カテゴリ:食いしん坊万歳通り( 51 )

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引っ越しに続き、キッチン騒動で今年は夏休み開けてから季節感なく、時間が過ぎていっています。

気がつけば、12月!


先週末、キッチン組み立てを手伝っていただいたお友達が季節もののパネットーネを持ってきてくれて、今年お初、パネットーネで朝ご飯してます。

食いしん坊の私は毎年、この時期は11月頃から朝ご飯がパネットーネかパンドーロ。

来年開けにこれらのイタリアのクリスマスケーキが店頭からなくなるまで、10個くらいは消費していますが、今年は出だしが1ヶ月遅れました。

でも、お仕事の方では、恒例の日本への配送は11月から始まっております。


毎年当社で取り扱っています北イタリア ピエモンテ州のアルベルテンゴさんのパネットーネとパンドーロ。

スローフード会員、イタリアのガストロノミー界でも一目置かれているイタリア人の友人からのご推薦。

北イタリアのデザートワイン、モスカートを練り込んだ生地がとってもしっとりとしてて美味しいんです。

友人曰く、このお味、品質でコスパもいいので一押し! 

しかもパネットーネとかパンドーロって季節ものなだけにね、その時期に大量に生産して稼ぐという企業が多い中、ここだけはそんな大きなメーカーの傘下にならずに昔ながらのこだわりで作っている小さなメーカーさんなんだよと。


確かに、アルベルテンゴさんは、クリスマス時期のパネットーネとパンドーロと、春先の復活祭のケーキ、コロンバだけを生産しているお菓子屋さん。

え? 一年の後の月はなにやっているんですか? と一度聞いちゃました。笑


実際は、8月のバカンス前からクリスマスのパネットーネとパンドーロの生産機械たちはきれいに手入れされ、原材料を選ぶ作業も行われ、新作メニューなどの手配や準備も行われ、8月のお盆が過ぎたらすぐ、生産工程も動きだし、クリスマス休暇とお正月休暇でちょっとお休みして、今度は復活祭の準備で、別に一年中ぼおおおおおおおっと過ごしている訳ではない。


3品目だけにこだわって1年を頑張るアルベルテンゴさんなんである。

おまとめ買いのお客様分の納品も、専用のトラックでピエモンテからローマまで陸路でやってきます。


パネットーネ、パンドーロ、コロンバ命!ってトラックに書いたらいいのに・・・・とか思っちゃうくらいのこだわり商品たちです。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

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by viabellaitalia | 2017-12-01 20:41 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

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11月11日はサン マルティーノ。 Estate di San Martino サン マルティーノの夏と呼ばれます。日本語だとただの小春日和になっちゃうんですが、この時期、イタリアは新ワインの樽開けが行われます。


今年はまたまたにローマ郊外の小さな田舎町ピーリオにあるアンティカ カーザ マッシミに行く事に。


ピーリオはラツィオ州で唯一のDOCGをもらっている赤ワイン チェザネーゼ デル ピーリオの生産地。名前にすでに地名が入っちゃってるし 笑


このピーリオの旧市街にあるアンティカ カーザ マッシミは田舎の貴族様のお屋敷だったところを、レストランとB&Bとしてオープンしています。外からは旧市街の他の家と大した差がない外観なんですが、一歩中にはいると空間が変わります。



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ここのレストランは予約のみの対応なんですが、去年のこの時期に久々に行ってきましたが、まさに貸し切り。笑

この夜はたった二人のために開けていただき、ローマにお住まいのシェフはこの夜のために、前の日からピーリオ入りして地元の選りすぐりの食材を仕込んだおもてなし。

なにせお客は二人だけだったので、途中でシェフと息子さんと、そして某有名貴族の末裔でもあるお父様とのおしゃべりも入り、お料理は美味、そして歴史あるお屋敷の雰因気も重なり、とってもロマンチックでした。


久々にピサーノくんがローマ片田舎まで下りて来る日が、ちょうどサン マルティーノに重なった上に、パレルモから日本人の友達も合流してくれたので、これはアンティカ カーザ マッシミのデグスタツィオーネに行こう!と。


お屋敷の調度品にはサヴォイア家のマルゲリータ王妃の記念切手なんかもあるところを見ると、ローマ教皇領だったこの地域でサヴォイア家支持なんだとちょっと不思議に思っていたんですが、お父様のお母様は北イタリアの名家からお嫁に来たそうで、なるほど。


この日のデグスタツイオーネ ランチも人数制限があったので、さっさと3名で予約を入れました。

なんと言ってもお楽しみは、生産農園のラベルを隠して、大テーブルにどーんと20本以上出されるワインたちのお味見。



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このテーブルにどーんとワインが並んじゃうの!



