カルロくんもお引っ越し

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私が2歳半だった頃、両親は札幌から釧路に引っ越しをした。

子供心に大きなイベントだったようで、お引っ越しの日のことをとてもよく覚えている。


引っ越し作業に小さな子がいるのは邪魔と、同居していた叔母が公園に連れ出してくれたところに近所のおじさんが通りかかり、

手伝いもせず、呑気だと叔母を責めたのを2歳半の私は、事情を知らずに責める大人が随分勝手だなと思っていたのと、

札幌から釧路までの長い道のりの木々をぼーっと眺めていたのを覚えています。


その夜の事は覚えていないけど、母の話では「おうちに帰りたい。」と泣き出した私に、段ボール箱からおもちゃを取り出して落ち着かせたのよと聞いている。


犬って基本、人間の2から3歳児である。果たしてカルロはどう、このお引っ越しを見ているんだろう。


最初の頃の夜の一人ペンキ塗り作業で、帰り道が怖いので、ボディーガードの役目でカルロをいつも連れて行った際、見慣れない、匂いも知らない場所に落ち着かず、お隣さんの靴音にびびり、私が使う脚立の横にちょこんと座っては、「早く帰ろうよ」と鼻を鳴らしていた。


お引っ越しの1週間ほど前に少し、荷物も運んだので、家の匂いがするだろうと連れていったときは、すぐあきちゃって早く帰ろうよ、帰りたいよと尻尾が下がったまま訴えられた。


いよいよお引っ越しの夜。

カルロは筋肉もりもりのやんちゃ坊主であるが、実はかなりの小心犬で、恐がりさん。

案の定、ちょっと私が見えないと鳴き、必死に呼ぶので、ひどい近所迷惑である。

しかし、新しいおうちはまだキッチンがないので、お引っ越しの日の夕食は上の階の店長宅へ。

カルロも置いていけず、カルロごとお邪魔することにしましたが、

全然知らない場所に、知っている人たちがいる食卓。挙げ句に店長のおチビちゃんに追いかけ回され、ビビりまくりのカルロくんでした。

食後に私たちの新居に戻ると、鼻は鳴らさないも目に一杯涙を貯め、こんなカルロを初めてみたので、びっくりしました。

不平はよく言うけど、涙はあまり流さない頑固な犬なので、そんな彼が大粒の涙をこぼす姿を見て、どうやったら安心させてあげれるか、考えた末に、母が私にしたようにやっぱりおもちゃを箱から出す。


今回のおうちは、家の中にちょっとした物置スペースがある。

犬って開放されたオープンスペースより、ちょっとこじんまりした方が落ち着くはずだしと、カルロの部屋にしようとクッションもおトイレシートも用意したが、全然近づきもしない。

結局、お引っ越し初夜はカルロは居間のソファーで寝たようなので、次の日、ソファーの横に彼のクッションを移動させてみた。

お引っ越しから4日目の今日、やっといつものようにカーペットの上で、ぱっかーんと股割状態で寝そべるようになり、少しづつ彼も新しい環境を認識しているようですが、キッチンがまだないので、3度の食事に上の階に上がると度に相変わらず泣かれます。



写真はお引っ越しの日の夜が明けた初めての朝。ソファーが安心するのか、ここで一晩を過ごしたようですが、なんかぼーっとしている顔が笑えます。








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# by viabellaitalia | 2017-10-19 19:19 | Bau Bau Park | Comments(1)

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約1ヶ月半。やっとお引っ越し完了です。

と言っても、荷物を運び出しただけでございます。

でもここまでたどり着くのも、大変で、ただのお引っ越しなのに、心労で5キロ減量しちゃった(なっちゃった)。


イタリアって物事がスムーズに動くことがないから、それを想定して動くも、空回り→ストレス→余計頑張っちゃう→空回り→ストレス

の、エンドレスな負の輪の中をあがく日々。


日本のように、○月○日に引っ越すので、電気や水道、ガスなんかも契約変更手続きを先にして、お引っ越し時には古いおうちの電気が止まり、新しいおうちにはパッと電気がつく・・・・・なんて既に無理です。


なにせね、お引っ越しもひたすら自力で運べるものは自分で運んで、運びきれないものは引っ越し屋に任せる。

というところから、すでに自分の中の期限が決めれないイタリア人たち。


私のお引っ越しは集中してやったら、多分、1週間で終えれると思うけど、一緒にお引っ越しする仲間たちの足並みが揃わないので、結局、数週間待ち状態で過ぎていってしまった。早々にさっさと荷造りをしちゃったのに、いつまでたってもお引っ越し日が決まらないので、結局また箱を開けて、生活用品を出してはしまい。キッチン用具もしまっちゃったので調理もできず。


