせまくない。


ワインのオーダーを聞くオーナー女史に、彼が自分はトスカーナから来たので、地元料理が食べたいのでお肉料理を選んだと言ったら、「じゃあ、赤ですね。私どもの赤でよろしいですか?」


ちなみにトスカーナは民主制支持の州でファシズムありえない土地柄でございます。ですので、この手のレストランは存在さえあり得ません。

で、どーんと持って来ていただいた「私どもの赤」のワインのラベルに引きつる日本人。こえええええええええ!!!! ラベルもファシズムでございます。


d0346364_23204301.jpg

d0346364_23210020.jpg


もう10数年前に一度来たことがあるレストランで、当時もビビりましたが、なんか凄みが増してましたが、お料理はめっちゃ素敵で美味しくなっていました。

前菜なんか、とっても可愛いプレゼンテーションで、しかもこれでもかーと出て来ます。多分、日本人同士だったら前菜だけでストップしておいた方がいいです。

ファシズムだからなのか? ウェイターのみなさんもきびきびとしてて、サービスも心地が良かったです。


最後の締めのコーヒーは普通ですが、添えてあった砂糖が怖かった。汗

ちなみトスカーナ人は、お土産としてお砂糖の袋を大切に持って帰りました。


確か、ロマンチックなディナーだったはずなんですが、いや、ロマンチックだったんですけど・・・・・ファシズムでした。



ローマ田舎名物レストラン、お試ししたーいな方はご一報くださいませ。通訳でつきます! 笑



182.png

Il Federale

Contrada Michelina, 12, 00031 Artena RM






最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

[PR]
by viabellaitalia | 2017-04-07 23:25 | 食いしん坊万歳通り | Comments(2)

お料理の決め手たち

d0346364_20155985.jpg



お肉は基本的には好きでした。そう過去形です。

ローマ郊外はやっぱりお魚を食べる機会が少ないし、お魚が高いので日々の食材はお肉に頼ることが多い。

でもイタリアの家庭料理のセコンド、第2のお皿のお肉料理って、あまり作り込まないというか、焼いて塩こしょうとかオリーブオイルやバルサミコ酢をかけて、割とシンプル。ちょと手が込んで、せいぜいローストビーフとかトマトソース煮込み。


充分美味しいんですけど、これが頻繁だと飽きます。

イタリアのお肉って噛みごたえがあるので、口の中でとろけるという食感ではない。

噛むのに疲れると言うのもあるかも。

ぱさぱさしているのより、しっとりとした食感がいいなーと思うと、自然お肉から遠ざかっちゃう。


我がグラン料理人・ジジくん、セコンド用に用意してくれてたお肉を眺めて、素早くお父さんに指示。

「畑で香草を採って来てくれる?」


お父さんが自慢の家庭菜園から摘んできてくれた香草たちがすでに目に鮮やかだ。

ローズマリー、サルビア、ローリエにブルーベリーに似てるけど、ちょっと違うビルベリー。

どんなソースを作るんだろう?と思ってみていたら、オリーブオイルを引いたお皿に香草とお肉を入れて揉み込んで香り付け。

「プリモを食べている間にちょっと休ませて味をなじませよう。」


たったこの一手間の下ごしらえなのに、お肉が断然美味しくなるのにはびっくり。

オイルが練り込まれるせいなのか、お肉の食感も柔らかい。

先日のラグーを作るときも、彼の小さなお庭にあるローリエとローズマリーを調達していたっけ。

採りたての香草たちの力強い香りは、これまた良い仕事をしてくれて美味しい料理の出来上がりに一役買ってくれる。


今年の春は私もベランダで月桂樹とローズマリーを育てようかな・・・・・。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

[PR]
by viabellaitalia | 2017-02-15 20:17 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

d0346364_19372260.jpg


2月になって、朝の日の出も少し早くなってきましたね。

7時前でも少しそらが明るくなってきました。

ぶるぶるぶるって身震いするような寒さも後1ヶ月くらいかな?って今年は1月、お正月開けにぐぐっと冷え込みましたが、その後はそこそこほどほど寒い、いつも通りのローマ郊外です。


寒い季節の朝はエスプレッソコーヒーをぐいっと飲むよりは、体が暖かくなるカフェラッテかカプチーノでゆっくり体のエンジンはアイドリングで目を覚ましたいです。


とは言っても、うちの場合は愛犬カルロくんが目覚ましが鳴ると、ほらほろほらー!!!! 朝のお散歩にGO GO!で寝起きはいつも非常事態発生の消防士さん状態ですが、朝食のカフェラッテを夢想しながらお散歩です。