数年前に参加したときは14本までお味見したけど、今回は本数じゃなくって、まずは美味しいと思ったボトルから、ついついお代わりしちゃって、最後には何杯飲んだのか、わからにゃい。

しかも、日本から(ってごめんね、イタリアに住んでるけど)参加と、お父様が私たちのテーブルにどーんと2年前のサン マルティーノで余ったボトルをミックスした(汗 した大ボトルを出してくれちゃって、これが意外にも美味しく、もう本当に家に帰り着いたら、3人ともそのままベットに倒れ込んじゃった。

ワイン醸造の専門家さんがプーリアからいらしてましたが、今年のワインはとにかくアルコール度が高いから!と言っていたの、忘れて飲んじゃった。

チェザネーゼワインは通常、アルコール度14、15度と高めなんですが、今年のは! 18度!!!!!!

これって日本に送るときに酒税通関手続きが、リモンチェッロやグラッパと同じカテゴリーになっちゃうんじゃないかと、ちょっと心配。


たまーに、日本からいろいろ調べてここのB&Bに泊まりにきてくれるお客様もいるそうです。

B&Bにお泊まりのお客様には、このファミリーが経営する農園のブドウやオリーブ畑をゆっくり見せてくれるそうです。


ローマの妙にマニアックな田舎に行ってみたいなんて方は、ここ、お勧めです。


ローマだけじゃない、片田舎の魅力もぜひぜひご紹介していきたいと思いますので、ご連絡いただければ、私からもオーガナイズしますよー!!!!



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by viabellaitalia | 2017-11-20 03:55 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

ローマで立ち食いパスタ

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キッチンなし生活続行中のあたくし、そろそろターボラカルダのイタめしにも飽きてきて、どうにもこうにも食欲がわかない。

「食べたいときに、食べたいものが食べれない。」が私にとってはどんなダイエットより効果大。


お腹は空いてても、食べる気を失くしてしまい、食べない。食べれない。なので痩せる。のパターン。


心も体も疲れきっちゃってるときには、日本食で食欲を戻すぞー!!!と先日のローマでの買付のランチ時間は、さーてさてさて!!! どこでランチする??とめっちゃ期待しながら探しましたが、この日だからこそ行きたかった日本食レストラン、ラーメン屋さんが全て定休日。

チーン。。。。。。。。。



かといってここまで来て、マクドは嫌だ。

ひとまず日本食ならいいというのも嫌だ。

飽きに飽きちゃってるターボラカルダ系のイタめしも嫌だ。

一人中華か?とも思うも買付先近辺でめぼしい中華もなく。


でも仕事で出て来たので、正直、レストランなどでじっくり腰を落ち着けてという時間はないし、なにせ毎食外食ですので、お財布も辛い。


うーん、うーん。。。。

キッチンなしという、メンタルからの飢えを解消するには、やっぱりそこそこ美味しいものを食べないと。


と、本来の仕事である買付をそっちのけにまず、お昼ご飯をどこにするかが、その日の命題になりかけていたとき、ふと思い出した。


スペイン広場から伸びる通り、Via della croceには美味しいパスタ屋さんがあることを思い出した。

しかもここは、お昼時間には自慢の生パスタを使ったプリモを超お得価格で提供しているんでございます!

お店の中は商品が置かれている陳列台の隙間に立ち食い客用にちょっとしたスペースが設けられてあり、ペットボトルに入ってサーブされるお水(多分水道水)と日によっては赤、白ワインは無料で、ランチのお値段は4ユーロ。

スペイン広場界隈でこのお値段はあり得ない。

懐にも美味しいこのパスタ屋さんのプリモのみランチは、そんじょそこらのレストランよりも美味しいんである。


ターボラカルダのパスタは、伸びきってしまわないようにショートパスタのメニューが多く、スパゲッティやタリオリーニなどロングパスタはなかなか出会わない。

イタめしには飽きていたけど、つるつるっと長いパスタが食べたくなった。

元々麺好きなので、疲れたときっておそばとかうどん、とにかく長麺が食べたい方なので、これはこれで納得チョイス。しかも立ち食いで、気分は立ち食いそば 笑








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by viabellaitalia | 2017-11-08 01:22 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

