山奥だけど、島です

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チョチャリア地方って結構ワンダーランドだよ。とイタリア人の友人たち。

いや、普通のイタリア人はチョチャリア地方をあまり知りません。なんだか忘れ去られたど田舎。

イタリア統一のときに攻めて統一を果たした北イタリアのサヴォイア家にとって、両シチリア王国の領土は魅力一杯だったけど、ローマ教皇領だったこの辺りは、ひとまずローマを手にしちゃったら、どうでもいいや的に忘れ去られた感たっぷりです。

しかも住民の方ももともとが神様みたいな存在のローマ教皇に納められていたので、上にたてつかない、自己主張しないタイプだったのかも。

すっかり近代の経済、産業ラインから忘れ去られ、存在感ゼロなので、一体なにがあるのかさえも知られていない。


「可愛い、中世の面影がそのまんま残ってる町があるよ。」

「世界で2カ所だけと言われる中世の城壁が完璧に残ってる町があるんだよ。」

「洞窟があるんだよ!」

「滝があるんだ!」

「すごい素敵な修道院があるんだ!」


とか個々には聞くけど、ガイドブックもない。


先日、友達とこの辺りって山が多いから、湿気が強いよねーなんて話をしていたとき、「湿気と言えば、あそこだろ? 滝が町の中にある、あの町は一年中湿気あるだろう?」


普通、滝って郊外の自然が一杯のところにあるでしょ?


「いやいや、町のど真ん中。イゾーラ ディ リッリって町は滝を中心にして町作っちゃった?って感じ。」


ああ、イゾーラって島? じゃあ、そう言う事もあるわね。海際だしね。


「いや・・・・リッリ島町って名前だけど、山奥なの。」


山奥で島町で、町のど真ん中に滝って、これは見に行かないと!!!!!


店長の重い腰を叩いて起こさせ、高速と準高速とも呼ばれるスーパ-ロードを飛ばすこと、ほんの半時間。地図で見たらめちゃくちゃ遠い感じだったのに、あら、意外に近かった山奥の島。


町の名前になっているリッリ河が町をぐるっと囲んじゃって、ぽっかりそこだけ島になっているんです(笑


それにしても、本当に滝の横にすでに民家が並んでます。

これって24時間、重低音の水音がしてるってことだよね?

町をぐるっと河が囲んでるということはベネツィアと同じで湿気も半端ないけど、蚊も多そう。

それでも夏は涼しいということで、ジャズフェスティバルとかもあり、結構にぎわうんだそうですが、ここまで知られていないチョチャリア ワンダーランドを見つけてやってくる人たちもすごいかも。



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by viabellaitalia | 2016-01-19 21:25 | Buon viaggio通り | Comments(0)