カフェラッテもいいけど、ふわふわ泡がこんもりのったカプチーノもいいよね。

朝のこの1杯が、イタリアの生活には欠かせないです。


VIA BELLA ITALIAではイタリアのポップな家電メーカーSmegのコーヒーマシーンもご紹介しています。

数々のデザイン賞も受賞した50年代レトロチックデザインが可愛いコーヒーマシーン。

イタリアのバールのように、カプセルやチャウダーだけではなく、エスプレッソ用のコーヒーパウダーも使用可の賢いマシーンです。



d0346364_19373295.jpg

お買い物はVIA BELA ITALIAのオンラインショップへ







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

[PR]
by viabellaitalia | 2017-02-03 19:41 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

クルジョーネ

d0346364_20222235.jpg



イタリア本土とはまた違う風土と文化、歴史を持つサルデーニアにずと憧れている。


1ヶ月も前の話ですが、クリスマス明けの25日のランチは手作りクルジョーネ。

サルデーニアのことはあまり知らないのに、なぜかこのパスタの名前を脳内記憶メモリーのどこかに保存をしていたようで、乾燥しないように布巾で大切に包まれた手作りパスタを見たときに、口から「クルジョーネ!」と言葉が飛び出た。


前の日に弟さんとお母さんが二人でこの日のランチのために作ったクルジョーネ。

イタリアに住んで長いけど、サルデーニアとはほど遠いローマのど田舎生息の日本人の私が「クルジョーネ!!!!!!!」と狂喜乱舞するのには、かなりびっくりしたらしい。


イタリア料理の詰め物パスタ、ラビオリに似ていますが、パスタ生地においもも使うらしい。

どうりで食感がほっくり、もっちり。ニョッキに似ています。

サルデーニアのパスタやパンは形の細工が非常に特徴的で繊細で、すでにアート?と思えるものが一杯。

私なんか餃子のひださえ上手く作れないので、こういうのが家庭料理で作れちゃうなんて凄すぎる。


お母さんとお父さん、もともとはサルデーニア出身でクルジョーネは彼らの出身の州の伝統料理。

同じサルデーニアでも州が違うとクルジョーネのレシピもちょっと変わるらしい。


そんな伝統料理を作って待っていてくれたことに大感激したランチでした。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

[PR]
by viabellaitalia | 2017-02-01 20:23 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

d0346364_20152341.jpg


先日、隣町のアウトレットにできたケンタッキーフライドチキンを食べに行って来ました。


ケンタッキーフライドチキンでどうしてこんなに力が入る? と思われる事でしょうが、

だって、イタリアにKFCないんだもん。

いや、ほんの2年ほど前かしら、ローマ郊外の大型ショッピングモールに第一号店ができたんですが、遠くってそうそう行けない。

しかも、あたくし、もう4年も日本に里帰りできていないので、こういうものに飢えてます。

1号店ができたときも、行きたいいいいいいいいいと思えども、車なしのあたしにはミラノに行くくらい遠い。(実際は車で30分)

そんなときに、家から車で10分のアウトレットにKFCができると聞いて舞い上がりました。

「ただのトリの揚げ物になんでそんなに力が入るの?」と店長に不思議がられましたが、ちみはKFCを知らんだろう! 一度たべてみんしゃい!


イタリアにマクドナルドが入ったときも、ロゴやお店の外観が街の景観を損なうとかなりもめたようで、ローマの中心地区のマクドナルドのロゴはあの赤の黄色のMではない。

その点、ローマ郊外、しかも最寄りの町からもちょっと離れたショッッピングモールやアウトレットはこういう問題を再発しない出店しやすいポイントなんだと思います。

一点集中型に集客力もあるし。


お店の中は、なかなかおしゃれでポップな感じ。サンダースおじさんロゴもポップです。

まだメニューは日本ほどいろいろないけど、懐かしのチキンフィレサンドにありつく。イタリアではダブルクランチという名前になっていて、オーダーするとき、チキンフィレないいいいいいいとやや焦りました。

食後にエスプレッソコーヒーが頼めるのは、イタリアならではのお決まりですね。

KFCの締めもエスプレッソコーヒ。アメリカンなんてダメダメ。



d0346364_20151672.jpg


ポップな店内を見回し、あれ?

