2017年 07月 25日
風林火山
Essere veloci come il vento
Essere silenziosi come la foresta
Essere passionali come il fuoco
Essere fermi come la montagna
と訳していただきました by 店長。
友人が事務所を大きくしたので、お祝いに描いてみました。武田信玄の旗に書いてあったとかなかったとか言われるもともとは孫子の戦術の極意。
日本だと多分、商売繁盛とか書くべきであるんだろうけど、イタリア暮らしにも通づるところが大きい。
朝が弱い店長に、「たああああああ!!! ちゃっちゃと動く! そんなぼやーっとしてたらやられちゃうよ。家の外には7人の敵がいるって言うでしょ?」と言ったら、「え? たった7人なの? 楽じゃん!」 汗。
「イタリアの場合はさ、家から出なくても敵の方から入って来るから。」
だわね・・・・・・。気がつかないところで、どんどん落とし穴が作られて行きます。
先週、携帯のインターネットバンキングアプリで光熱費の支払いを使用としたら、「現在他銀行との間に問題があり、7月24日までアプリからはインターネットバンキングができません。」と表示されたので、仕方がないのでPCから銀行のサイトに入って支払いを済ませようとしたら、サイトからも同じ理由で7月24日まで一切のネットバンキング作業が出来ないと表示が出たので、「忍」の文字で24日まで待つことにした。
光熱費を支払うのって日本だと口座引き落としが普通であるが、イタリアの場合契約解除した後もどんどん請求、引き落としとかありえるので、口座引き落としにすることはまずない。
わざわざ銀行か郵便局に支払いに出向くのはかなり時間を無駄にするので、避けたいところである。
さて24日、早速支払いを済ませようと携帯のバンキングアプリを開けると「7月24日をもって、こちらのアプリからはネットバンキングサービスは停止をいたしました。今後は〇〇アプリをお使いください。」と。おい・・・・・・・汗
仕方がないので、銀行のサイトの方から支払いをしようとすると、今回も同じである。
「お客様がお選びいただいた携帯アプリか、有料暗証カード(トークン)のいずれかをお使いください。どちらかのサービスからご本人様の認証ができませんとサイトからは各口座にはログインできません。(よってネットバンキングはできない)」
こらー!!!!!!!!!!!!!
とあたくしぶち切れました。
なぜってね、6月の初めにお家賃をネットバンキングで支払おうといつも通りに銀行のサイトに入ったら、
「携帯アプリか有料暗証カードをお選びください。6月18日からはこちらのサイトへのログインはこの2つの方法のみですので、お気をつけ下さい。」と表示が出て、ほぼ強制的に携帯にネットバンキングアプリをインストールする羽目になったのだ。
確かに携帯から銀行口座を管理ができるネットバンキングは楽ではある。
が、なぜか毎回、安全上のなんちゃらの理由で、サイトとシンクロさせる新しいキーワードを登録しろとか、とにかく、いろいろな設定操作が増えたし、肝心のネットバンキングまでに時間を要するのがかなわない。
しかも、携帯アプリですから、携帯盗まれちゃったりしたらどーするの????な丸見えな作りでちょっと怖いなとは思いながら使ってはいたが、ここに来てまた、新たに新しい携帯アプリをインストールして、設定、認証、そして古い用なしになったアプリを捨てろって言われるのは、ちょっと腹が立つぞ。
しかも、それなら、そうとなんで前持って告知とかしないんだろう?
本当に、イタリアは家にいても、敵や問題があっちから侵入してくる。
風林火山・・・・・。
だめだ。林のように静かにはなれない。