2016年 02月 05日
毛深い大親友
「ボクは人間みたいに長く生きれないから、ずっとそばに居れないけど、永久の最高の友達にはなれないけど、君はボクの人生の大親友だよね? ボクの残りの時間、ずっと大親友でいてくれるよね?」
今朝のフェイスブッブで犬好きの友人がシェアしていた多分動物愛護関係の広告。
なんか涙出て来ちゃう。もう絶対、I LOVE YOUだよ、アモーレ ミオ!と我が愛犬カルロを振り返る。
我がアモリーノ カルロはソファーで朝の惰眠むさぼり中。(爆
私の視線を感じたのか、目を開けてお腹を見せる。
お腹すりすりしてくださいの合図である。
いつものようにお腹すりすりをしに近づき、カルロもさらにあんよまで、ぱかーっと開けて、ここもお願いしますの体勢を取る。
よしよーしとお腹すりすりをしてると、軽くだけどなぜかカルロが唸る。
あれ? なんで怒ってるわけ? お腹じゃなくってこっち、すりすり?と手を移動させたらいきなりうなり声をあげて、カルロが起き上がり手をかじろうとした。
っていうか、真面目にかじったらブルドックの血をひく奴の歯はすごい流血事件に発展するが、今回は彼なりの「No!」の意思表示だけで、私の手は幸い擦り傷もない。
がっ! 例えただのお遊びだったとしても、これはいかん!
「カルロー!!!!!! 外に出て行きなさい!」
こういうときの罰はベランダ(外)に出なさいである。掃除するときに邪魔なのでとか、コップが割れたときなんか危ないのでベランダに出すようにしていただけなんだけど、彼の中でこういう状況で「ベランダに行きなさい!」は充分の罰になっているらしく、悪い事をしたと思っているときなんかは、ベランダを指差すだけで、しっぽを下げてすごすごと出てゆく。
最初は、しばらく罰としてベランダに居てもらおうと思ったけど、嫌、カルロが忘れてしまわないうちに、なにが悪かったかを教えないと、と思い直しベランダに出る。
「カルロ! こっちに来なさい! 今のはだめでしょう! 手はかじったらだめでしょ!」とわからないとは思うけど、一応説明を試みる。
犬を叱るとき、叩いたり体罰を与えるより、おすわりをさせると良いとなにかで読んだことがある。
おすわりをするときの犬は、気持ちが落ち着き人間のコマンドに従いやすいとか。
「おすわり!」
うちのカルロくん、犬ですが負けん気が強く、頑固なので自分が悪くないと思っているときは、絶対おすわりをしません(汗
しかし、今朝は明らかに彼もヤバいボタンを押してしまったのだとわかっていたようで、すんなりおすわりをし、さらに珍しく真剣に大きな声で怒っている私にびっくりしちゃったのか、小刻みに全身が震えちゃって、お座りしてるお尻も尻尾さえもブルブル、目には涙まで溜まって来ちゃって、こっちの方が慌てました。
よくご近所からどこぞのマンマがすごい剣幕で子供を叱りつけてる声なんか聞こえてきますが、私、そこまでしていないんですけど(汗
「カルロ、もうしちゃだけだよ。わかった? こっちおいで。」と腰を下ろすとカルロが震えながらと私の腕の中に入ってきて、お腹を見せる。
さっきは、ここでかじったけど、これは明らかにごめんなさいのサインである。
同僚にそんな話をしたら、多分ホルモンじゃないかと。「今朝のお散歩中、発情期のメスとかにあわなかった?」
・・・・・・・発情期だったかはわからないけど・・・はい。カルロが匂い嗅ぎまくりな子が。
そう言えば以前もこの時期にカルロと喧嘩になったような思い出が。
朝のフェイスブックの文章をもう一度思い起こす。
うちのわんこ。。。。。ときどき裏切りますが、私はずっと一緒にいたいんだからね。