あれがないぞ。

サンダースおじさん人形が見当たらない。入り口にあるのは厚紙のハリボテ2Dサンダースおじさん.


日本ではね、クリスマスにはKFCということも多く、店先のサンダースおじさんがね、サンタクロースになるの。

とお店の後ろ側にわざわざまわって、サンダースおじさんを探すも、いない。


えええええええええええええ!!!!!サンダースおじさんがいないケンタッキーなんて、だめじゃん!


このアウトレットに出店したKFCはアウトレットの閉店後も駐車場から直接入れる門があり、夜は11じまで営業しています。

が・・・・・・いくらKFCでもこんな田舎でしかも離れた場所にぽつねんと11時までやっていても、一体誰が来店するのかは謎です。

でもずっとこの営業時間も続けて欲しいな・・・・・・。






最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

[PR]
by viabellaitalia | 2017-01-31 20:18 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

d0346364_21101542.jpg



超不景気なイタリアですが、こと食に関してはまだまだイタリア人、お財布のひもが緩くなるようです。

イブの日にトスカーナの行く途中の電車の中で読んだ記事では、最後の駆け込み食材調達でローマにあるEtalyがすごい大混雑だったとか。しかもお会計金額が、まさかの100ユーロなんて強者さんたちも多かったとか。

普段のイタリアじゃあ・・・・というかローマじゃあ、あり得ません。


今回のクリスマス休暇を過ごすために向かった先はトスカーナの海側、ピサ。

鉄の丘からは、まずローマまで電車で出て、そこからフィレンツェまで特急で1時間半。

フィレンツェから州内急行電車に乗ってピサまで小1時間。


ローマを出発をして半時間ほどしたときに、イブのディナー担当2人組から「ただ今ボローニャ。」というメールが来た。


おい! あたし、後2時間ほどでピサに着くんですけど? 


ピサからボローニャは車で1時間半ほどの距離らしい。先日も納品でボローニャに来てると聞いていたので、イブの日に仕事????


と思いきや・・・・・・・



「じゃじゃーん!」


「ボローニャに行く用事が出来たので、この際、せっかくだからここのトルテッリーニを買って来ようと思って。」


とうやうやしい箱を開けてみると、詰め物パスタのトルテッリーニが一杯。


なんと1868年創業のお店だそうで、品質保証のお手紙まで入ってます! ローマじゃあありえない!!!!!!!!


セコンド料理のボリータと呼ばれるお料理で出るお肉のブロードで茹でてプリモになります。


「本物のトルテッリーニはね、茹でないで生でも美味しいんだよ」とディナー担当シェフたち、お湯を用意しながらもぐもぐ。


今年のイブは男性二人がディナーを作ってくれて女性はゲストだからとは聞いていましたが、プリモもセコンドも付け合わせも全部、男性2人組作。セコンドで出るお肉のブロードをプリモに使うという手際の良さもすごいけど、普段はトルテッリーニのブロードって出来合いのものを使うけど、そこはやっぱりお料理好き男性2人組なんだろうな。

女性のお料理って一杯ある家事の中のひとつなので、いかに時間短縮が命だけど、男性のお料理って好きという情熱で作るので、作業も細かく、途中を出来合いのものではしょることも少ない。


「美味しいものを食べることってさ、ひとつの快楽じゃない? 人生を味わう醍醐味のひとつだろ?」


確かに。快楽を味わうのに、はしょっちゃだめだよね? 笑


イタリア人、食も快楽らしい。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

[PR]
by viabellaitalia | 2017-01-05 21:11 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

友遠方より来る

d0346364_21362310.jpg


私がイタリアに来た16年ほど前はやっと世の中にインターネットが浸透し始めて、メールアドレスなんかも持つ人がやっと増え始めた頃で、メールフレンドを作ろう!な時代がやっと幕開け。

いやああ、もう今ではメールフレンドなんか死語でしょ? 当時はまだ携帯だってネットにつながらなかったし、携帯でe-mailなんてほど遠かったもの。


それがこの10年、15年で随分世の中は様変わり。ソーシャルネットワークなんかが始まり、個人でパソコンを持つ人も増え、ブログや自身のホームページを持つ人も増え、何千キロ、何万キロの距離もおうちでパソコンを立ち上げたらひとっ飛びな時代になった今、人のつながり、交流の形も随分変わってきた。