カルロもバールで朝ご飯

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イタリア式の朝ご飯にすっかり慣れていますが、いや、慣れすぎてて寝起きにコーヒーがないと目が覚めません。


現在キッチンなし生活のため、水が出るのは、トイレの洗面台のみ。

コーヒーのマッキナを用意するのも、トイレってのは嫌なので、市役所前の広場にあるバールはワンコ連れでも、オーダーするためなら、お店に入ってもいいので、カルロの朝の散歩がてら、ちょっと遠いんですが、そこまで足をのばして、ついでに朝ご飯。


最初は、あーあー、生活向上のために引っ越しを決めたのに、生活水準がた落ちじゃん。と悲しい気持ちで始まった、バールでの朝ご飯。

広場の一画にあるバールは毎朝、常連さんが1杯のコーヒーや、私と同じくバールの朝ご飯をしに、早朝からひっきりなしに立ち寄って行きます。

ママさん一人できりもりしているこのバールは毎朝5時に開店しているとのこと。

常連客の中にはカルロが一時期通っていたドックランのメンバーさんもいて、朝のコルネット(菓子パン)を頬張りながら、あっれ????どーしたの?と会話が始まり、すっかり私とカルロも常連客。


最近は、毎朝、バールのドアのところで「ぼんじょーるの!」と声をかけるだけで、ママさんが「今持ってくわね!」とわざわざオーダーもしなくていい。笑

さらに! 私のコルネットとカプチーノと一緒に、カルロ用の朝ご飯までついてきます。


ママさん手作りのサンドイッチで余ったパンの耳を、バール顧客犬に振る舞ってくれちゃうという太っ腹バール。

常連客さんたちも「カルロー! ボンジョルノー!」と声をかけてくれては撫で撫でしてくれるので、最初の頃はすぐ飽きては鼻を鳴らしていたカルロにとっても、楽しい場所になりつつあります。


捨てる神あれば拾う神あり。イタリアってこういう小さいけど、嬉しい出来事多いです。


「まだキッチンないの?」とはドックランメンバー。そうだよね。キッチンないのって話してから、もう2週間ほど過ぎてるもんね。そんな巨大なキッチンってな訳ではないんですけどね・・・・組み立てに時間がかかっちゃってるの。

しかも先はまだ長い。









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by viabellaitalia | 2017-11-07 00:46 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

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やっと、終わったよね? ね????????

もう印刷にまわったはずです。 10月の25日に大阪でイベントがあるそうです。


いやあ、怒濤の夏でございました。ひょんなご縁で日本人のグラフィックデザイナーを探しているという打診をいただいのは5月の末。


「作業は多分8月15日から9月15日の1ヶ月間で、詳細は月曜日に連絡しますね!」と、お返事をいただいていたが、その後1ヶ月以上音沙汰なし。

期間がもろに私のバカンス時期と重なりそうだったので、バカンスの予定も立てられずに居たところに、さっさとピサーノくんから、今年の夏休みスケジュールが入り、慌てて、もう一度ガンベロロッソに打診をするも、やっぱり返信がないので、ああ、これはもうお仕事はないのねーとピサ行きの電車のチケットを買い、夏休みの計画を立て始めた7月の末、も末、いきなりお仕事をいただきまして 汗


しかも締め切り日が9月11日と短くなっちゃってるし。


本当は16日間のゆっくりバカンスを計画していたけど、そんなことしてたら、間に合いませんぜ!!!!!と生真面目日本人は、夏休み前にできるだけ前倒しで作業を勧め、お休みも短めに切り上げて戻ってきて、仕事再開でっせー!!!!!!とMacの前に座ったら、


「今、入稿できる原稿が、まだないです。」とお仕事は夏休みに出発した日から、なにも進んでなかったわけで。


もう、みんなに、「ここはイタリアなんだから、8月になんか仕事は動かないよ! 生真面目にバカンス切り上げて、ミカって馬鹿だな。」と言われまくりました。汗


入稿を待つ事、ほぼ2週間の間に、実は急遽、お引っ越しをすることになりまして、9月はガンベロロッソさんからいただいた編集のお仕事とお引っ越しで、青色吐息な日々でございました。


ガンベロロッソはイタリアのミシュラン。ワインやオリーブオイルなど、様々なガイドブックを発行していますが、今年はイタリアワインガイドをイタリアで編集、印刷、製本まですることになったそうで、このお話が私の元に来舞い込んできました。