今回のおうちは5年ほど人が住んでいなかったので、ガスが止めてあり、ガス再開の手続きに2週間ほどかかり、やっとガス屋さんが来る!!!!!と思った矢先にまさかのアポすっぽかし。ガスがつくのが延期となり、やっとついたと思ったら、理論的はガスが出るはずなのに、出ない。


引っ越し業者もなかなか決まらず、友人からお勧めをいただいたM引っ越し屋さんは、電話番号をもらうのに3日費やし、見積もりに来てもらうのに、さらに2日が経過し、やっと!と思ったら「いやね、俺、年金生活してて、仕事は趣味なのよ。なので至急の仕事でさかせれるのは嫌なんで。」今日は間に入ってもらった友達の顔を立てるために、やってきたと。

本人を前にして、ざけんなよおおおおおお!!!とは言えないので、それではさようならと手を降り、振り返りざまに他の友人からの紹介のA引っ越し屋さんに電話をかけ、電話見積もりでOK、それでは来週の土曜日ね! と非常に対応も早く喜んでいたんですが、


トラックが先に回った店長のおうちで手こずり、時間配分を間違えたらしく(うちの責任じゃないぞ)引っ越し屋さん、作業途中で逆キレ。

とりあえずのものしか運でくれなく、本来は引っ越しが終わるはずであった土曜日の夕方、トラックに乗らずに残った家財道具を見て、涙が出て来た。

もう半月も前に引っ越しが完了しているはずだったので、大家さんにはなんて言おう。

仲良しのご近所さんたちも、ゴミ出しで出会うと「あれ? ミカどうしたの? 新しいおうちはどお?」と言われても、出るはずの家で今だ寝泊まりしているんじゃ、話にならない。


幸いにもローマから助っ人にきていただいた友人たちに手伝ってもらって、なんとかこの日曜日に引っ越しは完了。


しかし・・・・・・新しいおうちはまだガスがなく、お風呂にも入れないけど、煮炊きもできない。

じゃあ、電気でとオーブンを使おうとしたら、家中の電気が落ちるので、オーブンもだめ。電子レンジはあるが、イタリアってレンジでチンで食べれるものが、意外に少なく、気がつけば、がっつり減量しちゃってました。

しかも、私が住む階のキッチンは、1週間ほど前にイケアから届きましたが、まだ箱の封さえ切れられていなく、組み立て完了の見込みは・・・・・・・・遠い目。


別にね、山奥に引っ越しした訳ではありません。

住宅街のど真ん中。古いおうちと新しいおうちも徒歩でたった12分の距離。


ただのお引っ越しのはずだったんですが、なぜかサバイバル生活になっちゃってます。汗










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# by viabellaitalia | 2017-10-17 23:48 | イタリア広場 | Comments(0)

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やっと、終わったよね? ね????????

もう印刷にまわったはずです。 10月の25日に大阪でイベントがあるそうです。


いやあ、怒濤の夏でございました。ひょんなご縁で日本人のグラフィックデザイナーを探しているという打診をいただいのは5月の末。


「作業は多分8月15日から9月15日の1ヶ月間で、詳細は月曜日に連絡しますね!」と、お返事をいただいていたが、その後1ヶ月以上音沙汰なし。

期間がもろに私のバカンス時期と重なりそうだったので、バカンスの予定も立てられずに居たところに、さっさとピサーノくんから、今年の夏休みスケジュールが入り、慌てて、もう一度ガンベロロッソに打診をするも、やっぱり返信がないので、ああ、これはもうお仕事はないのねーとピサ行きの電車のチケットを買い、夏休みの計画を立て始めた7月の末、も末、いきなりお仕事をいただきまして 汗


しかも締め切り日が9月11日と短くなっちゃってるし。


本当は16日間のゆっくりバカンスを計画していたけど、そんなことしてたら、間に合いませんぜ!!!!!と生真面目日本人は、夏休み前にできるだけ前倒しで作業を勧め、お休みも短めに切り上げて戻ってきて、仕事再開でっせー!!!!!!とMacの前に座ったら、


「今、入稿できる原稿が、まだないです。」とお仕事は夏休みに出発した日から、なにも進んでなかったわけで。


もう、みんなに、「ここはイタリアなんだから、8月になんか仕事は動かないよ! 生真面目にバカンス切り上げて、ミカって馬鹿だな。」と言われまくりました。汗


入稿を待つ事、ほぼ2週間の間に、実は急遽、お引っ越しをすることになりまして、9月はガンベロロッソさんからいただいた編集のお仕事とお引っ越しで、青色吐息な日々でございました。