友達と呼ぶ人も、以前は自分の生息テリトリーの中にいて、実際、顔を知っていて、喧嘩したり、なにかですっかり意気投合なんて、物質的なつながりのだったものが、今ではソーシャルで知り合い、お互いまだ直接お会いしたことはないけど、心を通わせる大切な人たちになったり。


まりさんとも、そんな出逢いだったのに、気がついたらもう結構長いおつきあいをさせていただいている。

日本で活躍する画家のまりさんと私を繋げたのはローマ。二人のローマが大好き💓なこの気持ち。


昨日は二人の長いソーシャルなおつきあいから1歩さらに歩み寄って、直接、しかも二人とも大好きなローマでお会いいたしました。

待ち合わせの場所に一足先に着いていたまりさんが、私も認めると満面な笑顔で「みかさーん!」と人ごみのむこうから手を振ってくれる。

初めてお会いするのに、全然始めて感がない。なんだか「お久しぶりー 、まりさーん!!!」と言った方がしっくり。


こんな形で友達を持てるなんて、良い時代になったな。

ソーシャルって顔が見えないだけに、結構嫌な思いをする出逢いも多いけど、ソーシャルがなかったら、絶対出逢えなかったね!と喜び合える出逢いもある。


私と同じようにローマが大好きなまりさんに、きっと彼女はまだ知らないだろう私のローマを昨日はちょっぴり紹介。

私の第2の故郷とも呼べるローマの現在の下町ピニェート地区。歴史的に言うとローマの下町はトラステベレとかガルバテッラになるので、「今」のってつけます。笑


海外からの移民、しかもイタリア人たちがあまり良いイメージを持たないアフリカ系、中近東系の移民が多く住むピニェートも一時は随分怖い地区になったんですが、地元に住むイタリア人の努力、それと地元への愛なんだろうな。この10数年で随分素敵な地区に変身しつつあります。移民たちも上手く地元民たちと溶け込んで暮らしている感じが漂う地区。

デザイン系の学校があるからなのか、それともたまたまそういう人たちがもともと住んでいた割合が多かったのかはわかりませんが、デザイナーやアーティストが多く住み地区なので、彼らの地元への愛を上手く外に発信できている地区でもあります。

そうなの。デザイナーたちが音頭をとったピニュートを良い町にしようというプロジェクトや会もあるんです。


ローマの城壁からほんのちょっと外に出ただけのピニェートを、遠方から来た友をご案内。

お連れしたレストランは地元住民でにぎわうカフェエノテカレストラン。

元々は普通にイタリア人がよく言う「うちの下にあるバール」だったところが現在のオーナーさんかな? 少し大きしてちょっとこじゃれたお料理まで出しています。

普段は近場で働くデザイナーたちがお昼ご飯をしにくるところ。お客層の要望だったのかここのレストランは随分前からフリーWIFI導入 笑

これローマでは画期的です。

以前日本のテレビ番組のお仕事で撮影場所と参加していただけるイタリア人を探していたときにも、すぐ快諾してくれたお店です。

のんびりできて、庶民的なローマな雰因気を感じていただきたくって、選んだお店で、昨日はまりさんと今までの分を埋めるかのように楽しい時間を過ごしました。








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

[PR]
by viabellaitalia | 2016-12-19 21:39 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

d0346364_21435739.jpg


シチリアからモディカチョコレートが届きました。

VIA BELLA ITALIAの隠れた人気商品。隠れたというのはなぜかと申しますと、結構の数のお客様がお買い物の際に、あっとせっかくだから、これも!とご注文いただくことが多いんです。


あたくし、チョコレート中毒というくらいチョコ好きですが、このモディカチョコレートを初めて口に入れたとき、????????????と頭の上にかなりの?マークが出ちゃったのを覚えています。


食感が全然違うんです。口の中で溶けない。汗 なので口の中でボリボリ、じゃりじゃり。

こっ、これをチョコレートって呼ぶのか?と思ったけど、このモディカのチョコレートこそが、本当のチョコレート。

16世紀の大航海時代のスペインが古代アステカ王国から伝えたもの。

当時はシチリアはスペイン領、そのときに伝えられた製法で現代の今もそのままの作られているチョコレートです。

世界でもここモディカだけ、古代アステカ王国のレシピが残ったわけで。


砕いたカカオの実とお砂糖とスパイスだけ。低温製法なので、お砂糖の結晶が残ります。これが口に含んだときのじゃりじゃり感なの。ポリフェノールなども壊れることなくしっかり含まれていて、古代アステカ王国、その後のヨーロッパ諸国で健康飲料として愛飲されたときのまんまのチョコレート。


