2016年 04月 27日
イタリアあるある
片手にギブスをはめてもうすぐ1週間。ヒビ入りお手々の腫れも大分ひいて指はかなり自由に動くようになりました。
片手がこんな状態ってかなり不自由なものですね。最初は指まですっぽり包帯が巻かれていたので,調理もできなければ、コンタクトも出来ず。
手でものを掴む、握るという動作ってこんなにも多くのことをするんだと驚いています。
現在、一番困難なことは水仕事。お皿を洗ったり、料理、お風呂に入る事かな?
お風呂に入るのなんか、ビニールのショッピングバックなんかでぐるふるっと巻いちゃえばね、簡単! なはずだったんですけど、ここイタリアのビニール袋ってものすごく水を通しちゃいます。
なので、「水、汁が滴り落ちません!」といううたい文句のゴミ出し用の袋を使って手をぐるぐるカバーしますが、やっぱり水が入る。
多分、水を通さない素材を使っているんだろうけど、イタリアの工場の生産ラインって検品がね・・・・・甘い。きっとどっかこっかに穴とか空いちゃってるんだろうな。
と言う訳で編み出したのが、まずサランラップをぐるぐる巻いて、その上から工業用ののびのびーるビニール手袋をして、その上からゴミ出し用の袋でカバーする。
でさらになるべく手は上に上げとく!
とここまでしても、お風呂上がりに全部取ると指がぬれてますが、さすがにギブスは濡れない。
ひとまず来週には一度検査で病院に行くので、大したヒビじゃないし、きっとそのときギブスも取ってくれるんだろう。
じゃあ後1週間の我慢。
「いやいや、甘いなミカ。カルテには全治20日間って書いてあるのに、2日にギブス取れる訳ないじゃん!」
そう言われると確かに、妙に早いなとは思ってる。
「要は一度、検査と言う項目でお金を取る。でたった一度じゃなんだから、ギブスはまだしておきましょう!とか言って、もう一度来させる。そうしたら2回、ミカは通院でお金を落とす訳だからさ。」
こう説明されると、妙に納得できるイタリアあるある。勘弁して欲しい。