2015年と16年はどうやら日本の講談社さんで、日本語版の編集、印刷を請け負っていたようですが、そんな大きな、内部にはきっと作業チームもありそうな会社で引き受けていた約1,000ページのガイドブック。

幸いにも翻訳は別の方が担当してくださるので、編集だけですが、一人ってのは結構辛い。


「イタリアで制作すると決めたはいいけど、いざ、日本人デザイナーをイタリアで探すのは、大変だったわ。」


でしょうね・・・・・・・・・・。 


編集デザインの仕事歴は・・・・・もう30年以上。汗 

版下からDTPへ世の中が変わってからは、クォークエクスプレスという編集のソフトを主に使っていましたが、今回はIndesign。

過去にページ数が少ないものを作ったくらいで、あまり慣れていないソフトというのは、ちょっとびびりましたが、内部、外部デザイナーさんたちにもいろいろサポートしていただき、良い経験となりました。


なにせ、個人的にもワインが大好き♥

ガイドの中には大好きなワインの生産者さんや、お友達である生産者さんたちのワイナリー名もあり、日本にイタリアワインをご紹介するお仕事に関われただけでもすごい嬉しいお仕事でした。


2ページ目のクレジットに私の名前も入れてもらい、イタリアに住む、ワイン好きグラフィック・編集デザイナー冥利につきるお仕事でした。








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by viabellaitalia | 2017-10-06 18:52 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

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窓に隠れる猫が目印。じゃないよ。


ミケランジェロが通い詰めたカラーラの大理石の採石場の奥には、コロンナータという町があります。

採石で働いていた人が住み着いてできた町だそうで、ローマにある古代ローマ時代の建物って、本当はほとんどが大理石で覆われ、床も大理石が使われていた訳で、カラーラの大理石も多く使われていたんです。

カラーラの採石場には【創業紀元前1世紀から】なんて書いてあるところもあります。

需要はすごくあった訳ですから、採石場で働いた人もさぞかし多かったでしょうね。

当時、採石場で働く人たちには、報酬としてとして日々の食事の他に毎週2kgのラードが配られていたんだそうです。

体力勝負のこのお仕事の人たちには、滋養が良いラードが良いという采配だったそうなんですが、古代の人たちはそんなことまで知っていたということがとても不思議だよねと、ラードの町コロンナータでラードIGPを作るLa Marmiferaのおじちゃん。



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おじちゃん、ちょっと緊張してますが、
日本の皆さんにもぜひ、うちのラード食べていただきたい!
と熱い想いを語っていただきました。



お名前を聞くの忘れちゃったの。汗


最初ラードと聞いて、重い・・・・脂っこいと思っていたのに、ここのラードは、日本で使われるラードとかなり味も、形も違います。

材料はブタさんの背脂で日本で使われるものと同じですが、コロンナータの町の下のカラーラの大理石の中でも特にしっかりと表面を磨いた特別の大理石で作られた保存溝で作ったものがIGPでそれ以外は、普通のラードだそうで、この大理石の質がラードの品質をも変えてしまうのだそうです。

そう、世界中にラードは存在するけど、コロンナータのラードIGPはカラーラで取れる大理石の中でも上質な大理石を使ってしかできないものなんです。

見た目は全面大理石の台所でシンクのように四角に大理石が掘られていますが、ここに背脂を岩塩と様々な香草で覆い6ヶ月保存すると、背脂の中の脂肪分がどんどん溶け出し、しまいにはシンク一杯に溶け出した液体が溜まるそうで、その液体の中に背脂くんは6ヶ月熟成されるんだそうです。


「上質の大理石でしっかり磨き上げられたものじゃないとね、6ヶ月もの間に溶け出した脂肪分が黒く大理石の中に入り込んじゃうだよ。」


「コロンナータはラードの町なので、一杯ラードを作る工房があるけど、ちゃんと大理石のシンクを確認してね。黒く染みになってるとことのはだめだよ。」


背脂から溶け出す無駄な水分と油分には、なんと現代人が忌み嫌うコレステロールも含まれているらしく、コロンナータのラードIGPはラードだけど、コレステロールが抜けきったものなんです。きっちり抜くのに特別な大理石が必要なんだそうです。


おじさんのお店で試食したラードも、その後に行ったレストランの前菜もプリモとセコンドにもラードが使われるお料理も、全然重くなく脂っこくない。

岩塩で覆われるのに、全然しょっぱくなくってお味はとっても繊細で食感も私が知っているラードとは随分ちがう。


「今みたいに化学的にどうこうという検査や数値を知っていた訳じゃないけどね、古代の人たちはちゃんとこのラードの効用を知っていたんだよ。」


余分な水分と油分が抜けたコロンナータのラードIGPは、オメガ3に近い成分が豊富で抗酸化作用がとても高いんだそうです。



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この夜はラードに合うとお店のお勧めのロゼワイン。




この後に行ったレストランで、いただいた前菜はラードのはちみつかけ。


ラードにはちみつ??????? でしょ? 