今回のお客様はシチリアのテイスト、柑橘類のフレーバーをチョイス。外側からも爽やかな柑橘類の香りがします。

35度でも溶けないモディカチョコレートは、最近日本ではアウトドアのお供としても利用されてるそうです。

登山やトレッキングとかで疲れたときに、一片を頬張ると程よい栄養供給になるそうです。


モディカチョコレートのお買い物はVIA BELLA ITALIAへ








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

[PR]
by viabellaitalia | 2016-12-07 21:47 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

パネットーネに思うこと

d0346364_20383751.jpg

昨日、ご注文いただいているパネットーネがまた届きました。
今回、注文時にちょっとした連絡ミスがあり、営業マンさんが直にごめんなさいと事務所まで届けてくれた。

電話のやりとりでは、くのやろーと思う寸前だったんですが、実際顔を見てお話を聞く、とても良い機会になりました。

ひょんなことから毎年パネットーネをお願いすることになったアルベルテンゴさん。
どこもかしこも企業同士合弁になったり、買われたりと企業としてどんどん大きくして、大量にがーっと生産する季節もののイタリアのクリスマスケーキのパネットーネ、パンドーロ。
アルベルテンゴさんは、そんな時世の中、ひたすら家族経営。しかも一年に2回、復活祭のコロンバとクリスマスのパンドーロとパネットーネだけを生産するお菓子屋さんなんだそうです。

え????? 1年のうちの後はなにをしてるの?

生産ラインの機械の点検に材料の選別。

「クリスマス商品のために、彼らは8月の15日の祝日が終わったらすぐ工場を開けるんです。そこからまずお届けに時間がかかるオーストラリアからの注文分にかかり、その後はアメリカ、でそれが終わって10月にイタリア市場の分を作り始めるんです。」

そう言えば、オーストラリアもアメリカもイタリア系移民が多い国。移民だったイタリア人たちが今でも当地で故郷を思ってパネットーネやパンドーロを注文するんだそうで。

もともとはお客様から別のメーカーのパネットーネをご注文いただいていたのだけど、ある年に、今年からはもう小口は受け付けないと言われて、そんなときにグルメ達人のアントニオに推薦していただいたアルベルテンゴさん。
なんと営業マンさんのお父さんもこの別のメーカーさんの営業マンとしてずっと働いていたのだが、メーカーの経営方針の変更に伴い、いきなり、しかも、これからパネットーネ売りまくるぞーな9月の末にすべての営業マンが職を失った。このときにアルベルテンゴさんと出会い、親子2代ともアルベルテンゴさんの営業マンをしているのだと。

「今回は本当にすみませんでした。ただ、後でほんの数個の商品もお届けが凄く難しいんです。」

アルベルテンゴさんは、大部分が彼のような営業マンたちが先に注文を取った数を作るだけで、なにせ家族経営なのでこの時期、知り合いや親戚に手伝ってもらうだけの包装さえもひとつひとつ手作業で作られる商品の余りはほとんどない。
しかも、イタリア国内の配送を受ける業者がアルベルテンゴさんがこだわる配送環境を満たす会社がない、いやたったひとつしかないそうで、先日届けてくれた分もなんとピエモンテからトラックでずっとイタリアを縦断して届けてくれていたらしい 汗

「なので、今回の12個のために、またトラック1台をピエモンテから手配するのが大変だったんです。」

注文ミスしたのは君でしょう?とは思うも、こういう内情を聞いちゃうと納得できる。

ここのパネットーネが届くといつも香りが事務所中に充満する。

モスカートも小麦粉も、こねる水まですごいこだわりで選び抜いて頑に家族経営。レシピは門外不出、家族だけの秘密。

こんなに作り手の愛情も情熱も一杯な商品を日本のお客様に届けるお手伝いができるのって、とても嬉しい。
まだまだ微力だけど、もっともっとこの美味しいパネットーネを日本のお客様に届けたい。

そんな気持ちを新たにさせるパネットーネたち、来週早々日本へ向けて発送です。






最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

[PR]
by viabellaitalia | 2016-12-02 20:40 | 食いしん坊万歳通り | Comments(2)