ガンベロロッソはイタリアのミシュラン。ワインやオリーブオイルなど、様々なガイドブックを発行していますが、今年はイタリアワインガイドをイタリアで編集、印刷、製本まですることになったそうで、このお話が私の元に来舞い込んできました。


2015年と16年はどうやら日本の講談社さんで、日本語版の編集、印刷を請け負っていたようですが、そんな大きな、内部にはきっと作業チームもありそうな会社で引き受けていた約1,000ページのガイドブック。

幸いにも翻訳は別の方が担当してくださるので、編集だけですが、一人ってのは結構辛い。


「イタリアで制作すると決めたはいいけど、いざ、日本人デザイナーをイタリアで探すのは、大変だったわ。」


でしょうね・・・・・・・・・・。 


編集デザインの仕事歴は・・・・・もう30年以上。汗 

版下からDTPへ世の中が変わってからは、クォークエクスプレスという編集のソフトを主に使っていましたが、今回はIndesign。

過去にページ数が少ないものを作ったくらいで、あまり慣れていないソフトというのは、ちょっとびびりましたが、内部、外部デザイナーさんたちにもいろいろサポートしていただき、良い経験となりました。


なにせ、個人的にもワインが大好き♥

ガイドの中には大好きなワインの生産者さんや、お友達である生産者さんたちのワイナリー名もあり、日本にイタリアワインをご紹介するお仕事に関われただけでもすごい嬉しいお仕事でした。


2ページ目のクレジットに私の名前も入れてもらい、イタリアに住む、ワイン好きグラフィック・編集デザイナー冥利につきるお仕事でした。








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# by viabellaitalia | 2017-10-06 18:52 | 食いしん坊万歳通り | Comments(0)

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「もしもし? 鉄の丘保健所の獣医です。 救急病院から犬に噛まれる事件があったと通報がありました。噛んだ犬は、ご自分の犬ですか?」


あの・・・・・・自分の犬に噛まれて、通報はしませんって。



金曜日の夜、帰宅途中の坂道を登っていたとき、遠くから「ネローネ!」と男性が叫ぶ声に驚き、え?と思った瞬間に、


がぶっ!!!!


黒い中型犬が飛びついて来て、ひじを噛まれた。



ネローネとカルロは折り合いが悪く、道で出会うとすごい吠え合いになる。


なのに、ネローネの飼い主は、よくリードを外したまま散歩をさせるので、実はこれで4回目である。

噛まれたのは初めてでああるが、1回目は、私が一人で夜道を歩いていたときに、さっとネローネを抱き上げた飼い主さん、ネローネは家族で飼われているらしく、この時は奥さんだったが、「(抱き上げたのは)じゃないと、襲いかかるから。彼、匂いでわかるのよ。」


ネローネの宿敵カルロの匂いがぷんぷんの飼い主である私を、この犬は攻撃するらしいが、奥さんのものいいが、まるで、攻撃される私が悪いような言い方で、ちょっとカチンとは来ていた。


2回目はこの夏の初め、3回目はつい1ヶ月ほど前で、リードなし散歩途中のネローネがカルロととぐろを巻いた喧嘩となった。


幸い、2匹ともけがしなかったし、というかカルロもネローネも雑種だが、闘犬であったフレンチブルドックの血が入っているのはカルロである。

本気の喧嘩になったら、カルロの方が強いはずなので、ネローネに怪我をさせなくって、良かった・・・・とは思っていた。


が、今回、カルロなし、一人で帰宅途中にネローネに襲われたわけで。今回はこの家の息子くんがリードなしお散歩中に起こった事件で、すみませんとは言っていただいたが、さすがにね、4度も重なったら、訴えてない私が馬鹿?と言われました。


カルロがいなくても、匂いがついている人間を襲う、噛む犬をリードなしで散歩させている飼い主のマナーがなっていない。


噛まれた傷は大したことはなかったけど、1年半前にも犬の喧嘩の仲裁に入って噛まれたときも見た目は小さな穴が空いただけで、血もでなかったから大したことないと思っていたら、骨にヒビが入っていたので、一応救急病院に行き、そのまま通報してもらいました。


