2015年 11月 13日 ( 1 )

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こちらのブログはベッラなイタリア、美しいイタリアをご紹介しようと立てていますが、美しいものにはとげがございます。


だからこそ一層その美しさも引き立つのかもしれないのかな・・・・・とはちょっと府に落ちませんが、イタリアのとげもご紹介しておきましょう。


事の発端は2週間ほど前、IMPS、イタリアの年金制度ですが日本でいうところの社会保険事務所からお手紙来ました。


労働ビザをとって、商業税理番号とも呼ばれるIVAを開けて7年。めっちゃ払い込まされたいMPSがどうやら、去年あまり稼がなかったので、今年はクレジット貯金(一杯払いすぎさせられたのでたまっている)があるそうで、そこから今年の支払い分を払っていいよという話は会計士から聞いていた。なので私はてっきり、保険事務所からクレジット貯金のお知らせでも届いたのかと思いました。


というのも、8月の支払い分はクレジット貯金を使うと会計士に言ってあったのに、バカンスに旅立つのに忙しかったらしく、忘れちゃったんですね。

で、8月の半ば、銀行からすごい剣幕でお電話が来た訳。

クレジット貯金を使うと思っていたので、余計なお金は口座に入れていなかったので、どどーんとIMPSを引き落とされちゃった後、私の口座は赤になった訳で。

8月の半ばなので会計士には連絡はつかない(バカンス中)。銀行は「はよー金持ってこいいいいいいい!」と。泣けました。


で、そんなことがあったので、私のクレジット貯金は手つかずで残っているので、手紙はてっきり「まだ残っているよー」のお知らせかと思ったのでございます。

ところが手紙の一番後ろには請求書が一枚。


なんざんしょ?


で、またもや会計士へのお問い合わせ。

ここで発覚したのは、去年あまり所得がのびなかったので、今年始めに出た新しい法律では私はコントリブートミニモという枠に入るそうで、なんと今年はIMPSを払わなくてもいいはずだったのに、会計士が申請を忘れたらしく、払わなくてもいいIMPSを日本円で40万ほど払っているということが判明。


しかも、先日IMPSから来たお手紙は、IMPSってイタリアでは年4回で分割払いするんですが、2月分払ってないぞおおおおおお、うりゃ!と罰金と延滞分の利子上乗せで請求。


さて、なぜに私は2月に払っていなかったのか?

今までの6年間、税金、IMPSの支払いは会計士に任せてあり、毎年、支払い月と支払い額のお知らせのメールをもらっていて、その支払い期日には自動的に銀行口座からどどーんと引き落とされていた訳で、今年は会計士からお知らせメールが来なかったのと、何度か今年は新しい法律で支払いがないというのを聞いていたのと、銀行からも引き落とされなかったので、まったく支払わなければならないものがあることさえ知らなかった訳で。


ちょっと待て。

まず、何故今年は支払わなくてもいい年金をしかも日本円にして40万も、私は支払ってる訳? = 会計士のミス

クレジット貯金を使うって言ってあったのに、使わずに私の口座が赤になったので、その後銀行に利子を払う羽目になったのはなぜ? = 会計士のミス

なぜ、私にお知らせメールを会計士はくれなかった訳? = 会計士が忘れてた。


しかも、ここでさらにどうやら、いや確実に5月に年金の支払いがあったのも払っていないだろうということが推測された訳で。


会計士のミスから生まれた小さな利子だの、罰金などがどんどん膨らんで行くんですけど? なんで私がこれを支払わないと行けない訳?


と、ここ数日、友人たちに憤りを吐き出したら、みなさんあっさり「ミカが支払う必要ないだろう? 会計士ってミスやらかしたとき用に保険かけてるから、彼女のミスなんだから、彼女に支払ってもらえばいいだろう?」と。


ということで私の会計士は会社の会計士なので、店長に「私はこんなもん払わんぞおおおおお! このお金があったら日本への飛行機の切符買えたのにいいいいいいい!!!!」と怒りをぶちまけてみたが、どうも話が噛み合ない。

確かに、今年支払わなくて良かった年金を支払う羽目になったのは会計士のミスではあるが、店長は「来年の分を先払いしていると思え。その代わり来年は本当に支払わなくてもいいんだから。」と。


それは理解できるが、勝手に支払い延滞だの、罰金だの利子だの分は納得がいかない。


「厳密には会計士のミスじゃないんだよ。ミスを犯したのはIMPS。イタリアの厚生年金がミカに請求するのを忘れたのに、そこをうやむやにして君が支払わなかったということで、罰金と利子をつけて請求してきているの。」


問題は、イタリアの場合、公共機関のこういったミスを修正する、クレームをあげる機関、場所がない。

ただ泣き寝入りをするしかないのだ。


私が被った被害は確かにかなり小額であるが、実はこういった公共機関のミスから無駄にイタリア人たちがお金をもぎ取られていることは少なくはない。実は店長も今回、似たようなことを被ったばかり。

さらに知り合いのお兄さんはつい先日、いきなり170万円ほどの年金請求書が来て心臓発作を起こしかけた。


もしかして、これって、この美しい国で将来年金をもらう予定者を先に抹殺、葬っておこうという政府の魂胆に見えて来ちゃいました。

これからイタリアで労働ビザを取ろうと思っている方、くれぐれもIMPSにはお気をつけください。


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by viabellaitalia | 2015-11-13 20:52 | Comments(0)