2016年 11月 15日 ( 1 )

SAVE THE 職人

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先日のお買い物代行は職人さん手作りのショルダーバック。


手作りだから、世界にたったひとつ。日本のお客様からお問い合わせがあったとき、ご希望のバックが品切れだったので、そういうことでしたらと、改めて作ってもらったもの。

ちょっと事情があって、頑張って早めにも仕上げてもらいました。


オーダーされたお客様と職人さんそれぞれの愛が一杯こもったバックです。


作業途中で写真を送るね!と言ってくれていたんですが、写真送ってくださーいと催促する間もなく、出来ましたよー!と連絡をいただいたので、先日ローマまで引き取りに行ってきました。


パンテオンの横の細道をくねくねと入っていくと、画材のお店などもあって私もときどき足を運んでいた見覚えのある道に出た。

え???? こんなところに鞄職人さんの工房なんてあったかしら?と番地を探す。


小さな工房兼お店のガラス窓には我らがASローマのチームシールが!

おおおおお、職人さん、サッカーのローマチームファンなんだ! じゃあ、あたしたち同志ですううう!とドアを開ける。


代々、ローマ郊外の山奥の小さな町で馬具職人の家系だったそうで、妙にローカルなお話で盛り上がっちゃいました。

お店にはお得意様なんだろうな、イタリア人のお客さまが特注をしていたマウンテンブーツを引き取りに来ていました。


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「最近は、イタリア人のお客さんはこういった手作りの商品を評価してくれなくってね。返って外国のお客さんがこうやってオーダーをくれるんだよ。」と次に作業にかかるバックのデザイン図を見せてくれる。


「若いもんも、こういう仕事には付きたいなんていうのも少なくなったしね。返ってね日本の方とか、遠くから弟子入りに来るんだよ。ここで学んで、国に帰って自分の工房を開けるんだ。僕たちの歴史、技術が遠い国に引き継がれていくんだよ。」


昨今のインターネット時代、確かに海外から注文が来ることは多い。

が・・・・・だいたいの職人さんたちは、そういった流れには着いて行けない。


「うん、僕はコンピューターとか全然だめなんだけど、幸い妻がね、その方面が得意でね。彼女がフォローしてくれるんだ。」


働きものの奥さんはパソコン業務が終わると、鞄作りもお手伝いしてくれるそうで、夫婦二人で切り盛りしている小さな工房は、なんともほんわかな空間でした。


愛情たっぷりなショルダーバックは、もうすぐ日本へお嫁入りです。








最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

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by viabellaitalia | 2016-11-15 20:49 | I love shopping通り | Comments(0)