ピサーノくんが頼んだのは、アチューゲにラードをまいて食べる一品もアチューゲの塩加減がラードの甘さと合いとても美味しかったです。


抗酸化作用なのか? それともコラーゲンとかなのかわからないけど、ラードづくしのお料理を食べた後は、なんだか肌の調子が良かったです。 笑


コロンナータの町はさすが大理石採石場で働いた人の町で、教会の中のフレスコ画ならぬ大理石の最後の晩餐があったり、小さな町の路地を彷徨い歩くのも楽しい町です。そうそう、お散歩中になーぜか、クジャクの一人お散歩に遭遇してしまいました。

「こらー!!! ジローネ! 一人でどこ行くの!」と飼い主さんであろうおばあちゃんが、怒ってましたが、クジャクのジローネ氏、気にする事なく、私のような観光客がカメラを向けても気にせず、我が道をゆく!風情でございました。



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ジローネ ディ コロンナータ氏



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また行きたいトスカーナの街です。







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by viabellaitalia | 2017-09-01 00:02 | 食いしん坊万歳通り | Comments(2)

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しばらくブログを放ったらかしにしておりました。

夏期休暇に入る前にごっつい編集のお仕事が入りまして、9月11日に印刷データー入稿という条件で、間にがっつり16日にも及ぶイタリアーンな自分の夏期休暇が入っちゃうので、もうなんとか前倒しでお仕事できないかとあがいたんですけど、お仕事をいただく先が皆さん、この仕事の前に【前倒し】で休暇に入っちゃってて、スタッフが揃わないから、打ち合わせがのびたり、入稿がのびたり。

神頼みな前倒しスケジュールは到底無理でやれるところまでと、ここは日本かっ!な連日真夜中までの残業をした後にへろへろで、荷造りをしてバカンス先のトスカーナへの電車に飛び乗りましたが、バカンス中は毎晩のように編集作業のお仕事で胃をきりきりさせる悪夢にうなされていました。汗


バカンス前の2週間の連日残業と40度を超える酷暑で、もう体がぼろぼろでございましたが、なんとか栄養補給もし、寝だめもし、何年ぶりかに温泉にもつかって、リフレッシュ!!!!!

9月初旬の入稿期限のために、バカンスも涙をのんで短縮切り上げで、生真面目に仕事に戻った日本人でございますが、


ただいまー!!!! さあ! 今日からまた頑張りますよー!!! 仕事再開しますからデータ頂戴!の催促メールに、


「えっと・・・・まだ渡せるデータないんだよねー。」


状況はバカンス出発前、12日前のまんまでございました。号泣。


もおおおおおおおおおおおお!!!!! こんなんだったら、もっとゆっくり出来たのにぃいいいいいいいい!!! なんですけど、イタリアですから。


しかも8月。


仕事のために前倒しでバカンスを楽しんだお客様たちも、8月に仕事に復帰したとはいえ、社会が機能してないんもんね。


前倒しできりきりしながら残業して、すごいスピードで仕事を片付けていた私に、当社スタッフみんなが、「ミカさ、ここはイタリアなんだから、そんなきりきりしてたら馬鹿見るだけだよ。 もっとイタリア人にならないと。」とは忠告してくれてましたが。


イタリア在17年。でもね・・・・なかなかそこまでイタリア人にはなれない。汗




今回のバカンスをはさんで入ったごっついお仕事はワインに関係するもので、バカンス中は行く先々で何時もより気をつけてワインを改めて楽しみました。








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by viabellaitalia | 2017-08-25 18:33 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

道産子の性でしょうか?

