番号札をお取りください。

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日本人は割と行列に並ぶのは嫌がらないよね。

もちろん、長蛇の列に並ぶのは日本人だって嫌だけど、マナーという観点ではちゃんと並ぶ民族だと思います。

大昔にイギリスに行ったときに、紳士淑女の国ですから、行列を守るのはエチケットですので、くれぐれも無粋なことはしないようにと言われたことがありましたっけ。


イタリアも、一応・・・・・紳士淑女はいるはずですが、ここローマあたりは人間というより獣、動物園化しているので (笑 列はあまり守られません。


俺様と女性の場合は、レディーファーストでしょーに!とマナーより自己主張の方が強くなります。

スーパ-のお会計の列でも、後ろからどんどん、肉厚のマンマたちが「私、急いでるから!」「これだけだから、前入っていいわよね?」と言って入ってきます。昔はあっけに取られているうちにするっと入られちゃうことがあったけど、最近は後から横入りをする人を威圧するテクニックにも長けちゃいました。

お肉屋さんとかパンやチーズを売るお店とか、郵便局や移民局とか、人が集中する場所では行列しないイタリア人たちが先を奪い合う喧嘩をしないように、番号札をまず取ってから、それぞれ好きなところで待機せいっ!という方式が取られます。


番号札を取って、タバコを吸いに行っちゃたり、他の買い物しているうちに自分の番が来ちゃったことに気がつかずに、後から、私の順番飛ばされたわ!とか言いながら刺さり込まれる事態はよく発生するけど。

グループで動くことができないイタリア人にとってはじっと行列をするよりは性に合うのだろう。


さて、先日行ったプラダさんのアウトレットも番号札があります。

お店に入るとドアマンの黒服さんが番号札をくれます。

プラダで番号札?????って、やだー肉屋じゃないでしょ?と思いましたが、どうやらお店の中で陳列されている商品をそのままもってお会計に行くのではなく、欲しい商品と自分の番号を店員さんに伝え、お会計のところで番号を見せると、店内でオーダーしたものが倉庫から用意されているというシステムだそうです。


まあ確かに、他のお客様が手に取って、傷が付いちゃったり手あかや指紋が付いてる店頭商品より、倉庫からパッケージングされたままの新品を買いたいよね。


前回、アウトレット店に行ったとき、私たちの前を歩いていた中国人カップルが、お店の入り口前の機械の前で立ち止まり、なにか紙を抜き取っている。

え? まさか番号札じゃないよね? ここはプラダだし、肉屋とは違うでしょーとするっと入店して黒服さんを探す。

いつもならドアの前に仁王立ちの黒服さんが、いない。


黒服さーん!!!!とドアのところで足止めになっている私は、必死に遠くの店員さんに黒服をよこせーと視線を送る。


ゆーっくりと近づいて来た店員さん。入店したのに、ドアのところで立ち往生している私の行動がわからないらしい。


「あのー番号札ください。」


「入り口横に自動発券機ありますから。」





........プラダさん、肉屋さん化してました。






最後までおつきあいありがとうございます。Grazie per la visita!

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by viabellaitalia | 2016-11-25 20:29 | Comments(0)