でもね、イタリアの救急病院ですから、通報する手順を踏むためでもある診察(実際は、ただ見るだけ)の待ち時間がめっちゃ長かった。


ことは夜9時に起こったのですが救急から家に戻ったのは夜中過ぎの2時近く。


深夜になっちゃってタクシーのない町で、女性の一人歩きは危ないと、ご近所さんがわざわざ、そんな時間までつきあってくれました。


救急でずっと待ち状態で、夜ご飯を食べていなかった私のために、診察が終わっての帰宅途中に、ここ鉄の丘で24時間営業のバールの真夜中のクリームコルネットが美味しいからと連れていってくれましたが、甘党の私も、さすがに真夜中2時のクリームコルネット(クロワッサンの形をした菓子パン)は無理で、朝ご飯用のお持ち帰りをいただきました。


翌日は寝不足と緊張と連日の残業と引っ越し作業でゾンビだった私にこのクリームコルネットはカツを入れていただきました。


もう少しでお引っ越し。こんなにいつも優しいご近所さんと遠くなっちゃう(といってもほんの1km)のはちと寂しいです。






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# by viabellaitalia | 2017-09-19 17:02 | Bau Bau Park | Comments(2)

お引っ越し中

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店長家族がお引っ越しを考えている、いや奥様がお引っ越ししたいと騒いでいたのは小耳にしていたが、店長の重い腰が動かなかったバカンス前。

業を煮やして奥様が、さっさとバカンスに旅立った翌日の朝、たまたま賃貸情報を見ていた私が、興味深い物件を発見したので「こんなんありますけど?」とメッセージしてみた。


近い将来、トスカーナにお引っ越しを考えている私は、勉強のために、ここのところちょこちょこお家情報をサーチ中なんである。

ピサは大学があるので、学生に貸す、借りたいという需要と供給があるせいか、ちょっと家賃も家の物価も高いので、その近辺と探すとなかなか素敵なおうちが一杯。

かといって、じゃあ、明日すぐ不動産屋にアポを・・・・と言う訳にもいかないので、気晴らしに、鉄の丘の賃貸情報を見ていた訳で。


店長と奥さんの希望は


おちびちゃん用のお部屋がある。

今の家がそこそこのスペースがあるので、これ以下の小さな家にはものが入りきらない。

かといって家賃は押さえたい。

お庭付き。


この全ての条件を満たしたおうちが、しかも今のお家から車で3分ほどの距離に。


私が想像した以上に店長が興味津々で、不動産屋さんがお休みだったその日は、広告の写真から推定したおうちの所在地まで見に行って、週明けすぐ、不動産屋さんにアポを取り、おうちを見に見に行く事になった。

でも、奥さん、カラブリアですので、代理であたくしが同行 笑


3階建てのおうちは、1階と2、3階とそれぞれ独立した住空間で、それぞれ玄関もあり、中で階段でつながっているけど、そこにもちゃんとドアがついているので、このドアを閉めておけば基本的には2世帯住宅として使えるようになっていた。


「みかくん! ここ社宅にしようよ!」と店長の目がきらーん。


1週間ほど内部であーでもないこーでもないと算段しまして、行けそう????と私とカルロのほそかわ家と店長一家ちぇるぬー○家のVIA BELLA ITALIAミリーの気持ちが固った!・・・・・ら、不動産屋さんも夏のバカンスに旅立つ直前で、話はそのまま9月に持ち越された訳で。



実は、このおうち、広告に出したその朝に私が見つけ、すぐ下見に行ったので、大家さんも、まさかこんなに早く借り手がつくとは、心の準備をしていなかったようで、いざ契約しますぜー!!!となった時点で、ちょっとひるんじゃって、数日無駄に過ぎちゃって、9月も10日過ぎてから家の鍵もらいました。


今日は、もう12日。


果たして、今月中に引っ越し完了できるのか、非常に不安でございます。

なにせね、今回のおうち、壁を好きに塗ってもいいということで、というか大家さん家族が引っ越したまんまで棚などの穴が空いたまんまなので、穴塞ぐならついでに壁も塗っちゃえと。

私のおうちになる1階部分は、大家さんのお気に入りのキッチンだったらしく、すっぽり持って行かれているのでキッチンも買い付けるし、バスルームにはビデがね、ないんです。これも「女の子の最低必需品だろ! ビデがない家の女とは別れる!!!」とアモーレに言われたので、なんとかします。汗



しかも、現在、ごっついお仕事を抱えていて連日残業で週末しかお引っ越しに手がさけない。


猫の手も借りたい・・・・・のですが、カルロは犬なので、当てになりません。








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# by viabellaitalia | 2017-09-12 18:09 | イタリア広場 | Comments(0)