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今年の暑さは結構応えてます。気温はせいぜい35から37度ほどですが、5月の半ばからずっと雨が降らない。この2ヶ月半で雨が降ったのはトータルしても30分もないんです。

しかも、雨といっても、本当に数滴、あああああ、雨降って来る?と期待させて、降らずに終わる。

降水量として計れないんじゃないだろうか?と思うくらいです。

ローマ一帯、現在水不足が深刻化してきています。

ローマ市内とは水源地が違う鉄の丘も、水道管理会社は同じなのでもう1ヶ月ほど水道の水圧を下げています。


危機感からか、スーパ-でミネラルウォーターを買い込む人たちの量も半端ないです。


私もこまめに水を取るどころか、ガンガン飲まないとそのまま汗で出ちゃって、おトイレに行かなくなっちゃうのは結石持ちとしては危険なので、もう水補給が必死のレベルです。

汗が出ると、塩分も出ちゃってるのか、最近ものすごくしょっぱい物が食べたい。



昨日は灼熱の中、ローマまで打ち合わせに行って来たのですが、ローマと言えば最近ラーメン屋さんや、ラーメンがメニューにある日本食レストランがオープンして来ていますが、道産子の性でしょうか?

疲れているときには体がラーメンを欲しちゃう。


ラーメンが食べたい!!!!!!!とついつい最寄りのラーメン屋さんをググりましたが、この温度ではさすがにヤバいだろうと理性で断念いたしました。

灼熱のローマ、体感温度は40度くらい、太陽の日差しが肌に痛い。

食べて、どっぷり汗をかいた後、消化しきれなくって気絶しそうなので無理無理。

代替え案として、時間もちゃっちゃっと食べれちゃうテルミニ中央駅のフードコードの生パスタ屋さん。


ここのフードコートの名前が中央市場という意味なんですが、生パスタ屋さんのお兄ちゃんたち、コックさんだと思いますが、ノリが市場のお兄ちゃん。

大きく威勢の良い声で客引きが楽しい。

常連のお客様たちとは冗談を言い合い、外国から観光客さんには愛想よくセルフィーに収まったり。

イタリア料理の基本のソースのパスタも常にありますし、お味もうまうま。

昨日は生地にほうれん草を練り込んだグリーンラビオリのラグー(ミートソース)かけ。


ひとまず道産子のラーメン欲をこれで押さえました。






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by viabellaitalia | 2017-08-01 18:41 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

ローマバイナイ

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ローマバイナイ。一見かっちょいい感じですが、スマートとか、エレガンスとかいう形容詞からはほど遠いです。


水面下の戦いをくぐり抜ける知力と頑固さと、図々しさとデカい声が必要です。


「今夜、サンタンジェロ城の下のルンゴテレベの川岸で、ジャズを聞こうよ。」と友人アンジェロくんからの電話が鳴ったのは夕方6時半。


土曜日に、素敵なジャズコンサートないかどうかを聞いたのは、水曜日。

「Ok! じゃあ、ちょっと調べてみるよ。今晩、遅くても明日には電話するよ!」


ローマ人が、今晩、明日・・・・なんて言ってもそれを真に受けてはいけない。

これは「Ok! わかったちょっと調べてみる。」と訳すべきであり、電話が来るかどうかは“当てにしてはいけない”と括弧に入れておくべきである。


案の定、水曜日も木曜日も金曜日も電話は来なかったので、自分で調べて、どうやら土曜日は大したジャズコンサートはないということはわかっていたので、他のイベントを探そうと思っていたところであった。


ピサから南下してる途中だったピサーノくんに、大慌てで、もしまだローマ近辺を走っている途中だったら、そこで停まってて!と電話をするも、イタリア男子、優しいですから「今、まさにローマの側面走ってるけど、迎えに行くよ。後30分で着くから。」


ピサーノVSロマーノ。 同じイタリア人でも州が違うと気質もかなり違う。

ピサーノくんにとってはほぼ土地勘なしのローマの超ど真ん中の交通渋滞がひしめく地区でなんとかテンパリながらも駐車場も確保し、きっかり約束の8時半にジャズクラブ着。


ロマーノ代表アンジェロくんからは「俺の名前でテーブル押さえてあるから、先に着いたら席についててね。」

ってか、ロマーノがOn Timeに着く事はかなりないので、想像はしていた。


待ち合わせのクラブのカウンターバーで席を予約していることをつげる。

「今、お席にご案内しますね。今夜は15ユーロです。1杯ドリンクが込みです。」


今夜のコンサートは9時からとは聞いていたが、ロマーノ代表アンジェロくん、来たのは9時半近く。

まあね、ローマですから、コンサートだって開始時間にきっかり始まるはずがないとは見ていたけど。

9時からぽつぽつその日のミュージシャンが集まり出し、アンジェロが着いたときは、まだ音合わせやウォーミングアップ時間。


コンサートの前にまずは腹ごしらえとそれぞれ夕食をオーダーするときに、アンジェロが「今夜はコンサートだけじゃなく、食事もするって言ってあるので、テーブルチャージ5ユーロで後は食べたものだけ。それ以外はかからないとオーナーと話はつけてあるから。」と言い出すが、あれ? 私たちもう15ユーロX2人分払っちゃったよ。


「それは違うよ! おーいウエィトレスちゃん!」とアンジェロがオーナーと合意してあるという話をも伝え、それぞれ夕食をオーダーした。


この夏の間だけ特設されるルンゴテベレの川岸に2kmほどいろんなレストランやクラブ、バールにちょっとしたお店などが立つ。


この夜のジャズクラブもいつもはスペイン広場近くらしいが、夏場はそっちを閉めて、ルンゴテベレの川岸にお引っ越しをするのだそうで、今年は「ジャズ with 寿司&シーフード」だそうで。


日本人としてはジャズ聞きながら、寿司は正直に嬉しいが、場所が日本でないだけに、ほんまかいな?な企画ではある。


案の上、私が頼んだ「エビの天ぷら」は、何度天ぷらと言ってもオーダ取りのお姉さんは「はい、エビのフライですね?」と返してくるのがすでに不安を煽る。

メニューには「天ぷら」とは書いてあるんですが。


いただいたメニューも、4人テーブルに1冊。しかもなんかばばっちいことになっていて、「ちょっとこれ、上でお寿司を引き回したって感じ。ばっちくって触るのも嫌よ、これ。」と友達が目の前で写真をとってWhatAppで送ってくれてオーダーするという、ちょっとハイテクメニューになっちゃってました。笑



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小1時間ほど遅れてコンサートが始まったんですが、横のクラブのラテン系ミュージックがかぶっちゃって、ジャズに浸れない・・・・・・。そうかと思いきやいきなり川の方向から大音響のオペラが。


お客さんが一斉に立ち上がって川の方に目をやると、MAXモニターを載せた小舟が・・・・・・多分、この時期どこかのテアトロで上演しているらしいオペラの宣伝カー、ならず宣伝船。


こりゃあ、ジャズのミュージシャンだって上手く乗れないよね・・・・な今ひとつなコンサート。


「この納涼ルンゴテベレ ナイトって、一体誰がオーガナイズしてるわけ。」


はい、ローマ市でございますが、全然ちゃんとオーガナイズされてない。お店の配置もこういった宣伝テロとかもどうよなローマバイナイ。


さてオーダーして1時間経ってもなにも来ないお腹減り減り4人組の横を通ったウェイトレスさん「Tutto a posto? 」


イタリア語のTutto a postoとは、状況が上手く運んでいるかを聞く言葉で、この場合は「いかがでしたか?」みたいに使われたわけですが、ローマ人、お腹減り減りで飢えてますから「ええ、ばっちりですよ。これで食事が運ばれてきてたら、最高。」

こんなときもね、声を荒げないけど、大きな声ではっきりとそしてにこやかに「はよー、持ってこいやっ!」と意思表示をするのがローマ風。「はよー、持ってこいやっ!」ってそのまま言っちゃだめよ。


受けるウェイターさんもにこやかな笑みの中にドス黒く渦巻く怒りをちゃんと察したらしく、大慌てて食事が運ばれてきましたが・・・・・・・。


びっくりするくらい量が少ない。小さい。

刺身を頼んだピサーノくんのお皿には4枚ほど薄く切った白身魚が。天ぷらだったはずの私のお皿はやっぱり小さめの海老フライが5個。イカのフライを頼んだ友達のはサクランボ大の丸いものに衣が。。。。。汗



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1時間以上待った夕食は、頑張って何度も噛み締めたけど、ほんの数分、数口で食べ終わっちゃった。

案の定、「これじゃ足りない!!!! ピザが食べたい!」とアンジェロの彼女のロマーナが立ち上がる。


「この時間だとピザ屋も閉め始めているから、急ごう! まじ、これだけじゃ足りないって!」とお会計に走る4人を待ち受けていたのは105ユーロのお代。


こういうときのロマーノは、意外にも声を荒げません。満面の笑みですが、絶対意見は変えねえぞっ!な迫力があります。オーナーも交えて、先にピサーノくんが払った30ユーロの件も加わり大激論会。


でも一人も怒鳴り声を上げなく、笑い声が入りつつお互いを牽制。


「なんにも食べてないのに、105ユーロはないだろうよ。」


「うちの寿司メニューは、みなさんに大好評で一度も文句は出た事がございませんよ。いやだわ、人聞き悪いわ。」


「うちら、寿司は頼んでませんよ。頼んだイカのフライは小さ過ぎてイカかどうかさえわからないくらいだったし。」


「まあああああ! なんですって、うちでお出しするイカはこれくらいありますよ!」とオーナーが両腕を広げる。この感じからしてイカは数十年に一度、どこぞの海で捕獲したとニュースになる巨大イカくらいの大きさのようなので、ロマーナ(本業 弁護士)がすかさず、「あら! そんなに大きいイカなんですか? じゃあ、私のところには吸盤1個、細切れフライだったのね! せめて足1本くらいは出して欲しかったわ。」と応戦。

でも、みなさんにこやか。大激論会はまるでなにかの漫才を楽しんでいるかのようにさえ見える。


「席を予約したとき、テーブル料は5ユーロって言ったよね? 頼むよ。今夜は友達がわざわざ遠いところから出て来てくれたのに、ローマのこんな悪いイメージついちゃってさ。俺の立場ないでしょ?」と言うロマーノの横でピサ人もちゃっかり「今日、フィレンツェから出て来たんですよー」なんてフィレンツェ人のふりをする。

これ、フィレンツェ人が見たら、絶対おりゃあ!って突っ込むな。


土台、日本人の私の前で寿司の話をブツのはかなり肝ッ玉いると思うんですが、気がついていないのか?


お皿に盛られてたものがどこまで小さかったかは、ブログネタになるかと私、全部写真撮ってあるけど、こういうところはまだまだ私は日本人。

ロマーニたちはにこやかに笑いながらも、ぐさーっ! ぐさーっ!と話の腰に杭を打ち込み、最後にはお店が根負けして、ピサーノくんが払った30ユーロは、その場で返金。食べたものだけということで、お一人様15ユーロで話はついた。


が、15ユーロってローマでもアペリチャーナと呼ぶ、1ドリンクでフィンガーフード食べ放題ができるお値段である。


「イカの吸盤1個に15ユーロは正直納得いかないけど、早くしないとピザ屋が閉まるし!」




ローマバイナイは、時々こんなカオスを呈することがありますが、落ち着いて、にこやかにでも絶対ひるまねーぞ!と応対すると意外になんとかなります。ここで声を荒げちゃうとね、ローマ人逆キレしちゃって状況は悪化するだけなんです。


それに時々、ローマ人って実はこの一触即発な仮面の口喧嘩が好きなんじゃないかと思います。元々人の話を聞かないし人種だし、お互い言いたい事だけ言っちゃって、で最後にはチャンチャンと、“ちゃんと”事が収まります。







最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

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by viabellaitalia | 2017-07-19 20:15 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

夏ご飯の始まり始まり

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5月の半ばまで寒かったのに、いきなり暑くなった今年のイタリア。

いきなり過ぎて体がまだ夏対応になっていません。


こうも暑くなって来ると食欲も萎えるこの季節に最適な夏ご飯といえば! PIZZA GELATO ピッツア ジェラート。

PIZZA SURGELATO 冷凍ピザではございません。


バニラ味のアイスクリームの上にてんこ盛りにフツーツが乗ったものでございます。

一見ヘルシーですが、てんこ盛りなので次の日には体重増は覚悟してねな一皿。

しかも、食べ終わると外がどんなに灼熱でも冷え冷えしちゃって寒くまでなるという強者。ってか溶けちゃうから外では食べれないよ。


暑い夏の間、ジェラートをご飯にするイタリア人はかなり多いです。

ビジネス街なんかだとスーツ姿でグラサンなちょい悪系なハンサムボーイズがジェラート片手にぺろぺろしてお昼休みを過ごしている光景をよく見かけます。


警官さんたちもね、よく巡回中に制服姿のままジェラート屋さんに入って来ます。

でやっぱりジェラートぺろぺろしながらまたパトロールに向かう光景は、イタリア平和で、なによりです。








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

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by viabellaitalia | 2017-06-14 00:01 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)